みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
49.子供なりに死というものを理解するためにお墓を作ってる事が大人からしてみればいけない=禁じられた遊びって云うのが深い。お墓に立てるための十字架をミシェルにねだるポレットはなんかわがままな都会っ子って感じで少し共感というか感情移入できませんでしたけど、ラストにそのミシェルからも引き離され一人で「ミシェル!」といいながら駆けて行く姿には少し感傷的な気分になりました。 【クリムゾン・キング】さん 7点(2004-02-12 19:36:00) 48.子供の視点から見た戦争がいかに残酷であるか。彼らが純真であればあるほどその重さがずしりと心にのしかかる。観ていてとてもつらく悲しくなる。何度も観たいと思わせる娯楽要素はまったく皆無だ。しかしひたすら静かに訴え続ける映画であり、一度観ただけでも一生忘れることはないだろう。映画史に残る衝撃作であり名作。 【HARVEST】さん 9点(2004-01-27 15:21:10) 47.《ネタバレ》 ナナ・ムスクーリのアルバムを聴いていたら、この主題曲も入っていて、これがなかなかよく、本作のことも久々に思い出しました。初めて観たのはまだ小学生のときでした。冒頭の空襲のシーン、ラストの駅頭での別れのシーンは、子ども心にも衝撃でした。大人になってから見直したとき、「禁じられた」「遊び」がどういうものだったのか改めて認識し、とても不思議な感覚にとらわれました。「え? 遊びってこのことだったの?」。映画は、子どもたちが死を理解できないことを、それが自然だとも、戦争の被害でこうなのだとも、わかったふうに解説はしていません。混沌としています。子どもがときに残酷な一面を持っていることも、戦争が知らず知らずのうちに人の心を麻痺させることがあるのも、私たちは漠然とですが、知っています。どこまでが子どもの無邪気さで、どこまでが戦争被害なのかなどと、答えなんか出さなくてよいのでしょうね。ポーレットという少女は本当はスクリーン上にしか生きていない存在だけれど、確かにあそこにいたし、今でも圧倒的なリアリティで私の心の中に残っています。みんながラストに衝撃を受けたのは、あの子がこれから迎えるに違いないもっと残酷な運命を思ってのこと。だけどそこは描かずに、重たい感動を与えた、あの描き方はやはり見事だったと思います。 【おばちゃん】さん 8点(2004-01-19 23:41:26)(良:1票) 46.《ネタバレ》 戦闘シーンをほとんど見せない反戦映画。これは常の戦勝国アメリカでは到底描くことはできないでしょう。ましてや、子どもの目から見るなんて。戦争の一番の犠牲者は子どもですよ。「モグラ、ネズミ・・・人間」純真無垢ゆえに残酷・・。これは決して過去の話じゃない。今なお、新たなポーレットが生まれているかもしれません。考えただけで、胸が締めつけられる思いです。 【ダージン】さん 8点(2003-12-19 01:00:39) 45.《ネタバレ》 なんか…まだ「死」というものがなんなのかさえわかっていないような(両親の死さえよく理解できないような)幼い子供の人生が戦争によって狂っていく過程が、本人が状況を理解できず無邪気なままだからこそ余計に…悲しい? 切ない? なんかアタシの語彙力では表現しきれないわ。 とにかく、なんか心臓を素手でつかまれたみたいに苦しくって…見事にやられました。 でもね、アタシはそんなにイカニモな「反戦映画」って感じはしなかったわ。 きっと二人のホントに淡ーい恋(ともまだ呼べないわね、きっと)の様子とか、なんか微笑ましい要素も若干あったせいね。 ミッシェルなんてポーレットの気をひこうと必死だし、ポーレットもなんか妙な色気さえ感じさせる名演よ(不謹慎かしら)。 それにしてもこの二人は、ホントに演技なの!?ってくらい、スゴイわね。 名優だわ。 …アタシ戦争映画ってどっちかっていうと苦手なんだけど(反戦映画も、もちろん戦争を美化してるような映画も)、この子供二人のおかげでイヤにならずに見れたわ。 皆さんもおっしゃってるように、銃撃戦の様子とか延々見せられるよりこっちのほうがはるかに戦争について考えさせられるし。 それにしても、ポーレットのような身よりのない子供が一体どれくらい戦争によって生みだされるのかしら? それだけ考えても、「戦争=悪」ってわかりそうなもんだけど…人間ってバカね。 【梅桃】さん [地上波(字幕)] 8点(2003-12-18 21:17:10)(良:2票) 44.ナルシソ・イエペスのあの曲を思い出しただけで涙が出てくる。むごたらしく、リアルな戦闘や人がバタバタと死ぬシーンなどなくても、戦争の悲惨さ、無意味さを充分伝えている。幼い子どもをもってくることで、あざといと言う人もいるかもしれないけど実際、戦争のいちばんの犠牲者は民族や政治的なことも、まだ死の意味もわからない子どもたちなのではないでしょうか。「パリから来た垢抜けた女の子」はミシェルにとって、自分が見つけた、発掘した宝物だったのかもしれませんね。いつも大人に囲まれ見下ろされている立場だったのが、ポーレットに対しては自分が教えてあげる、守ってあげる立場になるわけだから。お墓を作ることは悪くはない、ただ十字架を盗むといのがいけないということでしょう。それによって村が大騒動となり、争いが起きる。何か皮肉な感じもする。大人のある一部の者たちによって勝手に戦争やって、罪のない人々を巻き込み、人生を狂わせているのだから。「ミシェル」と呼んでいたポーレットが、現実にかえったように「ママ」と呼んで雑踏の中へ消えていく、こんな悲しくていたたまれないラストシーンは他にないです。素直にこれが反戦映画というものなんだなと思える。 【envy】さん [地上波(吹替)] 10点(2003-12-14 00:56:05)(良:1票) 43.悲しい。本当に戦争は悲しい。死の意味を十分に理解できず、無邪気に十字架を集める子供達。更にナルシソ・イエペスの曲。そしてラストの「ミシェル!ミシェル!」…泣くなっていう方が無理です。 【Ronny】さん 9点(2003-12-13 23:53:26) 42.ナルシソ・イエペスのテーマ曲が耳に残りますね。冒頭で、両親が死んでしまうシーンが強烈。 【ムレネコ】さん 6点(2003-12-13 01:18:50) 41.おじいちゃんが『禁じられた遊びにジェームズ・ディーンが出てるぞ~~~』って言ったから思わず見てしまったけど、出てないじゃん(笑)でも、こういう子供が繰り広げる内容は好きなので、素直に楽しめた。 【アンナ】さん 6点(2003-12-06 21:46:39) 40.中学生の時の担任がどうしても見せたかったらしく、ワザワザ映画館に頼んで学校で上映してくれた。担任は満州で終戦を迎え、それまで隣人であった、ごく一部の中国人の日本人殺人を間近で見せ付けられ、逃亡の末日本に帰国したと言う。そのためか、担任は教師としては最悪の部類に入るほど、強権主義者で無慈悲な人間だった。幼いとも言える時期にこの映画を観た私であるが、明確に覚えているのはBf109による機銃掃射だけ。その他はあまりの暗さに絶句して、ほとんどのストーリを記憶から抹消していた。今、観返しても暗い印象は変わりがないが、少しだけ良さが判ったような気がした。それだけ年をとったという事なのだろうか? 【クルイベル】さん 6点(2003-12-05 11:24:40) 39.すごく好きな作品です。最後のミシェルを呼ぶ声が耳に残ります。この頃の時代は今とは全く違うので親子の繋がりとか、ちょっと怖いです。 【cock succer blues lee】さん 8点(2003-12-03 16:49:48) 38.んーよく出来てるとは思うが、悲しすぎた。おれあんまり救いようのない映画って出来とは別にして、見ててしんどくなる。子供のあどけなさが更に胸につきささる。子供に罪はない。 【アルカポネ】さん 6点(2003-11-24 01:09:34) 37.本日初鑑賞。確かに悲しい主題の映画だけど、まわりの大人たちの生態を、(大人の愚かしさというものを表現するためか)むしろユーモラスに描いている部分が随所に見られるのに少し驚いた。親子の様子を見てると、同じフランスの田舎が舞台の「わんぱく戦争」を思い出しさえする。だからそんなに暗鬱な映画という印象は受けなかった。感性が鈍ってるんだろうか‥‥。嘘をつくと鼻が動くといわれて鼻を隠そうとするシーン、(大人をナメきってる今の日本の子供と違って)疑うことを知らない子供の純真さがよく出てました。あと、有名な主題曲は劇中にあんなに何度も流すより、ラストシーンだけにたっぷりと聞かせるほうがよかったと思うんだけど‥‥ 【LEFTWING】さん 9点(2003-11-21 00:27:47) 36.あまりに可哀相で、泣くのを通りこして気持ち悪くなってしまいました...。音楽を聴くだけで心か暗くなってしまう...。 【レイラ】さん 6点(2003-11-20 21:33:09) ★35.《ネタバレ》 特殊な演出効果がなくても伝わる物を作れるといういい見本のような映画。幼少の頃に観た時は、墓を作って遊ぶという行為と重く暗い画面が恐くて直視できなかったが、ラストのポレットがミッシェルを探してどこかへ行ってしまうというシーンはなんとなく覚えていた。それだけ印象的なラストなのだろう。おびただしい数の十字架が無造作に立てられた風車小屋の墓地のシーンは圧巻。死の意味をまだ理解できずに、無邪気に感情のままに行動するという少年特有の性質と初恋のせつなさがよく描かれている。 【カタログ】さん 8点(2003-11-13 06:05:43) 34.音楽がすべてを物語るね。暗い・・・暗すぎる。重すぎるので好きなテーマとはいえないけれど、この名作にこの名曲ありって感じで、曲は結構好き。 【智】さん 7点(2003-10-29 01:47:35) 33. 【虎尾】さん 7点(2003-10-19 18:18:01) 32.反戦に対する強い訴えが伺えました。子供達の純粋さには泣けた。 【たましろ】さん 9点(2003-10-16 23:54:57) 31.死について考えさせられた 【BAMBI】さん 8点(2003-10-11 17:10:37) 30.小学校の時のお正月にNHKでやってて観たけど、泣くほどは感動しなかった。っていうより、禁じられた“遊び”ってソレなの?ってショックを受けた。テーマ曲からもっとロマンティックなことかと思ってたので…。ラストの叫びは確かにそれから数日耳に残ってた。 【桃子】さん 6点(2003-10-03 18:59:05)
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