みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
25.話題性が高かったが、作品自体はある断面を切り取ったような映画。 リアルな感じは確かにある。ただし、見る時の状況なりと合わせて相乗効果を考えるものだろうと。 【simple】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-14 19:14:40) 24.《ネタバレ》 観る前に思っていたのは、なぜ内戦になったのか?その根底な部分を歴史や政治などを交えながら紐解いていく、そんなドキュメンタリータッチな映画かと思ってました。ところがいざ観てみたら、一人の半人前な報道カメラマンの女の子が、幾多の修羅場をくぐり抜けて、いっぱしの報道カメラマンへと成長する物語だったとは・・・いや~思ってたのとは違いましたが、これはこれでなかなか見応えがありました。 私が撃たれたらその瞬間を撮る?て問いかけたその半人前のカメラマンが、憧れだった先輩カメラマンが撃たれた瞬間、躊躇なくシャッターを切り続けるまでに成長しちゃう、それほどまでに過酷な世界での対応力、順応力のすごさがこの映画の本性だったんですね。恐ろしい映画です。 実際問題もしも本当に内戦が起きた場合、まず株価は暴落しますよね。次に産業の停止。法や秩序の崩壊。日常生活が機能しなくなり、略奪や暴力。でもそんな中でも人間らしさを失いたくないという集団も。この映画ではその二つを見せてくれてるのがリアリティがあってぞっとしました。内戦=戦争でありつつも、「ウオーキングデッド」さながらの無秩序な暴力な世界もあって、むしろ兵士どうしの戦場よりもそっちの方が怖かったです。銃社会だからこその恐怖ですね。 ただ一つ気になったのは、そこまでアメリカの軍の現状を知らないので何とも言えないんですが、大統領サイドの正規軍、圧倒的に強そうなイメージなんですけど、説明ないけど反乱して離脱した兵や隊もあった、て勝手に補足すればいいのかな?こういうところを事細かに描いてたら3時間近くいっちゃうかも(汗) 最後に、射殺した大統領を囲んで笑顔な兵士たちの写真でエンドロールを迎えますが、この写真をキッカケに半人前だった女の子は一躍トップ報道カメラマンへとなっていくんでしょうね。そしてまた次世代の若手カメラマンが現れて・・・。歴史は繰り返す。そういうことかな。 「アメリカの内戦」そのものは結局はただの「舞台」でしかなかったわけで、その点ではそれが見たかったのに!てなるのはやむなしですね。まあでも私自身は1本の映画としては良かったと思えたのでこの点数にしました。あしからず。 【Dream kerokero】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-12 15:50:49) ★23.《ネタバレ》 戦場カメラマンたちは一歩間違えれば命を失うというにも関わらずその緊張感が感じられませんでした。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-12 12:50:32) 22.劇場に行けなくて地団駄踏んだので喜び勇んでの鑑賞。 舞台の設定がとてつもなく大雑把で「何で?」で埋め尽くされる。 昨今色々な動画で米国の危うさが語られていますが、戦場カメラマンの他愛ないロードムービーからは何の怖さも感じる事無く。 完全な期待はずれでありました。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 2点(2024-12-11 14:30:13) 21.《ネタバレ》 良く出来ているけれど、終始胸糞悪い映画。 私の大大大嫌いな、とても国家元首とは思えない程に品が悪く、いつも変な踊りをするあの男をモデルにしたとしか思えない本作の大統領。もし奴が生き延びる展開だったら0点にする所だった。 「こんなのは架空の話さ・・・」とは決して言いきれない内容。本作を劇場や配信で観て、妙にソワソワしているのは今アメリカに実際に住んでいる人達なのかと思う。 議事堂選挙と言う愚行から、あの男の信奉者達は自分たちの信条にそぐわない事が有れば暴力で解決しても良いと本気で思っている事が判ってしまったので、今や私に取ってアメリカは「金を貰っても行きたくない国」Worst3に入ってしまった。(他の国が何処かは敢えて伏せる) 【たくわん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-12-11 08:23:01) 20.報道カメラマンの視点から見たロードムービーでした。 【TERU】さん [インターネット(字幕)] 4点(2024-12-10 21:18:06) 19.《ネタバレ》 臨場感が凄い。力の理不尽さを痛感。アメリカですらこうなる恐れがある。どこに住もうと庶民にとって平穏な生活はたまたまなのかもしれない。 【ほとはら】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-08 18:31:26) 18.《ネタバレ》 実弾射撃の経験あるが、実際より音大きいぐらいでないか・・・びっくりするし、耳に悪い・・・でも臨場感あった。 思えばアメリカ人同士は南北戦争でも戦っていたし、日本人も明治までは内戦状態だったし、この映画は新たな視点のようで、一方でデジャヴ感を感じる。 現在の、民主主義が後退しつつある状況への警鐘としては、気味悪いぐらいに成功している。 まさに、トマス・ホッブズがいうところの、自然状態。「万人の万人に対する戦い」が、印象深いエピソードで綴られているロード・ムービーだ。誰に撃たれているかわからない狙撃。ピンクのサングラスの男の「お前はどんなアメリカ人か」との生死を分かつ問いかけ。 弱肉強食の時代に戻ったら、こうなるよね、という、皆が目を背けがちな真実を、血しぶきとともに、ある程度のグロは勘弁とばかりに痛々しく描写する(ただし、内蔵飛び散る本当の戦場から言えば甘すぎるほど甘いが)。嘔吐シーンは、監督自身の、今の時代に対する痛罵か。 ともあれ、このタイミングでこの映画が出てきたことに、多少の偶然もあろうが、驚きもし、感心もした。 【チェブ大王】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-11-14 00:49:39)(良:1票) 17.《ネタバレ》 予備知識なしで鑑賞、唐突に始まったので誰がどっち側でどうなってるのか分からないままストーリが始まってしまいました。 キルスティン・ダンストはスパーダーマン以来な感じ。 終始、若いお姉ちゃんのせいで味方が死んでる感じはちょっとやり過ぎ。 映画の前にwikiでも読んでおいた方がいいと思います。 【木村一号】さん [映画館(字幕)] 6点(2024-11-02 17:34:49) 16.《ネタバレ》 本作は単に戦争の恐ろしさというよりも、特に「内戦」の恐ろしさを「体感」できる映画だった。 同じ国民同士が分断し、内戦状態になれば、疑心暗鬼の社会になる。 敵か味方かは分別しがたいため、身を守るためには、相手が誰であれ攻撃する。人の数だけ正義が生まれる。人間の獣性が野放しになる。 内戦で混乱した社会では、無法状態が生まれ、治安は守られない。 しばしば停電が発生したり、水の供給が止まっているインフラの混乱もきちんと描かれている。 本作において、内戦に至る経緯やその構造についての説明や描写が省かれているのは、そういった内戦状態になった時、そこに置かれた人々が直面するであろう混乱や恐怖を主観的に「体感」させるためではないか…と思いながら鑑賞した。 戦場カメラマンやジャーナリスト視点のロードムービーという構成はその目的には叶っており、終始ダレることなく鑑賞できた。 「体感」といえば、本作の音響効果は群を抜いて秀逸なため、劇場で鑑賞しなければその価値が半減するくらい重要だ。 単に銃声や爆発音だけでなく、薬莢が転がる音、瓦礫が飛散する音、ヘリコプターや戦車の音…全てが(恐らく)リアルだった。 決して観て面白いというエンタメ映画ではないが、深刻な分断を抱える世界に生きる私たちは、本作をとおして分断の先にある景色を観ておいて損はないと思った。 【田吾作】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-10-27 21:41:25) 15.《ネタバレ》 夜空にミサイルが飛び交っている何気ないシーン、湾岸戦争を思い出しました。しかもそれはアメリカ国内で、同胞のはずの人に捕まれば、「お前はどっちのアメリカ人だ?(敵方なら即殺す)」と迫られる。作品全体が悪夢ですね。ラストは、そこまでやるか~?と思いましたが。だって○○ですよ? 【次郎丸三郎】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-10-26 22:46:31) 14.《ネタバレ》 “Civil War”『内戦』。 じゃあ、逆から考えてみましょうか。最後に1枚の写真が出てきますが、恐らくあれが“アメリカの歴史を捉えた1枚”です。今後、この内戦を振り返る際、必ず目にする1枚にして、きっと歴史書に出る写真かもしれません。その前の数枚は、きっとネットで拡散されるでしょう。その前の1枚は、戦場カメラマンとしての彼女の人生を変える1枚となったことでしょう。 さて、この歴史的1枚は、どのようにして撮られたんでしょう?この物語は、ある女性に出会うところから始まります。…とまぁ、戦場カメラマンがあの1枚を撮るまでを描いた、記録モキュメンタリー映画だとしたら、戦況や状況の説明が薄いのも納得できるかも。 私も予備知識無しで観たから、大統領側と対抗勢力の1対1の衝突なのか、他にも幾つか組織があるのか、どっちがどう有利不利なのか、そもそも何で内戦してるのか、目の前のこの兵士はどっち側なのか、相手の方はどっち側なのか、サッパリ解らず観ていました。ただ、目的地だけはD.C,と決まっていて、そこで大統領にインタビューを行う、戦場を1400km駆け抜ける、無茶苦茶なロードムービーとなっています。クルーの4人は年齢的に、両親と子供、そして祖父という“拡大家族”の様相。恐らく今のアメリカの一般的な家族一世帯のユニットなんでしょう。映画は『疑似家族が目にする無政府状態のアメリカの人々』で、意図的にそうしたんでしょうね。 wiki見たら結構細かく(結末まで)書いてましたね。ふむふむ、なるほど~、19の州がねぇ…怖いねぇ。 アメリカは50の州(国)が集まった合衆国だから、政府が無茶するなら各州の独立もあり得るのかな?アメリカを別けるとしたら民主党の青い州と共和党の赤い州に別けるのがシンプルですが、テキサス(赤)とカリフォルニア(青)が連合を組んでるので、現実の大統領選を前に、内戦を助長するような組織図にはなっていないようです。 ただ影響されやすい国民性と、大統領の権限が絶大な国だから、映画の惨状がリアルなばっかりに、歯車が狂えば現実に…なんて、不安になりますね。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-10-21 22:56:33) 13.予告編とのギャップがありすぎじゃない. まぁ,実際,内戦になったとしたらこんな感じなのかもしれませんが. しかし,納得できないのが,戦っているのはテキサス州兵とカルフォルニア州兵+民兵 VS 連邦政府軍のはずなのに連邦政府軍が負けるのはありえないと思うのだが.州兵ってパートタイム勤務なのに対して,連邦政府軍はプロなんだから・・・ イギリス出身のアレックス・ガーランド監督の皮肉(斜に構えた感じ?)が結構効いているような気がしました. 【あきぴー@武蔵国】さん [映画館(字幕)] 5点(2024-10-21 21:35:57) 12.ジェシー役のケイリー・スピニーが良かったですね。最初はただの足手纏いの子供に見えたジェシーが、たくさんの辛い経験をしながらもがんばり、最後は本物の戦場フォトグラファーになったのが良かったです。赤いサングラスの兵士もなかなか良い味を出していました。ただし、ジョー役の俳優さんは演技が下手なのが残念でした。全体的にはおもしろかったです。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2024-10-20 13:42:21)(良:1票) 11.《ネタバレ》 告知から抱いていたスケールとは違いましたが、独特の切り口で表現しているものの、やはり一種の“終末パニックもの”だったという感想です。 若き報道カメラマンの成長(?)ストーリーと捉えれば、そこそこ面白い作品だと思います。 成長というよりは、戦争の狂気に侵され、徐々にクライマーズ・ハイのようになっていくのですが、そこが見所ではないかと。 また、戦闘シーンと対比するように使われる穏やかな風景や音楽により、戦時の惨さが格段に強調されていました。 残念だったのは、終盤の大統領官邸のくだり・・・ちょっとご都合よすぎだったかと…。 ラストシーンは目的を達した軍人の「記念写真」、それとともに流れだす不気味なテーマ…愚かな人間にふさわしいエンディングを見せつけられ、昨今の危うい世界を重ね合わせ、ただただ空しくならざるをえませんでした。 【午の若丸】さん [映画館(字幕)] 6点(2024-10-20 13:29:50) 10.おもしろかった。車で森を移動しているシーンでトゥモロウワールドを思い出したが、全体的には地獄の黙示録のようなロードムービーって感じ。戦闘シーンはリアルだった。地上戦はCG使ってないよね。分断によって市中で簡単に人の血が流れるが、流させる側も市民てのが怖いよね。狂気なのか、それが人の本質なのか。すげー怖い映画だと思う。 【センブリーヌ】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-10-18 00:16:41)(良:1票) 9.予告編が作品の本質を伝えないということは、稀にあるようです。問題は、それが意図的なものなのかどうかという点です。作品に誤った期待を抱かせて動員数を増やそうという意図があるとすると、それは予告編編集者がその作品に否定的な評価を加えたということです。まあ、いずれにしろ、そういう意図の有無は判断できないわけですが。 最近ではアニメ映画「ふれる」がそうでした。複雑でシリアスな作品を単純なお伽噺に改変して、TV・CM展開にまで手を広げていました。結果は失敗のようでした。本作については基本的には劇場内予告だけのようですが、やはり全く別な印象を受ける物でした。もの凄い迫力の戦場映画という印象を受け、これは劇場で見なければと大きな期待を寄せました。 実際は、基本的にはジャーナリストの立ち位置や心情を描く人間ドラマでした。それが悪いわけではありません。ベテランが新人をかばって死ぬというベタなシーンが残念なくらいで、シリアスでリアリティのある充実作でした。 更に、前述した映画業界についての考察を深めることも出来たという付録まで付いて大もうけ…かな?。予告通りの作品を見たかった…とも。 --- その後に得た情報によれば、予告編は専門の会社への丸投げで作られているそうです。スケジュール的に本編を見ることはかなわず、断片的な素材で作っていると。台本が手に入ればよい方だそうです。納得です。 【傲霜】さん [映画館(字幕)] 8点(2024-10-15 11:40:11) 8.昔読んだ村上龍の小説のいくつかを思い出す。まさに、今そこにある危機。 リアリティラインの境界線を絶妙に引いて、シビアに渡る「現在」の戦争映画。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2024-10-14 17:47:24) 7.《ネタバレ》 事前の情報が映画館での予告編だけだったので、歴史ifシミュレーション・戦争アクション・エンタテインメント映画(エンタテインメントとしたのは最後に主人公側が勝ってハッピーエンドという流れだと思ったから)だと思っていたら全然違っていました。従軍ジャーナリストあるいは戦争ジャーナリストのロードムービー風リアル(フェイク)ドキュメント映画という感じでした。戦闘シーンでロックやポップスが流れるなんていうのはドキュメンタリーの演出ですよね。民主党地盤のカリフォルニア州と共和党地盤のテキサス州が手を組むというのは現実的ではないんだけれど、IT(経済力)のカリフォルニア州と軍事力のテキサス州と考えればありうるのかなと思いました。出身を聞いて射殺するか決める武装兵のシーンはそんな輩も本当にいそうで恐ろしさを感じましたね。 だだ本当に見せたかったのはアメリカの分断なのか、戦闘のリアルさなのか、若きカメラマン女性なのかいまいちはっきりしない印象は残りました。 [追記] パンフレットには現実のアメリカとこの映画のアメリカとの相似点がわかりやすく書かれていました。これを読んでから見るともっと深く理解出来ると思います。 【MASS】さん [映画館(字幕)] 6点(2024-10-06 19:09:09) 6.《ネタバレ》 戦争の狂気。戦闘員も、ジャーナリストも、すべてが狂気に侵されている口当たりがヨロシク無い作品。 でも見応えはあった。 戦争で荒廃し、人がいない街道や家屋、ショッピングセンターの風景に、ロメロの『ゾンビ』を思い浮かべる。 差別から生じる心の荒廃は『死霊のえじき』『ウォーキングデッド』などでも描かれていたっけ。 あの状況でフィルムにこだわってるのも「狂気」の表現なんだろうけど、 スマホにくっつけるフィルムスキャナーは便利そうでいいなぁ。 【こんさん99】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-10-06 00:44:01)
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