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アメリカン・フィクション

American Fiction
2023年【米】 上映時間:118分
ドラマコメディ小説の映画化配信もの
[アメリカンフィクション]
新規登録(2024-03-08)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2024-07-22)【イニシャルK】さん


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ブログに映画情報を貼り付け
キャストジェフリー・ライト〔男優〕(男優)セロニアス・"モンク"・エリソン
エリカ・アレクサンダー(女優)コラライン
ジョン・オーティス(男優)アーサー
アダム・ブロディ(男優)ワイリー
キース・デヴィッド(男優)
多田野曜平セロニアス・"モンク"・エリソン(日本語吹き替え版)
魚建アーサー(日本語吹き替え版)
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト"Requiem Mass in D minor - Lacrimosa"
製作総指揮ライアン・ジョンソン(監督)
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 黒人作家とその周囲の人々が、笑いを交えて織りなすドラマ。アルツハイマーのお母ちゃん、ゲイのアニキ、黒人デブババなど多様な人々が交わる。だけど、良さがほとんど伝わってこなかった。 獅子-平常心さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-11-18 06:42:39)
《新規》



2.《ネタバレ》 中々面白かったです。結末あたりが少し難解で初見だけでは分かりませんでしたが。本のタイトルが「FU○K」になるくだりは笑えました。 珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-03-16 13:01:28)

1.《ネタバレ》 "黒人"に対して何をイメージするか?
エディ・マーフィーやウーピー・ゴールドバーグを代表するひと昔前のコメディ俳優か、
はたまた『それでも夜は明ける』『ムーンライト』みたいな理不尽な差別に耐える健気な主人公か、
それとも貧困と銃とドラッグにまみれた屈強で粗暴なラッパーか。
ハリウッドから提供されたイメージはその一側面に過ぎない。
これらが白人だったら我々はどう見ていたのだろう?

それなりの知識層で中流階級の売れない作家兼教師である主人公も黒人だ。
大学の職を追われた彼は、長年疎遠だった実家の家族に向き合うことに。
父は不倫して自殺、母はアルツハイマー病で、母を介護していた姉は急死し、兄は同性愛者と問題だらけ。
生活苦からヤケになってステレオタイプな黒人を題材にした三文小説を偽名で書き始めるも、
あれよあれよの大ヒットで映画化決定、文学賞最有力と自分でもコントロール不能になって……
というコーエン兄弟的な筋書き。

黒人への配慮がむしろ白人の免罪符になり、エンタメとして消費されていく皮肉。
それに気付かず、白人は素晴らしいと崇め、黒人ですら面白いと問題の小説に疑問に感じない。
ただただ酔えるなら三種類のジョニーウォーカーの中から安物でも構わない。
今日のエンタメ及びポリコレ産業に横槍を入れており、真実を明かす場面を敢えてカットすることで、
観客が何を求めているかを問いかけているように感じた。

でも悲しいかな、自分の創りたいものは商業でほとんど通らないし、それがウケるとは限らない。
何も見ていなかった世間知らずな坊ちゃんである主人公が現実を突きつけられ、
悲劇のステレオタイプな黒人イメージと折り合いを付けていく。
そんなクリエイターの悲哀、日本の漫画の実写化でもよく聞く話だ。

あのラストを見ると、今までの展開はどこまでが本当なんだろうか。
白人と黒人の関係が密なアメリカだからこその笑いでそのニュアンスをどこまで理解しているかは怪しいが、
マイノリティのジレンマを案外スルスルと見れる話術と仕掛けですんなり見れた。
ダークホースで脚色賞を取れるかもしれない。 Cinecdockeさん [インターネット(吹替)] 7点(2024-03-08 23:02:39)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.67点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2023年 96回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ジェフリー・ライト〔男優〕候補(ノミネート) 
助演男優賞 候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ) 候補(ノミネート) 
脚色賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2023年 81回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジェフリー・ライト〔男優〕候補(ノミネート) 

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