みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
336.《ネタバレ》 色んなところで名前が上がる映画、ぜひ初代から観てみよう!おおー皮肉が効いてる。90年代の能天気さの延長に真正面からのディストピア設定。そして戦争。戦争の悲惨な現実をこれでもかと描写する。男女同権の未来設定が「女性が恥ずかしがらない」ことに表現されがちなのもこの時代はよくあった。 しかし映画が進むにつれて皮肉が皮肉に思えなくなってくる。未来の宇宙戦争なのに第一次大戦のような歩兵戦。悪ふざけを許容し合うバディ感。頼もしい鬼教官。仲間のために命を捨てる兵士・・・etc。それらがすべて肯定的に描かれる。極めつけにゲシュタポファッションの情報将校まで登場。これもやはり「頼もしい仲間」だ。原作はロバート・A・ハインライン。ナレーションはハートマン軍曹。やっぱり、「そういう映画」なの? ポール・ヴァーホーヴェンはこの映画を全体主義やナチス賛美と受け取られて困惑したらしいが、当時でもこれが100%不謹慎と捉えられる世界ではなかった。ましてや2023年に観るとなると・・・。映画はヴァーホーヴェンのヴの字も知らない人だって観る。現代美術なら受取り方を言葉で指定できるが、映画は大衆芸術だ。 SFはその時代の延長線を描くので現代劇より時代性を強く反映することがあるが、この映画は1997年という平和でリベラルな時代の常識で創られている。この作品のメッセージが誤解されたとしてもそれは作品や作家の罪ではないが、少なくともこれからの映画はこの作品を他山の石として、作られた時代や作家の情報のようなメタ知識なしで伝わる工夫をする必要があるのではないかと思う。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 3点(2023-05-09 22:54:06) 335.《ネタバレ》 スターウォーズとフルメタルジャケットを足してエイリアンで割ったようなB級作品。でも楽しめた。 地球ではなくても酸素はあるとか、薬莢を使ったアサルトライフルのような武器なので20発ぐらいしか撃てないだろうに無限にバンバンしてるとか、宇宙で爆発しても音は聞こえないはずだ、といった違和感はおいといても、敵のバグの強さ設定が、最初と最後でかなり違うのは、武器の進化か、ご都合主義か。 宇宙船の飛び方や音楽が、まんまスターウォーズなのは、オマージュという理解でよいのだろうか。 同じ監督でも、ロボコップのグロさ・痛さのほうがずっしりくる。こちらはあえて軽さを狙って戦争の愚かさを風刺しているように感じた。 【チェブ大王】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-04-29 16:09:37) 334.《ネタバレ》 ~Starship Troopers~宇宙船の突撃部隊。宇宙の戦士ってSF小説が原作。 少年「僕だって戦うよ!」兵士たち『ハハハハ!』コレです、このワザとらしい演出。ヤラされてる感がキモい。 兵士の手から弾丸を貰い、嬉々として軍用ライフルを構える子供たち。死刑の生中継が娯楽になり、ゴキブリを踏み殺すとママ大喜び。 「良い虫は死んだ虫だ!」実際の災害現場で決めゼリフ。まるでバラエティ番組のような死者数のカウント。WARの文字の入り方。 人類が先に戦争仕掛けたって?虫相手に戦争を?そんなの成立するの?なんか、素直に信じられんのですけど… 軍事政権下、恋にスポーツに、若者らしい青春を謳歌したあとは、秀才もバカも当たり前のように軍に入隊する。 男も女も全部平等。訓練も食事も寝る部屋もシャワーも一緒。これならフェミニストも文句ないべ? 参政権ほか魅力たっぷりな市民権を得る為に、良く解らん巨大昆虫と戦ってバタバタと死んでいく若者たち。 走る兵士の息づかい、勇ましい音楽、飛び散る手足。死の生々しさがダイレクトに伝わる。戦車?パワードスーツ?そんなのもったいない、銃持った人間使った方がコスパ良いし…ってかい。死に方グロいわ。無残で恐いわ。観てて過呼吸になりそうだったわ。 巨大な宇宙船の発進シークエンス。宇宙ステーションに漂う被弾した戦艦たち。轟沈するロジャー・ヤング、宇宙に吸い出されるクルーたち。脱線する脱出ポット、宇宙を漂う死体。なんだこの作り込み具合は。 「恐怖心だ…怖がってるぞ!!」『イエアー!!(空に銃バババッ)』ISISか?何と野蛮な、何て無慈悲な、テンション下がるわ。 目の前でボーイフレンドが脳みそ吸い取られて死んだ直後、自分がフった元カレと笑顔でズッ友宣言。変態だ。コイツら絶対変態だ。 主人公側の勝利なのにこのモヤモヤした感じ、一緒に喜べない感じ。この血みどろの戦いを、一歩引いて、戦争とは無縁の安全な場所で観る私らの感覚。 考えたら人類の歴史は戦争の歴史、長い歴史から見ると、今の私たちみたいな平和な状況が稀で、一見野蛮な彼らの姿が、本来の人間社会、人間の本質なのかもしれない。だって彼らのその気持ち、ちょっと理解出来てしまうから。そして“あぁ、平和な国・平和な時代に生まれてよかった”って再認識。 しかし何て映画だ。作った人間も変態だわ…って何だバーホーベンか。スゴいっす。 【K&K】さん [DVD(字幕)] 8点(2021-10-27 18:21:20)(良:1票) 333.《ネタバレ》 脳筋、としか言い様が無いSF戦争映画である。マジメにつくってるとも言い難い作風で、要は、戦争なんてやるのは言葉の通じない虫けら以下のバカですぜ!というのがメッセージなのだろう。ただ、例えば『フルメタル・ジャケット』風の前半なんかは部分的にはちゃんとつくってなくもない感じなので、どういうテンションで観たらよいのか少し迷う作品だとも言える(まあ、そこもよく見ると相当に適当な感じではあるので、何も考えずにボーっと半笑いで観る、で問題ないとは思うけど)。 しかし、いくら創作のバカ話とは言え、作中で無残に殺される側にとっては堪ったものではない(こっちだって多少なりとも感情を入れて観てるのだし)。航空支援も無しに敵中に放り込まれ(いい加減な情報のせいで降下中にも散々撃墜されてるし)、案の定、包囲殲滅を喰らった挙句30万人死んじゃいました!(テヘペロ)の顛末には、しばし再生を中断してクールダウンが必要であった(怒るというか、私呆れちゃった)。ヴァーホーヴェン的にはここが最大の笑いドコロなのだろうと思うと、流石にこれには虫唾が走る。 結論、人の生き死にでコメディをやるという作品は、どうにも好きになれません。例えそこに意味のあるメッセージが在ったとしても。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 5点(2020-05-05 19:10:08)(良:1票) 332.《ネタバレ》 ポール・ヴァーホーベン監督お得意の、人間の暴力性と狂氣性を喜劇的に描く映画。害虫駆除じゃなくて宣戦布告っておいおい。 アメリカ軍最強だぜぃ!って言いたいような映画が多くてウンザリだけど、そこを裏から突っ込んで笑いに仕上げたあたりがこの監督の手腕。お見事でした。 ところで、敵のクリーチャーが男性器や女性器を模倣したデザインて噂は本当なのかな。 【役者の魂】さん [地上波(字幕)] 5点(2020-02-04 05:57:29) 331.《ネタバレ》 序盤から溢れんばかりのB級テイスト感。それでいて最後まで飽きさせずにありきたりの山あり谷ありを挟んできます。一つだけとても気になった点は昆虫なのに飛ぶタイプの方が少ない事。あれだけの数が飛んで来たら歩兵部隊では絶対勝てないでしょう。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-05-04 01:11:54) ★330.日本ではガンダムの元ネタの一つとして有名なハインラインの「宇宙の戦士」の映画作品なわけですが、日本のSFフアンにとってはこの原作、加藤直之デザインのパワードスーツの印象がとにかく強すぎます。つか原作は「宇宙の戦士=パワードスーツで戦う右翼小説」なわけですが、この実写版は、看板であるパワードスーツを捨て、さらに反戦パロディ映画として撮られていて右翼小説である原作とは180度真逆のスタンスで描かれていてます。 これ、そもそも監督が自分のやりたいネタ(ナチのプロパガンダ映画のパロディ)を撮ろうとしたら、ちょうど似たシチュエーションの元小説があったのでその名前で映画を撮ったという事らしいのですが、それってオリジナルの小説に対してかなり失礼な事なんじゃないでしょうか?つか失礼です。 まぁ最初と最後のプロパガンダパロディ部分は個人的に面白かったので、そこまでひどい評価にはなりませんが、面白いのはそこだけ。 本編はどうでもいいごく普通のB級娯楽映画にすぎず、「小説の映画化」としては、原作の基本要素をほとんど破棄して勝手に都合のいい反戦映画として撮っている時点で駄作というのもおこがましい(基本的な在り方として許せない)映画になっています。 とはいえこの映画、公開時にワシントンポストでナチ万歳のひどい映画だとレビューを書かれたそうで、それはちょっとワシントンポストの映画レビュー書いてる人がやばいんじゃないかと…どう見たって(安っぽい)反戦反ナチ映画だよ!さすがにそれくらいはわかろうよ>ワシントンポスト 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-11-19 18:44:23) 329.《ネタバレ》 バーホーベン最高のクソ映画(褒め言葉)。 ハイライン「宇宙の戦士」とナチスのプロパガンダ「意思の勝利」をエログロ肉片まみれで皮肉りまくる怪作。 個人的にバーホーベンはガキの頃から生理的に受け付けない&トラウマ受け付けられまくって大嫌いな監督だが、この作品の突き抜け振りは爆笑しながら拍手するしかない。二度と見たくないがな! 誇張しまくったこの馬鹿映画を見て右翼だの左翼だの言っている連中を見るとまったくお笑いだぜ。 これだけ気持ち悪い映像の暴力(大賛辞)を喰らわされて戦争行く気なんて起きてたまるかっ!もういい!もう沢山だ!トイレは何処だ吐いて来る状態。 パワード・スーツなんて便利アイテムなんぞ出すわきゃねえだろというバーホーベンの鬼畜振り。「3」ですら“もどき”だ! 軍隊が勢ぞろいし好青年、美少女、美少年が誘う入隊プロモーションの馬鹿馬鹿しさ、高らかかつ壮大な音楽が流れるニュース映像、現実を映す中継映像、巨大な未知の生命体が乗り込んだ兵士たちを次々に噛みちぎり鮮血を降らせる! 時は遡り真っ白い美男美女が揃ったアテツケの塊のような授業風景、片腕を失った教師、それの目を盗んで行う“手紙”の送信・返信。 充実した学生生活、訓練を兼ねた解剖授業、見るがい生徒どもが内臓を躊躇なく引きずり出す感覚が麻痺した姿を!いいや人間が死ぬのは生理的にきても憎っくき害虫どもがくたばる様を見て喜ぶ貴方も既に感覚が麻痺しているのかも知れない。 パゾリーニも酷かったがバーホーベンは極めなくてもいいところを無駄に極めすぎ(褒め言葉)。 ゲロイン。こっちまでゲロ吐きそう。これでもまだ平和な日々です。 見つめ合う野郎二人、ぶっ飛ばし合うスポーツに精を出し、家族と別れの挨拶を交わし、市民権のために命を投げ出しまくる訓練へ。 入隊、義手と失われた四肢が物語るもの、別れと友情。 子供に小銃と薬莢を与える狂気、公開処刑、バラバラにされ散乱した死体を見せつける悪趣味極まりないバーホーベンの真骨頂(賛辞)。 初対面でも腕をブチ折る教官、入隊テスト、流血も辞さない訓練、野郎も女も裸でシャワーを浴びる和気あいあいとしたカオスな空間、励ましのビデオレター、気分は旅行、テンションが上がるように宇宙空間を縦横無尽に飛び回る宇宙船。よそ見する度にヒヤヒヤだ。 メッセージと告白、深まっていく絆、事故の悲劇、去りゆく者、責任、鞭打ち。事故、小惑星、不吉な知らせ、復讐の決意・教官の心意気。 死んだ虫だけがいい虫だ。普通の虫ですら憎悪の標的に。敵は地球外なのに。 犬と虫に厳しい映画、侮辱には拳で返答、友情の証、戦場へ。誤情報、上陸、狩り…いや戦争という名の地獄の始まりだ! 光の弾をケツから吐き出すやつ、かぎ爪で串刺しにするやつ、火を噴く硬そうなやつ、飛行するやつ、大量の気持ち悪い巨大生物が押し寄せる恐怖、パニック、戦場カメラマンも人間も蟻のように容赦なく肉片をまき散らし殺されまくる地獄絵図。 驚愕の展開、思わぬ再会、空爆、荒れ地を突き進む反撃開始、返り血、ニューク弾でヒャッハー、焼け落ちる手、蛮勇、野営地での娯楽、ベッドの上での戦闘、粋な計らい。 扉に潜むもの、風穴。 籠城戦、多くの死を乗り越える成長、宇宙葬。 扉さん仕事しないで、頑丈すぎる脱出ポッド、最終決戦、俺の屍を超えて行け、ようやく仕事した超能力者との対話。 俺たちの戦いはこれからだっ! 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-08-26 06:04:38)(良:1票) 328.バカ映画と覚悟してバトル期待で鑑賞していたのだが、前半はダラダラとした男女関係が続くので退屈する。肝心の対決部分は約20年前の作品としてはまあまあかなと思うが、問題はこの全く中身がないグダラナさをどれだけ楽しめるか否かでしょう。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(吹替)] 3点(2016-08-05 11:23:11) 327.《ネタバレ》 SF昆虫大戦争みたいな映画だけど、集団で襲いかかってくるシーンなんか見てもボスを含めてとても知的生物には見えない。歩兵と機関銃みたいな兵器で対応しているのにも違和感あるけど、映像やストーリーは変な怪獣映画より良かった。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-07-18 13:25:44) 326.やっぱりバカ映画だと思う。バカさ加減が意図的だからシニカルだと評価される。シニカルな映画としての理想だろう。これだけ皮肉り方を心得ているヴァーホーヴェンでもすさまじいダメ映画を作ってしまうのだから、ハリウッドは恐ろしい場所だよ。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-03-14 02:28:26) 325.《ネタバレ》 良くも悪くも幼稚なおはなしで特に何も考えずみれる娯楽作。 主演はイケメンだけどヒロインはもうちょっとって気持ちがまず先行してくる。宇宙の虫との戦争はその後でいいや。だってボスがしょぼ過ぎ。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-02-20 21:39:41) 324.ずいぶん前に観た時に、凄いなこの映画、と思った記憶はあるがストーリーはかなり忘れていた。 今回あらためて観て、やはり凄いな、と思う。 SF的な要素は強いが、グロいシーンも多くてヒドイもので、見応えあるような見たくないようなそんな作品。人にはよると思うが、面白いのは間違いない。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-23 20:37:06) 323.お勧めされたから見たけど、まったく好みじゃない。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 2点(2014-10-02 00:42:01) 322.まったく期待していなかったのですが、まさか私の心にスターウォーズ、スタートレックに劣らない爪痕を残すとは思いませんでした。 まさに3大「スター」シネマ(←???)に恥じない大健闘だったと思います。 一言でいうと悪趣味なアホバカ映画であります。 私には壮大なブラックコメディにしか見えませんでしたが、これを作った監督さんはやりたい放題でさぞご満悦でしょう。 ここまで惨いのにここまで緊張感や悲壮感の感じられない戦闘シーンも珍しい。わざとそのように作っているんでしょうけど。 軍への皮肉とかそういったメッセージ的なものも感じ取れたわけですが、それを整理する前に、とりあえずラスト付近の攻防で吐き気が止まら…(放送禁止) 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-17 22:46:52) 321.《ネタバレ》 当時、まあまあだったな~って感じた気がする。 これは虫のメカメカ感のなせるわざか。女の子は楽しくないだろうな。 人の生死が目の前にあるのに、どこまでもドライな人達・世界が印象的。 最後があっけなくてガクッときちゃうことうけあいです! 【たかしろ】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-05-09 13:39:35) 320.《ネタバレ》 ヴァーホーヴェン監督らしく露骨にも感じられるエンタメ性でサービス精神と批判精神にあふれる演出。 グロテスクな残酷描写、エロティックなシャワーシーン。 わかりやすいストーリーの中に皮肉がたっぷりこめられている。 宇宙船で行き来する時代なのにペナルティに鞭打ちの刑があるなど、前近代的なところは湾岸戦争で捕虜を虐待した米軍に通じるものを感じる。 巨大な昆虫型異生物との宇宙戦争はきわめて漫画チックでB級テイスト。 戦いでは人が虫けらのようにどんどん死んでいくが、最後は正義の大円団のようなCMを使った締めくくり方が胡散臭さを醸し出す。 すべて監督が確信的にやっていることだろうが、中には皮肉ではなく単純に軍へ志願したいと感じる観客もいそう。 観る人によって反戦映画にも好戦映画にもなるような。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-10-08 20:26:52) 319.《ネタバレ》 オランダが生んだ変態映画監督の巨匠バーホーベンが、そのもてる限りの才能と資金力とCG技術を駆使して作りあげた圧倒的サービス過剰映画。いやー、もう素晴らしいです!!だってこれ一本で、SFアクション・スプラッタホラー・戦争・学園青春ドラマ・ラブストーリー・モンスターパニック・お笑い映画を楽しめるんだから。凡百の映画監督はこんなに馬鹿みたいにいろいろ詰め込んだ映画なんて作れないですよ(作らない、かもだけど笑)。そして、そんな民主主義が崩壊したシニカルな世界に圧倒的な物量作戦で攻め込んでくる昆虫軍団!湯水のように撒き散らされる血しぶきと肉片!沸点マックス寸前の暑苦しい海兵隊の皆様!何処かで勝手にやってくれってくらいドロドロなラブストーリー!もうバーホーベンが確信犯的に創りあげた、中2病映画界にいまだ燦然と輝く、永遠の大傑作だ!! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-29 23:27:17) 318.バーホーベンらしい演出だなあ。とにかく悪趣味でグロいんだけどユーモアちっくにしてオブラートに包む。実戦とSFをごちゃまぜ感はいろんなアイロニー効かせているんだけど効きすぎて反戦メッセージにまでなってるかな。とにかくぼくには好きな作品ではある。虫のしぶとさなんかは本物に即して面白いなあ。対抗する武器がマシンガン系ではそりゃ苦しいよ。火炎放射系か殺虫剤だろうね。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-01-26 10:28:54) 317.《ネタバレ》 思っていた程おちゃらけてない、いや、どちらかといえば、すごく真面目に造られてる印象。でもボンボン人が死んでいく描写は全く容赦しない。超気持ち悪い「虫軍団」のCGはよく出来てて、だてに金かけてねーなーと、思わせるだけのものはある。と思わせといて、の、虫軍団の親玉?はなんじゃこりゃ(苦笑) さわやか青春ものか、と思わせといて、の、サノバビッチな元彼女、こいつ腹立つなぁ。 ということで、この独特な突き放し方がバーホーベンならではものなのか? と今考えています。全般にわたってのエログロさはこの監督さんらしいですよね。続編もあるみたいなので、いつか観てミタイデスネ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-25 08:25:36)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS