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宮本武蔵完結篇 決闘巌流島

1956年【日】 上映時間:105分
アクションドラマラブストーリー時代劇シリーズものリメイクロマンス小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
[ミヤモトムサシカンケツヘンケットウガンリュウジマ]
新規登録(2004-02-11)【紅蓮天国】さん
タイトル情報更新(2021-03-18)【イニシャルK】さん


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監督稲垣浩
助監督福田純
キャスト三船敏郎(男優)宮本武蔵
鶴田浩二(男優)佐々木小次郎
八千草薫(女優)お通
岡田茉莉子(女優)朱美
嵯峨三智子(女優)お光
上田吉二郎(男優)阿巌
高堂国典(男優)日観
志村喬(男優)長岡佐渡
沢村いき雄(男優)宿の亭主
田中春男(男優)熊五郎
沢村宗之助(男優)小林太郎左ヱ門
加東大介(男優)祇園藤次
千秋実(男優)船頭佐助
本間文子(女優)おせき
音羽久米子(女優)角兵衛の妻
佐々木孝丸(男優)岩間角兵衛
山田巳之助(男優)源造
中丸忠雄(男優)行列の男(ノンクレジット)
富田仲次郎(男優)辻風黄風
出雲八重子(女優)お直
中島春雄(男優)
勝本圭一郎(男優)
岡豊(男優)細川忠利
原作吉川英治「宮本武蔵」
北条秀司(劇化)
脚本稲垣浩
音楽團伊玖磨
撮影山田一夫
製作滝村和男
配給東宝
特撮東宝技術部(特殊技術)
美術伊藤熹朔(美術監督)
植田寛
編集岩下広一
録音宮崎正信
照明西川鶴三
その他IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想】

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7.《ネタバレ》 オッサン武蔵も3作目となると、その落ち着きぶりがしっくりくるが、脚本に疑問が。千葉の船橋で百姓生活していたというのは事実なのか原作にあるのかわからないが、武蔵の物語として必要なのか?2人の女による奪い合いも必要なのか?とツッコミたくなる。ここに尺を使いすぎて、突然巌流島が始まって、細川家重臣が見守る中決闘したというのは本当なのか?瀬戸内海とは思えない広大な海と高い山のある舟島(巌流島)にも違和感。小次郎は只管カッコよかったので、もっと登場時間を増やして欲しかった。まあ、2人とも就職浪人中の身であり、職を求めて彷徨う結構ツライ立場だったというのは伝わってきた。武蔵の百姓生活はその反動的逃避行為と考えると納得もできるけど。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-01-02 14:46:13)

6.完結篇はもちろん、小次郎との一騎打ち。実際の巌流島、狭い狭い関門海峡にある、ごくごく小さい島です(当然山などありません)。唐戸市場で美味しいものでも買って、行き来するタンカーでも眺めながらのんびり過ごすには悪くないんですけど、ちょっとクライマックスの決闘シーンの舞台にはなりにくいかな、と。だから本作でも、明らかに関門海峡ではないどこかの秘境のような海岸が舞台。真っ赤な朝日を背景にしての決闘、カッチョいいんです。この完結篇ではもはや又八をはじめとするこれまでの様々な登場人物がバッサリ削ぎ落され、武蔵をめぐるお通と朱美の関係にだけ結末をつけた上で、小次郎との決戦へと物語は向かいます。もちろん我々は小次郎が敗れることを知っている訳ですが、武蔵と小次郎に物語を集約し、ともに、そのどちらが負けても惜しいナイスガイとして描かれる、なるほどこういう描き方もあるな、と。それにしても、武蔵を演じる三船敏郎、横顔がカッコいいんだな。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-09-28 17:22:45)

5.《ネタバレ》 2015.05/06 鑑賞。今観るとちょっと物足りないが60年前の作品としては素晴らしかった。また撮影時期の白糸の滝・藁葺きの農家など今ではCGしか無理。また巌流島のカットは何日掛けたのか? 朝焼け、日の出、日の昇り等決闘シーンでの雲の位置を見ると苦労が解る。素晴らしい決闘シーン及び映像美。また一般的な逸話はなくし武蔵・小次郎を認め合う決闘として描いてることも好きだった。+1点。鶴田の小次郎はナンバーワン。満足した記憶あり。 ご自由さんさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-05-06 19:30:40)

4.《ネタバレ》 稲垣浩監督の東宝「宮本武蔵」三部作の最後。だけど、今回も武蔵の成長物語というよりは、武蔵、お通、朱美の三角関係のメロドラマに焦点があてられていて、もうかなりのドロドロの展開。今回も内田吐夢監督の東映五部作や加藤泰監督の松竹版とはかなり違い、又八やお杉が登場していなかったり、中盤に「七人の侍」のような村を襲う野武士の一団が登場したりとこれはこれで面白いのだが、やはり東映版のようなオーソドックスなほうが好きだな。三船の武蔵は最後まで来ても何かしっくり来ず、ミスマッチのようにしか思えないのだが、対する鶴田浩二の小次郎はしっかりとはまっていてはっきり言って三船よりもカッコよかった。稲垣監督は佐々木小次郎が好きだったときいたことがあるが、巌流島の決闘シーンで「小次郎敗れたり」というセリフを武蔵に言わせなかったり、決着がつき、武蔵が島を後にした直後に小次郎の遺体の画を入れ、小次郎の無常感を表現していたりして、稲垣監督の小次郎への思い入れが強いことがうかがい知れる。また、決闘シーン自体も朝焼けを背にしてという設定のため、登りゆく朝日とも相まって非常に美しい決闘シーンとなっていて、この部分は今まで見たどの巌流島の決闘シーンよりも印象的だった。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2010-04-08 12:14:00)

3.《ネタバレ》 稲垣浩の「宮本武蔵」三部作の完結篇。前作に増してメロドラマ度上がってます。三船武蔵を獲り合う岡田茉莉子・八千草薫のバトルが凄い。1作目では可憐な印象しかなかった八千草薫もなかなか嫌な女演じてると思う。散々好き好きとストーカーしておきながら武蔵がその気になるとお預け。武蔵の気が離れると見ると私死にます作戦で困らせる。対する岡田は色気で迫るも失敗。思うようにいかないのなら邪魔者お通を消して、武蔵も野武士に襲わせちゃえと...。巌流島の戦いなんかよりもこっちの戦いのほうが凄まじかった。 バカ王子さん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-22 23:47:59)

2.巌流島の戦い、有名だから結末はどうなるか知っている。そうなるとそこまでいく過程が見所となるはずなのだが、あまりこの映画では面白さは感じなかった。三船敏郎の剣さばきはさすがだった。 HKさん 6点(2004-11-02 14:26:49)


1.稲垣監督、三船敏郎主演で撮った「宮本武蔵」三部作の完結編。一作目はアカデミー賞外国語映画賞を受賞しているのだが、中々観るチャンスが無い。是非とも観てみたいんだが。 三船武蔵は武蔵というより三船敏郎そのまんま。圧倒的な存在感。どんな役柄だろうがその豪快な台詞と佇まいで観る者を引き付けてしまう、これが映画スターってもんなんだなぁ。演技力じゃねぇんだ、ここまで来ると。 朝日をバックにした巌流島の決闘が印象に残る一本です。 紅蓮天国さん 6点(2004-02-11 22:18:45)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.29点
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5114.29% line
6457.14% line
7114.29% line
8114.29% line
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