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お熱いのがお好き

Some Like It Hot
1959年【米】 上映時間:120分
ドラマコメディモノクロ映画ヤクザ・マフィアロマンス
[オアツイノガオスキ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(1959-04-29)


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監督ビリー・ワイルダー
キャストマリリン・モンロー(女優)シュガー・ケイン・コワルスキー
ジャック・レモン(男優)ジェリー/ダフネ
トニー・カーティス(男優)ジョー/ジョセフィン/ジュニア
ジョージ・ラフト(男優)スパッツ・コロンボ
ジョー・E・ブラウン(男優)オズグッド・フィールディング3世
パット・オブライエン〔1899年生〕(男優)マリガンFBI捜査官
ネヘミア・パーソフ(男優)リトル・ボナパルト
ジョアン・ショウリー(女優)スイート・シュー
ビリー・グレイ(男優)ポリアコフ
向井真理子シュガー・ケイン・コワルスキー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
愛川欽也ジェリー/ダフネ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中尾隆聖ジェリー/ダフネ(日本語吹き替え版追加録音【WOWOW】)
広川太一郎ジョー/ジョセフィン/ジュニア(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
落合弘治ジョー/ジョセフィン/ジュニア(日本語吹き替え版追加録音【WOWOW】)
大木民夫スパッツ・コロンボ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
広瀬正志スパッツ・コロンボ(日本語吹き替え版追加録音【WOWOW】)
大平透マリガンFBI捜査官(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
雨森雅司リトル・ボナパルト(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
永井一郎チャーリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坊屋三郎オズグッド・フィールディング3世(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
千田光男オズグッド・フィールディング3世(日本語吹き替え版追加録音【WOWOW】)
塩見竜介ビーンストック(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
浦山迅(日本語吹き替え版追加録音【WOWOW】)
脚本I・A・L・ダイアモンド
ビリー・ワイルダー
音楽アドルフ・ドイッチ
作曲ハーバート・ストサート”I wanna be loved by you”
ジェイ・リヴィングストーン"I'm Through with Love"
挿入曲マリリン・モンロー”I wanna be loved by you”/"I'm Through with Love"
撮影チャールズ・ラング〔撮影・1902年生〕
製作ビリー・ワイルダー
I・A・L・ダイアモンド(製作補)
ドーン・ヘリソン(製作補)
配給ユナイテッド・アーチスツ
美術エドワード・G・ボイル(セット装飾)
テッド・ハワース(美術監督)
振付ジャック・コール〔振付〕(ノンクレジット)
衣装オリー=ケリー
編集アーサー・P・シュミット〔編集・1912年生〕
スタントキャリー・ロフティン(ノンクレジット)
あらすじ
失業中のミュージシャン、ジョーとジェリーは、偶然に殺人を目撃し、追っ手から逃れるために、女装して、女性だけのバンドに紛れて列車でマイアミに向かう。ところが、その先でギャングの集会が開かれ、彼らは再びピンチに陥る。ジョーとシュガー、ジェリーと大富豪オスグッドとの”恋”の行方はいかに? なりすましによるシチュエーション・コメディを堪能ください。

オオカミ】さん(2004-04-11)
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【クチコミ・感想】

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127.ジャックレモンのなりきりぶりは秀逸で、オズグッドを受け入れてるところは特に笑えました。細かいことに目を瞑れば笑いありスリルありで凄く楽しめる映画。マリリンモンローの映画は初めて見ましたが、有名な歌と船の中のシーン以外はモンローは印象に残らなかった。 さわきさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-31 18:18:15)

126.冒頭のカーチェイスもこの時代ながら迫力があるのに驚いた。
ジャック・レモンの演技が良い。
サスペンスとコメディの融合はお見事です。 円軌道の幅さん [ビデオ(字幕)] 5点(2010-11-23 20:43:49)

125.《ネタバレ》 マリリン・モンローは勿論素晴らしいのですが、それ以上にジャック・レモン演じるダフネのパートが良い。体カチコチでタンゴを踊るシーンには笑わせられました。序盤、終盤のスラップスティックな展開は極めて普通だったのが少し残念。 民朗さん [地上波(字幕)] 6点(2010-10-26 13:18:56)

124.面白かったけどちょっと途中だれたかなぁ。マリリンモンローのためだけの映画かと思いきや、トニーカーティスとジャック・レモンの独壇場じゃないですか。 Balrogさん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-25 21:44:50)


123.アンジェリーナ・ジョリー、スカーレット・ヨハンソン……、今現在もハリウッドを彩るセクシーな女優たちは沢山いるけれど、“セックスシンボル”という呼称を聞いて、真っ先に思い浮かぶのは、今尚「マリリン・モンロー」だと思う。
彼女の映画をまともに観たことが無かった僕の世代(1981年生)でもそうなのだから、その「存在」自体が”伝説”と呼ぶにふさわしい女優なのだろう。

ただ、“セックスシンボル”というイメージが余りに強く、「女優」としてはいささか“軽薄”な存在として捉えていたことも事実。なので、これまで彼女の出演映画を観ようなんて思ったことは一度も無かった。
今年、「アパートの鍵貸します」「情婦」と、ビリー・ワイルダーの監督作品を立て続けに観ていなければ、この「お熱いのがお好き」という映画も観ることはなかっただろう。

マリリン・モンローという女優名も、「お熱いのがお好き」というタイトル名も、これまで散々耳に入れてきた名称だ。そして、名前だけ知っていて、大体“知ったつもり”になっていた。
非常に、愚かなことだと思う。

ビリー・ワイルダーの映画術と脚本力は流石に卓越している。トニー・カーチスとジャック・レモンのパフォーマンスも素晴らしい。
が、それらを明らかに”二の次”に押しのけてしまう程、マリリン・モンローという女優の圧倒的な存在感に惹き付けられる。

前述の呼称が示すように、確かにセクシーなことはこの上ない。ただそれと同時に、抜群の愛くるしさに溢れている。
彼女はその短い人生の中で、銀幕で、プライベートで、数多くの男を虜にしてきた。
それは“欲情”によるものだとずっと思っていたが、決してそうではないとこの映画を観て思った。
彼女は、男が女を好きになるという「本質」の様々な要素を集約した存在だったのだと思う。

理屈ではなく、“本能的”に好きにならずにはいられない。その「存在」は、間違いなく映画史に残る奇跡だと思わずにはいられない。

と、マリリン・モンローという“シンボル”の存在感に打ちのめされた深まる秋の夜。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-24 01:40:34)(良:2票)

122.マリリン・モンローの色物映画という勝手なイメージを持っていたため、今まで鑑賞していませんでしたが、蓋をあけてみれば、非常に楽しい作品だったのには驚きました。欲をいえばもう少しスピーディに次から次へと笑いを繰り広げてほしかったですが、後半のシンプルなコント的展開が面白く、ラストでうまく締めてくれました。
モンローは存在感がありましたが、それよりは女装コンビに評価点をつけさせていただきます。 午の若丸さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-10 15:06:23)

121.《ネタバレ》 なんと楽しい映画だろう。汽車の中での話はちょっと長く感じたが、後半のたたみかけるような展開は見事。最初はお金に魅かれていたシュガーがそんな事は関係なくこの人が好きだと気づいて、最高のハッピーエンドを見せてくれました。そしてオズグッドの例の一言には思わず手を叩いた。傑作だな~。 リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-10-06 20:36:49)

120.《ネタバレ》 例の地下鉄の通気口の有名なポスター、または「そっくりさん」でしか、マリリン・モンローを観たことがありませんでした。初鑑賞。他のレビュワーさんが言うとおり、セクシーというより、キュートなんですね。あるいは、チャーミングか?いずれにしろ、ものすごい存在感がありましたね。しかし、本作では、その存在感がゆえにか、モンローのシーンで物語が止まってしまいます。歌われなんかしたら、映画そっちのけで、唄ってるモンローに見入ってしまいます。悪く言うと、モンローだけが浮いているようにも見える。モンローのための映画、といわれるゆえんかと思われます。ホント、最後、スケベ親父がみんな持っていったというか、うまくオトしてくれたと思います。 なたねさん [DVD(字幕)] 5点(2010-09-23 14:45:19)

119.《ネタバレ》 マフィア映画を思わせるオープニングから一転してマイアミのリゾートへ・・・
ジャック・レモンとトニー・カーチスの女装とドタバタ喜劇で笑わせてくれます。
モノクロ作品なのは二人の女装がグロテスクに見えないようにという理由があったようだが、モンローはカラーで撮って欲しかったらしく撮影中かなり機嫌が悪かったとか。モンローとラブシーンを演じたカーチスは「ヒットラーとキスするようなもの」と言ったらしい。 きーとんさん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-22 20:43:56)(良:1票)

118.男のコンビと言えばスタローン&カート・ラッセルの「デッドフォール」だけどこっちのトニー・カーティス&ジャック・レモンの方が何百倍も綺麗に見えるのはモノクロのお陰?(笑)まぁ男臭さがないので全然似合ってるし犯罪ものと見せかけて実はドタバタコメディと構成がしっかりしてるので脚本の巧さが素晴らしいし2人を始めマリリン・モンローや脇を固める俳優陣の癖のある役柄が見事に絡まってました。これぞ笑わせてくれるコメディ、最後の最後まで笑っちゃった。 M・R・サイケデリコンさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-06-10 00:20:07)

117.nobody is perfect、ラストのセリフにやられました。面白かったです! HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-05-01 11:06:46)

116.たくさんたくさん笑いました。
モンローはかわいくて、トニーとジャックは最高に面白い。何度見ても笑える、まさに傑作です。 Akiralorさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2010-03-11 16:29:06)

115.《ネタバレ》 面白かったな~。良くできてます。マリリン・モンローが出てる映画を見るのは初めて。想像していたより綺麗でキュートでした。ドタバタしてるけど楽しい映画です。ボートで男だってことを暴露するラストシーンも好きです。 VNTSさん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-10 19:58:24)

114.《ネタバレ》 時代が変わり、笑いのツボが変わり、若い頃に観て大笑いした人が中年になり、年をとって何度見直してもやっぱり楽しいコメディの大傑作だと思います。観る度にこの作品が大好きでたまらない人と10人くらいで集まってお酒でも飲みながらこの映画の楽しさを語り合いたくなりますね。「ジャックとトニーの掛け合いがやっぱ最高でしょ!」「僕はダフネが求婚されて浮かれて踊ってるシーンが一番笑ったなあ!」「ワタシは夜汽車のパーティーが楽しかったなあ!」「俺はマリリンが可愛くて最高だった!」「あの二組のデートの夜も楽しかったんじゃない?」「そうそう!」「分かる、分かる!」なんてね。一晩中でも盛り上がれそうじゃないですか!これはそんな映画だと思います。ダフネさん、ジャック・レモン・ファンの僕にとってはいくら女装して裏声で話してもその笑い方で一発でレモンさんだと見破りますよ!そして永遠のセックスシンボルなんて称されるマリリンですが、僕にとっては本作でもみせてくれるようにやっぱり可愛くてチャーミングなマリリンなのです。あの見事なまでにあっけなく素晴らしいラストまで最高のテンポの良さで楽しませてくれるワイルダーの見事な脚本と語り口。10点満点です。 とらやさん [DVD(字幕)] 10点(2009-06-04 00:09:41)(良:1票)

113.《ネタバレ》 小学四年生のとき、深夜にBSで上映していたのを偶然観たのが思い出深い一本。とにかく笑って笑って、キスシーンでは凄く恥ずかしくなって(大人ってこんなに一杯キスするのかと思った)、ハラハラさせてハッピーエンドで…観賞後の余韻は素晴らしすぎて涙が出るほどだった。驚いたのは、あれから10年経って最近見返してみて、あの時に感じた面白さが全く色褪せていなかったこと。ここまで愛すべきキャラに囲まれた、観ていて楽しくなれる映画はないのではないか。圧倒的な面白さの前には、社会性も芸術性もメッセージ性も敵わないということを思い知らされる一本。Nobody is perfect!! j-hitchさん [地上波(字幕)] 10点(2009-02-11 20:03:35)(良:1票)

112.《ネタバレ》 本当に素晴らしい作品を見ると、この感動を誰かに伝えたくてたまらなくなりますが、この映画はまさにそれでした。20年近く映画を観ているのに、ヘプバーン好きの小生は、恥ずかしながらこれといった理由も無く、彼女の対照に存在していると言われた大スター、マリリン・モンローの作品を1つも観てこなかったのですが、損したなーと痛感しました。

しかしこの作品、面白い反面、不安もありました。自分の身を守る為とはいえ、女装という「嘘」がいきなり発生し、ジョーにいたっては女性キャラだけでなく、ジュニアという石油会社の御曹司にもなります。嘘の先には必ずそれがバレる時が来るし、ギャングから逃げてきた2人は見つかり、再び命を狙われる事になります。作品のテンポも良く、時間を忘れる程夢中になれますが、エンディングに進むにつれそんな不安が脳裏をよぎります。

ところがそんな不安は全ていい方向に裏切られます。女装も御曹司では無かった事も許され、ギャング一味からも逃げ切ります。幸せになって欲しいと願う人物が結果誰1人不幸にならない、これこそ完璧なエンターテインメントです。

主要の俳優陣も完璧。玉の輿願望があるのに純粋で、可愛くもあり妖艶でもあるシュガーを演じるマリリン・モンローが全く鼻につきません。これがもしどこか計算高い女という印象を抱かせていたら、ジュニアが別れを切り出した時、観ている側もどこか複雑な心境でしょうが、この作品では何とか彼女も幸せになって欲しいと願います。だからこそ、ラストで2人がオズグッドのボートに乗り込むシーンで、自転車で追いかけてきた時に胸打たれるのではないでしょうか?船上デートの際は先行くシュガーをジュニアが自転車で追いかけましたが、その逆という演出も粋です。

ジャック・レモンも狂言回しのような存在でしたが、必要不可欠な良き友人で非常に良かったです。シュガーとジュニアのラブシーンと、ダフネとオズグッドの「ラ・クンパルシータ」が交互に挿入されるシーンなんか「これぞ娯楽!」という感じでワクワクしました。

ビリー・ワイルダー監督の無駄のない演出に心から脱帽です。蒔いた伏線を全て観客の願う方法で拾い集めるなんて、非の打ち所がないです。こんな作品に巡り合えて本当に幸せです。心の財産になりました!名作中の名作に敬意と感謝を込めて、文句なしの満点です。 まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(字幕)] 10点(2009-02-11 19:27:46)(良:3票)

111.《ネタバレ》 いくらマリリンに魅力があっても、相手があれじゃ見ていて盛り上がらない。トニーカーティスは損な役回りだったかもしれないけど、レモンに完全に食われてたし、レモンが頑張らないと駄作になりかねない感じだった。一人二役というおいしい設定もあまり生かされてないし、本筋の追いかけっこも最後にとってつけただけ。キャストも含めてまとまりが見られない。昔の加藤茶の様な孤軍奮闘のレモンに+2点。 オニール大佐さん [インターネット(字幕)] 5点(2008-11-05 20:45:26)

110.はい。お好きです。マリリン・モンローの映画の中では一番好きです。 にうさん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-23 03:57:05)

109.ゆかいではあるが、単調でもある。モンローのセクシーさは認めるが、最近のアクトレスの鍛えた完璧な体型を見慣れていると、やや衰えを感じる。 みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-15 17:23:35)

108.まさにモンローのための映画という感じでした。彼女にグッと来るかどうかが分かれ目ですね。でもジャック・レモンは大好きです。 色鉛筆さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-09-07 10:44:21)

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【点数情報】

Review人数 167人
平均点数 7.95点
000.00% line
100.00% line
210.60% line
300.00% line
421.20% line
5127.19% line
61710.18% line
72414.37% line
84225.15% line
93822.75% line
103118.56% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.58点 Review12人
2 ストーリー評価 8.64点 Review14人
3 鑑賞後の後味 9.26点 Review15人
4 音楽評価 8.77点 Review9人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1959年 32回
主演男優賞ジャック・レモン候補(ノミネート) 
監督賞ビリー・ワイルダー候補(ノミネート) 
撮影賞チャールズ・ラング〔撮影・1902年生〕候補(ノミネート)白黒
美術賞(白黒)エドワード・G・ボイル候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞(白黒)オリー=ケリー受賞 
脚色賞ビリー・ワイルダー候補(ノミネート) 
脚色賞I・A・L・ダイアモンド候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1959年 17回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞(コメディ映画賞として)
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)マリリン・モンロー受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジャック・レモン受賞 

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