みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.ある程度歴史的な知識のある人には意義のある映画化もしれません。 アメリカ人がこの映画を見た場合には、ある程度細部も理解できるでしょう。 ただし、赤狩りについての知識のない人にとっては、あまりにも内容が深く全体が つかめない映画になってしまうと思われます。 これはアメリカ人のための映画かな・・・と思ってしまいました。 歴史を勉強しようとするきっかけになれば幸いなんでしょうけど。 【トラッキー】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-06-21 21:20:09) ★6.正直、「赤狩り」というアメリカ史上に残る“事件”について明るくないので、いまひとつ詳細を理解しきれなかった部分はあるが、権力による紛れもない“弾圧”に対する力強い“ジャーナリスト魂”に奮える。 「言葉の強さ」なんて言いふらされたことかもしれないが、あらためて、人間にもたらされた最大の武器は、剣でも銃でも爆弾でもなく、“発言の勇気”なんだと思った。 世界に対し自由を謳うアメリカという大国の実情は、闇と愚かさに溢れている。だがそれでも、この国が世界中から愛される理由は、どんなに闇にまみれても、いつの時代もエド・マローのような人間が力強く存在するからだと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-05-27 00:37:55)(良:2票) 5.やたらタバコが煙い。劇中ケントの生CMが入りクレジットにしっかりBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の文字が。シラけるなぁ。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-19 20:35:15) 4.戦後のハリウッド界とは切っても切れない一大事件である「赤狩り」を描いた作品。そこに説教臭さはなく、マローにリンクするように、911以降の「表現の自由」に関する議論に一石を投じた、実にクルーニーらしい洒落た作品。本作でオスカーを逃したことを悔しがっていたのもよくわかる(クルーニーの演技自体も「シリアナ」より良い。)。「絶対的に公平な報道なんてない。」というマローの言葉は、現代の人々にとっても耳が痛いのではないだろうか。アメリカという国は決して「自由の国」ではないことは、誰でもよくわかっている。しかし、それでもアメリカが魅力的に映るのは、それを覆せるだけの力があること。本作からクルーニーのアメリカ、父が関わっていたマスメディア、ハリウッド、それぞれへの敬意が見えてくる。あと、デヴィッド・ストラザーンも素晴らしかった! 【こばやん】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-05-18 23:43:07)(良:1票) 3.《ネタバレ》 ↓同意。この赤狩りのコトをもっと勉強してたら、随分違った印象になったと思います。始めの方でテレビかラジオ放送かもよく判らないし、誰がCBSでどんな役割なのかも判らないしで退屈だった。後半から面白くなってきたが、最終的に焦点が定まりきれず「?」っていう印象で終わったのがとっても残念・・。 【さら】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-05-18 12:01:35) 2.しまった、ある程度当時のことを勉強して行けば良かった、というのが一番の感想。淡々としたムードの中にも男達の心にふつふつと煮えたぎる静かな熱い思いというものが感じられて良かったのに、小難しい話になると「ああ、そうなんだ」と納得して軽く流すことしかできなかったので非常に悔しく思いながら観てました。ただ頭ごなしに娯楽番組を否定するマローさんの演説にはちょっとストレスがたまりました。 【bizen】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-15 21:50:44) 1.《ネタバレ》 この映画の主題である「赤狩り」は、エリアカザン監督のアカデミー賞名誉賞受賞の際にも問題(「赤狩り時代」に仲間を売ったとされ、表彰時にブーイングが浴びせられた)になったが、今なおハリウッドに影を落とす問題である。この映画を通して、その歴史の一端を学ぶことができる点では評価できるかもしれない。 しかし、確かに歴史的に非常に価値ある映像はみせてもらったとは思うが、どうにも物足りなさも覚えた。 この映画では「赤狩り」の首謀者であるマッカーシー上院議員を糾弾するという趣旨は全くないため、比較的客観的・中立的な立場から描かれていると思われる。 そのためか、いまいちエド・マローの内面やその葛藤、苦悩をうかがいしることができなかった。 また、この映画を通して、「表現の自由」とは、「報道の自由」とは、「思想の自由」とは、「国家による思想の弾圧に対するメディアの在り方や我々自身の対応」とは、など色々と考えられるテーマが散りばめられていると思うが、あまりそれらを考える手がかりにはならなかったと思う。 一言でいいあらわせば、映画をみたというより、歴史の勉強をしたというのが正直な感想であった。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-02 21:30:13)
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