みんなのシネマレビュー

絹の靴下

Silk Stockings
1957年【米】 上映時間:117分
ミュージカルリメイク戯曲(舞台劇)の映画化
[キヌノクツシタ]
新規登録(2003-12-25)【しったか偽善者】さん
タイトル情報更新(2017-04-10)【S&S】さん
公開開始日(1958-02-13)


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監督ルーベン・マムーリアン
キャストシド・チャリシー(女優)ニノチカ
フレッド・アステア(男優)スティーヴ・キャンフィールド
ピーター・ローレ(男優)ブランコフ
ジャニス・ペイジ(女優)ペギー・デイトン
ジョージ・トビアス(男優)ヴァシーリー
原作ジョージ・S・カウフマン(原作戯曲)
脚本レオナード・ガーシュ
音楽コール・ポーター
アンドレ・プレヴィン(音楽スーパーバイザー)
編曲コンラッド・サリンジャー
撮影ロバート・J・ブロンナー
製作アーサー・フリード
MGM
配給大映
美術エドウィン・B・ウィリス
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン〔ノンクレジット〕)
ヘアメイクウィリアム・タトル
その他アンドレ・プレヴィン(指揮)
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【クチコミ・感想】

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9.アステアが霞んでしまったシド・チャリシーの魅力に尽きます。白眉はレッド・ブルース。元バレリーナならではの身のこなしで軽やかに翻るスカートにクラクラしました。傑作のリメイクも傑作でした。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2020-11-24 01:40:00)(良:1票)

8.眼福!なーーーんて素敵な映画なんでしょう、同じ哺乳類と思えないくらいです。しばし余韻に浸っており、幸せです。映画史に残る宝じゃーございませんこと?ふーー
HRM36さん [DVD(字幕)] 10点(2012-04-27 14:06:04)(良:1票)

7.「ニノチカ」からは多少登場人物に違いは見られますが、話の大筋はニノチカとほぼ同じです。ソビエトに帰国後、検閲され塗りつぶされ手紙、「思い出までは消せないさ」という「ニノチカ」でも好きだった部分がそのままだったのが嬉しく、体制がどんなに人を抑圧しようとも、素敵な音楽があれば自然に体が動き出し踊りださずにはいられない。「ニノチカ」にあったソビエトの息苦しさはあまり感じられませんが、帰国後のミュージカルシーンも良かったです。3人組もしっかり歌って踊ってくれるし「今の映画、お客を呼ぶのに大スターは要らない。必要なのはテクニカラーにスネマスコープに立体音響!」も楽しかった。アステアの映画としては同じ年の製作である「パリの恋人」と同じく、やはり全盛期と比べるとお年を感じますが、「バンド・ワゴン」でもコンビを組んだシド・チャリシーの魅力を堪能できる作品となっています。 とらやさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-09 18:53:27)

6.《ネタバレ》 オリジナルの「ニノチカ」は未見。コッチコチの共産主義者であるヒロイン(シド・チャリシー)が、どうやって自由主義者に懐柔されていくのかがひとつの見ものかと思ったんですが、あららら、たった一日かそこらでいとも簡単に陥落。う~む・・・。何度もしつっこいようですが、自分はアステアの「エレガンス」がいまだに良く理解出来ない無粋人間なので、その後のこの美貌のヒロインが、初老アステア氏にメロメロになっていく展開にも、どーにもこーにも承服しかねる部分がありました。「ザッツ・エンターテイメント」にも収録されていた「映画大型ワイド化」を茶化したナンバーが一番ダイナミックで楽しかったですね。長いおみあしがご自慢のシド・チャリシー、この映画の演技を見る限りでは、ミュージカルじゃないドラマでも十分通用しそうに見えたんですが・・・。 放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-02 15:38:06)

5.《ネタバレ》 フレッド・アステアのミュージカル最後の作品であり、ルビッチ監督の「ニノチカ」をミュージカル仕立てに変えての内容はほとんど一緒なわけですが、今作の一番の見所はフレッド・アステアよりもヒロイン、ニノチカを演じているシド・チャリシーであり、あの美しい足、それをカーテン越しに足だけ見せての着替えのシーン、足フェチである私にはたまらない場面でした。あの着替えの場面はそこだけ何度も見たくなってしまう。作品の出来としては少々長く感じるものの、シド・チャリシーの見事なダンス、そして、やはり足、足、足です。フレッド・アステアにキスされて、なんでキスするの?というその質問に対するフレッド・アステアの答えが笑える。我慢出来なかった。おいおい!まあ、フレッド・アステアだから許される行為であるだろうし、映画の中でだから許されるのであって、実際、そんなことしたら間違いなく引っ叩かれるだろう!そうそう、あの三人のロシア人役もそれぞれ面白かった。 青観さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-04 21:42:51)(良:1票)

4.アステアとシド・チャリシーの共演は、「バンドワゴン」でも観られる。本作は「バンドワゴン」から4年後に作られた作品だが、シド・チャリシーの存在感が断然アップしている。「バンドワゴン」のときにには、アステアの相手役という感じだが、今作ではソロダンスの数もアステアより多いし、なにより、バレエを基調としたエレガントな身のこなしが素晴らしい。本当に美しい踊り手さんだと思う。アステアもがんばってはいるが、年齢による衰えはさすがにしょうがない。アステアファンとしては残念な思いもあるけれど、それを補って余りあるシド・チャリシーの魅力を堪能できる1本。 wunderlichさん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-15 13:25:21)(良:1票)

3.シド・チャリシーの息を呑む美しいバレエ、そしてダンスの大ダービス!アステアが唄うテーマ曲"ALL OF YOU"そのメロディと優雅なアレンジもGood!。まさに洗練されつくしたゴージャスな一品。ホテルの部屋で着替えながら踊るシーンはサイコー。 よし坊さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-23 06:08:18)(良:1票)

2.《ネタバレ》 エルンスト・ルビッチ監督の「ニノチカ」をミュージカル化した作品で、基本的にストーリーは同じなのですが、3人組の使命がロシア王室の宝石売買から、ロシア人ピアニストを帰国させることに変わるなど設定が若干違います。(個人的には、旧ロシア王室とボルシェビキとの駆け引きも描いている「ニノチカ」の方が好きです。)
しかしながら、やはりミュージカルシーンの華やかさは魅かれますね。(ステレオフォニックサウンドは最高でしたねw) TMさん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-05 19:58:16)(良:1票)

1.ロシアをバカにした様子は、ワイルダーの『ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦』とはるものが(笑)。さすがに、あちらほど皮肉たっぷりではありませんが、それでもなかなか、アステアによる特使の懐柔作戦は見事。アステアスタイル(要するに口車にのせるわけ)で、カタブツ(であろう)ロシアの男性3人組の特使を取り込む。継いで送られてきた美人特使は、口車と得意のダンス、歌でやっぱり陥落。ついでにハートまで射止めてしまうという隙のなさには、いつもながら恐れ入ってしまいます。この映画の一番の見どころは、シド・チャリシーの脚線美。↓の方も書かれていますが、とにかく綺麗な足に、均整のとれた体。そしてバネのように動く彼女のダンス。のりにのって美しいシド・チャリシーを観ることができます。アステアはもうおまけとばかりの堂々とした彼女に圧倒されること間違いなしです。 元みかんさん 7点(2004-07-03 03:43:13)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.22点
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8222.22% line
900.00% line
10111.11% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1957年 15回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)シド・チャリシー候補(ノミネート) 

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