みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.《ネタバレ》 恐ろしいくらいに濃いメンツを取り揃えた、ガチンコなプロレスコメディ。 主に前半、中盤の家庭崩壊の凄まじい重苦しさのなかでの濃いオッサンたちのクソマジメなオタクっぷり、コネタの出しっぷりに笑えたりして、この映画は笑っていいのか真剣に見るべきなのかわからないまま、空テンションが加速していったままへたなどんでん返しもないままクライマックスは最高潮にスコーンと終わってしまいます。 そんな濃すぎて訳がわかんない男臭いギトギト映画。役者陣には文句なし。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-10-07 11:54:40) 6.基本的にプロレス讃歌でしかない内容。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 2点(2007-11-21 17:30:42) 5.こういう映画を撮らせたら、イギリスには一日の長がありますね。我が国の景気も回復基調らしいですけど、もう暫く不景気が続いてくれないと経済だけでなく、映画も英国レベルには回復しそうにありません。不景気も中途半端なら映画も中途半端です。何か有耶無耶なまま話を進めて、勢いだけで終わらせてしまった感じ。「プロレス愛」を持たない人には全く通じないでしょう(その点、「ワイルド・フラワーズ」は本当に良く出来てた)。評価ポイントは、この規模の邦画としては珍しい音楽へのこだわりと、「猪木・ホーガン戦」の古舘伊知郎の実況をオリジナルのまま使用していたこと。それと蒼井優のキャスティングで、映画のグレードがだいぶ上がりました。そんな訳で、田口トモロヲの個人的頑張りに温情の+1点、4点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-03-17 00:02:48) 4.たまたま彼にはプロレスだった、というだけで後は取り分け変わった話でもない。ただそこに姿はなくとも猪木があり、プロレスがあるというだけで見てしまうし「道」を思わず役者と一緒に一緒に斉唱してしまう。在りし日の冬木と元気なハヤブサに免じて大甘採点。 【亜流派 十五郎】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-18 00:08:41) 3.こんな事を言うと大勢の方から怒られてしまうかもしれないけれど、基本的にプロレスとか格闘技が好きな男の人っていうのは「ヘタレ」な人が多い気がする(関根勤さんとか。あ、いや、好きだけど。尊敬してるけど)。というか、男という存在がそもそもヘタレで、それを隠すために肉体を鍛えたり、或いは学問や教養で「武装」するのではないかなー、と観ながら思った。この作品に出てくるプロレスファン(プロレスラーも含めて)は皆不器用で、ちょっと(いや、かなり)オタクがかってて、尚且つ猪木の熱烈な信者、つまり猪木自身が「バカになれ」という意味での「バカ」だ。田口トモロヲ演じる主人公も、妻や娘たちに毅然とした態度(いわゆる、父親らしい父親)で接することができず、ただプロレスファンの集うプロレスバーで現実逃避の日々。しかしそんな父親が「見る前に跳べ」とばかりにプロレス団体に退職金を注ぎ込み、昔からの夢に賭けようとする。今どき「家庭崩壊」とか「弱い父親」というのはありがちなテーマなのかもしれないし、「プロレス」という、ある意味飛び道具的な題材を選んだ時点でウケ狙いという風に取れなくもない。けれど、この作品からはプロレスファンだけでなく、世間にうまく馴染めない、溶け込めない人々に対する愛情で溢れている。何よりダメな父親・夫に呆れながら、また自身も問題を抱えながらも最終的には主人公の支えとなる女性達(妻・娘)の描かれ方が良い。僕も【鉄腕麗人】さんと同じく、プロレスには全くと言って良いほど興味はないけれど、でもでも男(=ヘタレ)なので、クライマックスシーンではちょっと泣けてしまった。ま、単純に「情けないお父さんが頑張る話(『ゲロッパ!』とか)」が好きだってのもあるけど、ね。 【ぐるぐる】さん 7点(2005-03-20 22:33:22) 2.《ネタバレ》 田口さんは熱演してましたね。ストーリーは後半がいまいちでした。別に主役をWカラスの代役(偽者)として登場させなくても良かったのでは?イノキ・アリ状態プリントシャツには笑えた。 【やっぱトラボルタでしょう】さん 5点(2005-02-01 12:54:28) ★1.日本映画きっての“脇役”田口トモロヲが主演のこの映画は、「流石」というべき役者たちの絶妙な演技を楽しめる作品だったと思う。まずやはり、田口トモロヲの驚異的な肉体改造(DVDの特典を見ると更に驚き)と、それに相反して共存するいつもの彼らしい“くたびれ感”が素晴らしい。だいたい「リストラされ人生のどん底からプロレスラーになって這い上がる」なんて役柄は彼しかできない。そして、今作を単なるスポ根にとどめなかったのは、多感な異母姉妹を演じた伊藤歩と蒼井優の存在であろう。彼女たちの混乱と純真の中での掛け合いが、この映画を高めている。まあ何にしても、プロレスに面白味を感じない僕をここまで熱中させたこの映画の熱量はスゴイ。 【鉄腕麗人】さん 7点(2005-01-27 04:13:17)
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