みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★5.原作未読、初見。その異形さに息を呑む鐘撞き男カジモド。何度一時停止して見つめてもチャールズ・ロートンだとは左目だけでは判別出来ず、更に声でも判別出来ず(泣)しかし、その体内には紛れも無い人の血が通っている喜怒哀楽を見せる姿は名優ならではの仕事ぶりで、「私は石になりたい」には泣かされました。裁判所に連れてきた生きたヤギに「共犯者として死刑」を言い渡すを始めとする、無茶苦茶にも程が有る中世フランスに生きる人々の生き様が見応えある秀作。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-09-21 19:12:55)(良:1票) 4.《ネタバレ》 (2007年映画メモをもとに) 様々な愛の形が交錯します。 様々な形で悪魔が顔を出します。 人々の裏側にある色んな形をした悪魔が表に出て渦巻いてます。 いったい誰が悪魔なのでしょうか。 クワシモドは見かけは悪魔のような怪物ですが、実は優しい心を持っているのかもしれません。 しかし最後では悪魔に取り憑かれてしまいました。 石を落としたり溶鉄を流したりする場面は悪魔としか思えない形相です。 エスメラルダはマリア様のように慈悲深く母性的であり、 司祭の弟はサディストの悪魔です。 そんな、クワシモドをとりまく聖母と悪魔です。 母性的な愛あり、異性的な愛あり、サディスティックな愛あり、 そんな中で揺り動かされます。 この映画の登場人物は愛と悪魔との瀬戸際にいて、最後に悪魔に身を滅ぼしてしまったものは死に、愛を手に入れた人は生き残る感じかもしれません。 クワシモドはグロテスクで迫力あり、非常に息詰まる圧迫感があって暗い雰囲気が怖いです。 怪奇映画としてしっかりしてます。スケールも大きいです。 ディズニーの”ノートルダムの鐘”に最も視覚的な影響を与えてます。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-21 03:18:49) 3.モーリン・オハラのエスメルダは美しいが、少しもジプシー女には見えない。そこが難点か。対するチャールズ・ロートンのカジモドはメイキャップが見事、これは特筆ものだろう。 カラー版に比べ、モノクロの味わいがよく出ている。ストーリーもフランス版でわからなかったところがこの映画でよくわかった。ただ残念なのはラストを作り替えたこと。これが米国人好みなのかもしれないが・・・。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-24 21:47:15) 2.ビクトル・ユーゴー原作の映画化で、著名なタイトル。 時代背景がとても丁寧に描かれており、モノクロ映像がちょっと暗めだけど、 それがうまい効果を生んでいるのか、芸術的とさえ思えるほどの迫力がある。 カジモドのメーキャップもすごくて、全般的にはかなり凝った作りという印象。 ただ、ヒロインに対するカジモドの純粋さや苦悩などはあまり伝わってこず、 どちらかといえば群衆劇に近いスペクタクル映画といった作りで、少々物足りなさは感じた。 ラストは原作とは違っているけど、個人的には原作通りのほうが良かったかな。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-08 06:43:28) 1.《ネタバレ》 かなり昔の(70年前!)作品でこれほど古いものは初めて観ました。ルイ11世時代という結構昔(どれぐらい前かは分かりませんが…)を舞台にした物語なのですが、始まってすぐはミュージカルか?と思わせるような演出だったり、乞食王?率いる組織がでてきたり、正直「?」な作品であったですね。まあ、ルイ11世時代のことが多少なりとも判っていれば面白かったのかな?戦前・モノクロの映画には独特の「ノリ」があるんでしょうね 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-04-08 07:14:16)
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