みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.逆光が美しい。賭場のシーン、あれは真ん中に照明を置いてあったのか。新幹線ホームのシーンは、『十三人の刺客』の霧の中から行列の一行が見えてくる名場面を思い出させた。そして東映実録路線では毎度のことながら成田三樹夫が絶品。硬軟使い分ける人物のいやらしさを演じて、この人の右に出るものはいない。話としては転落もので、友情を売ったことをきっかけにズンズン落ちていく。甚八が野球賭博の利権のことで成田のまわりをうろつく惨めさ。ただ2時間を越えるのはズルズルし過ぎで、もっとテンポをよくしてほしかった。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-10-17 11:50:56) 3.『仁義なき戦い』を頂点とする実録ヤクザものも、この頃には人気も廃れていたと思うのだが、深作とは違った味付けで全く新しい『仁義なき戦い』を作り上げていると思う。後半、終わりそうで終わらない展開にヤキモキさせられるが、例えば根津甚八がラストあたりで白いスーツを着込んでピストルを大量に隠し持ち、その姿を延々と鏡に映しているという、ここにきてえらく無駄に長いなあと思わせられるシーンがあるんだけど、そのシーンが、もうカタストロフィーに溢れまくっててけっこう好きです。ホント、この映画は終盤がいい。前半は松崎しげるが鬱陶しいってのもあるんだけど。あと、原田美枝子がいい。この頃の原田美枝子がただ好きだっただけかもだけど。実際テレビシリーズの「北の国から」は、純の学校の先生役で出てた原田美枝子だけが目当てで見てましたから。 【R&A】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-02-28 15:10:21) 2.紛らわしい題だが五部作の続きではない(完結篇は広島抗争がまだ燻っていた頃だった為、かなり危険な映画であった)。宇崎、松崎、根津の青春映画。三樹夫や弘樹の登場はチョッと嬉しいところ。原田美枝子も若い。だが内容はつまらなかった…。主人公が薬物で苦しむといった内容は神波史男お得意の脚本で、個人的には好きなんだけどねぇ。 【THE HAUNTED MADE ME DO IT】さん 4点(2004-10-27 17:09:31) ★1.ちょっと期待していたんですが、「友情ドラマ」って感じがしました。しかし挿入歌が多い・・・。 根津も後半で人格変わっちゃってる感あるし・・・。 「仁義なき戦い」でなくても良い感じでした。 まぁ「人間関係の複雑さ」はそこそこ良く描けてますが。 【金髪の按摩】さん 4点(2003-12-20 17:26:06)
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