みんなのシネマレビュー

トランスアメリカ

Transamerica
2005年【米】 上映時間:103分
ドラマコメディロードムービー
[トランスアメリカ]
新規登録(2006-07-19)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-08-17)【Olias】さん
公開開始日(2006-07-22)


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監督ダンカン・タッカー
キャストフェリシティ・ハフマン(女優)ブリー
ケヴィン・ゼガーズ(男優)トビー
フィオヌラ・フラナガン(女優)エリザベス
エリザベス・ペーニャ(女優)マーガレット
グレアム・グリーン(男優)(男優)カルヴィン
バート・ヤング(男優)マレー
ステラ・メイヴ(女優)テイラー
戸田恵子ブリー(日本語吹き替え版)
浪川大輔トビー(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕マーガレット(日本語吹き替え版)
富田耕生マレー(日本語吹き替え版)
谷育子エリザベス(日本語吹き替え版)
脚本ダンカン・タッカー
音楽デヴィッド・マンスフィールド
主題歌ドリー・パートン"Travelin' Thru"
撮影スティーヴン・カツミアスキー
製作総指揮ウィリアム・H・メイシー
配給松竹
衣装ダニー・グリッカー
あらすじ
性同一性障害のブリーは、完全に女になるための手術をする直前に、自分に息子がいたという事実を知る。盗みの罪で刑務所に入所していた息子トビーを保釈し、嫌々ながらブリーは自分の正体を隠したまま、息子を継父の暮らすケンタッキーへ送り届けようとする。アメリカ横断という2人の長いドライブがはじまった。ロードムービーの最高峰。

花守湖】さん(2007-11-15)
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【クチコミ・感想】

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35.《ネタバレ》 性転換する父親と(その父親を探している)息子のロードムービー。不思議な設定で、このパターンはもう二度と無いだろうと思う。
一番驚くのは、主人公が「女優」だったこと。正直言って男に見える。素晴らしい(?)演技。
物語は、特に驚く展開ではなく、最後もまあ納得感あり。これからはちょっと変わった仲の良い家族になっていくんだろうと感じた。 simpleさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-21 21:34:24)

34.そんなに面白くなかった。 aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-26 00:27:56)

33.心地よいテンポと台詞の言い回しで、次々迫るハプニングにも淡々と接する二人の姿が印象的です。けじめをつけるために息子に会い、旅を通じお互いの心をほぐす。ブリーが平凡な夢をかなえるために力強く病院の廊下を歩くところが好きです。トビーと二人に幸あれ、です。
HRM36さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-14 11:58:14)(良:1票)

32.《ネタバレ》 ある事情から初めて会うことになった性同一性障害の父と、義理の父から虐待を受けて育ち犯罪に手を染め始めていた息子の2人旅を描いたロードムービー。性同一性障害や虐待、他にも数多くの人種や宗教を抱えるアメリカらしい問題を挟みながら旅は進みますが、ゆったりとのんびりとしていて程よい軽さがあり予想以上に見やすい作品です。

心に傷を負った2人が少しずつ打ち解けていく過程、グレていた息子は少しずつ素直さを取り戻し、父は少しずつ親らしい言動になっていく過程の見せ方も無理が無く、淡々とした旅の道中に挿入される様々な出会いもいいし、互いの故郷を訪れながら2人の過去が少しずつ明らかになっていく見せ方も実によく練られています。

見渡す限り何も無い砂漠の風景に、野宿の夜の焚き火を囲んでの語らいに、ヒッチハイクに、途中からはトラックの荷台にカウボーイハットの地元のオッサンと一緒に揺られ、その合間に現われる小さな町・・・流れる音楽は勿論カントリーミュージックがよく似合う。のんびりとしたアメリカン・ロードムービーの良さを随所に見せてくれる旅の風景もとても良かったです。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-22 21:10:19)(良:1票)

31.《ネタバレ》 地味だけど素晴らしい作品!主人公のブリーを演じているのは本当の女性だそうで。最後までずっと男性が演じていると思ってました。それぐらい自然な演技なのよね。お陰で違和感無く、この作品の世界に入り込めました。主人公の息子トビーを演じるケヴィン・ゼガーズ君の美少年ぶりも良かったわ~。性同一性障害というデリケートなテーマなので、苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、私の中では素晴らしい作品でした!作中でブリーのペニスと湖で泳ぐ少年達のペニスが映ってるんですが、全く嫌らしさを感じさせず、この作品のテーマを見事に表現してると感じました。(私が見たDVDでは両シーンともボカシ無しでした)誰かに教えたくなる作品と言うより、一人でこっそり楽しみたい、そんな作品です。 ななのじさん [DVD(字幕)] 9点(2010-06-03 21:10:19)(良:1票)

30.テーマはともかく、話は地味です。 Kさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-02-12 00:00:21)

29.《ネタバレ》 性同一性障害は今や社会的に認知されてはいるが、到底、本当の苦労など実感できるわけがない。しかし、この映画を見ていると、主人公に共感できるのはぜだろう。主人公の数奇な境遇、義父から性的虐待を受けていた息子は、同性愛者に体を売ったりポルノ男優もこなす。今まで見た映画は、これだけのドロドロとした題材があると、泣いたり叫んだり怒ったりと、上っ面な悲劇を演出しがちだが、この映画は違う。静かな展開をベースに要所要所のみで感情表現をし、主人公の優しさ、悲しみ、生きる意味、を見事に描いている。脚本といい、それぞれの役者の演技といい、とても良質なものに仕上がっている。ゆえに主人公の胸中が切々と伝わってきた。納得できる作品である。ところで、映画の中盤で付いていた主人公のペニスが、終盤で無くなっていたのには驚いた。役作りのために20kg太ったとか歯を抜いたという話は聞いたことはあるが、この俳優はペニスを切除するとは凄い根性だ、と思ったら、女優だったとは。素晴らしい演技に脱帽。 Gang10さん [DVD(字幕)] 9点(2009-10-18 12:39:56)(良:1票)

28.性同一性障害モノは感情移入が難しいことがよくあるが、これは嫌気もなく、ほのぼのとしたロードムービーに仕上がっていると思う。もちろん、劇中、この2人は父子なんだよなぁとしみじみ思ったりするところもあるが、明確なストーリーが序盤で頭に叩き込まれているため、最後まで退屈することはなかった。良作だと思う。 Andrejさん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-18 02:26:35)

27.《ネタバレ》 「デスパレートな妻たち」のリネットがトランスセクシャルな男(ブリー!)役を見事に演じています。途中で野原で用を足すときにブリーがトビーにペニスがあるのを見られ男だとバレますが、そこではペニス(ハフマンは女性なのでもちろん作り物)をはっきりと表すのに、トビーたちが泳ぐシーンでボカシをいれまくるのは不自然でした。もしブリー役が男性の俳優だったら用を足すシーンでボカシを入れていると思います。物語に入りこんで見ていたのに、こういう意味不明なボカシをいれることで、作り物の映画を見ているんだなと現実に戻らされてしまいます。セックスシーンでもないのにはいるボカシは余計な嫌らしさをと感じてしまいます。 omutさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-05-18 03:14:16)(良:1票)

26.キャラクター設定が明快だし、ロードムービーの中ではかなりはっきりしたストーリーがあるな、という印象。退屈で退屈でただひたすら景色がきれいなだけのロードムービーよりはいいんじゃないでしょうか。でも、主人公の母親との確執が、やけにあっさり処理されてしまったりとか、ストーリーをもう少し丹念に描けば深みが出たように思い残念。ま、このライトな感じがいいのかもしれないけど。トビー役の役者さんが特にうまかった! ●えすかるご●さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-24 22:17:35)

25.《ネタバレ》 ラストでゲイ役者としてデビューした息子が「Sex-ed」って言いながらパンツを脱ぐシーンに爆笑。主人公は女にしか見えません。ロードムービーの良作。 JUKEさん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-18 21:37:23)

24.久々に涙が出た。主役が本物の女性とは驚き。なんでこの演技で賞が取れないんだ?自分も居場所を探している人間なんで気持ちが痛いほどに伝わってきた。やさしい映画を作ってくれてどうも有難う。明日も頑張ります。エンディングの「ただの旅では終わらせない 私というパズルを完成させるため」という歌詞がとても印象的。 マリモ125ccさん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-31 03:50:35)(良:1票)

23.《ネタバレ》 性同一性障害の主人公に両刀使い?の息子。この2人を「父と息子」と捉えて良いのかよく分かりません。でもよく似ています。やっぱり親子だと思う。本音を言えば、性同一性障害者が家族にいたら、自分なら頭を抱えると思う。ポルノ男優も同じ。親の立場にしてみれば、やり切れないでしょう。世間体も悪いし。主人公の母親の態度は酷いと思うけど、実際はあんなものだと思います。でも血のつながりは断ち切れない。どんなに拒絶しても、結局は徒労に終わる。肯定するしか道はありません。勘当して世間体を保つことに、何の意味もありません。諦めが肝心。とかく負のイメージが強い“諦め”という言葉。でも悪いことじゃない。この場合、違う価値観にシフトするだけのこと。父親と売春男という関係が、母親とポルノ男優に変わっても、大したことじゃない。認め合って肯定し合って生きていくことほうがずっと幸せ。設定は少々奇抜ですが、とても真っ直ぐなファミリードラマ。エピソードも豊富で、ロードムービーとしても面白かったです。それにしても、主演のお父さんが女優だと知ってお口あんぐり。完全に男優が女装をしているのだとばかり。ちんもあったし。物語よしで、演技もよし。得した気分です。 目隠シストさん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-01 18:26:43)

22.《ネタバレ》 ハフマンがすばらしい。役そのものを演じていた。
最後は、、ここで終わってしまうのか!? というような終わりでそこだけが残念だったが、性うんぬん抜きで、人としての関わり合い方とかそういうものを感じた。
ただ、やはり親子間とういうのは難しいだろうな。 bluestarさん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-30 23:21:08)

21.子供の売春とかいろいろ嫌悪感を覚える部分があるが、なかなか面白かった。しかし最後が消化不良だったりするので6点。主人公が本当の女性だった事に驚き! misoさん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-18 01:57:40)

20.《ネタバレ》 設定がすごい面白そうだったので借りて観ました。いや~、ちゃんと知ってはいたんだけど、フェリシティ・ハフマンがどうしても女性に見えなかった。立ちションしていたときに映ったアレはともかく、終盤でバスタブの中で披露していた体も嘘っぽく見えちゃうんだよな~。話の方は淡々としていて、『ズシッ!』とくるものがあまりない。決して悪くはなかったんだけど。要はこの物語はあくまでも「序章」に過ぎない。二人の話は見終わった後から始まる訳なんだと思う。 たいがーさん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-08 15:14:34)


19.《ネタバレ》 男は男らしく、女は女らしくとは言いますが、人にはさまざまな生き方がある。と言いつつも実際に自分の父親や息子が、「男から女になりたい!」と言い出したら悪夢としかいいようがない。理解を示せる人は皆無でしょう。本作は性同一性障害を抱える主人公が高く評価されて主演女優賞にもノミネートされましたが、障害を抱える主人公よりもむしろ主人公の家族たちの苦悩や戸惑いのほうが印象に残りました。女性になったブリーをみて母親は泣き叫び、息子は怒って殴り飛ばす。理解しようとしない家族が悪いのではない。それは当然なのである。やはりブリーのやろうとしていることは家族にとっては絶対に許せない行為だ。他人事じゃなくて実際に自分の父親が女性になったことを想像してみればよく分かる。しかし許せない行為だけど、けっきょく最後には本人が決めることであり多くの人を傷つけても自分らしくあろうとする生き方を選ぶのは強い生き方だと思う。私たちはブリーのように「変態」ではない。しかし私たちはブリーのように自分を肯定して生きることはなかなかできない。すぐに自己嫌悪の襲われ、今の自分を否定しています。ラストシーンではブリーの息子がホモAV男優になることを、女性になった父親に告白します。異常なシュチエーションですが、2人とも今の自分に対して自己嫌悪の感情はなく、あるがままの自分を受け入れている。この映画は「変態となった自分」を他人に認めてもらうことが目的はない。いかに現状の自分を、自分自身が肯定できるかが問われているのだと思う。やさしい映画でした。やはり私だったらこの映画に10点をつけるしかない。
花守湖さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-18 18:27:05)(良:1票)

18.絶対彼女を知らなければ男に見える!(知っててもちゃんと見える)
映画自体は、途中までかなり良かったんだけど、終わり方がイマイチ。ハフマンに+1点。 Leannán-Sídheさん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-01 03:56:23)

17.《ネタバレ》 わーレストランでハンバーガー注文するんだーって、なんか感動(笑)。ブリー役の人、メイク薄いほうが綺麗だし、いるよねーこういう女の人~って思いながら見てたら、ほんとに女性だったんだ。騙された~(笑)。 ジマイマさん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-04 21:20:49)

16.《ネタバレ》 私は「プリシラ」を思い出しちゃった。
映画としてどちらが印象に残るかというと、「プリシラ」なんだなあ。やっぱり映画は「ショー」なんだ。あのテレンス・スタンプの下手くそなダンスや、70年代サウンドはやっぱり楽しい。
「トランスアメリカ」のどこがいけないというわけではない。
たまたま「知らない間に自分の子供が生まれていた」というテーマが、最近の映画界で重複しすぎているというのもある。
しかし、見どころはハフマンの淑女ぶりくらいしかない、ように思う。
そして、ハフマンの「淑女」はもちろん見ごたえがあるのだが、もうひとつ印象に残らない。
これなら「ヘドウィグ」のほうが、印象には残るなあ。
なんか、芸術性が足りないような気もする。確かにハフマンはすごいが、それしか誉めようもない。 パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-05 19:58:40)

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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 6.83点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
438.57% line
525.71% line
6925.71% line
7925.71% line
8822.86% line
9411.43% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
主演女優賞フェリシティ・ハフマン候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌ドリー・パートン候補(ノミネート)“Travelin' Thru”

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
主演女優賞(ドラマ部門)フェリシティ・ハフマン受賞 
主題歌賞ドリー・パートン候補(ノミネート)“Travelin' Thru”

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