みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
298.《ネタバレ》 この作品のような、鑑賞後考えさせられる映画が好きなため点数は最高点をつけさせていただきました。映像、音楽ともに全体的な雰囲気がストーリーと合っていたところも好印象。船から降りない(降りられない)1990に反感を持っている方が多いようですね。しかし、考えてみると人それぞれの人生観や価値観は違うと思いますし、1990の考え方も決して間違いではないと感じました。その考え方は「ピアノは鍵盤の数が無限なのでは無い。弾く人(弾く人の心、弾き方)が無限なんだ」という言葉に集約されていると思います。人生は無限の可能性をもっているとよく言われますが、短い人生において実際はその中からいくつかしか選択することができません。多くの選択肢をできるかぎり求め無限を目指す人もいるでしょうし、船とピアノの中に無限を求める人もいます。1900は船の上で「無限」であり「自由」だったと思います。だからこそ彼のピアノは美しく、人を惹きつける魅力があったのでしょう。 【sice】さん [ビデオ(吹替)] 10点(2005-10-31 13:33:41)(良:1票) 297.《ネタバレ》 とにかく理屈抜きで本能レベルで感動してしまいました!好きなシーンがいっぱいあります。個人的にベストと言っても良い作品です。(※注・以下トルナトーレ監督他作品のネタバレあり)トルナトーレは「一生地に足つけず、夢を追い続けてもいいのではないか」と言っておりましたが、このテーマは『ニュー・シネマ・パラダイス』や『みんな元気』でも描かれていたと思います。船が象徴するものは『ニューシネマ~』のトトにとっての映画館であり『みんな元気』の老人にとっての耳にしている子供達の姿だと思います。この前二作品ではトルナトーレは主人公を下船させ、厳しい現実への直面で無残さを味わわせましたが、本作ではついに1900を下船させなかったのです。1900とトトたちとの違いは実は外の世界を〝ある意味では〟知っていたという事でティム・ロスの物憂げな表情がそれを物語っています。彼の奏でるピアノが型破りなのは人間の無限性を、完膚無きまでに叩きのめされるジェリーの登場は陸の限界を匂わせ、想像には敵わない事を暗示させます。そして大勢の客を乗せる船は言わば小宇宙であり、そこを1900の全世界とする事により陸への思いを唯一の夢、欲望としています。それは同時に下船が全ての満ちたりと共に生きる目的、活力の喪失である事を意味するのです。本作には世界の大小に関わらず夢や欲望を喪失してはならないというメッセージが込められているのではないでしょうか。悲しくもロマンティックな美しい物語です。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-10-30 15:20:16)(良:1票) 296.この映画はいいと言うより好き!!って感じです。ジャズピアニストとの対決シーンは本当に素晴らしい。前半で揺れる船の中でピアノを弾くシーンもすごく好き!最後にトランペット吹きと語り合うシーンもかなり感慨深いものがあった。トルナトーレ監督の作品は今んとこ外れなし!! 【TK of the World】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-29 00:08:42)(良:1票) 295.《ネタバレ》 一歩も船の外に出なかったピアニスト。出ようとしたけどやめたところでちょっとジーンとした。ちなみに、あんなピアノ演奏実際にできたらその時点で人間ではない。 【湘爆特攻隊長】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-10-26 22:36:29) 294.軟弱者! 【Minato】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-31 21:56:12) 293.《ネタバレ》 ”稀代の天才”とは、こういう人間を言うのかもしれない。世界を見て回れば大きく成長する者もいれば、"Nineteen hundred"のように自分の中で天性の素質を磨き上げる者もいる。人に認められることだけが優秀ではないと思わせる、繊細かつ力強い演奏への情熱を演じ切ったティム・ロスに拍手を送りたい。恋心を抱いても結局下船できなかった彼に、勇気がないという見方もできれば、世俗に染まらずに済んだという安心も感じます。きっと実社会にも"Nineteen hundred"のように、誰にも知られずにこの世を去った”稀代の天才”が多くいると思いました。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [地上波(字幕)] 9点(2005-06-25 01:16:48)(良:1票) 292.《ネタバレ》 「世の中が怖い。外に出るくらいなら、死んでやる」。ラストで主人公が言ったことは、要するに、こういうことです。この監督は、現実のせつなさ・やるせなさを表現することが、とても上手だと思いますが(「ニュー・シネマ・パラダイス」は、その珠玉)、この映画は、閉塞感が強すぎて、イマイチでした。主人公は、世の中を見ることなく、ただ、ひきこもっているだけなのに、世の中に絶望している。多くの人が共感できるのは、そういう人間像ではなく、自分の殻を破ろうと努力したけれども、挫折してしまった人なのではないかな。 【IKEKO】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-03 22:28:43) 291.海と音楽とティムだけ良かった。 【小星】さん 4点(2005-02-26 04:14:11) 290.ちょっとながったらしいかもー・・・。あと、1900のおとうさんしんじゃうの悲しすぎだから-!!だけど、純粋にいい題材の映画だよね。 でもちょっと・・・・・だるい。 【ギニュー隊長★】さん 6点(2004-12-19 18:14:19) 289.ティム・ロスがピュアな感じで良かった 【鈴都丸子】さん 6点(2004-12-12 22:19:54) 288.久しぶりにいい映画を観ました。主演二人の完璧な演技、滑るようなピアノの旋律、細かい伏線がちりばめられた泣かせる脚本、全てが素晴らしいです。1点減点の理由は、笑っちゃぐらい稚拙な特撮。台無しだー! 【金子淳】さん 9点(2004-10-27 14:43:10) ★287.ニューシネマパラダイス(劇場版)でやめておいて、伝説の監督になれば良かったのに。 【みんな嫌い】さん 4点(2004-10-24 18:10:26) 286.退屈はしないし、細かい事に目をつぶれれば楽しめる映画です。 自分が中学生の時に見ていれば8点をつけれたと思います。今は描写に納得できません。 感動できるシーンはいくつかあるのにもったいない映画です。 【アオイ】さん 5点(2004-10-16 22:57:20) 285.思っていたより面白くなかった・・・。たまにこういうのありますよね。なんか全体的にフワーッとしていてしまりがないっていうか、そんなに仲の良くない友達の恋愛話につき合わされて、一方的に喋られて「うんうん」「へー」「よかったね」としか言えなくて、別に興味ないんだけどなーと感じて、そのうち心の中で全然違うこと考え出すけど適当に相づちは打ち続けるそんな感じ。長っ。 【キュウリと蜂蜜】さん 6点(2004-09-08 11:10:46) 284.《ネタバレ》 生まれてから一度も船から降りたことがないっていう所になんだか とても興味の触手をくすぐられた。船の中からピアノと共に想像力を 駆使して世界中を旅する彼の瞳・表情が印象的だw 陸に上がると、世の中選択肢が無限にあり過ぎて恐ろしくて生きて いけないって彼の言葉も そういう特殊な環境に育った人物だから出る 言葉なのかなw 語り役のトランペット奏者の人もいい味出してると 思った。 最後船が爆破されるという時になって、1900ハンドレッドの 身を案じて船を訪れた彼との会話、そして髪の毛を引っ張られるような別れ際の シーン(1900ハンドレッドが何もかも覚悟した上で澄んだ表情をしながら 言うジョークと、涙でくしゃくしゃになりそうなのを我慢しながら 立ち去ろうとする トランペット奏者の対比が泣きそうになった)がせつない。 黒人ジャズマンとの対決シーンは 見ててスゲーッ スッとしたwwお高い奴を やり込める1900ハンドレッド格好いいぜww 1900ハンドレッドの初恋・別れ切なくて涙出そうになった。 なんでレコード渡せなかったんだよ、あと一歩だったろ、もうあとちょっと 声張り上げて出してれば。。。船下りて会いに行けよ、勇気持ってくれよ そう言いたかった。 【アキト】さん [DVD(吹替)] 8点(2004-09-02 13:14:39)(良:1票) 283.「She」って誰だろうとひきつけておいて、最初のシーンからつくりがうまいなぁと思いました。私はジャズが好きなので、この映画を楽しめましたが、ストーリーは若干薄く悲観的な気がしました 【暇人】さん 9点(2004-08-29 00:38:57) 282.《ネタバレ》 泣きました~…。普通に良い映画だな、と思いました。一生を船の上で過ごすなんて有り得ないような話ですが、その一生の中でも沢山の出会いや別れ、時にはジャズピアニストの決闘という大きなイベントまでもがあの船の中で行われている。"Nineteen hundred"が船から下りようとするときの一言、「果てしが無い」の意味が分かったような気がしました。 【J.ギリガン】さん 8点(2004-07-31 20:15:27) 281.この、「産まれてから一度も船を降りたことのない天才ピアニスト」をめぐる、美しくも儚い作品のイタリア語原題が『NOVECENTO』であると知った時、ああ、やっぱり…という感慨にとらわれたものだった。それは、ベルナルド・ベルトルッチの『1900年』の原題と同じだであるからだ。 たぶん、それは決して単なる“偶然”ではないだろう… あのベルトルッチの大作は、イタリアの大地で繰り広げられた20世紀初頭から第2次世界大戦後までの激動の歴史を、壮大な《叙事詩》として謳いあげる。一方、トルナトーレによる本作は、同じく1900年から第2次世界大戦直後の‘46年までを背景としながら、世界恐慌とも、戦争とも(直接的には)まったく無縁の寓話を《叙情詩》として歌うのだ。 そこに、醜い地上の「歴史(ヒストリー)」を拒否し、あくまで美しい「物語(ストーリー)」を対置させようとするトルナトーレの作家的姿勢をぼくは見たいと思う。彼の『ニュー・シネマ・パラダイス』がそうだったように、彼は、常に“夢見る者”を肯定し、けれどその“夢”が結局は“現実”に押しつぶされるしかない儚(はかな)さを、深い哀悼とともに見送り続けるのだ。 本作における、あの、あくまで地上(=現実)を拒否して船もろとも消えていった主人公がまさにそうだったように… そんなトルナトーレの映画は、確かに甘く、美しく、“敗北”すらも甘美な「蜜の味」に変えてしまう。ただ、そういった現実逃避を、それ以上に現実を「拒否」するトルナトーレよりも、あくまで聖も俗も美も醜もいっしょくたになったこの現実こそを直視し、まるごと「肯定」するベルトルッチにこそぼくは組みしたい。 何故なら、ぼくらは「物語」ではなく「歴史」を生きざるを得ないのだから。ぼくらの生は、夢じゃなく現実の側にあるのだから。 そのことだけは、片時も忘れたくはないと思うのだ。 【やましんの巻】さん 6点(2004-07-26 16:30:27)(良:1票) 280.船を降りようとしていた時が良かった 【ムート】さん 6点(2004-07-09 14:36:19) 279.ピアノ演奏の対決シーンとか、揺れる船の中で何事もないようにピアノを弾くところとか、ピアノに関する映像は面白かったけど、内容を見た場合、果たしてこれが感動するドラマなのかと考えたら、いまひとつ乗り切れない部分がある。初めて目にする町の風景に、こんな場所では僕は生きられないという感じに再び船に戻るナインティーンハンドレッド。ありきたり過ぎます。ラストで興ざめしました。 【カーマインTypeⅡ】さん 6点(2004-07-06 22:17:19)
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