みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
22.《ネタバレ》 kenさんの出番あれだけですか? 【クルイベル】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-06-27 09:22:09) 21.剣道みたいな格好して「忍者」って言われても・・・。米国人の勘違い忍者は相変わらずだなあという印象。悪役は皆パンチ不足に感じた。影の同盟が電車に乗り込んでガスで街を破壊(浄化?)というのではオウムを思い出したし、流石に脱線シーンは尼崎を思い起こさせるモノがありました。日本のリアル事件・事故がオーバーラップして純粋に娯楽として楽しめなかったのが残念。 【東京50km圏道路地図】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-06-27 00:44:12) 20.前のレビューで、バットマンをバッドマンと間違えて表記してました。は、恥ずかしー。でもバットマンは、バットでもバッドでもなく意外と人間らしいバットでした。ところで、バットマン自ら自分のコスチューム作っちゃってるとこは笑うとこ? 【c r a z yガール★】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-06-26 00:06:12) 19.(TwT;)ヒドイ!なんの遊び心も入ってないやん こんなバットマンに誰がした!怒りの0点やな もうお終い!じっと最後まで我慢して見通した観客偉いよ 自分も含めてさ もうさ表彰もんだよ そんなくらいにヒドイよ この作品!アメコミから飛び出てきたヒーローの雰囲気まるでないやん もっとさ66年度版やら89年度版のバットマンを見習おうよ 完全に過去のファンを無視した作りですな バカタレが~(乱文お許し下さい、そんなくらいに私個人的には超クソな作品でしたので。) っでさ、渡辺犬もバカだ いちいちこんな作品に出演なさるとは。モーガン・自由男だってバカだ まさかこんな作品にご出演なさるとは。 【3737】さん [映画館(字幕)] 0点(2005-06-25 23:57:44) 18.よくもまぁこれだけのキャスト&スタッフを結集できましたね。ギャラだけですごいことになりそうですが、、、。中身もかなりお金かかってます。特に終盤の電車のシーンは凄いです。個人的にバットマンシリーズで一番好きなのは「バットマンリターンズ」なんですけど、これはそれに次いでよくできた作品でしたね。それにしても、バットマンの世界って完全に別のところの世界でのお話っていう印象だったんですけど、この作品では現実にちょっと毛が生えたみたいな、結構リアルな世界観になってますね。バットマン自身もまさに一人の生身の人間でした。 【あろえりーな】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-06-25 23:39:33) 17.キャストが豪華でしたね。マイケル=ケインの執事がなんといっても素敵!! 珍しく善人のゲイリーもお茶目だし、モーガン=フリーマンも魅力的。バットマンのコスプレ(本人談)衣装作りの過程が丁寧に描かれているのがいい感じ。ただストーリーはなんか中途半端……まず続編ありき、ってのはちょっと。あと喧嘩シーンが多いですがカメラぶつ切りで何をしてるのかよくわかりませんでした。ちょっと残念。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-06-25 20:41:39)(良:1票) 16.いや~やられました! 面白かった、見応えあった、本物だった。 娯楽映画なんでしょ・・と甘く考えた私。 期待をはるかに上回る真剣な作り、わかり易く笑えるセリフ、そしてアクションも凄かった! ティム・バートン作品も大好きですが、この作品のリアリティとダークさも好みです。 パンフレットは、メカ大好きなのでバットモービルのページは嬉しかった。 しかし情報は多いが、字が赤かったりピカピカして読み難いので不満です。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-24 21:11:34)(良:1票) 15.いやぁ、なんだか惜しい映画でしたね。アメコミ番長デイビッド・S・ゴイヤーの書いた脚本は非常に秀逸。ブルース・ウェインがなぜバットマンになったのかが素晴らしいドラマとして描かれており、きれいに伏線まで張っていくという丁寧なお仕事には参りました。ドラマパートがメインとなる前半では、「これは史上空前の傑作になるのでは?」と期待しましたよ。続々と登場する豪華俳優陣にも唸りっぱなし。マイケル・ケインを見れば英国人の執事が世界最高であることがよくわかるし、やっぱりリーアム・ニーソンはかっこいいです。クリスチャン・ベールも期待以上によかった。当初ブルース・ウェインをオファーされていたキアヌ・リーブスとも、こうして見ればなんだか似てるし。しかし問題は、ブルース・ウェインがバットマンになってからです。バットマンが・・・ダサイ・・・。それはデザインがティム・バートン版を超えていないのもそうですが、見せ方がうまくないんですね。ヒーローに必要なケレンとか色気が完全に欠けていて、普通のアクションになってしまってるんです。コミックヒーローのアクションが他と大きく違うのは、動きではなく画にこだわらねばならないことです。例えば「スパイダーマン」の場合、サム・ライミは実際のコミックのカットをそのままアクションの画の中に取り込んだと言います。バートン版バットマンも同様で、両者共にポーズにこだわりがありました。しかし今回のバットマンはやたらカットを細かく切っているため、もう何がなんだかわかりません。バットマンの全身像がほとんど写らないことからも、そのあたりの感覚が決定的に欠けていたことがわかります。クリストファー・ノーランは才能のある監督だとは思うのですが、コミックをやるには演出が硬すぎましたね。もっと自分のセンスに自信があり、躊躇することなく遊び心を出せる監督が必要でした。つまり悪ふざけが出来るというのが、すれすれの過剰演出が要求されるアメコミ映画の監督に必要な条件なんです。バートン、ライミともに悪ノリが得意な監督だったでしょ。あともうひとつ。ヒーローには「バットマン参上!」って感じの特徴的なテーマ曲が必要なのですが、音楽もいまいちでした。H・ジマーとJ・N・ハワードの共作だというのに、あまりよくありませんでしたね。やっぱりアメコミはダニー・エルフマンじゃないとダメなんですね。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-06-24 00:50:36)(良:2票) 14.C・ベール相変わらず陰気で湿気っぽくてバットスーツがカビそう。C・マーフィーはクチビルが妙に気になる変なキャラだなぁ。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-22 22:59:26) 13.原作ファンには不評だが、本作はまさに「映画版バットマン」と呼ぶのにもっともふさわしい映画ではないだろうか。徹底したリアリティにより旧シリーズと差別化を図り、ダークヒーロー、バットマンから映画的な魅力を引き出している。主人公の精神的な葛藤はもちろんだが、やはりゴッサムシティの陰鬱な美しさが素晴らしい。レイチェルが車を運転してゴッサムの地下都市を見せるところなんかはゾクッとする演出だ。ブルースが洞窟でこうもりに対する恐怖を乗り越えるシーンなど、全体的に暗い場面を魅力的に撮れている。さらに、後半のアクションシーンがどこなくホラー風味であるのも興味深い。バットマンをあえて暗闇から出現させ、その「静」から一瞬にアクションによる「動」にもちこむ演出、クレイン博士のマスクの恐ろしさ(キリアン・マーフィはハマリ役)。武器開発のシーンはノーラン監督のオタクぶり全開で見ていて楽しかった。バットモービルのデザインは不安があったが、カーアクションで不安も吹き飛んでしまった。脚本もすごく出来がいい。伏線も十分に張ってあり、レイチェルとの駆け引きは秀逸。アルフレッド役のマイケル・ケインも旧作のマイケル・ガフに負けず劣らずいい味を出している。原作漫画の雰囲気を尊重した旧シリーズに対し、原作ファンでありながら原作とは全く違った「映画」を作り上げたノーラン監督の意向は素直に称えたい。 【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-22 22:37:22)(良:1票) 12.アクション物として観たならかなりの良い出来。特にカーチェイスのシーンとかハラハラしました。でも、バットマンシリーズといえば、ティム・バートンというイメージなのでそっちを期待すると少しがっかり。やっぱり個性的な怪人を出さないとな~。 【アルテマ温泉】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-06-22 22:10:43) 11.う~ん…。 結局この映画の作り手たちは、「バットマン」というものにまったく興味がないんだろう。原作コミックにしろ、ティム・バートンの映画化作品にしろ(あのシューマッカー監督作品にすら!)、この奇妙なコウモリ男が活躍するヒーロー譚の<本質>は、実のところ精神的・肉体的フリークスたちによるグロテスクかつバーレスクな「祝祭」としての非日常性にあった。彼は、他のヒーローたち(スパイダーマン.etc)のように正常な「日常」を回復するために闘うのではなく、逆に、さらなる「非日常」をもたらす“司祭”とも言うべきアナーキーな存在なのである。結果的に悪を倒したとしても、それは単に「祭の終わり」を告げ、もたらすものであったにすぎない。そう、バットマンとは、あのビートルジュース(!)と実は同類の、非日常世界の住人であり「怪人(フリーク)」なのだ。スパイダーマンだのXメンだのが、ニューヨークをはじめ現実の都市を舞台に活躍するのに対し、バットマンが「ゴッサムシティ」という架空の街を背景にしていることを思い出そう。もしバットマンをこの「現実世界」に登場させたなら、彼はたちまち狂人か精神異常の犯罪者として人々から石を投げられるにちがいない。バットマンが「ヒーロー」として“生きられる”のは、あくまで彼を含めたフリークスたちが思いのままに振る舞える、非日常世界でしかないのだ。…そういった“倒錯”にこそ、「バットマン」の真のユニークさがあったはずだった。 だのに、クリストファー・ノーラン監督たちは、何としてもバットマンをこの「現実」に引っぱりだそうとする。精神的フリークとしてでなく、自分の“弱さ”や心の闇を克服せんとする「求道的(!)」ヒーローとしてだ。ブルース・ウェインがカネにものをいわせてバットスーツやらモビールを開発していく過程を、映画は克明に見せてくれる。いかにも、「これはファンタジーだけど、いかにも“リアル”なファンタジーだろ?」と得意気に。だが、もはやそこに「バットマン」はいない。代わりにぼくたちは、単なる「金持ちのボンボンによる冒険物語」に付き合わされることになる。 とにかく、「バットマン」をシリアスな“色気のないジェームズ・ボンド映画”にした罪は重いぞ。…こんなの、バットマンじゃないやい! 【やましんの巻】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-06-22 20:13:57)(良:2票) ★10.《ネタバレ》 ハリウッドのアクションとしては、素直に質が高いと思える良い作品だ。なぜあんなにお金持ちなのか、肉親がいないのか、コウモリのコスプレなどする必要があるのか、秘密兵器をどうやって開発しているのかetc、それら謎の背景に恵まれている主人公だからこそ、その始まりを描く価値がある。案外、「007ビギンズ」なんて作ると面白いのかもしれない。特にバットマンシリーズを大好きでもない私でも、他の作品はこれよりも面白いのだろうか?と思わせるだけのクオリティがある。特にコウモリを幼年期のトラウマ、心の底に焼き付いた克服すべき恐怖のシンボルと描いてあるのは説得性がある。個人ではなく象徴となるもので悪に恐怖のイメージを与えるという話の流れも無理がなく、思わず膝をたたいて納得、なるほど!。唯一残念なのはゲイリー・オールドマン、やはり彼は冷徹な悪役でいて欲しかった。真面目な警官、と見せかけて実は悪の黒幕、という展開を期待していたのだが‥‥‥。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-20 23:57:41)(良:1票) 9.私のようにオヤジ好きーがDNAに組み込まれた方は必見。まずクワイ師匠なリーアムさまにトキメキ、なぜか善良そうなゲリオさんに顔がほころび、お茶目でチャーミングなマイケル・ケイン執事に舞い上がり、モーガン・フリーマンにルトガー・ハウアーときたら、もう踊るしかないでしょう。なんなの、この(一部にとって)絢爛豪華な共演者陣は。画面暗いし、話も明るくないのに、なんだかずっと顔がニヤケっぱなし。アメコミ映画の皮を被ってリアルを追求するなんて・・・と危惧してたのは、すべて杞憂でございました。ありがとうノーラン大明神!アクションがなんだかさっぱり見えなかったわ、とか文句言ったりしません。せっせと内職してるクリス坊ちゃまにすっかり心臓打ちぬかれてしまいました。この面子でぜひぜひ第2弾をプリーズ!(あれだけ引っ張っといて続編がないとは言わせません。)でも謙さん(だけを)目当てで見に行こうと思ってらっしゃる方にはお勧めしません、出番は恐ろしく少ないですよ。 【HIDUKI】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-20 23:36:30) 8.いやぁー最高でした!バットマンもバットモービルもカッコよかったです。思っていた以上にアクションシーンの迫力があり重量感のあるカーチェイスシーンも凄かった。そしてドラマも重厚でマイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、リーアム・ニーソンたち名優の演技が光っていたと思います。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-20 22:49:40) 7.《ネタバレ》 ここ近年のハリウッドのアクション物の中では間違いなくダントツの傑作。実は今までバットマンの映画版シリーズを一作も観たことがなかったのですが(ついでに言うと『スーパーマン』も観たことない)、それでも素直に物語に入り込めました。内容的にはまさに「何故バットマンはバットマンなのか?」という謎を紐解いていく誕生編であり、これなら普通のお客さんも満足して楽しめると思います。前半を丸々主人公ブルースの生い立ち、修行シーンに徹してくれたおかげで「早くバットマンになって戦ってくれ~!」というもどかしさもあったけど、その反動で後半の息も付かせぬ展開には見事に引き込まれるし、監督の言う通りただのコミックを映画化しただけではなく重厚な人間ドラマに仕上がりました。また豪華出演陣も最近では『ミリオンダラー・ベイビー』の出演が記憶に新しいモーガン・フリーマンや、我らが日本人渡辺謙も出番が少ないながらも強烈な印象を残します。個人的には何と言っても現代のセルピコこと、ゲイリー・オールドマンがお気に入り。そして出世作『メメント』で世界を沸かせ、ハリウッドに招かれても我々の期待を裏切ることのなかったクリストファー・ノーラン監督に拍手!!ラストもニヤリとさせられる。 【かんたーた】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-20 13:32:23) 6.正直わたしはバットマンシリーズがあまり好きではない、いや好きではなかった。シリーズのファンの方には申し訳ないが、わたしには何か受け付けないものがあった。なら、なぜ今回ワザワザ初日に劇場まで見に行ったか。それは渡辺謙を見てみたいというミーハーな気持ちと、今までのシリーズとは違う作りと聞いていたからだ。実際、噂どおり、渡辺謙の出演時間はとても短く、重要な役柄とも言い難い。良く言えば、とても自然にハリウッド作品に出演していたとでも言えるかな。しかし、この作品は、そんなことを差し引いても十分楽しめる、シリーズ中最も面白くカッコイイ作品と言い切ってしまおう(個人的に)。とにかくクリスチャン・ベイルが演じるブルース・ウェインがなぜバットマンになったのか?その過程と苦悩が実に良く描かれていて、そしてリアルでなおかつ面白い。 脇を固めるマイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、 ゲイリー・オールドマンのベテラン陣も絶妙なキャスティングで無駄はまったくありません。出演時間の短い渡辺謙にしてもなかなかの殺陣も見られるしインパクトはそれなりにあるのではないでしょうか。そして、この作品でわたしがもっとも気に入ったのはラストでして、多くの人がこのラストを見て「バットマン」(1989)をもう一度見たくなったのではないでしょうか。えっ、わたしだけ? 【カズゥー柔術】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-20 11:52:17)(良:1票) 5.《ネタバレ》 予備知識として、今までよりはダークであると知ってはいましたが、コウモリや闇に対する恐怖、両親の死に対する負い目、不正に対する怒りをクリスチャン・ベールが上手く演じていたと思います。歴代のバットマンの中で、マイケル・キートンが断然一番だったのですが、今はクリスチャン・ベールに変わってしまったくらいです。観るまでは、「絶対キートンが一番だ~~」なんて思っていたのに・・・きっと彼の表情がいいんです。怒りも、戸惑いも、哀しみもなんとなく同じ表情!?なんて思ってしまったのですが、そんな事ストーリーが進む内に気にならなくなりました。執事役のマイケル・ケインや、会社の従業員であり、数少ない正体を知る者、モーガン・フリーマンとのやりとりは、ダークな中にもくすりと笑える箇所です。悪者でないゲイリー・オールドマンも良かったです。 ただ、前半の不正・悪を学ぶ為に悪行を重ねるというのはどうかなぁと思ったのと、渡辺謙さん演じるラーズ・アル・グールのシーンが期待していたよりも何てことなかった(日本人がバッドマンに!・・・と本当に楽しみにしてたので)ので7点です。 中盤からラストは文句なしなのですが・・・ 【プリシラ3103号】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-06-20 00:15:05)(良:1票) 4.バットマン史上、最もダークかもしれない。両親が殺されたトラウマ、根本的な恐怖が全編に渡って通奏低音となっていて、震えた。”悪”と対峙する主人公が描かれていて、ただのヒーローものに終わらないドラマがあった。悪を知るには悪になる。人は、理解できないものを恐れる。これらのテーマがしっかりしていてヒーローが魅力的になった。悪役の精神科医がこれまた本当に悪そうで、あのマスク本気で怖い。ラストまでド派手なアクションが持続し、車などの小ネタもちりばめて飽きさせない。音楽も地味ながらハンス・ジマーの悲しげなメロディーが盛り上げる。最大の魅力だったのが、幼なじみのレイチェル(ケイティ・ホームズ)。これがまたかわいい。どことなく陰があって、思い詰めた感じ。「人間は中身より行動で見られるのよ」とか、吐く台詞も辛抱ならん!毒ガスを食らったレイチェルを車で助けるシーンはたまらなかった。ストーリーでは”ダークヒーローはヒロインとうまくいってはいけない”という鉄則をしっかり守ってブルースとすれ違うが、ラストで一気に泣かされた。面と向かって、あんなセリフは切なすぎる・・・しかもキスの後に。クリストファー・ノーラン監督、いいぞ!徹底して暗くしたところがすばらしかった。 【おしりはばとび】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-19 02:29:55) 3.“バットマン”がその他のアメコミヒーローに対し明らかに異質であることが一つある。そうそれは、バットマンは“超人”ではないということだ。極限まで鍛錬はしているのだろうが、ヒーローとしての活躍はありとあらゆるアイテムによるところが大きい。そうなってくると益々重要になってくるのが、彼が超が付くほどの大富豪であるということである。そのキャラクター性のおかげで明らかに高級そうな様々なアイテムに不自由しないのもうなずけるというものだ。ではなぜ、そんな大富豪が夜な夜な闇に紛れ、己の身を呈してまでヒーローに徹する必要があるのか?しかもご丁寧にコウモリのコスプレまでして…。 と、つらつらと考えていくと、いくらダークヒーローだと言っても、これほどまでにその“出生”と“理由”自体が闇に紛れてきたヒーローはいない。近年のヒーロー映画ブームの流れの中で製作された作品であることは間違いないが、この“誕生秘話物語”はまさに描かれるべきして生み出されたと思う。 これまでのシリーズ作品とは一線を画し、ひたすらにダークに、ひたすらにブルース・ウェインの精神の底へ底へと掘り進んでいく映画世界、ストーリーが素晴らしい。その反面、バットマンという稀代のヒーローが持つ類まれな“高揚感”もしっかりと表現され、ストーリーの深さ同様、奥深い娯楽性を携えたヒーロー映画が完成した。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-19 02:07:34)(良:1票)
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