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チャンス(1979)

Being There
1979年【米】 上映時間:130分
ドラマコメディ
[チャンス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-02-27)【S&S】さん
公開開始日(1981-01-31)


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監督ハル・アシュビー
キャストピーター・セラーズ(男優)チャンス
メルヴィン・ダグラス(男優)ベンジャミン・ランド
シャーリー・マクレーン(女優)イブ・ランド
リチャード・ダイサート(男優)Dr.ロバート・アレンビー
リチャード・ベースハート(男優)ウラジミール
ジャック・ウォーデン(男優)大統領
デヴィッド・クレノン(男優)トーマス
ハル・アシュビー(男優)(ノンクレジット)
納谷六朗チャンス(日本語吹き替え版【TBS】)
大木民夫ベン(日本語吹き替え版【TBS】)
神山卓三大統領(日本語吹き替え版【TBS】)
佐野浅夫チャンス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小原乃梨子イヴ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作イエジー・コジンスキー
脚本ロバート・C・ジョーンズ(ノンクレジット)
イエジー・コジンスキー
音楽ジョニー・マンデル
作曲フランツ・シューベルト交響曲第8番「未完成」
リヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」
民謡「ヴォルガの舟歌」
挿入曲チーチ・マリン"Basketball Jones"(ノンクレジット)
撮影キャレブ・デシャネル
ニック・マクリーン(カメラ・オペレーター)
製作チャールズ・マルヴェヒル(製作補)
製作総指揮ジャック・シュワルツマン
配給松竹富士
美術ロバート・R・ベントン〔美術〕(セット装飾)
編集ドン・ジマーマン
録音ドナルド・O・ミッチェル
字幕翻訳戸田奈津子
その他チャールズ・マルヴェヒル(プロダクション・マネージャー)
リン・スタルマスター(キャスティング)
ジェラルド・R・モーレン(トランスポーテーション・コディネーター)
あらすじ
大富豪の家で一歩も外の世界に出ないまま、テレビを友に庭師をしていたチャンス。雇い主の死により、初めて外の世界に出るのだが、彼を車で引きかけた大金持ちとの交流から、やがてマスコミにも引っ張りだこになるチャンス。政治やマスメディアを皮肉るコメディであるが、感慨深い作品でもある。

オオカミ】さん(2003-11-25)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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18.ピーター・セラーズがホントに魅力的でいい役を演じてて素晴らしい。
だから、ものすごく単調なリズムで進むにもかかわらず全く飽きない。
夏目さん 9点(2004-06-13 21:07:31)

17.《ネタバレ》 人がいかに先入観で物をみているか、肩書きだけで判別をつけるかを猛烈に皮肉り風刺した見事な作品。ただの庭師の言葉に、それも単純な言葉に、影響を受けありがたいアドバイスだと本気で思う人間のなんと愚かなこと。「冬は必ず春になる」なんて、誰もが知っている事実。改めて格式のある人物(だと思い込んでいる)から発せられると何とも含蓄のある台詞にきこえる不思議。純粋で世間のことを何もしらない庭師をピーター・セラーズが好演。見るとはまってしまういい映画です。 映画小僧さん 9点(2004-03-25 13:18:21)

16.最初観た時は、コメディと判明するのに時間を要しました。作品から溢れ出る質の高さのせいだと思います。ただ、可笑しいんだけど笑えない雰囲気が私には合わないようです。黒人のお手伝いさんが「白人なら誰でもいいのか」というセリフがあったけど、差別問題は黒人の過剰な被害妄想にも原因があると言っているようであまり気持ち良くなかった。そう思うのは私の偏見なのだろうか?それとも、ただの政治批判だったのか?シャーリー・マクレーンはおばさんになってもかわゆい。 R&Aさん 6点(2004-03-15 12:23:37)


15.クドイ演技が売りだったピーターセラーズが、この遺作では、技巧を捨て去ったような徹底してストイックな演技。「無」の演技とでもいえばいいのだろうか。アメリカ映画なのに、どこかヨーロッパの映画のような品格と味わいがある。すごく静かな映画なんだけど、紛れもなくコメディで、おおいに笑わせてくれる。でも段々切なく、ほろ苦い悲しみのような物が静かな画面の奥から迫ってくる。ラストのNG集は、何故かいつまでも、これが続いてほしいと思わせる。おかしくて、悲しくて、難解なようでシンプル、辛辣だけど優しい・・・・・不思議な不思議な寓話。 ひろみつさん 10点(2004-03-14 00:39:49)(良:2票)

14.《ネタバレ》 本日観たのですが、これ以前に観たことありました。あれは、まだ私がシャーリー・マクレーンを認識していない頃。学生時代か社会人になりたてくらいの頃でしょう。印象的な話だったので、覚えてはいたんですよねぇ~。ああ、これだったのか!って思い出しました。最初観たときは、途中までチャンスの話すことに勝手な解釈をつけて、深読みする人たちに対して、やや冷ややかな目線を投げていたのですが、ラストシーンでチャンスは全部、いろんなことを本当に分かっていたんだぁ~と感動したのを覚えています。2度目の今回は、シャーリー・マクレーンがおばさんのくせに(失礼しました!)かわいいので、目が離せませんでした。しかも一人で頑張っているしね(笑)。微笑ましいです。多分、チャンスといて和んだり、安心したりする気持ちから、彼女をあそこまで頑張らせたのでしょうね。 元みかんさん 7点(2004-01-04 04:40:57)

13. DVD買っちゃいましたよ。シャーリー・マクレーン、つぶらな瞳が魅力的ですね。ピーター・セラーズはもちろんだけど、脇役陣が素晴らしい。 ロイ・ニアリーさん 10点(2003-12-12 13:12:49)

12.実に久しぶり(20年ぶり)に見ました。ナンセンスなコメディなのだが、ピーター・セラーズが演ずると、なんか深いものを感じさせる作品に仕上がっている。上手いもんですね。女の人はシャーリーマクレーンだったのか・・・。 ぴよっちさん 6点(2003-11-24 22:51:47)

11.大金持ちの屋敷でテレビだけを友に大人になった庭師をピーター・セラーズが好演。純真無垢な気持ちを持ったままの彼が、ふとしたきっかけで有名人になり、やがては大統領候補に祭り上げられようとするコメディです。チャンスが庭の手入れの話をするのを、本気で経済の立て直し政策と受け取るマスコミのエピソードも楽しいですし、彼を自分の片腕と信じ切るメルヴィン・ダグラスも妙におかしいです。セラーズとシャーリー・マクレーンとの絡みも笑えます。全体に、政治とマスコミに対する皮肉が満載で、それをニコリともしない無表情のセラーズが淡々と演じているのかと思いきや、エンディングクレジットを観ると、やはり本人も爆笑していたのね(笑)。ラストの葬儀の場面で、ひとり水辺を散歩する姿が印象的です。 オオカミさん 10点(2003-11-20 08:36:44)(良:1票)

10.ピーター・セラーズの神髄はバカ映画にこそあると思うのですが、代表作を挙げるとなると、やはりこの作品ということになります。寓話的で難解っちゃ難解なんだけど、なんともいえない雰囲気があってね。 じゅんのすけさん 9点(2003-07-07 02:07:38)

9.何か物悲しいような、切ないような不思議な気持ちにさせてくれる映画。結局は、無知な人間に名のある大人や社会が勝手に巻き込まれていくという、社会を痛烈に風刺した映画であろう。ベンが死んだときにチャンスは表情は変えないが涙を流しているんですね。あの涙は本当の無垢の涙なのでしょう。大人のおとぎ話です。 じふぶきさん 8点(2003-05-30 14:37:00)(良:1票)

8.静かなコメディとでも言うのだろうか、淡々としていながら何とも味わい深い作品。それに一役買っているのが、チャンスおじさん演じるピーター・セラーズ。童心をもち、憎めない人柄を見事演じきっている。サクセス・ストーリ?でもなさそうだが、政治家を皮肉った作りは風刺が効いていて面白い。そして、最後の湖上を歩くシーンはいろいろ解釈できそうな意味深な名シーン。残念ながらチャンスおじさんに関する謎の部分が多すぎて、いまいち感情移入出来ずこの点数だが、不思議な雰囲気をはなつ作品だ。 ゆたKINGさん 6点(2003-05-04 23:26:12)

7.ガーデナーの映画、という話を聞いて見てみました。ぜんぜん違う、と思ったけど、やはりそうなのかもしれない、と思い直しました。ほのぼの。心がすっきりします。彼はなんのためにどこから現れたのでしょうか。 みんみんさん 8点(2003-04-26 14:38:46)

6.ピーター・セラーズがとても良い。不思議な人物をさりげなく演じていた。しかし、チャンシーの発言をみなが都合よく誤解していくことが不自然で、あと一歩入り込むことが出来なかった。 ヌリさん 7点(2003-01-17 09:50:27)

5.クルーゾー警部(P.パンサー)のイメージで見ようと思ったら、これまた大間違い。はっきり言って名演技です。この映画の後病気のため多くの映画に出れなかったことが残念です、もっと見たかった隠れた名優の一人なのは間違い有りません。彼の人間味あふれる演技がすばらしく素敵です。 恥部@研さん 9点(2003-01-10 18:42:13)

4.ムシャクシャたり人間を信じられなくなったり殺伐な気分になったとき、暴力的な映画を観るのもカタルシスになるけど、コレとか「ストレイト・ストーリー」なんかを観るのも一法であろう。チョンシー・ガーディナー氏を見たら、ランド氏やイヴならずとも他人を疑う気持なんかなくなってしまう。ピーター・セラーズ代表的名演技のひとつ。メルヴィン・ダグラスやシャーリー・マクレーンもいいねぇ。 アンドロ氏さん 8点(2002-12-24 00:25:08)

3.ハル・アシュビーの映画はどれも好きだ。この映画も職人肌のスタッフによって丁寧に仕上げられながらも、その中心部分にあるのは圧倒的な社会風刺の精神であるところに感心する。ただ、最初に観た頃は気づかなかったが、チャンスの英語を周りが深読みすることによって起こる奇妙な展開は、日本語に直したときもシャープであるのだろうか? 最近その点が、どうも怪しい感じがして、手放しで褒められなくなっている。 秀蔵さん 9点(2002-08-07 01:44:40)

2.子供の時に劇場で見た。不思議な映画だった。今大人の目でもう1度みたい。今もパンフレットは大切に持ってます。 さうざんさん 9点(2002-05-27 03:43:31)

1.これは本当に不思議な映画でした。ピーター・セラーズもbest actと言える程の熱演ぶりで大変良かった。展開は単調だし、静かな雰囲気でコツコツと進んでいくものですから飽きてしまいそうな感じだが、何故か内容に引き込まれた。何かチャンスの持つ不思議な魅力に引き込まれたのだろう、そういうキャラなのだチャンスとは。メディアという現代的な題材を選んでいるのに、ラストでチャンスが湖面上を歩いたりどこかメルヘンチックなものを感じさせる。エンドロールでもP・セラーズのNG集を収録しているのだが、何故だか切ない。決して面白くないNG集というわけではなかったが、何故か笑えなかった。そんな不思議な映画だ。 チャーリーさん 10点(2001-07-11 20:24:53)(良:2票)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 58人
平均点数 7.43点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
523.45% line
61424.14% line
71932.76% line
8915.52% line
9813.79% line
10610.34% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review6人
2 ストーリー評価 8.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.71点 Review7人
4 音楽評価 8.66点 Review3人
5 感泣評価 5.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1979年 52回
主演男優賞ピーター・セラーズ候補(ノミネート) 
助演男優賞メルヴィン・ダグラス受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1979年 37回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)シャーリー・マクレーン候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ピーター・セラーズ受賞 
助演男優賞メルヴィン・ダグラス受賞 
監督賞ハル・アシュビー候補(ノミネート) 
脚本賞イエジー・コジンスキー候補(ノミネート) 

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