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未来のミライ

Mirai
2018年【日】 上映時間:98分
SFアドベンチャーファンタジーアニメ
[ミライノミライ]
新規登録(2018-04-25)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(2018-07-20)
公開終了日(2019-01-23)


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監督細田守
演出真田アサミ(上田弁方言指導)
上白石萌歌くんちゃん
黒木華ミライちゃん
本渡楓ミライちゃん(赤ちゃん)
星野源おとうさん
麻生久美子おかあさん
宮崎美子ばあば
役所広司じいじ
福山雅治ひいじいじ(青年)
真田アサミひいばあば
中村正[声優]
玉川砂記子
山像かおり
畠中祐
井上肇
原作細田守
脚本細田守
音楽高木正勝
北原京子(音楽プロデューサー)
作詞山下達郎「ミライのテーマ」/「うたのきしゃ」
作曲山下達郎「ミライのテーマ」/「うたのきしゃ」
編曲山下達郎「ミライのテーマ」/「うたのきしゃ」
主題歌山下達郎「ミライのテーマ」/「うたのきしゃ」
撮影A-1 Pictures(美術撮影)
製作日本テレビ(D.N.ドリームパートナーズ・スタジオ地図LLP共同事業)
KADOKAWA(D.N.ドリームパートナーズ・スタジオ地図LLP共同事業)
スタジオ地図(D.N.ドリームパートナーズ・スタジオ地図LLP共同事業)
東宝(プロモーションパートナーズ)
電通(プロモーションパートナーズ)
読売テレビ(プロモーションパートナーズ)
読売新聞社(プロモーションパートナーズ)
市川南〔製作〕(「未来のミライ」プロモーションパートナーズ)
企画スタジオ地図
プロデューサー川村元気
制作スタジオ地図
マッドハウス(制作協力)
スタジオポノック(制作協力)
配給東宝
作画青山浩行(作画監督)
古屋勝悟(原画)
中鶴勝祥(原画)
田中敦子〔作画〕(原画)
美術上條安里(プロダクションデザイン)
山下高明(画面設計)
高屋法子(ハーモニー)
T2 Studio(仕上げ)
A-1 Pictures(仕上げ)
旭プロダクション(仕上げ)
MAPPA(仕上げ)
シャフト(仕上げ)
衣装伊賀大介
編集西山茂
録音柴崎憲治(音響効果)
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【クチコミ・感想】

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26.《ネタバレ》 監督がご自身の息子の生態と、息子が見た夢に着想を得て作ったんだそうです。それは結構なんですが、この映画が不快に感じられる最大の要因が「小さい子供がいる親が陥る勘違い」にある訳です。俺の友達曰く、子供の泣き声なんて不快でしかなかったのに、自分に子供が出来たら全く逆になったんだそうです。泣き声ですら可愛くて仕方ないんだって。これはうちの母親もそうで、近所から赤ん坊の泣き声が聞こえてくるとわざわざ聞き耳を立てに行くそうな。子供の泣き声というのは人によって正反対の感じ方になるらしい。不快派or愛おしい派。これは当たり前なんです。子供の泣き声ってのはサイレンなんです。危機を遠くに知らせるためには極力癇に障る音の方がいい。一方、そんな不快な音ばかり聞いてたらみんなノイローゼになってしまう。だから心地良く感じる人も出て来るんです。よくネットで論争が起きるじゃないですか。子供の泣き声うるせえ黙らせろって人、またそういう人に対して忍耐が足りないだの文句を言う人…議論したって答えが出る訳がない。気になる人と気にならない人、二種類いなきゃ駄目なんです。子供の泣き声に慣れてしまった親や、気にならない人、あまつさえ愛おしくさえ感じてしまう人は、ストレスに感じている人の気持ちを理解しようとしません。ストレスに感じる奴が悪いおかしいと勘違いしてしまう訳です。しかし残念ながら、うるさいものはうるさいんです。理屈じゃないんです、これは。人として当たり前の生理現象なんです。サイレンなんですから。みんなしてああいい声だなぁ~なんて聞き耳立ててうっとりして居眠りしてるうちに死んじゃったらえらい事です。泣く側もどうにかして気持ちを伝えようと必死なんです。うっとりしてる場合じゃねえだろって子供も思ってるに違いありません。
細田監督がどっち派だかは分からない。うるさいなぁと思ったのか、愛おしいと思ったのか…少なくとも後半に至るまで何十回と子供の泣き声を聞かされて相当のストレスを感じた観客・視聴者が大多数いたはずなんです。細田監督は泣き演技が好きな人で、過去作にもたくさんの泣きシーンが出て来ます。好きなんでしょう多分。でもそろそろ苦手な人が多くいる事に気付いて欲しい。ちょっと多過ぎなんですよ。1作に1回くらいでいいから。ハルヒのアニメにエンドレスエイトってあったでしょう。同じ話を8回繰り返したあの馬鹿企画。劇場映画化で儲けようと企んでテレビ用に作っていたのを転用してしまったので穴が開いた話数をまんまエンドレスエイトで埋めた訳ですが、物には限度があるという事を分かっていないと視聴者にストレスを与えるだけになってしまう。ここはぜひ今後の参考にしていただきたい。
泣き声の話ばかりになってしまったが、他にも母親がやたらと神経質で口が悪かったり、父親の要領が悪かったり、雛人形のだるまさんが転んだ状態のアレもまるで笑えない。見ているこちらがイラつく要素てんこ盛りなのだ。なぜここまで視聴者をイラつかせる事に徹したのか。
もしかしたら意図的に視聴者にストレスを生じさせる事が目的だったのかも知れない。現にラストでああ良かったになる。よく泣いてたくんちゃんもミライも笑って終わる。ガミガミ怒って育児放棄してた母親も、無能の極みみたいな旦那も、笑って終わる。このままだと0点つけるんじゃないかと思って見てた俺も、あのラストで考えが変わったしね。ただね…どんな目論見があろうが、教材ビデオみたいなもんであっても、ちょっと長いよ。50分で纏まる様な話を100分かけて大半不快。育児のための教材ビデオだったんなら最初からそう言ってよ、見ないから。本来興行の目玉であるべき唯一キャッチーなキャラの未来の未来ちゃんがちょっとしか出て来ないし、とんだ肩透かしだ。サービスにパンチラくらいしてくれよ。誰に向けて作られた映画なんだ。これから育児しようっていう若い夫婦?ちょっと限定し過ぎじゃありませんかね…ひぃじいじがカッコ良かったのと、ラスト和んだので、大まけにまけて5点。それくらいは救われた。 にしきのさん [地上波(邦画)] 5点(2019-07-15 02:54:27)(良:3票)

25.なんでタイムスリップするのかもよくわからないまま、エンディングを迎え、消化不良気味。
また、声優に俳優とかアイドルを使うのはやめようよ。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 3点(2019-07-13 22:35:02)

24.何らかの表現したいことがあっての作品だろうと思う。そうでなければ、娯楽として誰向けに作っているか分かりにくい。
いずれにしても、自分は面白いと思えなかった映画。 simpleさん [地上波(邦画)] 4点(2019-07-13 14:24:20)

23.《ネタバレ》 ファンタジーですねー。くんちゃん目線なのでとりとめもない展開でも、まぁついていけたかな。
断片的なトリップも演出が良いせいか楽しめました。
これまで作ってきた作品にも助けられた感は否めませんが、くんちゃんと未来ちゃんに免じて大目にみよう。 ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-06-22 19:31:03)

22.予備知識なしで見ました。まぁ皆が指摘している通りくんちゃんの声があまりにも酷い。
未来ってタイトルに付くぐらいだから、成長するのかと思ったら最後まであの声で違和感が凄い。
まぁなるべく気にしないように意識しないように見ようと思えば思う程気になる(笑)
毎回思うのだが、ジブリといい、もうそろそろアニメ映画に俳優とか使うの辞めませんか。
得に子供役なんてプロの声優でも出来ない人が居るぐらい難しいんじゃないの。
抜擢された女優さんがかえって可哀想。汚点にしかならないからね。

内容もペラッペラ。いかにも大人が妄想した子供像って感じでリアリティ皆無。
場面だけ切り取ればああいうワガママを子供は言う物だと思うが表現方法がね。
怒った時に顔赤くしたり、大粒の涙流してみたり。そういう演出もやり過ぎて寒い。
最初から見るのが本当に苦痛で何度も見るの辞めようかと思った程。
細田監督の作品はサマーウォーズは好きだったのですが、それ以降の作品、
おおかみ子供やバケモノの子など子供と動物に逃げてる感じがどうも好きになれず。
雰囲気に逃げて終わり。今回はもう少しSFチックなのかと思ってただけに残念。
この監督の映画はもう見なくてもいいやって本気で思わせる程酷い内容でした。 デミトリさん [DVD(邦画)] 1点(2019-06-11 16:55:31)(良:1票)

21.《ネタバレ》 1. 絵はきれいで大満足。 2.声に時々違和感を覚える。 3.ストーリーが散らかっているイメージが拭えない。詰め込みすぎてか!? 4.褒めポイント:一晩寝て考えが変わったり、悟ったり、やっぱり頑張る!と勇気が生まれたりするような経験はこのような不思議な体験や夢?のおかげなのではないか。直観、本能っていうのものなんでか知らんけどわかる・・・ってことありませんか?それを少しは語りたかったのかなと、、、スピリチュアルなことではなくて、単純な心理です^^ HRM36さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-05-29 22:59:04)

20.《ネタバレ》 公開時から悪評ばかりで全く見る気がしなかったが、米アカデミー賞ノミネートということで試しに見た。見ればそれほど真に最悪な映画でもなく、主人公の声も変だが慣れた(上白石萌歌さんの今後に期待する)。登場人物がやかましいとか気に障るとか言動が4歳児でないとか顔のデフォルメが極端なのは嫌いだとかいろいろあるが、どんな映画でも(特にアニメは)我慢を強いられる場面というのはあるものだ。主人公の家はそのうち高齢者用にエスカレーターでも設置しなければならなくなるだろうがそれは後の話だ。
物語に関しては、それまで主人公にとって自分が世界の中心だった状態から、周囲の空間的・時間的な広がりの中で自分の位置を捉えるに至った最初の体験という、いわば世界認識の転換(コペルニクス的転回のようなもの)が描かれているのかと思ったが、最後の庭の木の話からすると生命の連鎖のようなものがテーマだったということか。しかしどういう意味にしても、それを誰に見せようとしているのかはわからない。幼児が当事者意識をもってこれを見るはずはないので、要は親も子に育てられる面がある、といったようなことなどを含めて子育て世代そのほか思い当たる人々の共感を得たいという話なのか。何にせよ自分としては対象層から外れているので特に愛着を覚えるようなものではなかった。

なお主人公の行き先で少し注目したのは戦後すぐの横浜市磯子区(※)で、考証的にはどうかわからないがこういう景観だったのだろうなとは思った。世間の評判通り曽祖父は格好よすぎだ(「おら」というのが微妙な方言だ)。ちなみに復員輸送艦になっていた第九号輸送艦と航空母艦鳳翔が映っており、その鳳翔の解体が始まった昭和21年8月末までの間のことだったと思われる。
また未来の東京駅は結構好きだ。外国語表示の言語数が増えている(北東アジアばかりでない)のは好ましいことだが、ただし繁体字が見えなかったのは不穏なものを感じる。遺失物係は劇団イヌカレーかと思った。ケモノ新幹線に関しては、外皮の手触りを確かめてみる場面がなかったのが残念だ(モフモフかゴワゴワか)。
※東京駅のアナウンスでは「いそいそ区」とか言っていた。 かっぱ堰さん [インターネット(邦画)] 5点(2019-04-20 14:58:41)(良:1票)

19.《ネタバレ》 子供の夢は心のように不条理
なにやら国内と国外で極端に評価が分かれているので、大人の…いや、オタクの汚い好奇心に駆られて視聴。
ネット上で文句の一端を見ていたが本作を見てちょい納得。たしかに整合性は無いし、かなり唐突な展開には理由も語られない。ただ主人公くんちゃんが両親から貰ってきた愛を全て掻っ攫って行く妹の出現から不思議な事が起こりまくる。
でも、なかなか面白い作りをしている。はっきり行って展開は不条理の極み。その理由も仕掛けも本編では語られない。夢の中のような世界で両親の過去や未来行き来したり、人物がやってきたりもする。しかも現実とリンクしているファンタジーだったりもする。

まぁくんちゃんがそれらの世界を言ったり出会って行く事によって精神的に成長する…というにはまだ幼すぎる気もするのでちょっと無理があるようにも思える。まぁ大人は覚えていないだけで実はこういう経験をしていたのではという想像もできます。それと自転車を補助輪無しで乗れちゃうのもかなり早すぎる気がしますね。
ちなみに東京駅で両親の名前を言えなかったのは覚えていないというよりは、あの悪夢のような世界では思い出せなかったという方が正しいのかなぁと考えたり…やっぱり引っかかるシーンはたっぷりあります。

そんなストーリーとは反面アニメーションは美しく仕上っている。というか映像を見せたいがためにくんちゃんが様々な世界に行くと言ってもいいくらい映像重視だ。ここに挿入歌をぶち込めばMVの如しだ。どちらかというと今回はお話より映像で勝負するような作品だったのだろうと思います。東京駅のシーンは見応えがあります。

まぁ不条理と不思議で思った以上にファンタジーな作品なので深い事はあまり考えない方が良さそう…ですが、アンバランス感は否めないので気になる人の意見もわかる…難しい。
それとテーマの薄っぺらさはもうシンプルにそれで行くぞって事なんでしょうかな。
ちなみにくんちゃんのわがままっぷりが凄いですが、自分にも思い当たる節があるのであまり悪く言えないのがなんともかんとも…。
本作は子供向けにしてはおとなしいくらい小規模で、僕としては一筋縄では行かない作品でした。
うーん難しい…。
えすえふさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2019-02-26 14:55:09)(良:2票)

18.《ネタバレ》 作品の出来うんぬんの前に主人公であるくんちゃんの声が、あまりにもアダルトすぎて、終始キモイ感じを拭えませんでした。調べてみたら上白石萌歌という今売り出し中の女優さんで、声優はこれが初だそうで、なるほど、そういうことかと合点がいった。

エンターテイメントな誰もが楽しめる作品を作ってきた監督って、どうして大概が、芸術性にこだわった、この作品理解できるか、的なモノを作りたがるんだろう。そりゃあ自分のために作りたい気持ちも分からんでもない。でもね、その作品が芸術作品として納得のいくものになっていれば問題ないけれど、そうじゃない方が多いのまた事実。

で、この作品ですが、正直言って、4歳児のわがままな男の子が自分勝手に妄想し、自分勝手に最終的に納得がいくって、へ!?ですよ。もし仮にあれが妄想じゃなく実際にくんちゃんに起きたこととしてもだ、あそこまでわがままだった子がたったあれだけのエピソードでそうも簡単に変われるもんかな~?私のようなひねくれ者では、この作品に感動できないんですかね?

それと芸術的作品を目指して(正直分からないが)いるのなら、有名・人気俳優や歌手の起用は控えたほうが良い。なんかそういうとこに安易さを感じもしちゃうんですよ。山下達郎の曲は好きだけども、エンディングで流れ出したとたん、テレビちっくな印象になっちゃう。「映画音楽」ていうジャンルをもっと大切にして欲しいです。 Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 3点(2019-02-23 22:00:16)

17.米アカデミー賞ノミネートということで、ちょっと期待してみすぎました。
まあ、正直、山もなければ谷もない。空想の世界を永遠と見せられるので、これで終わり?という感じ。
サマーウォーズとか好きだっただけにちょっとがっかりです。
家族四人で見た感想。
6歳の子「ふつう」
9歳の子「これで賞取れるれべるではない」
妻「子供を怒る母親の姿が、耳が痛い」
私「くんちゃんの声がとても小さい子に聞こえず、そこばかりがきになる」
という感じです。
この作品が劇場公開時、これを見るかインクレディブルファミリーを見に行くか悩んで、
インクレディブルを選んだのですが、インクレディブルファミリーを選んでよかった。という結論です。
次回作に期待 シネマファン55号さん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2019-02-13 14:04:52)(笑:1票)

16.《ネタバレ》 世で評価されているほど、面白いとは思わないが、少年の成長物語SFとして悪くない感じ。
ただ、タイトルとか予告編とかがイメージさせるほど、ミライちゃんと長く絡まないので、肩すかし感も拭えない。
二つだけ気になってしょうがないんだけど、ユッコという犬はメスだったのか?また、同時に存在できない縛りはなし崩し? Tolbieさん [DVD(邦画)] 7点(2019-02-11 16:09:32)

15.《ネタバレ》 酷評を聞いていたので、覚悟して 鑑賞..う~ん、この映画は、観ている人に、何を訴えようとしているんだろう..観ていて その疑問しか浮かばなかった.. 監督は、どこを目指しているんだろう..誰に観てほしいんだろう..そこが、まったく見えてこない..わがままな こども? それとも、子育てをしている 親? 支離滅裂な物語で、何も伝わってこない..映画として、とても残念な出来.. まず気になるのは、くんちゃんの 大人すぎる声、幼稚園児があんなに滑舌よく、むずかしい言葉を使って会話するか? 同じ年頃で言えば、ポニョの宗介と一緒でしょ?..次に なぜ未来の人がやってきて、なぜくんちゃんは過去や未来にいくの? 物語としての脈絡がよく分からない..傍から見てると、今までに無い斬新な物語 創ったでしょ~ 未来から妹がやってきて、主人公が過去や未来を行き来して成長するんだ~ どう? 面白いでしょう~ としか受け取れない..そこしか見えないし、中身に共感も感動もしない、陳腐で浅いエピソード、あまりにも稚拙な物語.. 細田監督、もうみんな気づいてるよ! あなたに才能がないことを..もう映画を創らないほうがいい..創るなら、あなたが脚本を書かないほうがいい..そもそも 次ぎがあるのかな... コナンが一番さん [DVD(邦画)] 3点(2019-01-27 13:07:40)(良:1票)

14.《ネタバレ》 自分は「サマウォ」「おおかみこども」大絶賛の細田監督ファンだけど、前作の「バケモノ」から何だか様子がおかしい。

今作の大きな欠点は主人公である4歳の「くんちゃん」の歪さだと思う。
明らかに子供の声に聞こえない声優の演技もそうだし、シーンによって妙に大人びてたり、動じない姿に違和感がある。
ストーリーは全体的に「くんちゃんの夢の世界」という感じで展開に取り留めがなく話に集中できない。
「ミライちゃん」は設定もキャラクターも魅力的だったのだが、思ったより出番が少なかったのが残念だった。

前作の王道路線の「バケモノ」から方向転換して作家性が強く出たオリジナリティのある設定の映画なのだけど
正直、どの年齢層に向けてどういう感動を得てほしいのか、よく分からない映画になってしまったなというのが正直な感想。
シーンによってはなんとなく伝わってくるものはあるが。 Nigさん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 4点(2019-01-24 06:34:18)(良:1票)

13.《ネタバレ》 海外の批評家からは好評、国内では不評が少なくなかったそうだが・・・これは已む無しだろう。それだけ海外勢が真意を理解しているとも言えるが。誰に向けられて作られたのか分からないし、流石に監督のファンでも今後距離を置くのではないか。"作家性が強い"と言えば聞こえは良いが、同じ家族を描いたアルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』ですら観る者の本能と感情を強く揺さぶるのに本作にはそれがない。作品のテーマに中身がついていっていない。ひたすら監督の狭い世界で完結し、シンプルなテーマをひたすら捏ね繰り回して難解にさせている無責任さがある。宮崎駿同様、裸の王様状態だ。なぜこうなったのか世界観を放り投げたまま、上から目線で家族がどうとかクドクド語られたらむしろ拒否反応しかない。四歳児のワガママにひたすら付き合わされるのもほどほどにしてもらいたい。アカデミー賞を始めとする海外の映画賞では候補で終わるだろうが、国内では海外で評価されてる&日テレ主催&細田ブランドで忖度同然の受賞は目に見えている。これより優れたその年の長編アニメがいくつもあるのに。 Cinecdockeさん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2019-01-22 22:56:49)(良:1票)

12.細田守監督は作品を追うごとに、おもしろくなくなっている。時をかける少女とサマーウォーズはすごく良かったのだが。。。
本作品は誰をメインターゲットにしてるのか分からない。子育ての苦労が多くの場面で描かれていて子ども向けではないだろうし、大人が鑑賞するには話の展開が稚拙すぎる。最後の方に出てくる作品のテーマも取ってつけたような感じ。
福山雅治が演じる曾祖父のカッコ良さが唯一の救い。 アクアマリンさん [試写会(邦画)] 3点(2018-12-23 19:45:12)

11.細田守のシリーズがあわないのか、序盤から中盤にかけての家族構成や妹が産まれて家にきたまでの話が冗長で退屈してしまった。ようやく未来のミライに会ったところからストーリーに感情移入できるようになった。同時期公開のミスターインクレディブルと比べてしまい、とても作りが幼く感じたし、奥深いテーマでもないので、大人も鑑賞できる作品としてではなく、子供のお付き合いで見るような作品です。 虎ノ門虎之介さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2018-09-16 11:42:52)

10.8歳の娘と鑑賞。子供ができたばかりの時期は大変ですよね。いろいろ思い出してしまいました。序盤、微妙なエピソードもあり話の方向が見えなくて大丈夫かと思いましたが、最後ははらはらできました。早くお姉さんになった自分の娘ちゃんに会いたいと思いましたが、小学生の娘ちゃんに会えるのもあとほんのしばらくだなぁとも思われてさみしい気持ちになりました。 よしふみさん [映画館(邦画)] 8点(2018-08-12 20:56:22)(良:1票)

9.《ネタバレ》 現実と仮想世界をつなぐファンタジードラマ。細田守ワールドは今作も健在。妹の未来ちゃんが好きくない(?)ワガママくんちゃん。嫉妬と被害妄想から、妹をイジリ倒しちゃったボク。共同作業でお雛さんなおしたり、根性見せてチャリンコ乗れるようになって、ちょっとは成長したんかな。未来から未来ちゃんが来たコトや、じいじやお母ちゃんがいる過去へ行ったコトはよく意味が分からないけれど、それなりに楽しめたんだよ。低すぎる評価に反して、ハートウォーミング効果はありました。意外にも良作。 獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 7点(2018-08-12 03:52:07)


8.子どもが育つということは、ただその事実のみであまりにもドラマティックだ。
それは、どんな形であれ、子どもを育てた経験がある人、もしくはその真っ最中の人ならば尚の事、身に沁みて感じることだろう。
ただ、そのドラマは普遍的であるからこそ、映画表現としてそのまま描くばかりでは、退屈なものになってしまうことは避けられない。今作の序盤はまさにそんな感じだった。

「あ、やっちまったか?」と、序盤から中盤、いや終盤近くまで正直思った。
個人的に、細田守監督の前作「バケモノの子」の満足度が、それまでの過去作と比較すると随分と下回っていたこともあり、今作については鑑賞前の危惧が大いにあった。
予告編等のインフォメーションを見ても、今ひとつ「面白そう」だとは思えなかった。タイトルやキャラクターの台詞から、なんとなくありきたりなストーリーラインを思い浮かべてしまっていたのだと思う。
そんな思いの中で展開されたものが、想像以上に間延びした幼児の成長譚だったものだから、「危惧が的中したのだ」と意気消沈してしまったことは否定できない。

しかし、だ。この作品は、終盤にある種「異様」とも言える転じ方を見せる。
即ち、退屈と困惑からの、カオスとエモーション。
アニメーションは秀麗ではあるけれど間延びし、ありのままの幼児像に少なからずの不快感すら覚え始めていたそれまでのストーリーテリングが、時空と概念を超えて“ファミリー・ツリー”として集約され、眼の前がぱっと明るくなり何かしらが覚醒したような感覚に包み込まれる。
気がつけば、抱えていたはずのフラストレーションは霧散し、特異な充足感を感じていた。

冒頭から山下達郎の爽やかなテーマソングが流れ、いかにもなファミリームービー的な導入で始まる映画ではあったが、今作は決して万人受けするアニメ映画ではないだろう。少なくとも、大いに困惑し、最終的に腑に落ちない点も多々あると思う。
しかし、この映画が語るものが「家族」であることはやはり間違いなく、その主題を“根幹”に据え、「子が育ち、命を継いでいくこと」の意味と価値を示したこのいびつなアニメ映画は、結局のところこの季節に相応しい。
やっぱり、細田守のアニメーションは、夏がよく似合うと思える。

我が家の娘と息子も、笑いながら、泣きながら、文字通りすくすくと成長している。
その日々が、「未来」につながり、ファミリー・ツリーの枝葉を伸ばしていくのだと思うと、胸を熱くせずにはいられない。
うちも庭先に何か木を植えようか、と思うのだ。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2018-08-03 23:36:18)(良:1票)

7.《ネタバレ》 くんちゃんが兎に角うるさいし、わがまま過ぎ。父親頼りなさすぎ。母親超感じ悪い(子供時代もきらい)。犬かわいくない。初めから最後までこの家族が好きになれなかった。というより、この家族が嫌い。
映画鑑賞中、自分は一体何を見せられているのだろう? この監督の私生活に一体何が起きたのだろう? アニメーターの人たちはこの仕事は燃えなかったんじゃないのか? とか色々考えてしまった。サマーウォーズはとても好きな作品だが、そのあとの2作品の方が興行収入は良かったことがこの監督に勘違いをさせたのかもしれない。。。「おおかみ」も「バケモノ」も自分はまったく面白いと思わなかったので、本作品には期待したのだが、過去最低とはがっかり。 リニアさん [映画館(邦画)] 2点(2018-07-23 11:36:08)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 4.46点
000.00% line
124.35% line
236.52% line
31021.74% line
41226.09% line
5919.57% line
624.35% line
736.52% line
848.70% line
912.17% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 4.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.25点 Review4人
4 音楽評価 4.00点 Review4人
5 感泣評価 2.00点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2018年 91回
長編アニメーション賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2018年 76回
アニメ映画賞 候補(ノミネート) 

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