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レイダース/失われたアーク《聖櫃》

Raiders of the Lost Ark
(インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》)
1981年【米】 上映時間:115分
アクションサスペンスアドベンチャーシリーズもの
[レイダースウシナワレタアーク]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(1981-12-05)


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監督スティーヴン・スピルバーグ
助監督フランク・マーシャル(第二班監督[ノンクレジット])
ルイス・G・フリードマン(第二班助監督)
キャストハリソン・フォード〔1942年生〕(男優)インディアナ・ジョーンズ博士
カレン・アレン(女優)マリオン・レイヴンウッド
ジョン・リス=デイヴィス(男優)サラー
ロナルド・レイシー(男優)トート
デンホルム・エリオット(男優)マーカス・ブロディ
アルフレッド・モリーナ(男優)サピト
アンソニー・ヒギンズ(男優)ゴブラー
ウィリアム・フットキンズ(男優)イートン
フランク・マーシャル(男優)パイロット
ロッキー・テイラー(男優)ドイツ人兵士(ノンクレジット)
ポール・フリーマン〔男優・1943年生〕(男優)ルネ・ベロック
村井国夫インディアナ・ジョーンズ博士(日本語吹き替え版【ソフト/日本テレビ】)
土井美加マリオン・レイヴンウッド(日本語吹き替え版【ソフト/WOWOW】)
石田太郎ベロック(日本語吹き替え版【ソフト】)
樋浦勉トート(日本語吹き替え版【ソフト】)
小林修サラー(日本語吹き替え版【ソフト/日本テレビ】)
千田光男ディートリッヒ(日本語吹き替え版【ソフト】)
中村正[声優]マーカス・ブロディ(日本語吹き替え版【ソフト】)
池田勝イートン(日本語吹き替え版【ソフト】)
秋元羊介サティポ(日本語吹き替え版【ソフト】)
嶋俊介マスグローブ(日本語吹き替え版【ソフト】)
大塚明夫(日本語吹き替え版【ソフト】)
津田英三(日本語吹き替え版【ソフト】)
丸山詠二(日本語吹き替え版【ソフト】)
竹口安芸子(日本語吹き替え版【ソフト】)
内田直哉インディアナ・ジョーンズ博士(日本語吹き替え版【WOWOW】)
有本欽隆マーカス・ブロディ(日本語吹き替え版【WOWOW】)
石田圭祐ベロック(日本語吹き替え版【WOWOW】)
横島亘トート(日本語吹き替え版【WOWOW】)
島香裕イートン(日本語吹き替え版【WOWOW】)
白熊寛嗣(日本語吹き替え版【WOWOW】)
真堂圭(日本語吹き替え版【WOWOW】)
松田健一郎(日本語吹き替え版【WOWOW】)
戸田恵子マリオン・レイヴンウッド(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
田口計ベロック(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
内海賢二トート(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
阪脩ディートリッヒ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
北村弘一マスグローブ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
野島昭生サティポ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
今西正男イートン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
宮川洋一マーカス・ブロディ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
麦人(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
藤城裕士(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
千葉順二(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
巴菁子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
堀内賢雄(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
堀越真己(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作ジョージ・ルーカス(原案)
フィリップ・カウフマン(原案)
脚本ローレンス・カスダン
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
ライオネル・ニューマン(音楽スーパーバイザー〔ノンクレジット〕)
ケネス・ワンバーグ(音楽編集)
編曲ハーバート・W・スペンサー
撮影ダグラス・スローカム
ポール・ビーソン(追加撮影)
製作フランク・マーシャル
パラマウント・ピクチャーズ
ロバート・ワッツ〔製作〕(製作補)
製作総指揮ジョージ・ルーカス
制作東北新社日本語版制作(日本語吹き替え版【ソフト/WOWOW/日本テレビ】)
配給CIC
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
コンラッド・バフ(視覚編集効果スーパーバイザー)
ジョー・ジョンストン(視覚効果美術監督)
リチャード・エドランド(視覚効果スーパーバイザー)
キット・ウェスト(メカニカル効果スーパーバイザー)
ビル・ウォリントン
美術レスリー・ディリー
ノーマン・レイノルズ(プロダクション・デザイン)
マイケル・フォード〔美術〕(セット装飾)
衣装デボラ・ナドールマン
編集マイケル・カーン
ジョージ・ルーカス(ノンクレジット)
コリン・ウィルソン(編集アシスタント)
ブルース・グリーン[編集](編集助手)
録音ゲイリー・サマーズ
スティーブン・ハンター・フリック(音響効果)
ビル・ヴァーニー
スティーヴ・マスロウ
グレッグ・ランデイカー
ロイ・チャーマン
マーク・A・マンジーニ
ケヴィン・オコンネル[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【ソフト/日本テレビ】)
スタントヴィク・アームストロング
テリー・レナード
その他ロバート・ワッツ〔製作〕(プロダクション・マネージャー〔ノンクレジット〕)
あらすじ
伝説はここから始まった!記念すべきインディ・ジョーンズシリーズの第一作目。舞台1936年、勢力を増すナチスドイツが伝説的な力があると言われる聖櫃(アーク)を手に入れようと計画を企てる。アメリカ政府はそれを阻止する為に、考古学者インディアナ・ジョーンズに、彼らより先に聖櫃を手に入れるよう要請する。かくしてインディとナチスの激しい争奪戦が始まる。娯楽作でありながら、アカデミー賞5部門に輝いた、言わずと知れたアドベンチャー・ムービーの金字塔&最高峰。

あろえりーな】さん(2008-12-14)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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283.初見。
見たことある大玉転がしシーンはクライマックスだと思っていたのでビックリ。
冒険活劇のヒーローなので恐れを知らない人物なのでしょうが、それも過ぎると白けてしまいました。
悪人共の顔崩壊とマリオンの「痛いところはどこなの」は以降の作品の元ネタなのですね。
6点ではありますが、シリーズ第一作として映画史に名を残すのは間違いないと思います。
The Grey Heronさん [インターネット(吹替)] 6点(2024-08-14 16:43:33)

282.《ネタバレ》 上質の大人向け子供映画です。今からみると、ご都合主義でストーリーはおかしな所だらけだし、特撮はちゃちで時代を感じさせるものなんですが、それでも爽快感が半端ない。ナチの輸送機(戦闘機?)は架空のものだけど立ち回りをよく計算して設計されていたり、Uボートの基地が本物そっくりだったり感心しました(後日調べたら、まだ残っていた実際の基地を使っていたので当然ですね)。
ラストは、よく映画評論では「価値をわかってない軍が倉庫にしまいこんだ」と評価されていますが、違うんじゃないかなあ。あれは、倉庫内の全ての木箱がそれぞれのミステリーの所産で、世界中でこんなミステリーが大量に起こっているんだよという暗示じゃないかなあと思います。 えんでばーさん [映画館(字幕)] 6点(2024-05-05 09:01:22)

281.20年?30年?もっと? 前に観たのはいつだろう?
ラストシーンは「そうそう、こうだった」と観て思い出しても、殆ど覚えていない。
それがよかった。

こんな名作を【初見であるかのように】楽しめたのだから。

ジョンウィリアムズの音楽も最高だった。
ラストシーンも大好きだ!

もうすぐ54歳。次に観るのはいつだろう? 今回が人生で最後の鑑賞だったのだろうか? hyamさん [インターネット(字幕)] 8点(2023-12-22 21:48:52)

280.これが東京ディズニーシーで体験できるなんて。 TERUさん [地上波(吹替)] 8点(2023-07-23 19:53:43)

279.《ネタバレ》 完結作を控えるシリーズながら一作目は今から42年前の製作で、もはや冒険活劇の"古典"の仲間入りと言ったところ。
ハリソン・フォードの魅力に、見せたいものを惜しげもなく見せてくれるスピルバーグの演出にワクワク。
特殊効果の数々は当時はアナログながら、画面の粗さと相まって味のあるものに感じられるし、
アークの呪いで敵の顔が溶けるクライマックスは、子供にトラウマを刻み付けるほどの強烈なインパクトを放つ。
宝探しのロマンとユーモアを掛け合わせた見事なエンターテイメント性は『ハムナプトラ』に影響を与えるほど、
コンテンツとして完璧としか言いようがない。 Cinecdockeさん [地上波(字幕)] 7点(2023-06-08 22:41:20)

278.《ネタバレ》 “Raiders of the Lost Ark”『失われた聖なる櫃の略奪者たち』かな?古風に表現すれば『聖櫃泥棒』とかになるかと。私のDVDセットでは『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われた…』とシリーズ化を前面に出していました。
兄「来週金曜ロードショーでレイダースやるぞ」私「なにそれ?面白いの?」兄「面白いぞ」姉「ふぅ~ん、レイダースやるんだ~」私だけ知らない映画らしい。映画に興味の薄い姉さえ知っているのがなんか悔しい。悔しいからそれ以上食いつくのを止めたっけ。'85年秋のことでした。

いよいよ金曜日。この音楽。この主人公…え?これって去年すごい流行ってた“インディ・ジョーンズ”じゃないの??新春かくし芸の“インディ・ジューンズ”の元ネタの映画じゃないの?まさかレイダースとやらがインディ・ジョーンズとは思ってなかったから、凄い得した気分♪
背中にびっしりの蜘蛛に驚き、ミイラ化した死体に驚き、トラップにイチイチ驚き、黄金像と砂袋にガイドの男と同じ気持ちになり…飛行機で脱出するまでで、もう映画一本分の満足感。噂に違わない名作でした。
凄く頼りになるのに蛇が怖い。二枚目なのにマリオンに思いっきり殴られる。剣を振り回す悪党を銃で倒す。こんな主人公観たこと無い。こりゃ人気出るわ。

更に敵が謎の組織とかでなくナチス。当時はナバロンの嵐とか第二次大戦の戦争映画が割とテレビで流れてたから、ナチス・ドイツって身近な存在で、しかも歴史上実在した悪の組織だったのね。初めて観る全翼の輸送機(オリジナルらしい)。よく現存してるなって関心したUボート。空に海にとナチスの謎だらけの秘密装備がどんどん出てきて素晴らしい。
ジャングルや砂漠を舞台とした冒険映画の中に、戦争映画の悪者が出てくるんだから、ジャンルの違う映画2本一緒に楽しめてる感覚になってました。
世界を股にかけたインディの冒険。まだ終わらない、まだまだ終わらないクライマックスの連続。最後は悪党まとめてドーン!!…悪党の最後とは言え、まだお子ちゃまの私にはショックだったわ。「絶対目を開けるな!」うんインディの言う通りだったわ。
あれだけ奪い奪われしたアークのその後も洒落が効いてて、本当に本当に素晴らしい映画でした。

もう“映画”というより“体験”でしたね。翌日の学校で、友だちにレイダースの素晴らしさを延々と喋ってました。まだウチにはビデオなんてなかったから、近所のスーパーのレコード店で、レイダースのビデオ予告をエンドレスで流してたので、急いで友だち連れてきてず~~~っと観てました。友だちが帰っても私だけず~~~っと観てたから、店主に時代劇物に変えられました。
当時映画に革命を起こしたスピルバーグとルーカスの夢のタッグ。一番驚くのは、これだけの密度の映画が、たった115分の上映時間に収まってる事ですね。 K&Kさん [地上波(吹替)] 10点(2023-05-28 22:57:04)(良:1票)

277.個人的には最後の聖戦がシリーズ一番の出来だと思うけど、一作目からドリフのコントを彷彿させるコメディシーンなどやっぱり面白く、シリーズ化される理由がわかる内容だった。 misoさん [地上波(吹替)] 7点(2023-05-26 21:11:37)

276.内容は面白いですが、相変わらずナチスを悪役にするハリウッド映画は旧態依然と言う感じ(笑) マロウさん [地上波(吹替)] 7点(2022-11-11 02:58:59)

275.素晴らしい映画!スピルバーグは天才だと思う。どのシーンを切り取って見ても飽きないってのがすごい。 センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-08-19 23:05:45)

274.《ネタバレ》 子供の頃に観たレイダースは、抜群に面白くて、ラストのアークが開くシーンなんて恐怖すら感じた記憶がある。
しかし今は、映画一本の中に何度も何度も山場がないとつまらなく感じてしまう時代。
そしてCG全盛の今、レイダースを観て若い世代はどう思うだろうか。
考古学としての謎解きも眼を見張るものはなく、カースタントも手に汗握るほどではない。
インディ・ジョーンズシリーズの記念すべき1本目、という贔屓目で評価すべき、歴史に残る一本。
スピルバーグとルーカス、そしてジョン・ウイリアムズに敬意を表して。 roadster316さん [DVD(字幕)] 7点(2020-08-01 14:53:42)

273.《ネタバレ》  インディ・ジョーンズのシリーズをもう一度見直してみようと思い立ち、まずは第1作目を鑑賞。小さい頃に親といっしょに見たきりで、ストーリーや細かい部分はいっさい覚えておらず。記憶にあるのは大きな石がゴロゴロと転がってくるシーンだけ。それもそのはず。久しぶりに見てみてその理由がわかりました。冒頭のシークエンスとクライマックス以外、印象に残るようなシーンがほとんどありません。
 ストレートな冒険活劇。私が見たいのはそういう映画のはず。これはまさにどんぴしゃりのはず。なのに、見ていて胸躍るようなワクワク感がありません。私が大人になったからそう感じるのではないでしょう。きっと、子供のときにも冒頭のシーン以外ワクワクしなかったので、記憶に残っていないのだと思います。
 勝手に、インディアナ・ジョーンズがザ・ヒーローみたいなものと認識しちゃってたのですが、全然ヒーローってタイプじゃありません。弱くもなければ強くもないアクション。かっこいいムチさばきも、前半以降あんま出てこない。かといって頭脳プレーが光るわけでもありません。力が無い人間の力技でストーリーがどんどん進んでいくもんですから、爽快感もなければ高揚感もないのです。とりあえず大して腕力があるわけでもないのにやたらと肉弾戦でカタをつけるのはやめてほしいです。
 アドベンチャーとしても、冒頭以外は正直言って凡庸。アーク発掘なんて無計画もいいところで、そりゃ敵に見つかるよ。で、その後遺跡に閉じ込められて、どうやって脱出すんのかと思ったら、えええ???、『なんだ、ここから外に出られるじゃん』って、まるでコント。ついでに言うと、カイロでの敵との追いかけっこはまるでドリフ。
 見ていて何度も欠伸がでちゃう、胸躍らないアドベンチャーでした。 たきたてさん [DVD(字幕)] 5点(2019-10-08 04:21:18)(良:1票)

272.久しぶりに観たけど、冒険ものはやっぱり面白いね。敵がバカばっかりでちょっと引いてしまうとこはあるけど。あとこの作品は何故最後にオカルトで終わっちゃうんですかね?いい調子で観てるのに、もったいない。 SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 6点(2019-02-09 21:07:09)

271.《ネタバレ》 スピルバーグの作品で一番好き。アクション、冒頭からのシーン。潜水艦のシーン。etc,etc。ヒロインが良くないのがたまの傷。 にけさん [映画館(字幕)] 10点(2019-01-11 23:06:54)

270.《ネタバレ》 スピルバーグはアドベンチャーやファンタジーより
絶対社会派映画のほうが面白い。
ラストにアクセントが無く、呪いの類で閉めてしまっている。よく云えば大衆娯楽。自分には刺激、スリル感が足らない。そもそもこのシリーズに求めるのに無理があるかもしれないが。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-12 20:19:37)

269.《ネタバレ》 おそらく初見は、TVかレンタルビデオだと思います、今でこそ普通ですが、シリーズなのにタイトルが異なる事もあるのだと初めて認識できた記念?すべき作品?。探検ものは面白いですよね。ドキドキワクワクします。。。7点

【追記】4DXにて劇場鑑賞
4DXについては、アトラクションとして楽しめました。乗り物苦手な人は酔う可能性があります。体調悪いときは危険ですw
映画の中身については、近頃のSF作品に比べると薄味で物足りなさがあるかもしれないです。嫁の一言「ショボい」でした。
今回の再評価は、4DX効果込みで7点とします。

ちなみに中国嫁の4DX感想は、座席は座り心地が良くなかったのと、酔いそうなのでイマイチだったようです。
僕は結構楽しめたんですけど、もう4DXを観る可能性は無いかもしれないです。
作品については「子供だましやな」(関西弁風味)とのことでした、近年の作品に比べたら薄味だとは思いますし、ドキドキワクワクしないのも確かです。。。 ないとれいんさん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-31 13:30:11)

268.《ネタバレ》  当作品が、10/28(土)に地上波放送されたのを機に投稿します。

 日本での劇場公開当時、私は中学生でしたが、私の周囲では、オールスターキャストが売り物の【キャノンボール:同じく1981年】という映画が話題でした。これは私の中学だけでなく全国規模だったようで、実際、当時の日本では【レイダース~】よりもヒットしました。
 当作品がポピュラーになったのは、私が高校生になった1984年に【インディ・ジョーンズ魔宮の伝説】が大ヒットしてからだと思います。その興行収入は【レイダース~】を遥かに凌いでいました。この【魔宮の伝説】の影響力は絶大で、その証拠に【レイダース~】が初めて地上波放送された1985年の吹き替え版において、マリオンが主人公に対して初めて発した名前は、原版の「インディアナ・ジョーンズ」ではなく「インディー・ジョーンズ」でした(因みに、今回の地上波放送では「インディアナ・ジョーンズ」と言っていました)。

 以下、私の推測ですが…確かに当作品の日本公開当時、「ジョーズ(1975年)や未知との遭遇(1977年)のスピルバーグと、スターウォーズ(1977年)のルーカスが手を組んだ」と話題になりました。しかし、あくまで洋画ファンの間での限定的な話題に留まっていたように思います。幸い、翌1982年にスピルバーグ監督のE.T.が日本中で大ヒットをし、さらに翌1983年にスター・ウォーズが地上波放送され、スピルバーグとルーカスの名前が、洋画ファン以外の一般にも広く知れ渡ったところに、1984年の【魔宮の伝説】の日本公開…と、つながっていったのかも…と思ったりしています。

 さて、当作品の魅力は、他のレビュアーさん達がおっしゃってくれているので、私が書くまでもないと思いますが…ただ、私の中で【ナチス・ドイツ】とは、小学高学年で親に連れられて行った【アンネの日記展】のインパクトにより【恐ろしくも生々しい現実】であり続けています。そのため初見から現在に至るまで【ワクワクドキドキの冒険活劇の敵役】には落とし込めません。それに「場合によっては、日本軍が敵役になったかもしれず、そうしたら日本未公開だったかも…」とも思ってしまいます。このように、変に【第二次大戦】が頭をよぎってしまい、映画の世界に没入しきれないのが、歯がゆいです…。

 さて、採点ですが…本当は10点にしたいのですが、上記の歯がゆさを反映し9点とさせていただきます。なお、現在、日本では「ナチスって何ですか?」とおっしゃる若者の皆さんが増えているとか…ある意味、いい時代なのかもしれませんが、あくまで噂の類であれば…と願っております。 せんべいさん [映画館(字幕)] 9点(2017-11-01 21:38:25)(良:1票)

267.映画の中盤、傷心のインディアナが宿敵ベロックと対談する場面、ハリソン・フォードの大写しの横顔の、目のあたりに何やらチラチラ目障りなものが。要するに、向こうの方にシーリング・ファンがあって、それが横顔と重なってチラチラ見えてるんですな。このシーン、どうしてこんな不細工な撮影をしてしまったのか。何とも残念なのですが。
でももしかして、こういうのも、テキパキサッサと撮影しまくった名残なのかしらん。どこか粗削りで、でも工夫に満ちてて、それが作品のスピード感に繋がってます。演出上の誇張や省略の数々も、実に小気味よくって、楽しいことこの上なし。
そして物語はもちろんドキドキハラハラの連続。冒険活劇に、戦争というハードな要素を加え、さらにはオカルト要素も絡めてきて、サービス満点とはこれのこと。
あらゆる危機に直面しながら、ヘビ以外は何も恐れないジョーンズ博士。間違いなく、映画史に残る名キャラクターでしょう。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2017-02-09 21:47:40)

266.《ネタバレ》 最後の最後でがっかりする人、自分以外にもいると思うが。終わり悪けりゃ、全て悪し・・・ festivaljapanさん [DVD(字幕)] 3点(2016-10-09 08:55:14)

265.《ネタバレ》 スター・ウォーズと並んで、過去のものとして忘れ去られていた冒険活劇ジャンルをVFXの効果的な活用で蘇らせた意義は絶大。以降数多い類似作品が製作され、ロマンシング・ストーンやハムナプトラなどが登場した。
それでも、インディアナ・ジョーンズ教授の冒険シリーズが数多の作品と一線を画すのは、稀代のクリエイター2人の奇跡のコラボレーションだからか。当初予定ていたトム・セレックが先約のTVシリーズのためキャンセルされ、ハリソン・フォードがキャスティングされたのも奇跡だが、
最大の魅力は、VFXマジックで観客の想像を完全に覆すクライマックスだ。
奪い合いの末、宝は悪の手に渡る。しかしその中身は風化して只の砂と化していた…皮肉なラスト。それまでの作品ならこれが落ち、これで終わり。だが、発電機が不気味な唸りをあげ…ここから真のクライマックスが始まる。観客は神秘の宝が持つ戦慄すべき神の力の目撃者となるのだ。その余韻が冷めぬ間にもう一つのVFX画面、無数の箱が並ぶ広大な倉庫に神器が消える二度目の皮肉なラストだ…もう呆然とするのみ。

観客が見たいものを〝これでもか〟と見せ、更にもう1回クライマックスを用意する。007シリーズがスタンダードとしたが時代を経て陳腐化したスタイルを視覚効果の力で復活させ再定着させたのが、レイダースだった。
観客はもちろんだが、当時の映画人こそ大きな衝撃を受けたはず。間違いなく歴史をつくった作品。今なお同じスタイルでシリーズが継続しているのも奇跡である。 墨石亜乱さん [映画館(字幕)] 10点(2016-10-07 19:45:28)(良:1票)

264.子どもの頃見て以来、ひさしぶりに(30年ぶり・・)。
自分の子どもと一緒に見ていると、暴力シーンが気になる。
小学生が見るような映画じゃないね。見せてしまったことをちょっと後悔。

序盤の、宝さがしのシーン(玉がごろごろ)の印象ばかりが残っていて、
主人公はこんなにもたくさん人を殺していたんだなあとあらためて感じた。

また、聖書に関する知識も若干つくと、アメリカ人の怒れる神のイメージって、
こんなものなのかなって、逆に拍子抜け。

ユダヤの神の、不信心者に対する仕打ちって
この程度じゃないはずなので。 小原一馬さん [地上波(字幕)] 6点(2016-09-05 12:57:09)

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【点数情報】

Review人数 283人
平均点数 7.49点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
362.12% line
4103.53% line
52910.25% line
64014.13% line
74616.25% line
86121.55% line
94415.55% line
104716.61% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.54点 Review22人
2 ストーリー評価 7.55点 Review27人
3 鑑賞後の後味 7.59点 Review27人
4 音楽評価 8.26点 Review30人
5 感泣評価 4.64点 Review17人

【アカデミー賞 情報】

1981年 54回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ候補(ノミネート) 
撮影賞ダグラス・スローカム候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
視覚効果賞リチャード・エドランド受賞 
視覚効果賞キット・ウェスト受賞 
視覚効果賞ジョー・ジョンストン受賞 
音響賞ビル・ヴァーニー受賞 
音響賞スティーヴ・マスロウ受賞 
音響賞グレッグ・ランデイカー受賞 
音響賞ロイ・チャーマン受賞 
美術賞ノーマン・レイノルズ受賞 
美術賞レスリー・ディリー受賞 
美術賞マイケル・フォード〔美術〕受賞 
編集賞マイケル・カーン受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1981年 39回
監督賞スティーヴン・スピルバーグ候補(ノミネート) 

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