みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
35.ラストの説明不足から来る不可解さ。やっぱり「ああ、そうか!こいつだったのか!」って納得させてくれなきゃな。それが欠点。それさえなけりゃ満点なんだけどな、惜しい!でも、傑作であることには変わりはない。ヒッチコックが生きてたら飛びついただろうなってプロットの映画だ。「もし、こうなったら?」ていう一発のアイデアだけで約90分客を引き付けようっていうのは、よほど脚本がシッカリしてるんだろうな。久々のサスペンスの傑作。いや、けっこうでした。天晴れ、天晴れ。 【ひろみつ】さん 8点(2004-01-13 21:49:49) 34.《ネタバレ》 『SAW』や『SEVEN』に出てきた犯罪者のように、罪を犯した者に罰を与えるというテーマ。「限られたスペースで、これほどスリリングな映画を作れるのはスゴイ」といういうのが率直な感想。ストーリーのテンポもよく、コリン・ファレルの鬼気迫る迫真の演技も良い。また、最後に罪を償った(?)コリン・ファレルを生かしてやるというのも、ただ殺戮を繰り返している犯罪者とは違うのだという点で(まだ)好感がもてる。多少ツッコミたい部分はあれど、細かいことを言いたくなくなるのは、やはりこの映画が純粋に面白いと思える作りだからだろう。ただ惜しむべきは、嘘をつき、人を欺いてきたコリン・ファレルが、そこまで重罪だったのか…という疑問。本人が言うように、もっと裁くべき人がいるのでは…と考えてしまう。そこは強引に、コリン・ファレルは罪を償い、更生するチャンスがあり、不幸にも(?)犯人の目に留まってしまったのであろうと解釈する。もう一点、やはり納得がいかないのが、コリン・ファレルを粛正するために罪もない人(売春婦のツレ・ピザの宅配人)を殺したというところ。コレに関しては、犯人の作り上げたストーリーを完結させるためだけに殺したと言わざるを得ず、「罪を犯した者を裁く」ような大義名文を唱えようとも所詮、犯罪者なのだと感じる。『SAW』の犯罪者も同じように罪のない人を危険にさらすという意味で納得できない。究極的に、罪を犯した自分を裁くという選択肢を作り上げた『SEVEN』の構成には及ばないのが残念である。 【グングニル】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-01-11 16:57:18)(良:1票) 33.まず、着想がいいですよね! 主人公が段々と追い詰められていく様子は迫力ありました。 素直に面白いと言える作品だと思います。 【GRIN】さん 8点(2004-01-09 13:26:38) 32.横で一緒に観ていたカノジョが「クリスマスキャロルみたい」と言っていました。 【no_the_war】さん 8点(2003-12-26 18:32:45) 31.まぁ軽く見れて時間も適度でいい感じじゃあないですかネ。ただ映画館じゃあなくてビデオで見ればいいレベルかな?! コリンファレルは良かったと思います。SWATのイメージとは全く違って「いろいろ演技もできる」というところを見せたと思います 【NotMe】さん 6点(2003-12-25 13:02:40) 30.主人公が思ってたより愛妻家でまともな神経の持ち主でした。それがちょっと意外だったかなあ。短い作品だし、ちょっと何か見たいって気分の時にぴったりかも。 【しぎこ】さん 7点(2003-12-22 16:37:21) 29.携帯電話では決して成立し得ない、昨今では珍しい“公衆電話ボックス”という小さな小さな空間から、やがてこの作品世界は際限なくグローバルに広がっていくという、今までにない独自性をまず感じさせられる。無差別犯罪のターゲットにされ、極限状態に追い詰められた男の恐怖を描く本作は、まさに監督J・シューマカーの得意分野でもある。で、およそ映画的スケール感とは無縁の限定された世界の話であり、しかもプロットは極めてシンプルなだけに誤魔化しが効かず、より演出の緻密さが要求される。そういう意味においては、小品だが彼の本領が存分に発揮された佳作となっている。とりわけ分割画面の効果を最大限に生かしている点などは、上映時間の短縮には実に有効だったと思う。また、F・ウィティカー演じる警部を機知に富んだ聡明な人物として配置するなど、バランス感覚にも細やかな配慮がなされている。しかしそれも、全編のほとんどを一人芝居で演じきったC・ファレルの的確な演技があってこそ。世の中はすべて金!といった傲慢で世渡り上手な面がある一方、脅迫で自身の人間性を曝け出すような弱さも併せ持っているという、この何処にでもいるような男=スチュを演じて見応え十分。ただ警察より一枚も二枚もうわ手で、すべてが計算ずくで、ゲームを楽しんでいるような犯人の動機や真の目的が謎である以上、ラストにチラッと姿を見せたのはやはり間違いで、謎は謎のままにしておいたほうが、より不気味さが出たように思う。 【ドラえもん】さん 8点(2003-12-17 17:02:37)(良:2票) 28.売れっ子俳優、コリン・ファレルの演技が光る作品でした。プライドだけは一丁前の、傲慢な男のメッキが剥がれ落ちていく様は見事。作品自体もちょうど良い長さで、適度な緊迫感が続き、飽きませんでした。しかしラストは何となく想像がついてしまいました。それでも、無駄のない作りで面白い作品だと思いました。前作「パニック・ルーム」と密室物が続いたフォレスト・ウィテカー。個人的に好きな俳優さんです。どうでもいい話ですが、この方を見る度、鶴瓶師匠がよぎるのは僕だけでしょうか・・・? 【城太郎】さん 7点(2003-12-17 11:29:49) 27.外界における密室。だがその密室は常に扉をあけている 【ポジティブ】さん 7点(2003-12-14 18:37:18) 26.どこにでもいそうなかる~い傲慢男が電話ボックスに閉じ込められて、どんどん恐怖にさらされて、どうなるんだろう~?とこれだけの時間飽きずに集中させたのはなかなかの出来だと思います。コリンの一人芝居状態で、彼はこれでまたずいぶん役者を上げたんじゃないでしょうか。でもどうして彼なのか、とか神様気取りの男には嫌悪感があってラストもすっきりしないし、というところもある。 【キリコ】さん 6点(2003-12-13 15:06:10) 25.誰の身にも起こり得る、日常生活の中に潜む悪夢!と言うことを強調した、小気味の良いサスペンス映画だ。コリン・ファレルの演技に、うかつにも涙ぐんでしまった。年季の入った観客を「こういう小粒な映画も良いよな~」と、ある程度、納得させる映画だと思う。 【ノーコメント】さん 5点(2003-12-12 19:49:49) 24.「オメェ、なんとかせんかいっ!」とハリセン持って駆けつけたくなる主人公泥沼系一人芝居。たまたま鳴っている公衆電話に出てしまったら、電話の向こうから不気味な声が、「切ったら殺す」ですもんね。かような事情で公衆電話ボックスから出られなくなってしまった主人公が繰り広げる緊迫の81分。この短さ、メインキャラがたった1人の密室劇としてはギリギリのところだと思いますが、こういう映画をハリウッドで、しかも監督ジョエル・シューマカーでやっちゃう時代が遂に来たんだナ~と感動しました。無駄にスターが大勢出て来て無駄に爆薬がばんばん吹っ飛び、無駄に長い映画をさんざん見せられた後にこういう映画は新鮮です。面白いと思います。非常に実験的で、なんかやたらインディーズのニオイが漂うんですが監督はジョエル・シューマカーで主演はコリン・ファレルです。この組み合わせが新しいです。人間が集中していられるのは大脳生理学的に見てきっかり90分。だから昔の映画には傑作が多い。この映画は私のようなばかでもちゃんと集中して最後まで観れます。拍手喝采。願わくばディレクターズカット160分バージョンなんか公開されませんように。キチンと整理すれば短くできるのよ。誰とは言わないけど最近3時間以上の映画撮った監督たちはコレを観て思いっきり反省するべき。ビューティフル。 【anemone】さん 9点(2003-12-07 22:14:46)(良:2票) 23.《ネタバレ》 あらすじやレビューなどは観る前に読まないほうがいいと思う映画だと思う。これこそ言ってはいけないことだろうが、殺人も必要最小限にして緊迫感を持たせ続けるのは好感が持てた。電話ボックスだけで映画1本作り上げたアイデアもよし。短い時間であるがぐいぐいと映像に引き付けられます。 【ピヤクト】さん 7点(2003-12-06 03:54:36) 22.コリン・ファレルの電話BOX相手の一人芝居が凄く良かった。最初の方に出てくるお馬鹿な三人も笑えた。ストーリー展開・アイデアが良くて10点つけたいところだけど,どうしてもラストが納得できないのでマイナス1点。 【北狐】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-12-04 13:35:24) 21.《ネタバレ》 電話ボックスだけで物語が展開するというアイデアはおもしろかった!突っ込みどころはいくつかあるけど、それでも演出がよくて飽きないで見ることが出来た。でも最後の犯人・・・真犯人がわからない終わり方ってなんだかなぁ。 でも監督にとって、真犯人が捕まって最後はハッピーエンドにしなくちゃいけない、なんてことにこだわらなかったんだろうな。 【ヒロ】さん 7点(2003-12-03 21:13:37) 20.まさしくアイデア勝負ですね。余計な部分は一切そぎおとして緊張感だけが加速していく。たぶん作者は本筋なんてあまり考えてないんだろうな。この緊張感を不条理な世界観で表したかったんだろう。 【とま】さん 7点(2003-12-02 20:20:17) 19.犯人の声…誰だっけかな…ラストおぼろげにみえる顔もどっかで観たなぁー誰だっけ…って思ってたら、こちらのレビューで謎が解けました。キーファーさんの深みのある声がよかった。全体的にスリリングで楽しめたけど、やっぱり短かったですね。 【てふ】さん 6点(2003-12-02 09:54:25) 18.《ネタバレ》 うちの嫁が上映前にパンフを広げてて何気なく言ったんすよ。キーファーひさしぶりだよねーって。だもんで上映時間中、いつキーファーが出てくんのかなって思いながら観てしまいました。結局事件が解決?してもまだ登場しなかったもんだから、いくらピザ屋のおっさんが犯人だったんだーって映画の中で騒いでいても、キーファーだよキーファーってずっと頭の中で言ってました。わたしたちの周りに座っていた皆さんも頭の中はキーファーでしたよね。本当にごめんなさいでした。てなわけで、ほんとは8点なんだけど、そんなパンフに問題あり!と、いちおう嫁をかばってマイナス1点しちゃいます。 【熊山くまじろう】さん 7点(2003-11-28 19:47:05)(笑:1票) ★17.《ネタバレ》 緊張して最後まで見られた作品でした。ピザ屋が犯人じゃおかしすぎると思っていたところにあのラスト。じゃあ犯人の本当の目的は?彼にどんな恨みを持ってたの?どうやって行動パターンや人間関係を調べたの?謎だらけで頭の悪い私にゃフラストレーションが残った作品だった。自分だったらすぐに受話器おいて、狙撃されないようにジグザグ走りをしながら建物の中に飛び込むだろうなどと仕様もないことを考えながら観てました。 【北酒番】さん 4点(2003-11-27 16:53:51) 16.中盤にかけての公然懺悔調教プレイは面白かったです。スリルは十分ありました。段々と話が大事になっていく過程をもう少し楽しみたかったかな。あと最後があっけなくて残念。トータル時間は、だるくならない程度で丁度いい長さだと思います。 【VNTS】さん 7点(2003-11-27 16:24:52)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS