みんなのシネマレビュー

パラサイト 半地下の家族

Parasite
(기생충)
2019年【韓】 上映時間:133分
ドラマホラーサスペンスコメディ
[パラサイトハンチカノカゾク]
新規登録(2019-09-08)【LOIS】さん
タイトル情報更新(2024-09-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2020-01-10)
公開終了日(2020-07-22)


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監督ポン・ジュノ
キャストソン・ガンホ(男優)キム・ギテク
チョ・ヨジョン(女優)パク・ヨンギョ
パク・ソダム(女優)キム・ギジョン
山路和弘キム・ギテク(日本語吹き替え版【ソフト/日本テレビ】)
折笠富美子パク・ヨンギョ(日本語吹き替え版【ソフト】)
恒松あゆみパク・ヨンギョ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
神木隆之介キム・ギウ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
内山昂輝キム・ギウ(日本語吹き替え版【BSテレビ東京】)
東地宏樹(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
早見沙織(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小林由美子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
花輪英司(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
脚本ポン・ジュノ
配給ビターズ・エンド
字幕翻訳根本理恵
あらすじ
定職にも就かず楽天的な父とそんな夫に当たり散らす母。能力はあるものの思うように学校に入れずにいる長男と長女。一家は半地下の住宅で貧しい生活を送っていた。そんなある日、長男に舞い込んだ思いがけない好機。一家は人並みの生活を望むが余り、とある富裕層の一家に取り入ることに成功する。そして、相反する二つの家族が複雑に交差した時、思いもしない事態が起きてしまい…。カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルムドールを受賞、アカデミー賞でも外国語映画として史上初となる作品賞を始め監督賞、脚本賞、外国語映画賞を受賞するなど数々の映画賞を受賞した韓国の奇才ポン・ジュノ監督によるコメディ風味のサスペンス。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2022-11-12)
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【クチコミ・感想】

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11.《ネタバレ》 いや、面白いよ。面白いんだけど。映画のハラハラ感やスリル、映像はきれいで完璧だとおもいました。奥様が美しすぎて、心底みとれました。ただね。胸糞悪すぎる。社長たちだって遊んでるわけじゃない、努力して仕事してるわけじゃないですか。それをあんなふうに逆恨みされてもねえ。半地下家族に魅力がなさすぎて、感情移入ができないのはもちろん、嫌悪感さえ芽生えた。
トラウマ抱えていたあの男の子はどうなんのよ。ちょっとあほな美人奥様は?ほんとうにあの運転手やってた父親には嫌悪しかありません。一丁前にモールス信号で手紙とか書くなよ。人殺しは人殺しです。しかも、雇ってもらってたくせに。この映画って、犯罪者に感情移入するべきなのか、ああいう人たちはやばい思考になってるよっていう注意喚起なのか、どちらなのかね。とりあえず怒りを感じました。半地下に住んでるのはお前のせいやん(運転手)みんな五体満足なんだからまじめに働きなさいよ。兄妹は美人だしイケメンだし頑張りなさいよ。奥さんは元オリンピック 選手ならあの人は今てきな番組にでもでてプライド捨てて稼ぎなさいよ。結局他人に寄生するばかりで自分でどうにかしようとしない。あと、ラストで息子がふつーに金持ちなって自宅買うみたいな妄想いりません。最後までパラサイトしてください。 ギニュー隊長★さん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-22 23:39:40)(良:1票)

10.《ネタバレ》 たぶんスラップスティックコメディなんだと思いますが、笑えない。くすぐりどころはわかるんだけど、笑っていいのかわからない感じ。庭での誕生日のシーンも、あそこにとんでもないものをぶつけたくなる気持ちは分かるが、予定調和でもある。ただ、終幕近く。通常届くとは思えないメッセージを息子に託す父と、息子の決意。こんなとんでもない家族はきっと仲間割れするか、実は擬似家族なんだろうと思いながら見てましたが、最後まで揺るぎなく崩れない家族の信頼関係。そこが物語の核だとは思いませんが、ああ、いいなと思いました。 なたねさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-20 16:20:45)(良:1票)

9.《ネタバレ》 某ラジオ番組でDJが絶賛していました。あまり映画を観ない人は圧倒されるでしょうけど、私はいつもながらの韓流節に感じました。
まあとにかく巧いもんです。社会の格差を描くにしても、こんな風に毒と笑いにまぶした作品を他に知りません。前段のコメディタッチから一転、企みがバレてにっちもさっちも行かなくなり、状況はどんどん煮詰まってゆく。この「ヤバい感」を煽る技は天下一品。演出としての土砂降りと水害(ただし下層部の住民に限る)も精神的な追い詰め剤として一役買っており、翌日に涼しい顔で子供の誕生会なんぞを催そうというセレブ奥様への反感も増すことになるのです。
上流層とそうでない者との間の超えられない壁を「匂い」で表したのも鋭いなあと思いました。たしかに体に沁みついた生活臭は、いくら服装や経歴といった表層を繕っても消し去ることは難しい。よその家の匂いが気になるように。
クライマックスの「持たざる者の怨念炸裂」は意外でした。あまりに高い前評判を聞いていたので、もっとnot韓流な展開になるかと期待したのですが。これではまんま韓国映画テイスト。毎度のことながら死人を出さなきゃならんかなあ。ちょっと安くなっちゃうんだよなあ。
破綻不可避と思われた家族の計画が、どうにかしてそこそこ上手く着地しました、という方が意外だし観てみたかったです。 tottokoさん [映画館(字幕)] 7点(2020-01-16 18:35:55)

8.《ネタバレ》  韓国映画は久々に観たのですが、数年前と比べて、とてつもなく洗練されて極めて完成度の高い作品となってました。
 以前よくあった、泥臭さやグロテスクさも、うまいことするりと見せるなあと感心しきり。

 雨の場面が、わりと日本的に、シャレにならなくてえげつなかった。
 あいかわらずエンタメに社会性を組み込むのがうまい。

 ネットに情報が上がってますが、作中に出てくる韓国の社会的状況とか風物が分かってると、より一層理解が進む感じですね。

 話の仕掛けは、すごい! なるほどー!!! と、かなり衝撃的で面白いんですけど、これ系の先行作はいくつかあるなと思って、技巧的には完璧だけど、ちょっとこう、美しさが足らんかなあ、と感じました。

 あと、「インディアン」ってどうなのか。

 そんなところです。 simさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-16 01:28:57)


7.《ネタバレ》 金持ち家族に「寄生」することで、束の間の“優越感”を得た半地下の家族たちは、今までスルーしてきた家の前で立ち小便をする酔っ払いを、下賤の者として認識し、“水”をかけて追っ払う。
その様をスマートフォンのスローモーションカメラで撮りながら、軽薄な愉悦に浸ってしまった時点で、彼らの「運命」は定まってしまったのかもしれない。

世界中に蔓延する貧富の差、そして生じる「格差社会」。世界の根幹を揺るがす社会問題の一つとして、無論それを看過することはできないし、自分自身他人事じゃあない。
ただし、この映画は、そういった社会問題そのものをある意味での「悪役」に据えた通り一遍な作品では決してない。
確かに、“上流”と“下流”、そして更に“最下層”の家族の様を描いた映画ではあったけれど、そこに映し出されたものは、富む者と貧しい者、それぞれにおける人間一人ひとりの、愚かで、滑稽で、忌々しい「性質」の問題だったように感じた。

どれだけ苦労しても報われず、働いても働いても豊かになるどころか、貧富の差は広がるばかりのこの社会は、確かにどうかしている。
でも、自分自身の不遇を「社会のせいだ」「不運だ」と開き直り、思考停止してしまった時点で、それ以上の展望が開けるわけがないこともまた確かなことだろう。

そう、どんなにこの社会の仕組みがイカれていたとしても、どんなに金持ちが傲慢で醜かったとしても、この主人公家族の未来を潰えさせてしまったのは、他ならぬ彼ら自身だった。と、僕は思う。

千載一遇の機会を得た半地下の家族たちは、能力と思考をフル回転して、或る「計画」を立て、実行する。そしてそれは見事に成功しかけたように見える。
しかし、彼らの「計画」はあくまでも退廃的な“偽り”の上に存在するものであり、「無計画」の中の虚しい享楽に過ぎなかった。

“無計画な計画”は、必然的に、笑うしか無いスピード感でガラガラと音を立てて崩壊し、大量の濁流によって問答無用に押し流される。
そして同時に、己をも含めたこの世界のあまりにも残酷で虚無的な現実を突き付けられて、父子は只々愕然とする。

本当に裕福な者たちは、自らが“上流”に居ること自体の意識がない。
“下流”に住む貧しい者たちの存在などその認識から既に薄く、蔑んでいることすら無意識だ。
“臭い”に対して過敏に反応はするものの、その正体が何なのかは知りもしないし、知ろうともしない。
勿論、大量の“水”で、押し流していることに対しての優越感も、罪悪感も、感じるわけがない。その事実すら知らないのだから。

なんという「戦慄」だろうか。
そのシークエンスの時点で、観客として言葉を失っていたのだが、もはや「世界最高峰」の映画人の一人である韓国人監督は“水流”を緩めない。

「惨劇」の果てに、計画どころか「家族」そのものが崩壊し、消失してしまった父と息子は、それぞれに、「無計画」であり得ない逃避と、あり得ない希望に満ち溢れた「計画」を立てる。
すべてを失った者たちが、それでも生き抜く力強さを表現している“ように見える”描写を、この映画は、最後の最後、最も容赦なく押し流す。
父親が言ったとおり、「計画」は決して思い通りにはいかない。父と息子は、地下と半地下でその短い命を埋没させていくのだろう。

完璧に面白く、完璧に怖く、完璧におぞましい。だからこそこの映画は、完膚なきまでに救いがない。
とどのつまり、このとんでもない映画が描き出したものは、「格差社会」などという社会問題の表層的な言い回しではなく、その裏にびっしりと巣食う際限ない人間の「欲望」と「優越感」が生み出す“闇”そのものだった。


世界中に蔓延するこの“闇”に対して“光”は存在し得るのだろうか。

金持ち家族の幼い息子がいち早く感じ取った“臭い”。
彼はその“臭い”に対して、どういう感情を抱いていたのだろうか。
“トランシーバー”を買ってもらうことで自らの家族と距離を取ろうとした彼の深層心理に存在したものは何だったのか。

このクソみたいな世界の住人の一人として、せめて、そこには一抹の希望を見出したい。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 10点(2020-01-15 21:59:02)(良:2票)

6.《ネタバレ》 "臭いの視覚化"。
これが上流と下流の分断を象徴する。

いくら賢くて努力をして、金持ち一家に取り入ったとしても、永遠に彼らとの距離が縮まることがない。
身なりを整えても洗い落せない臭いが、存在しない"地下の住人"が加わって浮上し、寄生一家の計画は破綻していく。
地上と半地下、そして中盤からの地下を含め、3つの家族が3つの階層で構成されるが、
高台の家族からしたら、下の存在には無関心も同然。
悪意はないにしろ、レトルトのジャージャー麺でさえ作らせるくせに
高台から下へ流れていくスラムの大雨被害なんてどうでも良いのだ。

災害も被災者もいなかったことにされるパーティーで貶められた者たちによるサイコホラーさながらの惨劇。
計画を成功させるには役に徹し切るしかないが、生きていくことで手一杯な寄生一家の父親には、
理想だったはずの世界における妬みに思考が耐えられなかったのだろう。

自ら地下に堕ちた彼を、息子は救い出す計画を立てる。
希望であり、明るい未来として挑む正攻法ではどう足掻いても打ち砕かれる余裕のなさと諦観が雪と共に埋もれていく。
こうならないためにさらに高い壁を築いてAIでも雇って排除するのか。
もはや自分達が良ければそれでいい、見返りのない面倒臭いことをする意味の無さが、
無意識に蔓延していく恐怖をポン・ジュノは警告する。

【6/12追記】モノクロ版鑑賞。
白黒の鮮明なコントラストで、持つ者と持たざる者の格差を際立たせ、醒めない悪夢をより強調させていた。
色彩による情報が排され物語への没入感が深くなり、カラー版に比べてスッキリ見易くなった印象。
なのに色が見えてくるのだから不思議。
同じ映画なのに、別の映画を見ているような貴重な体験だった。 Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 9点(2020-01-13 21:17:05)(良:1票)

5.前評判の高さにハードルを上げてしまいました。見始めてすぐ「はいはい。このパターンね。」と誰もが想像するでしょうね。やがて「あれ?」と角度が変わったストーリーに混乱します。飽きずに楽しめる面白い映画ですが、韓国社会の問題点云々とは違う様に思います。社会性のある映画ではなくフィクションとして普通に楽しめる映画だと思います。 東京ロッキーさん [映画館(字幕)] 7点(2020-01-12 18:25:25)

4.《ネタバレ》 史上最悪とも言われる日韓関係の中にあっても傑作があると聞くと気になって仕方ない。それが韓国産であろうとも…(別段、ポン・ジュノ監督のファンというわけではない)。というわけでちょっくら鑑賞。一言で、やはり面白かった。しかし、思っていた感じとは結構違って驚きもあった。割とコミカルだし、寄生が完了した後はドタバタもしてる。パルムドール=静かな作品というイメージがあったから、こういう作風でも行けちゃうんだなって…。取っつき易く、観る者を楽しませることを忘れない作り。それでいて最後に残る感情はこの映画の凄さを証明する。確かにキム一家は悪いことしてきたし、金持ちパク夫妻にムカッとしたのも事実だ(子供たちは最後まで純粋でいてくれてホッ)。だけどあの惨劇を目の当たりにして、因果応報!などと喜べるはずもない。どうしてこんな事になっちゃったんだ…。そんな虚しさが支配する。最悪の事態を招く前に考える必要がありそうだ。そういう段階に来ているとも思う。 リーム555さん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-12 01:34:44)

3.《ネタバレ》 もともと、犯罪を生業とするような家族だったのね。半地下の家族が苦しい貧乏生活のなかで、悩み悩んだあげくに、こういった犯罪行為に染まっていく物語、と勝手に思っていたので、楽しそうに金持ち一家に "寄生" していく様子を、半ば呆気に取られて観ておりました。前半の展開は (不謹慎な) 笑いを交えたコメディタッチ、でも後半は展開が激変して、期待通りのポン・ジュノ節が楽しめます。秘密の地下室に住む男とか、白昼の惨劇などはとにかく正気の沙汰じゃなくて、いかにもポン・ジュノらしい。そして、「殺人の追憶」や「母なる証明」あたりの重苦しい雰囲気はなくて、作りとしては血みどろのブラックコメディ。何となくですが、初期の園子温監督を思い出しました。映画全体としては、とにかく階段や坂が登場します。古今東西に映画においては、富裕層は高台で貧困層ほど低地という描写はセオリーであって、それを意図しただけの高低差かしら? と思っていましたが、もう一つとても重要な役割を担っておりました。それは雨です。アタリマエですが、降りしきる雨が下へ下へと流れていくんです。高台に住む金持ちや半地下の家族だろうが関係なく、彼らが流した血と汗と "臭い" も全て一緒くたに混ざり合って、汚物と一緒に側溝に洗い流していきます。それはまるで、都会 (という格差社会) にこびりついた垢を浄化するように。 タケノコさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-11 17:41:48)

2.(観終わってしばし、放心状態)

これは…ポン・ジュノによるポン・ジュノ好きの為のポン・ジュノ度満点の映画だ!(意味不明)

底辺の人々を描きながら、現代社会に対する風刺を交えたシニカルな笑い。その辺はいつものポン・ジュノ作品に通じるテーマ性と言える。

ただ、今作品が突き抜けているのは、とにかく全てにおいて洗練されている事。
道以外の殆どをセット組んで撮影したと言うが、舞台設定からしてとても細部まで作り込まれていると感じた。
脚本も無駄がなく伏線の張り方も巧くて全く飽きさせない。

とにかく、ひたすら笑えて、怖くて、先が読めなくて、楽しい。
これぞまさに映画。 ヴレアさん [映画館(字幕)] 9点(2020-01-10 20:14:18)(良:1票)

1.《ネタバレ》 北米の映画館にて英語字幕版を鑑賞。話題の作品ということもあって映画館はほぼ満員。笑ったり、驚いたり、感度のよい観客のみなさんも最後は不思議な静けさに。ポン・ジュノ監督らしい格差社会の「寓話」です。絶対的・絶望的なわかりあえなさを描いたという意味では、監督の達観した「毒」が見事に発揮された一作だと思います。序盤の貧乏一家がどんどん金持ち一家に入り込んでいくプロセスは、それぞれが自分の思考の枠組にいいように考えるプロセスをコメディタッチで描いて、どんどん引き込まれます。大雨の日から一転する物語は、「パラサイト」、モールス信号、臭いなどをメタファーに、これでもかと貧乏一家を追い詰めます。とくに半地下の家が水没するシーン、その後の避難所のシーンは、ちょうど同時期に日本を襲った台風・大雨のニュース映像を思わせ、そこに浮き彫りにされる格差の現実は韓国だけの話ではないのだと痛感しました。韓国映画らしい凄惨なシーンに続くラストは、それでも貧乏一家が見せる人間性の力強さをじんわりと伝えてくれて大満足。大雨のシーンを思えば、来年1月と言わず今すぐに日本で公開してほしいと思います。 ころりさんさん [映画館(字幕)] 8点(2019-11-07 19:31:23)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 111人
平均点数 6.78点
000.00% line
110.90% line
221.80% line
343.60% line
421.80% line
598.11% line
61917.12% line
73430.63% line
83027.03% line
998.11% line
1010.90% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.60点 Review5人
2 ストーリー評価 7.00点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.75点 Review8人
4 音楽評価 7.40点 Review5人
5 感泣評価 5.00点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
作品賞 受賞 
監督賞ポン・ジュノ受賞 
脚本賞ポン・ジュノ受賞 
美術賞 候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞長編国際映画賞

【ゴールデングローブ賞 情報】

2019年 77回
外国語映画賞 受賞 
監督賞ポン・ジュノ候補(ノミネート) 
脚本賞ポン・ジュノ候補(ノミネート) 

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