みんなのシネマレビュー

ソルジャー・ブルー

Soldier Blue
1970年【米】 上映時間:112分
ウエスタン青春もの小説の映画化
[ソルジャーブルー]
新規登録(2003-10-18)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2024-05-28)【Olias】さん
公開開始日(1971-02-13)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ラルフ・ネルソン
助監督テリー・モース・Jr
キャストキャンディス・バーゲン(女優)
ピーター・ストラウス(男優)
ドナルド・プレザンス(男優)
ジョン・アンダーソン(男優)
ダナ・エルカー(男優)
ジェームズ・ハンプトン[男優](男優)
ラルフ・ネルソン(男優)
鈴木弘子(日本語吹き替え版)
柴田侊彦(日本語吹き替え版)
富田耕生(日本語吹き替え版)
千葉耕市(日本語吹き替え版)
中江真司(日本語吹き替え版)
青野武(日本語吹き替え版)
大宮悌二(日本語吹き替え版)
寺島幹夫(日本語吹き替え版)
脚本ジョン・ゲイ[脚本]
音楽ロイ・バッド
作曲バフィー・セント・メリー"Soldier Blue"
編曲ロイ・バッド
撮影ロバート・B・ハウザー
製作ウィリアム・S・ギルモア(製作補)
ガブリエル・カツカ
製作総指揮ジョセフ・E・レヴィン
スタントテリー・レナード(ノンクレジット)
その他ロイ・バッド(指揮)
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1


10.《ネタバレ》 こういう時代に、この映画を観る。

ソルジャーブルーと言えば、竹宮恵子の漫画「地球へ」を思い出す。
が、本作は甘くない。
が、だからアメリカ人は、と言ってしまうのも危険である。

本作の位置づけは、ニューシネマである。
ベトナム反戦の意識が高まり、起きたアメリカ映画の傾向のことである。
本作もベトナム戦争後期に創られた映画である。
直接言うのはお上の怒りに触れるので、ベトナム人をインディアンに置き換えて、映画のラストが描かれる。
江戸の戯作家が、お上に観られると怖いので、当時の政治を批判するのに、平家物語など軍記ものを書くように、
作家の反骨精神の手法として、昔からある。

冒頭、この映画は残酷だと言っておきながら、映画の最初から4分の3は、男と女の逃避行である。
ラブシーンまである。
一転、ラストはサンドクリークでのシャイアン族の大虐殺を描く。

どの国民が、というより、戦争は狂気の沙汰なのだ。 トントさん [DVD(字幕)] 7点(2023-08-12 00:17:22)


9.当時、凄い映画らしいという評判を聞いて以来今回念願の鑑賞。
ラストのスプラッター映画そこのけの婦女子に対する大虐殺に、ご都合主義の正義を振りかざすDNAは原爆投下の判断を下した者たちからソンミ村事件へと受け継がれているのだなぁと思いました。
一方でフロンティアスピリットとやらの本質・恥部を見せつける作品を世に送り出すのもアメリカならではですね。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2021-08-05 09:36:43)

8.《ネタバレ》  昔話ではなく今も続くアメリカという国を描いた作品だと思います。また、私たちの目には「虐殺」という文字でしか伝えられない事象について、そこで何が起こっているのかを伝えられるのは映画にしかできないことだなと感じました。

 内容については、意外にコメディタッチな面もありながらも、アメリカという国が抱える矛盾点を提示してきます。 TMさん [DVD(吹替)] 7点(2021-07-11 12:21:45)

7.《ネタバレ》 私たちの世代には『ソルジャー・ブルー』と言えば残酷西部劇の代名詞みたいなものです。かつて一度だけ地上波で放送されたことがあり観ましたが、予想通りラスト20分はかなりカットされていたのは明白でした。今回DVDで再鑑賞して日本語吹き替えにするとどのシーンがカットされたのかが判ります、なぜかというと吹き替え音声が無く原語になっているからです。たしかにこれは当時でも絶対にお茶の間に流せない凄まじい映像ですね。部落中がナマ首ゴロゴロ状態なんですから、これは公開当時に観なくて正解でした。 キャンディス・バーゲンの若いころではこの映画がいちばん輝いていたと思います。前半のロード・ムーヴィー的なパートでは、いかにも原住民と生活をともにしてきた娘という存在感が良く出ていました。監督は西部劇のベテランであるラルフ・ネルソンですからニューシネマという枠に囚われないしっかりした撮り方だと思います。 この映画が開拓史とベトナム戦争の批判になっているのは明白です。でも、史実ではないのは判りますが、もしホーナス二等兵が密売業者のライフルを焼かなかったら、シャイアン族は騎兵隊に抵抗出来てあそこまで悲惨な目に遭うことはなかったんじゃないかという問題提起も感じられます。これは暗にリベラル派に対する当てこすりの意図があるような気がしますが、いかがでしょうか。 S&Sさん [DVD(字幕)] 7点(2015-10-12 22:38:44)

6.《ネタバレ》 「異色作」「問題作」「インディアン側の視点」という前情報のみがあったから、ずっしりとした歴史ものでインディアン側が主役で国側を徹底的に悪と描く作品かと思ったら、意外とそんなことはなかった。それどころかホーナスとクレスタの関係から、「お互いわかりあえる道もあった」という主張さえされている。歴史的事実かどうかとかしっかりとした分析がされているかどうかとかそんなことは知らん、というか正直勉強不足でわからんけど、純粋に面白く、素晴らしい作品と思えた。
 「歴史的事実」の残虐性が描かれるのはラスト20分くらいからで、それまでは一応双方中立的に描かれるのが上手い。ホーナスは国側の代表で国側の主張をし、クレスタは先住民側の代表で先住民側の主張をする。一方がどうだ!正しいだろ!ではなく互いの主張をさせた上であくまでも判断は観客に委ねる。西部劇全盛時代の作品は問答無用で先住民は悪とするものが圧倒的多数なだけに、当時としては双方の意見を対等に述べたというだけで既に新気風だったのではないでしょうか。ぜひ公開当時の感覚で観てみたかった。
 娯楽面でも、固定観念に縛られた思考のホーナスと自由人なクレスタ、アメリカ国旗を踏みつける騎兵隊、コインのネックレス、ホーナスの馬車焼きからのラストの結果など、皮肉要素も含め面白味充分でした。 53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-26 02:22:39)

5.なんというか、言葉がない。 センブリーヌさん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-04-08 15:30:46)

4.《ネタバレ》 縛られた先住民少女の後姿のポスターが象徴している、歴史から発掘した戦争告発映画です。先住民を公平に暑かった映画としては、これ以前では「シャイアン(の秋)」と言うのがあった位ですが、最初に先住民に包囲された騎兵隊が降伏を容れられずに全滅したと言う背景があるとしても、それの報復としての先住民居留地への急襲と相手の戦士を全滅させた後に兵士全体によるレイプと虐殺が発生したと言う史実を当時明らかになってきたベトナムのソンミ村事件と対比させて描いたものです。いわば狂言まわしの役割を負うことになった最初の事件の唯一の生き残りとなった少年兵が次の事件の止め役になりながら、それ故に恐らく軍法会議送りとなる運命を告発しているのは米国映画人の良心とも言える映画でした。先に「魚が出てきた日」で何故か端役で登場したキャンデス・バーゲン(当時抜群の美少女スターだと思いました)がかなり良い演技をしています。 たいほうさん 8点(2003-12-31 23:57:17)

3.インディアンを悪者じゃなく弱者としてキチンと扱った映画なので高評価。素晴らしい同名主題歌を歌ってるバフィー・セント・メリーもインディアンの血族です。 mimiさん 8点(2003-11-24 18:08:24)

2.見方によっては、この当時敗色濃厚なベトナム戦に対する批判を、シャイアン族の大虐殺というテーマで表現しようとしたのではないかとも受け取れる作品ですね。キャンディス・バーゲンがまだ初々しく魅力的で、ドラえもんさんお書きの通り、その彼女が騎兵隊の生き残り兵士と淡い恋愛感情を持つようになる過程は青春ドラマと受け取れなくもないが、やがて訪れるカタルシスには何とも言えないやりきれなさがあります。これはベトナムのソンミ村の虐殺(1968年)が前提にあるのではないかと勘ぐってしまいます。 オオカミさん 7点(2003-11-20 12:34:13)

1.いわゆるアメリカン・ニューシネマの中でも、本作はハリウッドの伝統的な西部劇のスタイルを覆し、歴史に埋もれた真実を鋭く暴いた異色作で、公開当時はかなりの衝撃作として物議を醸し出した。とりわけ終盤で描かれる騎兵隊のインディアン大量虐殺シーンの数々は目を覆いたくなるほどの残酷描写であるが、それまでがふたりの男女の青春ドラマにウエイトが置かれていた為に、がらりと画調が変わり一気呵成に見せられる事で、より衝撃度が高まったようだ。そういう意味では実に効果的な構成だったと思う。で、この時代から先住民に対する米国の虐殺の歴史が始まったとも言われ、今日に至るまでの、まさに支配者たる米国の歴史は繰り返されているというメッセージが読みとれ、反戦というテーマが浮かび上がってくる。(もっとも余りに良く出来た殺戮シーンの為、好戦映画と批判も浴びた事もあったが・・・。)バフィ・セント・メリーのテーマ曲とR・バッドの透明感溢れるスコアは、本作により力強さと爽やかさをもたらしている。 ドラえもんさん 7点(2003-10-18 23:37:43)

別のページへ
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.30点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
600.00% line
7770.00% line
8330.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS