みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.《ネタバレ》 とにかく単純明快。登場人物からストーリーまで全てがわかりやすく、子どもから大人までしっかり楽しめる作品になっていると思います。また、この作品に込められたテーマはそういった表面的な分かりやすさとは対照的に非常に深いものを感じます。ピーターの祖母以外、全ての主要な登場人物たちが何かしらの憎悪を胸に抱いています。それは現在の社会、あるいはアメリカへのメッセージのような気がします。やられたらやりかえす、目には目をの復讐心。終わりのない、いたちごっこ。そしてこの中で唯一許しの心を持つ登場人物がピーターの祖母。彼女は「怒りは自分を見失う」と言いますが、まさにその通りのストーリーになっています。一見分かりやすく単純な物語に見えますが、これは宗教的な思考の強い作品だったように思いました。それを踏まえて考えると、憎悪の塊である黒いミュータントはまさにそれの象徴で、教会の鐘の音(許し)だけがあのミュータントを倒すことができました。悲しみや苦しみ、怒りなどの感情を抑えることは非常に困難ではありますが、これを我慢、あるいは受け入れ、乗り越えることが唯一の解決法なのかも知れません。出なければ永遠に争いは終わりません。僕はそういった想いをこの作品から受け取りました。この部分まで考えると、非常にこの作品がどういった目的で撮られたかが観えてきます。スパイダーマンや他のキャラクターたちを写し、反射させることで、隠された意図も見えてきています。この作品の中で、人物を直接見ず、反射している像を見るという演出が非常に多かったのもそう言った思いの現われなのではないかと感じました。この作品にはまだまだそういった隠された演出があるような気がするので、これからもDVDや地上波などで観た時はそういったことを意識しながらこの作品を観たいと思います。 【ボビー】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-05-02 00:27:57)(良:1票) 6.《ネタバレ》 前情報で敵が三人登場とのことでごっちゃごちゃになると思っていたが、意外とスッキリしていて、あまり長いとも感じられなかった。 なんかすごい額を使っただけあって、映像は、たまにもろCGというシーンもあったけど映画史上でもトップクラスの綺麗さ。ピーターやMJの苦悩もよく表現されている。 敵がタッグを組んだところで、ハリーと和解して一緒に戦い、ハリーが死ぬと予想しましたが、見事的中。ヴェノムの弱点は雑誌で知っていたけど、あのように工夫するとは思わなかった。 サンドマンがいい感じ。ただサンドマンの最後がわからない。どこに行ったのやら。 【伊藤さん】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-05-01 23:20:07) 5.《ネタバレ》 1でも2でもなんでこの作品のヒロインはこんなに不細工なの? と何度も言われ続けてきたので確認のつもりでよーく観察してみた。 ・・・・・・かわいくないですか?好みですけどなにか? さて本題。アクションシーンはさすが手慣れた感じ。 ただ最初の美人助ける所がかなりチープに見えたの自分だけ? いや迫力はあるけどすごくCGくさいクレーンとビル。 あと1と2みてるとさすがに見慣れて以前ほどすげーって感じはなくなります。 いやすごいけどね。 今回の見所はなんといってもベノム!もうかっこよすぎます。 このデザインにしびれてゴブリンJrのタッグにしびれてMJの浮気ぶりにしびれて おもしろかったです。 ラストの余韻が残らないのと2を自分的には超えないって事で8点です。 でも限りなく9点に近い8点。 【とま】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-05-01 21:24:18)(笑:1票) ★4.《ネタバレ》 もはや僕にSPIDER-MANに対する正当な評価はできないのではないのであろうか、と思わせるほど僕はスパイダーマンというキャラが好きだ。ですのでかなり甘めの評価です。 まず、今回はCGがすごく魅力的で壮大に使われていたように思います。 心理描写は甘いかなぁ~でも友情に泣き! アメコミっぽさを出したっていう面ではかなりのデキ! MJの魅力が出てきた! あの敵が! などなどファンを喜ばせる作品に仕上がっていると思います。 【もろはや】さん [試写会(字幕)] 10点(2007-05-01 19:56:54) 3.今回も編集長が良い味出してました♪ 【成田とうこ】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-05-01 13:13:02) 2.《ネタバレ》 スペシャル・タッグマッチ 【一番星☆桃太郎】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-05-01 12:41:39) 1.《ネタバレ》 ほろ苦い…せつないねぇ…3作を通じての感想です いくら大いなる力を得ても、ピーターの小市民的な気持ちは変わらない いつもドキマギし、有頂天になったり沈んだり 今回は憎しみという感情に囚われた彼の気持ちが描かれています 確かに“うえっ、やりすぎだろ!”と思うブラック・スパイダーマンでのシーンもありますが、おとなしい人でも(怒ると)こうなる(んじゃないかな?)という心理はわかるような気がします いつも静かだからといって、不満が無いわけではない 誰だって荒々しいものが心の底にある フツーの人だからこそ、スパイダーマンが他のヒーローと違って“親愛なる隣人”として米国民に愛されているのではないでしょうか 単なる勧善懲悪でないところに私は惹かれるのです… 追加:キルスティンは25才になったばかり 20才の時のぽっちゃりしたイメージから脂の抜けた女性へと変貌しています この5年間を計算してキャスティングしたのならば…監督はスゴイですね(笑) 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-05-01 12:35:36)(良:2票)
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