みんなのシネマレビュー

白い花びら

Juha
1999年【フィンランド】 上映時間:78分
ドラマラブストーリーサイレントモノクロ映画小説の映画化
[シロイハナビラ]
新規登録(2003-10-30)【キンセ】さん
タイトル情報更新(2020-02-17)【イニシャルK】さん


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監督アキ・カウリスマキ
キャストサカリ・クオスマネン(男優)ユハ
カティ・オウティネン(女優)マルヤ
アンドレ・ウィルム(男優)シュメイッカ
マルック・ペルトラ(男優)
エリナ・サロ(女優)
エスコ・ニッカリ(男優)
脚本アキ・カウリスマキ
撮影ティモ・サルミネン
製作アキ・カウリスマキ
配給ユーロスペース
編集アキ・カウリスマキ
録音ヨウコ・ルッメ
字幕翻訳石田泰子
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【クチコミ・感想】

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9.《ネタバレ》 カティ・オウティネンどう見ても少女に見えず、世間知らずの幼妻にも見えず。なので小洒落た男にホイホイついて行くのに真実味が欠片も無く呆れるのみ。途中男が白い蝶々を踏み潰すのに大体話の先行きが見えました。結末に子供に父親の事をどう説明するのだろうか考えが及び後味悪さにゲンナリするところ。
モノクロサイレントに「サンライズ」がふと浮かんだものの、比べるまでもない他愛ない作品。 The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 5点(2024-11-17 18:04:05)

8. 世紀末に作られたトーキーだけに、電子レンジやエレキギターが映るシーンに違和感を感じる。効果音は普通に聞こえてくるし。
 実験的に作られた映画だと思うが、それ故、一般のフィンランド人の感性がイマイチ掴めなくなってくる。若いのか、年なのか? デブなのか、痩せなのか? 美人なのか、ブスなのか? その下手な演技は天然なのか、計算なのか? 日本人には伝わってこない部分が多々あるように思う。
 それに、どっかで聴いたことがあるBGMに、どっかで観たことがあるシーン…。
 長々とケナしているように書いてしまったが、でも、どことなく憎めない映画だった。
 自主製作映画を作る人たちが集まって鑑賞すると盛り上がると思う。
クロエさん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-18 03:16:55)

7.《ネタバレ》 1999年の作品とは思えない、「不朽の名作」風の映画です(音楽はサイレント全盛期の作品よりは現代風ですが)。サイレント映画という形式が、このストーリーにはあっているように感じました。
 特に、カティ・オウティネンの存在感のある演技の前には、余計な台詞などいらないという感じですね。 TMさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-01 23:29:14)

6.あまり、好きになれないかも……。第一あのヒロイン、あまりにもアホ過ぎて同情する気になれない。しかも、あまり可愛くない。ユハがどうしてあんなに彼女を愛していたのかが分からない。ユハもお人好しで怪力である以外のキャラクターがよくつかめないし。『浮き雲』では小さなエピソードを積み重ねることで観客を自然と物語内に導いていたと思うのだが、本作は短いためかその点不十分だった(感受性が鈍いといわれればそれまでですが)。主人公二人に感情移入できないままに悲劇を描かれても感動できない。ラストシーンは某有名作品のパクリ(オマージュ?)であることがわかり、さらに冷静になってしまった。可憐な白い花が踏みにじられるように、夫婦のささやかな幸せもいとも簡単に壊れてしまう――あらすじだけなぞると好きなタイプの作品に思えたのだが、上記の理由で面白く感じられなかった。ただサイレントである分、音楽が雄弁すぎるくらい雄弁なのが印象的だった。おかげでかえってカウリスマキ作品の割には派手な演出に感じた。 no oneさん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-15 10:04:48)

5.《ネタバレ》 これは20世紀最後のサイレントどころか、世界中で最も美しいサイレント映画。いや、「街の灯」があったか。しかもカティ・オウティネンがめちゃくちゃ可愛い!何でって言うくらい、"白い花びら"とは彼女のことか。「マッチ工場の少女」とは雲泥の差。サカリ・クオスマネンも最後はしっかりとゴミ捨て場で死んでいるところがユニーク、自殺者は是非ともこれを見習って欲しい(不謹慎)。それにしても"ユハ"という名前はフィンランドではよくある名前なのでしょうか?とても美しい名前だと思いました。 かんたーたさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-13 18:29:29)

4.今の時代に敢えてモノクロ&サイレントの映画を撮るには相当な自信がないと出来ないんじゃ…。かえって今撮るモノクロ&サイレントだからこそ、その向こう側のリアルなカラーと気配を感じた。最近の映画は人がべらべらしゃべって成り立ってるんだと改めて思い知らされた感じ。映画なんだから画で魅せりゃいいんだよね。紅の豚と同じ音楽が流れたシーンでやっと人の声が聴けてちょっと嬉しかった。 kanekoさん 6点(2004-04-04 23:15:18)

3.アキ・カウリスマキは大好きだけど、この映画はきつかった。おなじみのおばちゃんも流石にきびしい。公開当時のインタビューではたしか、サイレントかつモノクロという手段は、映画にストーリーとりもどさせる為だとかいうような意味のことを言っていて、なるほどと期待して見たのですが、結果がこれでは、、、。 コーラLさん 4点(2004-02-05 16:56:47)

2.《ネタバレ》 序盤、夫婦の生活をほのぼのと描いている場面は思わず微笑んでしまうような雰囲気。ところがどんどん悲劇的になっていってそのまんまラストまでいってしまいます。ラストは「灰とダイヤモンド」へのオマージュなんでしょうか。ああ悲しい・・・。カウリスマキでは『マッチ工場の少女』系なんでしょうね。でもとても美しい映画です。 藤堂直己さん [映画館(字幕)] 9点(2004-01-25 11:04:42)


1.モノクロの無声映画。カウリスマキの映画に出てくる人はみな無表情だからこういうのにぴったり。公開時は字幕だけで見て、弁士付で再見。やはりこのくらい説明がないと現代の人間にはわからないなあ。 イリスさん 7点(2003-11-02 15:48:24)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.33点
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4111.11% line
5222.22% line
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7222.22% line
8111.11% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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