みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
56.《ネタバレ》 全然違う製作陣だったけど『トータル・リコール』のリメイクが予想通りの出来だったので、しょうじき全然期待はしてませんでした。製作会社のロゴを観ればチャイナマネーが注入されていることは明白でしたが、オムニ社の生産拠点がもろ中国本土に置かれているという設定には、ちょっと頭がクラクラしてしまいました。という開始冒頭での懸念はその後も尾を引きましたが、けっこう真面目に撮られていることは確認できます。 オリジナルの傑作『ロボコップ』はなんせヴァーホーヴェンが監督でしたからグロ要素とデフォルメされたブラックセンスが満載でしたが、このリメイクはロボコップ化されたマーフィーの物語に重点が置かれた脚本で、荒唐無稽さは極力おさえられたストーリーテリングだったと思います。今作も悪の根源は当然オムニ社ですが、デトロイト市を乗っ取っているようなぶっ飛んだ存在ではなく、連邦議会の法律に規制をかけられている巨大兵器産業という感じです。本作での究極の悪役はCEOであるマイケル・キートンで、もう彼の芸風通りの悪辣さで、オリジナルのダン・オハーリヒーの様なとぼけた味わいは皆無です。オムニ社側のもう一人のキャラがロボコップ開発責任者のゲイリー・オールドマンですが、オールドマンらしくなく善玉でマーフィーを助けようと奮闘します。そう言えば彼は昔ほど悪役キャラを演じることが無くなってきている気がします、オスカー受賞したしイメージを気にするようになってきたのかな(笑)。ロボコップ=マーフィーの造形と思考なんかはより人間的になっているが、オリジナルにあった様なマシーンと化してしまって妻子にも正体を明かせないマーフィーの苦悩が観られないところはどうかと思うところです。マイケル・キートンが強烈過ぎて全般的に他の悪役が影が薄いのが難点と言えなくもないけど、軍事教官役のジャッキー・アール・ヘイリーだけは存在感を出してましたね。マーフィーの相棒も黒人刑事に変わったりしているけど、名前はナンシー・アレンの役名と同じルイスだったり、随所にオリジナルからの引用というか小ネタも使われていました。その相棒ルイスがブラック・カラーのマーフィーのコスチュームを見て、「お前、黒い方がいいな」と笑うところは、この映画で唯一笑えるところだったかもしれません。 結論としては、オリジナル版の毒味が好物な自分としては物足りないところが多々ありますが、オリジナルの無視した要素を膨らませた脚本として観れば面白いし、『トータル・リコール』のリメイクよりははるかにマシ、普通に退屈させないアクション映画だったと思います。 【S&S】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2024-01-16 23:32:40) 55.《ネタバレ》 AI時代が進展した昨今だからこそリアリティーを持って見ることができる。近い将来には警官ロボットが本当に登場するかもしれない。そこで問題になるのが感情の有無なわけだが、もちろんロボットには感情はない。で、ロボコップは人間なのかロボットなのか。「感情の制御」をテーマとしつつ、その辺のある種の「曖昧さ」は上手く描けていたように思う。面白いのは警察やオムニ社を捜査し始めるところで、一点の曇りもない清廉潔白な人間など殆どいないわけだから、それをロボット警官が捜査し始めたら、殆どの人間は犯罪者になってしまうのではないかと思った。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-05-09 00:39:56) 54.オリジナルと比べると生体の一部を利用する非人道的な側面が強調されている。 生きたまま改造された仮面ライダーと比べれば、命を救われたとも考えられるのでマシだとは思う。 黒いカラーリングはカッコ良く見えるし、動きもスムーズになってるけど、それが良いことなのかよくわからない。 特定の人物を撃てない制御システムはオリジナルにもあったけど、その解決方法がクールじゃない。 映像は進化してるけど、内容は退化してるように感じられた。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 4点(2023-02-23 08:08:40) 53.前作までは視聴済み、よくあるリメイク版として期待せず視聴しましたが、思っていたよりは良かったですよ。ストーリーも原作に余り手を加えず違和感はなかったです。最新CGで進化した分だけは楽しみたかったのに、やたら夜や暗いシーンが多く見辛いのは大減点。あと御時世かロボットは中国製というのもガッカリポイント。 【毒林檎】さん [インターネット(吹替)] 4点(2023-02-20 16:36:10) 52.《ネタバレ》 うーん、モノマネしても何の妙味も無いロボコップになってしまわれたんですね。これではさすがに吹越満さんの出番もないですね。 ダークでシリアスにブラックにリメイクされるのは別に構わないんですが、やはり、ウィーンガシャ、ウィーンガシャの動作音くらいの名残りは欲しかったかなと思えます。オリジナルティの不足、これでは後世に語り継げない。そんじょそこらに散らばりまくったマーベルコミックやアベンジャーズたちの面子たちに埋もれちまってもやむ無しだ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-11-11 19:17:02) 51.《ネタバレ》 あまり期待せずに視聴したのですが、良く出来たロボットSFだと思います(リブートなんですね、続編かと思ってました)、面白かったです。ロボットと人間のグロテスクな融合もうまく表現できていたと思います。ストーリーも、社会派風を気取りながらも非常にシンプルで分かりやすく、誰でも気軽に見れますね。個人的には、初代と比べてロボット感が少し薄まって、ヒーロー戦隊風の動きになっているのが惜しかったなぁと。あと、ノートン博士の胸板が厚い…隠しきれない色気が素敵。 【はりねずみ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2021-09-15 19:26:26) 50.《ネタバレ》 リメイクじゃないのか。同じタイトルやけど別の映画という扱いで良いのかな。ロボットが感情を持つありきたりなストーリーに一捻り加えて、人間がロボットにされて感情を取り戻すストーリー。どうでも良いけど、監視カメラと膨大なデータから犯罪者を見つけ出して捕まえていけるなら、そういうシステムを組めば良いのにと思ってしまう。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-29 00:18:21) 49.《ネタバレ》 ウイーン、スチャ、ウイーン、スチャって動かない滑らかなロボコップなど、ロボコップではなーーい。 は、置いといて。別解釈のロボコップというものに興味をもったのは偉大なオリジナルがあったから。 悪い奴がロボコップをつくってるんだから、仕方ないよねってのもあるけど、最後はなんだったの? 跳弾でやっつけたのかな?フラグありました? スッキリしない悲哀に満ちたロボコップは少しばかりバランスが悪かった。 監視カメラ、履歴検索などっで犯人を瞬時に追い詰めていくスーパーコップなのはよかったけど、もう少しこうアナログにすごいところが欲しかったな。本人が誇らしく思うような何かが。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-17 23:07:27) 48.《ネタバレ》 エンドロールで懐かしのテーマ曲が流れるんだけど、ほんの一瞬。 これって、このテーマ曲に合うシーンが本編中に一箇所もないってことなんだろうな。 人間臭さを出そうとした努力の跡は見えるんだけど、登場人物同士の関係が希薄に描かれ過ぎて、マーフィーの独り舞台になってしまったのは残念。 オリジナルの女性の相棒なんて、完全に主役の一人として活躍してたことを考えると、今回の相棒はただの警官と変わらない扱いだったような。 もう少し、ロボコップとして胸踊るシーンも欲しかった。 哀しいだけじゃ、やってけないよ。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-05-26 23:03:07) 47.完全にダメな映画ではないけれど、いろんなものがいまいちで、元のロボコップに負けてるね。それにしても、ゲイリーオールドマンは、レオンに出ていた時が一番輝いてたな。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2019-04-07 19:04:51) 46.《ネタバレ》 優れた旧作を思えば完全な駄作。【ネタバレ注意】旧作の設定を受け継いでいるところがないわけではないが、ストーリーは別物。エスプリの利いたテレビコマーシャルもなく、その名に恥じる作品。組織の上層部が腐敗しているというありがちな構成には旧作も同じだが、一番上まで腐敗させちゃだめでしょ。そして最後のアレは何?旧作のオチが素晴らしすぎて「ロボコップ2」「ロボコップ3」でも、それを超えられなかった面はあるけど、今作はひどい。ロボコップ自体に製品としての“欠陥”があったということになってしまう。うまいネタを考えようとしたけど、考えられなかったので無理やり決着させました、という印象。 【mohno】さん [インターネット(字幕)] 4点(2018-10-19 22:06:10) 45.似た様な映画が乱立するなか、敢えて本作にチャレンジしたからにはそれなりの捻りやサプライズを期待してしまうところですが何もありませんでしたね。あんなラストがまかり通るならロボット三原則もクソもありませんよ。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 3点(2018-04-20 14:02:22) 44.薄っすいねー 全体的に CGも目新しい物は無し 街中をやたらとホンダの軽 ライフJB5型が走ってるのが気になった ロボコップは1作目観とけばいいと思う 【幸志】さん [インターネット(吹替)] 3点(2018-03-20 22:54:28) ★43.《ネタバレ》 ロボコップなのにあまり銃撃を避けないでもらいたい。ガンガン撃たれても効かないのがロボコップの醍醐味。そういう意味では口の部分がノーガードなのはいかがなものか。シンプルにもっと面白い映画をいくらでも作れたはずなのに残念。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-08-31 08:58:32) 42.惜しい。ロボットになるという主人公の心境はオリジナルより良かったと思うんですが、全体的に常に悲壮感しか漂わない。スカっとしない、暖かいエピソードがない。どうせハイテク化するなら武器もハイテク化して欲しかったし、アクションシーンもどうせならもっとむちゃくちゃやって欲しかった。惜しい、あと少しなんだけどなぁという作りでした。 【Keytus】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2017-08-12 15:47:47) 41. ひどい。こんな話にするなら旧作のままでよかった。 【海牛大夫】さん [ブルーレイ(吹替)] 3点(2017-08-06 08:23:41) 40.《ネタバレ》 期待外れというか設定がかなり悪くて、ロボコップの存在意義が感じられない。オムニ社のやりたい事も大まかな部分は分かるけど、ロボコップを執拗に狙う理由がよく分からない。 映像はリブートだけあって良かったものの、かえってロボコップらしさがなくなった。 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-06-28 16:03:37) 39.《ネタバレ》 リブートという事で、オリジナルと比べるとずいぶんと潤沢な予算を使い、いろいろお上品に変身させたのがこの映画。 (いや、一部表現はむしろ下品だとも言えますが) まぁリブートするからには、何か変えないと意味がないわけで、しかし元のロボコップのよさは、あのB級感にあります。 「お前はクビだ!」 「サンキュー」 ババババン! というバカバカしくも爽快なギャグ(ギャグ?) そして「いい腕だ。名前は?」と聞かれ 「マーティ」で〆るラストのキレのよさこそがロボコップの魅力。 しかしこれはB級映画だからこその面白さであって、お上品なリブートのこちらにはそのような魅力が全然見当たらないのです。 なんかごく普通の最近よくある一見きれいなCG特撮SFアクション映画(しかしお話しはやや暗め)の一つにすぎません。 この作品ならではの良さが全然ないのです。 決してつまらないわけではないのですが、しかし、どっちが好きか?と聞かれれば多分ほとんどの人が「オリジナル」と答える事でしょう。 であれば、残念ながらこのリブートはやはり失敗だったと言わざるを得ないのではないでしょうか? ロボコップは「ちょっとスタイリッシュ」ではやっぱダメなんです。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-12 01:04:42) 38.《ネタバレ》 黒いロボコップが恰好良いという、それだけで満足してしまいそうになる一品。 フェイスオープンの状態から、バイザーが下りると同時に赤い目が光り、戦闘開始となるシーンなんてもう、痺れちゃいましたね。 正面玄関からバイクでビルの中に突っ込み、着地するより先に飛び降りて、その勢いのまま膝蹴りを敵のED209に見舞うアクションなんかも、これまた最高! その後、左腕がED209の亡骸に挟まって身動き取れなくなったら、自ら左腕を切断して窮地を脱する展開なんかも、実に良かったです。 ここは、痛みを感じない「ロボコップ」だからこそ成立するシーンであり、キャラクター性を活かしたアクション演出として、大いに評価したいところ。 黒人の相棒警官が、黒いスーツを纏った主人公に対し「これで色も相棒だ」と笑顔で軽口を叩いてみせるも、別れた後に、その「黒い背中」を悲しげに見つめる表情なんかも、味わい深いものがありました。 「最高のヒーローは?」「死んだヒーロー」という会話も、独特の皮肉が利いていましたし、ゲイリー・オールドマン演じる博士が、一旦は敵に買収された振りをして、その後にロボコップを助けようと奔走する姿も良かったですね。 特に後者に関しては、中盤にて「命令には逆らえない小心者」だと示すシークエンスがあっただけに、越えてはならぬ一線だけは越えずに踏み止まってくれた事が、本当に嬉しい。 主人公がロボコップとなった後、機械ではない「生身」の部分が、どれだけ残っているのかを見せ付けられるシーンも、非常に衝撃的。 もう決して元の「人間」には戻れない。 「ロボコップ」として生きるしかない……と思い知らせる効果があり、そういった布石があるからこそ、ラストの「機械ではなく人間である事を証明する」シーンの感動が、一際大きくなっているのだと思います。 勿論、過去作における銀色のボディもレトロで、メカメカしくて味があったのですが、自分としては如何にも「戦闘用」という趣きがある今作の黒ボディの方が好み。 それだけに、黒ボディが破損した後のエンディングでは、銀色のボディに変わってしまっているのが、実に残念。 「人間としての感情を取り戻した明るい笑顔」には銀色の方が相応しいし、元々「没デザインとなった銀色ボディも存在する」という伏線が張られていた以上、壊れたボディの代理として使われるのは自然な事なのでしょうが、出来るなら最後まで黒で通して欲しかったところです。 また、ニュース番組にて激昂するサミュエル・L・ジャクソンを映し出し、ブラックユーモアを叩き付けるように終わる手法も、決して嫌いではなかったのですが……どちらかといえば、家族の再会で綺麗に終わらせてくれた方が、より好みだったかも知れません。 いずれにせよ、旧三部作においても2の妻との対面シーンが一番好きだったりした自分としては、家族愛を中心に据えて作られている事が、非常に嬉しかったですね。 結局は命令に逆らえず機械のまま生き続ける1987年版とは全く違った、人間としての自分を取り戻し、家族とも再び一緒になるという、掛け値なしのハッピーエンド。 こういう「ロボコップ」が観たかったんだと、胸を張って言える作品でありました。 【ゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-10-08 11:26:21) 37.普通にアクション映画としては、CGもすばらしく、面白かったと思います。 が、こんなのロボコップじゃねえ! という感じですかね。ゴジラとロボコップはあんなに速く走っちゃいけない。 遅い動きに美があるんだ! 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-07-14 15:03:46)
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