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【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 才人エドワード・バーンズがサンダンス映画祭で作品賞を獲得した監督デビュー作。物語は33歳の長兄と20代の弟二人のアイリッシュ系三兄弟が軸となります。アイルランド系といえば切り離せないのがカトリック信仰ですが、三兄弟の真ん中のエドワード・バーンズ以外はしっかりした信仰を持つ人物像となっています。三人はそれぞれ教師・脚本家・大学生として社会生活を送っているのですが、みな恋愛問題や女性トラブルが進行中で、いくら十戒で戒められていようとも性本能だけは信仰ではコントロールできないってのがミソ。長兄は不倫、末弟は彼女の妊娠と大事になりそうなトラブルが起こりますけど、なんかふんわりと事が進んで単なるエピソードとして語られるのがこの映画の特徴です。ストーリーラインが弱いと言っちゃえばそれまでですが、それを補って余りあるのがバーンズの俳優たちの自然な演技を引き出す巧みな演出です。アイルランド系アメリカ人というとすぐ頭に血が昇るようなイメージがあるんですけど、そういう場面は一切なくてほんわかした心地よい兄弟関係でした。この三兄弟は個性はバラバラですけど、三人のうち誰かに感情移入したくなる魅力的なキャラです。 本作はロバート・レッドフォードに気に入られてサンダンス映画祭にエントリー、そしていまや良作をリリースすることで定評あるFOXサーチライトが設立第一弾配給作に選んだ隠れたインデペンデント映画の名作です。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2021-12-09 22:39:00)
★3.派手な演出があるわけでもないのに、気付くと話に引き込まれてしまっている。エドワード・バーンズの作品はいつもそうです。見終わった後に、何となく心地よいのも共通してます。 【よっさん】さん 7点(2004-03-17 11:38:08)
2.なんか、見ている時は結構面白いな~と思っていたのだが、終わってみればそんなに心に残るところが無かった。2時間ドラマだと思って見れば結構楽しめるかも。 【TINTIN】さん 5点(2004-02-21 17:50:47)
1.才人エドワード・バーンズが超低予算で仕上げた驚くべき傑作。この普通っぽさを演出できる才人はそうそうたくさんいるもんじゃない。確かにインディーズの色合いが強く、その低予算さからあまりキレイな映像ではなく観づらさを感じるかもしれないが、この映画に関しては是非とも雰囲気を味わって欲しい。あまり大きなスポットを当てられてはいないが、バーンズはディレクターとしての才をドンドン開花させていって欲しい。後作「彼女は最高」や「ノー・ルッキング・バック」を観てしまえば、尚更そう思えるはずだ。 【チャーリー】さん 9点(2001-11-28 23:44:10)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
7.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 25.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 2 | 50.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 1 | 25.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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