みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
523.友人達の話を聞いて、観てはいけない映画にランクインしていたが、先日の深夜放映でついつい、本当についついみてしまい、そして後悔。「わかってもらえないもどかしさ」を感じる作品がとても苦手で、その意味でこれ以上の作品はない。ミュージカルシーンを全て退屈せずにみれるのはすごいことだと思うけど、何の救いにもならないよそれじゃ。。裁判でも沈黙を守るなんてそんな。後生だからっていわれて殺すなんてそんな。暖かさはないのか。純朴な人間はああいう風にしか描かれないのか。助けてくれ。2点というのは本意ではないが、いろんな意味で、”いろんな人に警告したい映画”という文章をとって2点を。 【らいぜん】さん 2点(2004-01-02 23:40:02) 522.《ネタバレ》 ミュージカルの部分が作品の暗い部分を多少カバーしてくれてる感じがした。話的には真っ暗なストーリーで、理不尽なセルマの死を辛く思うけれど。。子供への一心の愛に最後にはセルマに違う意味での希望の光を感じた。ミュージカル部分が凄く強いからミュージカルは絶対だめ!って人には良くないかもしれないけど★個人的にデビッド・モース大好きだけど、こんな役でゲンナリしました★ 【civi】さん 8点(2004-01-01 23:19:28) 521.《ネタバレ》 母親が子供を思う気持ちは、ここまで強いのかと感じた。 感情の動きがなんともリアル。死刑執行前のセルマに感情移入してしまい、恐怖さえ感じた。俳優と監督の才能を感じた一本です。 最初は、なんて暗い映画なんだ、と思ったけれど、 セルマが願った夢が叶うのだから彼女自身は決して不幸じゃなかったのかも知れない。 そういう意味ではハッピーエンドな訳だ。 セルマの空想シーンのミュージカル場面の、あの開放感溢れる雰囲気が好き。 彼女がハッピーなら私は、少なくともこの映画が嫌いではないです。 【chungking】さん 9点(2003-12-29 01:12:20)(良:1票) 520.何の説得力もないストーリーで最後のあのゾッとする場面にたどりつく。かつてないほど後味の悪い映画。見て後悔した。 もっとも、あとでビョークのCD買っちゃったけど。 【駆けてゆく雲】さん 1点(2003-12-26 21:50:54) 519.作品の出来としてはこの点数をつけざるを得ない。しかし、もう二度と観たくない。こんな悲しみややるせなさを何度も何度も味わうのは自分の人生だけで充分だ。 【しゃらら】さん 8点(2003-12-24 15:44:11) 518.いかにもラース・フォン・トリアーらしいドロドロの1品。現実世界を撮る手持ちカメラの映像と,固定カメラ?による妄想ミュージカルシーンを対比させ,現実の不安定さと妄想の強固さを演出する手法が面白い。ストーリーは勝手読みを駆使してセルマがイエス・キリストでビルがユダ,カトリーヌ・ドヌーブがヨハネ?ということで自分の中で決着させた。トリアーがキリスト教の信者かどうか知らないが,「奇跡の海」も相当宗教色の濃い映画だった(ように思える)し,なにより私にとってはセルマの子供云々は客を納得させるためにムリヤリつけたした理由という感が否めなかったから。彼によるキリストの現代的解釈とみれば,セルマが自分勝手なわりに皆に愛されていることと,彼女の過剰な妄想癖と刑死が腑に落ちる。生理的な不快さ満載の映画だけれども,こういうのも映画の魅力のひとつだと思う。ただし,私の知人にはすすめないが。 【veryautumn】さん 6点(2003-12-24 13:02:25) 517.最後のシーンは見ていて辛かった。ややミュージカル部分が長いとおもった。まあミュージカルが別に好きなわけじゃないからかな。 【スミス】さん 9点(2003-12-23 17:34:16) 516.《ネタバレ》 ミュージカルシーンは凄い。感動する。ビョークもイイ。どんな女優も敵わないって思えるくらいイイ。でも酷すぎる…残酷なラストを見せつけるために作られた映画なんだろうな。あ~……鬱。いいからはやくキングダムを完結させろと監督に説教したい気分だ。 【ロビン】さん 6点(2003-12-23 04:13:29) 515.《ネタバレ》 ずーっと観ようか迷っていて、一大決心して観ました。観終わった今、やっぱりかなり重い気分になっています。「どうしてこうなるのぉ~?」という理不尽さ、「なんですべて話して死刑を免れようとしないのぉ~?」という怒りにも似たイライラ。息子を思う気持ちはものすごくわかるけど。どうして子供を産んだのかという問いに「この腕に赤ちゃんを抱きたかったから」というのは泣きました。自分勝手な選択かもしれないけど、女の本能だものね。列車のミュージカルシーンは思わず涙出るくらいよかった。裁判と死刑直前のはどうかと思うけど、ああいう想像の世界がなければ彼女はほんとに不幸すぎる。内容が内容なだけに誰にでも簡単にはすすめられないけど、撮り方も凝っていたりと出来はいいと思います。 【きょうか】さん 6点(2003-12-22 16:47:22) 514.世界観には禿同。しかし映画でこれをいう必要があるのかな?とも思った。デンマークでは映画はそういうものなのかも。日本ではエンタテインメントだけどね。ただ、予備知識ぜろで見た私はしばらく立ち直れなかったっす。 【azuncha03】さん 8点(2003-12-22 14:40:55) 513.まったく意味不明・わけがわからんかった。もう1回見た方がよい??? 【東京50km圏道路地図】さん 0点(2003-12-22 04:47:50) 512.ミュージカルは苦手なんですがこの映画はミュージカルの場面が ないとあまりに哀しすぎる。観終った後にこれほど動揺した映画はありません。 【たま】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-12-16 11:44:31) 511.すごい映画だというのはなんとなくわかります。 でも自分にはこの映画の良さわからなかった。ただだるいだけだった。最後は印象的でなんとも言えない気持ちになってしまいました。観る前は表紙の女が子供に見えたので「これはかわいい女の子の話で感動させる映画か」と思いました。だけど本編が始まったら「なんだおばさんかよ…」とガッカリ…。 あと、「I am Sam 」のようなハンディカメラはグラグラして個人的に嫌いです。映画に入っていけない。 【Syuhei】さん 4点(2003-12-12 19:12:52) 510.現代人の感覚で見るとストーリーがあまりに理不尽なので(あの裁判は当時のアメリカの現実なんでしょうか‥?)、上映終了直後は、差別や死刑に対してものすごい怒りを感じて暗い気持ちになった。しかし「奇跡の海」を見て、この映画自体に嫌悪感を感じたことを改めて認識。セルマの描き方に監督の悪意、悪趣味があるように思う。ただ単に残酷で衝撃的だから印象に残ってしまうだけで、かなりずるい映画だと私は思う。 【ポキプシ】さん 0点(2003-12-12 02:08:36)(良:1票) ★509.あくまでも徹底的な悲劇に私の心は揺らぎっぱなしだった。基本的に悲劇は苦手だし好きではないのだけれど、この映画が描くものはもはや好きとか嫌いとかそういうレベルではない。辛い現実を覆い隠そうとするかのような濃厚な幻想でのダンスシーン。哀しいまでに躍動的に歌い踊るその姿は、誰が何と言おうとも私は「幸福」そのものだと言いたい。幻想であろうと何であろうと、彼女が生きぬいたその様は、「悲劇」さえも越えた深い深い「幸福」だったに違いない。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-12-12 01:34:50)(良:1票) 508.《ネタバレ》 なんか賞を取った。ぐらいの予備知識で見たので、最初はホームビデオみたいな画質と展開の単調さに睡魔が…だけど、ビョークの最初の歌のあたりから惹きつけられ、最後まで一気に見れました。特に、列車のシーンは友人と何度も見直すほど感動しました。最後がキツイので人それぞれだと思いますが、僕はあれでいいと思いました。 【マキーナ】さん 9点(2003-12-11 00:14:23) 507.《ネタバレ》 手持ちビデオカメラ撮りによるドキュメンタリータッチ映像は、セルマに寄り添い、やがて観客をセルマの共犯者状態に。納得のゆかない裁判、不幸を全部背負ってみせるばかりのセルマに「なんであんたはそーなのっ!?」とイライラしつつ、虚構と現実の間を行ったり来たりしていたセルマのそれ、が1つになった時にセルマの人生と映画は終わり。後には取り残されて呆然とする共犯者な観客。これって、セルマの自己完結映画なんじゃないかなぁ。いろんな人が出てきて、セルマは人と繋がっているように思えながら、実際にはそれぞれが思い込みや利己的な思考・言動に終始しているワケで、人と人との繋がりに、ある種の絶望っていうか、諦めみたいなものを感じてしまう私。それは監督の自嘲でも皮肉でもあるよーで、かな~りしたたかなモノを感じます。そんな事を色々考えつつも、最大の問題は、私がこの映画と監督が大っ嫌いだ、って事です。ん~、映画的には8点、個人的には1点なので、間を取って、と。 【あにやん🌈】さん 5点(2003-12-10 21:52:50) 506.ラース・フォン・トリアーがビョークを使って映画を撮るという時点で、あのラストは完全に予定調和。あの変態監督、神経逆なでする映画ばかりでムカつくんだけど、どうしても観てしまう。才能は物凄くある。列車のシーンのカット割りは素晴らしく、鳥肌が立ってしまった。ラストよりずっといい。監督の実際の言葉。「この映画のどこにも愛はない」。母親の無償の愛を描いた映画だ、というのは解釈違いのようです。 そうですね、あれは母親の無償の愛じゃない。セルマの自己満足の物語です。息子を思うどころか、むしろ息子のいる現実から逃げ、自分の世界に酔い、それに殉死した。そういう意味で、セルマは勝ち逃げをしたのです。幸せな人なのです。少なくとも私はそう思った。だから、私は一般的な解釈にかなり違和感を抱いてしまう。分かりますか、そういう訳で、本当にひどい監督なんですよ、この人は。 【ひのと】さん 10点(2003-12-08 20:02:00)(良:4票) 505.とてつもなく、悲しい物語です。個人的に、ミュージカル的な映画は苦手なので、評価が低くなっています。それにしても、悲しい映画だ。 【ぱおーん】さん 6点(2003-12-08 14:30:22) 504.あんたのそういう意固地なところが好かん!真実が分からないと子どもがかえって不幸だろうが!…と不愉快な気持ちに覆われて見ていたが、同時に、それだけ映画に入り込んでいる自分を見つけたのでした。 好きじゃないけど、なかなかの傑作だな。◆この難しいパーソナリティを、ビョークが完全に演じている。ビョーク、ただの歌い手じゃないな。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-12-08 11:51:13)
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