みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★25.同名の“ゲーム”はプレイしたことはなく、ゲームファン向けに製作されたプロモーション色の強い映画なのだろうと高をくくって、劇場公開時は完全にスルーしていたのだが、ネット界隈の各映画レビューの評価がこぞって高く、気になっていた。 個人的に自宅リビングのテレビを買い替えたので、グレードアップして大きくなった画面での初の映画鑑賞を何にするか思案した結果、本作をチョイス。結果、最適な選択だったと思う。 まず端的な所感としては、想像以上に王道的なスポ根映画であり、レーシング映画だったなと思う。 “ゲームの映画化”という表面的なレッテルを貼ってしまっていたのか、もっとリアリティを度外視したぶっ飛んだ映像表現だったり、破天荒なストーリー展開が繰り広げられるのかと思っていが、しっかりと地に足のついた映画世界が構築されていた。 よく考えてみればそれは至極当然のことで、本作は実際にゲーマーからプロレーサーになった実在の人物ヤン・マーデンボローを描いた作品であり、現実の彼の成功譚をベースにして描いているのだから、リアリティラインが「現実」から逸脱することなく、真っ当に描き出されていたのだと思う。 併せて、ゲームに対して門外漢の僕には、「グランツーリスモ」というゲームの性質そのものに対する無理解が大いにあったのだと思う。 すなわち、このゲームは単なるレーシングゲームではなく、“レーシングシミュレーションゲーム”であるということ。 劇中主人公の台詞でも言及されている通り、このゲームは現実のレースを極限まで追究し、仮想現実に近いゲーム世界を構築していくことで、全世界的な人気シリーズになったということを、レースゲームと言えば「マリオカート」しかやったことがない僕は全く理解していなかった。 この題材自体が、実は極めて現実的で堅実なものだったということを、本作を実際に観てようやく理解した。だからこそ本作はとても王道的で真っ当なスポーツ映画として昇華されていたのだと思う。 また、スポーツ映画としての王道をしっかりと敷いた上で、唯一無二のレーシングシミュレーションゲームの映画化という要素を最大限活かし、映像的にも創意工夫をこらした表現が成されていた。 レース中における主人公や競争相手の車体の位置や順位、ラインをゲーム的に表現し、直感的な分かりやすさを実現したことは、この映画だからこそ可能な映像表現だった。 評判通り、満足度の高いレーシング映画だったとは思う。ただしその一方で、映画ファンとしては一抹の消化不良も残る。 それは本作の監督があのニール・ブロンカンプであるということ。 「第9地区」で一躍世界的成功を収め、その後も良い意味でも悪い意味でもアクの強いSF映画を生み出しているこの映画監督の作品として、本作はあまりにも“フツー”過ぎた。 実話ベースの映画製作において極端な“コースアウト”は無論避けるべきだったのだろうけれど、それでももう少しアクの強いキャラクター造形や、歪なストーリー展開が、この映画監督であればできただろうし、本当は彼自身やりたかったアプローチがあったのではないか。 才気ある映画監督が、スケールアップするキャリアの変遷に伴い、様々なしがらみによって低迷していくことはとても多い。ニール・ブロンカンプ監督がこの先再び自身のアイデンティティを貫く独創的な映画世界を構築できるかどうか、彼自身クリエイターとしての“分岐点”に立っているように感じた。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-22 08:32:55) 24.モータースポーツの映画は迫力があるので、それだけでまあいいかな、と思う。 出来としては普通だと感じるが。 【simple】さん [インターネット(吹替)] 6点(2024-09-14 20:30:15) 23.実話だと知り 鑑賞..う~ん 高評を目にし 期待してたのに..なんとも 平凡な演出で、盛り上がらない..物語として 最高の素材なのに、どうしてこうなるんだろう?? 脚本が ダメダメ 残念... 【コナンが一番】さん [インターネット(吹替)] 5点(2024-08-31 16:04:01) 22.《ネタバレ》 ゲーマーが実際のF1レーサーとは、すごい世界ですね。あまり期待もせずに観ましたが楽しめました。イケメンなオーラーンド・ブルームが渋い役でしたが好演でした。あと、コーチ役も良かったです。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-08 12:41:48) 21.《ネタバレ》 世界的な人気を誇るレーシングシミュレータゲーム『グランツーリスモ』。徹底的にリサーチを重ねたそのリアルで細かい車の動きはもはや本物と変わらないほどで、いまでも世界中の愛好家がネットでそのドライビングテクニックを競い合っている。そんな中、日本の大手自動車メーカー日産が驚きのプロジェクトを発表し、世界に衝撃を与えるのだった。なんと、ゲームのトッププレーヤーたちをスカウトし、厳しい訓練を受けさせたうえで本物のプロレーサーとして実際のレースに出場させようというのだ――。イギリスの小さな田舎町でゲーマーとして冴えない日々を送っていた青年ヤン・マーデンボローは、家族の反対を押し切り、そんなプロジェクトに参加することを決意する。見事予選を突破し選抜メンバーへと選ばれた彼は自分の人生を変えるため、毎日厳しい訓練に励むのだった。たが、現実のレースはやはりゲームとは違っていて……。監督はかつて、『第9地区』で華々しいデビューを飾ったニール・ブロムカンプ。この人って、デビュー作こそ素晴らしい仕上がりだったもののその後はいまいちパッとしない印象だったのですが、いやはやどうして、久しぶりの大作となる本作はなかなか良い出来だったんじゃないでしょうか。まぁ相変わらずの大味演出は仕方ないとは言え(前半の予選レース参加から選抜メンバーに選ばれる過程がいまいち分かりづらいところや父親との確執があっさりし過ぎなところなど)、後半からの盛り上げはさすが!一年以内に予選4位内に入らないとライセンスが貰えない中、主人公が徐々に自信をつけ少しずつ順位を上げてゆくとこなんてもはや少年漫画のノリ。ベタベタだけど、これはやぱテンション上がりますわ~~。と思ったら、物語の後半、主人公が事故を起こし巻き添えとなった観客が死亡するという重いエピソードも差し挟んできます。ここも重くなり過ぎずかといってあっさり流すわけでもない、絶妙にリアルな描き方で、ここらへん、監督のセンスが光ってますね。んで最後、何もかもを掛けてル・マン耐久レースに雪崩れ込んでゆく展開はもうテンション爆上がり。普通に手に汗握って見入っちゃってる自分が居ました。こんな少年ジャンプみたいな王道ストーリーがまさか実話だなんて!ソニーが全精力を注ぎ込んだであろう映像もスタイリッシュでかっこ良かったし、なにより実際に車を走らせて撮ったというレースシーンは言わずもがなの大迫力。いやー、けっこう面白かった。ブロムカンプ監督、なかなかやるじゃん! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-08-08 12:01:12) 20.《ネタバレ》 元になったゲームをやったことはないんだけど、ブレーキの状態まで再現できるかなりリアリティの高いゲームなんだね。 ゲームのチャンピオンが現実のルマンで入賞するなんて、夢のある話じゃないか。 父親との葛藤の部分もうまく描けていたんじゃないかな。 主人公の青年もコーチ役の元レーサーもはまり役で、割に感情移入して観ることができた。 でも一番良かったのは、主役の恋人の女の子。 あんまり登場しないんだけど、爽やかで嫌みがなくて、魅力的。もっと出して欲しかった。 あの子がもっと登場していればもう2点は上がるなかなかの佳作。 ゲームファンはたまらないだろうね。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-20 10:34:44) 19.凄いな。ゲーマーもやるもんだ。 【TERU】さん [インターネット(吹替)] 8点(2024-05-20 21:51:32) 18.《ネタバレ》 宣伝とは裏腹に、実話原作ではあるけれど、超簡略化と結構な改変をして、とてもわかりやすくしてあります。進路含めた親子関係や師弟関係、事故からの立ち直りなどに申し訳程度に触れてますが、深掘りすることは潔く諦めてます。いっそ販促映画じゃないかってほど、割り切りが心地よいくらいでした。 画面作りに、いろいろゲームのエフェクト入れてます。ゲーマーなら喜ぶから、これはこれでありかも。ただ、参考までに、普通の映画を見たい私には煩わしかったです。 レースの画面は、アングルを様々変えて、空撮を入れて、エンジン・動力伝達を瞬間で挟む王道の撮影方法。ゲームのエフェクト足して描き方を工夫しようという痕は見えますけど、ゲームエフェクト入れるとやっぱりちゃちいです。最近の映画だと「フォードvsフェラーリ」には全く及ばない。まあ、ちょっと仕方がない。ゲームとのリンクが主題だから、本物の迫力を強調しすぎるとダメなんでしょう。画面のパワーがないです。 映画みたいにeスポーツのシムレーサーがちゃんとレースやれるかと言うと、難しいです。映画でも言ってましたが、レーサーはアスリート並みの体力が基本で、そうじゃないとコーナリングのGが無理です。シムレーサーからレーサー目指すなら、まずは体力を。実際のヤンが活躍できたのは、父がプロサッカー選手で、体格や体力がヤンに伝わっていたことが大きいんですが、それを映画のあの役者の体格で読み取れた人がどれだけいたかなあ。 主人公ヤンの役者が、選択失敗。アスリート体型を父から引き継いだという感じが全くないモヤシだし、演技も下手だし、人を引きつける魅力がない。モデルのヤンが混血だから、似た俳優を使ったということなんですが、その必要は全くなかった。エンディングで本人写真を出して、ほら似てるでしょうとやる必要なんてないんです。最近の主人公は褐色か黒でなければならない、という風潮にSONYも屈してしまったか。誰でも知ってる有名人をモデルにした映画じゃないんだから、単純に主役も、魅力ある人を使えばいいんです。なんなら白人だっていいんです。実話が元だから、という声も全く妥当には思えない。だって、魅力的に思えるようにすごい改変してるじゃないですか。ヤンはGTアカデミーの初代じゃなくて、3期目の優勝者でしょ。初と3期目じゃ意味合いが全然違うのに変えてるじゃないですか。初めてこんな夢の計画が始まったって驚喜するのと、3期目に応募してみようかなって全然違いませんか? 映画プロモのためにも変えてるじゃないですか。初代にもヤンの同期にも韓国人なんかいないじゃないですか。韓国人がGTアカデミーに初参加したのは、ヤンの3年も後なのに。 ル・マン3位を強調してますが、実際はただのクラス3位で、しかも車も全然違うじゃないですか。わかりやすい悪役のCAPAチームってモデルいないじゃないですか。 いろいろ変えてるんだから、魅力のない主人公はやめて欲しかったですよ。主人公以外の造形は良かったです。オーランド・ブルームははまり役。オードリーちゃんは、もっと若ければ日本でも受ける容姿だと思います。 まあ、いろいろ書きましたが、頭からっぽ映画としては良いんじゃないかな。「第9地区」の監督は、こんなのも撮れるという驚きもありです。 【えんでばー】さん [映画館(字幕)] 3点(2024-05-11 09:09:19)★《更新》★ 17.このゲームは結構やりました。オートマでコントローラー派なので上級者じゃないけど、ライセンスは全てゴールド取りましたよ。この映画ですが、よくあるストーリーですので、見どころはレースシーンかと思いますが、これがあまり迫力を感じませんでした。短い時間で1つのレースをまとめて演出するのは難しいのでしょうけど。それと全体に画面が暗く感じました。最近替えたうちのテレビのせいかな。 【ぽじっこ】さん [インターネット(吹替)] 4点(2024-05-05 14:52:23) 16.映画館でみたかった!本人はスタントで出演しているんですね。 見逃していたのが残念です。いい車だな^^。 いい面だけではなく、マイナスなところも見せていた、すばらしい。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-04-14 23:27:23) 15.映画館で予告編を観た時は、これはIMAXの4DXで観るべき映画じゃないか!と、すげぇ期待しました。だけど予算と時間の都合で結局それは叶わず、アマプラで配信されたのを機会に鑑賞しました。で、結論から言うと別に4DXじゃなくてもよかったかな、でした。それというのも、目玉であるレースシーンが自分が思っていたような、手に汗握る、めっちゃ興奮しちゃうようなシーンでなかったからです。もっとこう観客がまるでレースを実体験しているかのような、そんな映像を期待してました。だって元々はレースゲームから始まったドラマなんだから、そのレースゲームってまるで自分が車を運転しているかのようなんだから、この映画もそうあるべきだったんじゃないかって。 まあでもね、どこまでが実話なのかは分からないけれど、そこそこは飽きずに観れたことはたしかです。はい。 あ、ちなみに私、リアリティを追求したレースゲームは苦手です。マリオカートみたいのが合ってますね。 【Dream kerokero】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-04-08 16:30:51) 14.ゲーマー&カーレース好きの旦那に付き合い鑑賞。 実話との事で横で解説付でした。 キャストは地味だし映像もゲーム画面も出てきたりで低予算(SONYがだいぶ頑張った?)なんでしょうが、映画としては楽しく最後まで見られましたのでよく出来てるのかな。 興行的にも結果オーライの様子で日本のゲーム企業としても良かったですね。 ただ個人的にひとつ、オーランドブルームさんが際立って悪目立ちしてしまい残念。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2024-04-08 01:47:12) 13.《ネタバレ》 グランツーリスモが映画化されると初めて聞いた時は、レースゲームをどうやって映画にするんだと 訝しげに思ったもんですが、実際に鑑賞してみたらいい意味で期待を裏切りました。 実話を元にしているとのことで、こういうことがあったとは知らなかった。まさにやっちゃえ日産です。 比較的実写にこだわっているのもみてわかりますし、主人公の葛藤の映像表現も巧さを感じるところがあったし、 ニール・ブロムカンプ監督は出世作以外はあまりパッとしないなという印象を持っていたのですが本作で株が上がったなと思います。 ゲーの映画化は昔は鬼門と言われてましたが、それを変えるような作品が近年は出てきているなと感じます。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2024-03-31 15:43:20) 12.《ネタバレ》 父は元サッカー選手、息子は引きこもってゲーム。 そのゲーマーが、日産の斬新な人材募集方法でプロのレーサーになる、という夢のようなストーリー。 それだけならありきたりなのだが、「実話」をもとにしている、という所がすごい。 モータースポーツも、肉体の頑強さとか、結構生まれつきの才能が必要だと思うのだが、DNAも良いものをもっていてラッキーだったか。(もし、私のような運動音痴では、いくらグランツーリスモがうまくても、横Gには耐えられないだろう) 【チェブ大王】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-12-26 00:48:45) 11.《ネタバレ》 リアルレーサーに憧れるゲーマーの主人公 元プロサッカー選手で息子の夢とゲームに理解がない父親 父親に可愛がられるサッカー好きな弟 息子に無償の愛を注ぐ母親 主人公同様ゲームで選抜されたライバル達(のちに仲間に) 厳しく接するが過去に挫折を味わっている元レーサーの師匠 控えめだが小さな町から外に出たいと思ってる魅力的なガールフレンド 金持ちで生意気で危険な妨害走行も平気な悪役坊ちゃん(F2時代のマゼピンか) 登場人物のプロフィールだけで展開が読めてしまうほどベタな内容だけどそれが良い 友情、努力、勝利、もうまるで少年ジャンプ 歳取っちゃうと辛い場面のある映画はほんとに苦しくなるからこれくらいがちょうど良い レースの場面も面白かったが心に残ったのは、 テレビ観戦中に事故を目にした母親が「私のヤンが・・・」と激しく動揺するところ、 レース前に息子を訪ねてきた父親が「お前を支えてやれなかった」「守ることばかり考えてた」と涙するのに対して、 ヘルメットに貼った、かつて父親が所属してたチームのステッカーを示して 「父さんは僕の誇りだ」と返して抱き合う場面 泣いちゃったよ 【じむりじんじむ】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-09-27 23:57:36) 10.《ネタバレ》 これは思った以上の良作でした。 若者の成長と挫折そして再生という基本プロットに、師弟の絆、友情、父との確執と和解までもを盛り込んだ、コッテコテといっていい内容です。 当方、ヤン・マーデンボローなるレーサーも、GTアカデミーなるプロジェクトも全く知見なく、ゆえに途中で起こる大事件や、最後のレースの結末もまるで知らない状態だったので、それも良かったのでしょう。だいぶ物語に夢中になりました。 こんな、それこそ映画みたいな劇的な人生を送った人がいるんだな~~と感心感動してついつい鑑賞後にネット検索してしまいましたが・・・ふーむ、かなり脚色はされているんですね。 脚色の事実が、創作物としての映画の完成度を落とすわけではありませんが、モヤモヤしてしまったのは事実。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-09-23 00:27:24) 9.《ネタバレ》 今のところ2013年でNo.1かも。鑑賞後の後味が素晴らしく良い。前半は物語の起伏が少なく「平凡な作品かなぁ」なんて思っていたけど、<GT アカデミー>の勝ち抜きレースあたりからの疾走感抜群だったとおもます。見どころは間違いなくレース描写、「どうやって撮影したの?」というシーンの連続で、また音響も最高で本当に良かった。フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレン、アストンマーチン…「ひゃー」という感じ。惜しむらくは、もっと1レースをじっくり描いて欲しかった。残念な点はこれだけ、最後の【ル・マン24時間耐久レース】は上映時間が伸びてもいいから、もっとしっかりと描いて欲しかったなぁ。MVPはデヴィッド・ハーバー。あと、グランツーリスモというゲームを作ったSONYは当然すごいんだけど、日産のチャレンジングな精神にただただ驚かされた。<やっちゃえ日産>なんて言って色々やっちゃって良いイメージがあまり無かったのですが、見事にイメージがひっくり返りました。こんなプロジェクトしていたなんて、頭が下がります。もう1回劇場で見たいですね。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 8点(2023-09-21 21:35:51)(良:1票) 8. タイトルは―――グランツーリスモ。 想い出したのは、PSハードの1作目からだった。 一生懸命、ゲーム機で遊んで時期から。 あの頃は「FF7」と「モンスターハンター」にハマってしまった。 有給休暇(20日くらい?)も速攻で片付けてしまったり…ほぼ(4~5日くらい?)寝ないままだったりと、なかなかに状況だったのを想い出す。 まぁ、例えアレだ。 所謂「普通の生活」にズゥ―――――ッと続けれるモノでもないのと…何よりも「ゲームに戻りたい!他の事はし難い!」と… そこから先は「ゲーム以外」での、色んなエンターティンメント(映画&玩具がメイン?)に没頭しちゃったり…仕事をしながらも、その想い出を想い出してしまった。 さて…想えばレースゲームでの時代に「デイトナUSA(セガ)」、「Ridge Racer™(ナムコ)」が産まれた。 当時から「完全3D」で発達しながら、圧倒的なゲームデザインを得た。 それが、あの「グランツーリスモ(SONY)」の出現で、あの「デザイン面」以外にも「シミュレーター(風から次第に本格的な)」世界を垣間見せても合えた。 まず、何よりも「DEMO」シーンを観てるだけで、あの時代の入口に到着した気がする。 * * * さて、好きなレース映画を羅列して観る。 【最高のレース映画たち。】 ●2013:ラッシュ/プライドと友情 ●2019:フォードvsフェラーリ ●2023:グランツーリスモ どの作品が「上」で、とか「下」って羅列ではない。 単純に「レースシーンに参加してる」感で、そう感じさせるのだろうな、と実感する。 物語性を感じるのなく過去の映画も大好きだが、レースに関して(航空機も含む)では最近のシーンに燃える気持ちになる。 人物的なテーマで言えば――かの「栄光のル・マン」や「バニシング・ポイント」など…後はバイオレンスな「マッドマックス」は省くって意味で羅列した。 まず、結論から言うと…前作は最高だが、人間的な「見せ場など」は別扱い。 文字通り…「ラッシュ/プライドと友情」は外すのが難しいくらいに最高の人間劇だし、そして「フォードvsフェラーリ」はレースのドラマとして最高作品だった。 今回の「グランツーリスモ」に関して…結論から言うと”最高に面白い作品”だったと思う。 全く観る気が無かった映画だったのに……うん。 いまや「ニール・ブロムカンプ監督」の流れとは全く違う作品で、「チャッピー」「エリジウム」「第9地区」と、2021年の最近前だった「デモニック」以外は感じさせて貰えたが…何よりも、映画的なゲームデザインについても強い共感の度合を感じた。 何よりも、素晴らしい映像で(若干、その物足りなさが有るかも知れないが!俺的には)最高のシーンによる組み合わせを強く感じさせて貰えたのだ。 んぅぅ~…言いたい事は山ほど有るんだが、ネタバレできないし…まず「共感」はして置きたい。 最早「ゲームデザインの新規制」に伴って、新しい(はずの)変化度合が有ると信じて。 いやいや、5年後… 違うな!10年後が楽しみだ! . 【映画の奴隷】さん [映画館(吹替)] 9点(2023-09-21 06:05:25) 7.《ネタバレ》 フォードvsフェラーリと比較してしまうと一段下ではあるが、これはこれでいいかもって感じ。 スカッとした。長さもちょうどよい。 日産の会社の連中は不要だったな。家族の熱い絆ストーリーももっと削ってもよかった。その分もっとレースのシーンを盛り込んでほしかった。 【ほとはら】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-09-19 19:39:24) 6.《ネタバレ》 原作と言えるゲーム 否、Racing SimulaterはPS1フォーマットで販売された1作目から楽しませて頂いています。 本作冒頭に「グランツーリスモ」に関する説明映像が織り込まれていますが、 そこで語られていた様にこのRacing Simulaterが自動車業界・ゲーム業界に与えた影響は本当に大きく、 自動車文化の裾野を広げた立役者の一つでもあり、その貢献度は計り知れないものだと私は信じています。 本作制作が決まった時、私の反応は否定的なものでした。 ゲームが原作の映画はミラジョボ主演のバイオシリーズを除きどれもが微妙な出来で有り、 ガッカリしたくないなぁ、と正直な所思った次第です。 そんな事もあり期待値を無闇に上げずに臨んだ本作、予想は良い方向で裏切られました。 正攻法の所謂「王道のスポーツ物」として観た人に何らかのポジティブな思いを抱かせる良作だと思います。 実話がベースとなっている事も大きく影響しているのかと思いますが、 人は本作の様な努力が報われるストーリーには少なからず心を揺さぶられるものなのでしょう。 単純なサクセスストーリーだけでは無く、事故の怖さ・悲惨さもかなりリアルに描いている事も加点理由です。 観て良かったと思います。 追伸 山内一典氏の板前さん姿、結構似合ってました。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 10点(2023-09-19 13:38:51)
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