みんなのシネマレビュー

残酷で異常

Cruel & Unusual
2014年【カナダ】 上映時間:91分
ホラーサスペンス
[ザンコクデイジョウ]
新規登録(2020-11-14)【なたね】さん

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音楽マーク・コーヴェン
撮影アダム・スリウィンスキー
編集マイケル・ジョン・ベイトマン
あらすじ
おっかない婆ちゃんが「座れ!」って命令してくる。

目隠シスト】さん(2020-11-14)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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11.《ネタバレ》 なかなかの意欲作じゃないですかね。
事があったあとのミステリ的な要素もありつつ不条理な世にも奇妙な物語みたいでもあり。
12モンキーズとかスーパーマリオの8-4とか思い出しました。
自殺するしか解決方法がないだなんて、もっとやり直しが効くところまで戻ってやれよ、て感じたのは私だけ? ろにまささん [インターネット(字幕)] 5点(2022-09-12 20:52:23)

10.《ネタバレ》 地下っぽい怪しい雰囲気の空間から始まるので何だか本当に残虐なことが繰り広げられそうな感じでしたが、罪を犯して死んだ人達の反省部屋という設定でした。何というか、その空間の描き方は、一見地獄とはわからないが絶妙に怪しい雰囲気でよかったと思います。

そして「準備」という、罪を認めて悔い改めた状態?に至るまで、死の間際の自分の行動をループさせられるという地獄。主人公は殺してしまった妻への深くて重い愛情ゆえに(そのせいで妻から疎まれたのですが)、なかなか成仏の心境にいたらず、ねばり強く挑んでついにミラクルを起こしてしまうという、、まあ死後の世界を描いちゃってる舞台なので何でもありな感じでしたね。

主人公は最後に自己犠牲の精神で決着を着けたように、根っから偏執狂的な異常者という感じでもなく、それだけに可哀想な気もしましたが、最終的に楽しそうな雰囲気で地獄になじんでいたようなのでまあいいか、というラストでした。そして「準備」ができたら一体どうなるのか、については謎のままでしたので、他の異なる死に方をしたグループはどうなるのか、も含めて続編などで描いてほしい気もしました。

面白い設定で楽しめましたが、切ない生き死にのテーマの割には泣けなかったのがなんか珍しい映画だなという気がしました。そこも加味して6点とさせていただきます。 たあたんさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-08-21 23:33:14)

9.《ネタバレ》 アマプラで鑑賞。やばそうなタイトルとパッケージの画像。主人公がそっち系の感じだし、突然、変な部屋にワープさせられ、自分の罪を認めろとか責められるし、自分の日常がループしてるしで、最初は妄想系でサイコ系の鬱的な話なんやとか思って観てました。正直、映画の中間くらいまでは、気持ち悪い映画の感じはありました。だけど、中盤あたりから、なんか違うと思えてきて、これ、どーなるの?って観てたら、後半の展開で、え?そーゆう映画だったの?となっちゃいました。最後に主人公の印象がガラッて変わったんだけど、映画のジャンルもガラって変わっちゃう印象。相手の立場になって考えるってのを確実に理解させるために、ほんまに相手になってもらうってのは、中々、地獄もイキなことします。 なにわ君さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-31 01:19:26)

8.《ネタバレ》 アマプラで見つけて予備知識ないままに鑑賞。あらすじ紹介でイメージした内容とはだいぶ違いました。

失礼ながら、邦題(原題直訳)から見てトンデモ映画を期待して観始めたのですが、これまた失礼ながら主な出演者さんたちが概ね見覚えのない役者さんたちばかりなので、作品世界に入って行くまでに少々退屈してしまいました。

ところが話が進んでいくにつれ、なんとも好みの設定と展開、思いもしなかった秀作との出逢いでした。ストレートな邦題(原題)にもある意味納得です。

追っかけ皆さんのレビューを読ませていただくと、あの建物は地獄であり、地獄で追体験をさせられることで永遠に苦しみ続けることになる、という解釈は理解出来ますが、自分なりには観終えた時点でタイムパラドックスをテーマにしたミステリー作品なのかなと思いました。

ただ、タイムパラドックスばかりに拘ってしまうと、ループしていること自体の理由や、自分の死をもってしてループを止めることについて今一つ重みが感じられないかも。

そう考えると、少なからず宗教的な意味合いを含めつつ、地獄で心から反省し懺悔し、身をもってその心を表せば愛する者は救われるといったことなのかな、と思えてきます。

なので、カテゴリ的には「SF」を追加かな?と思っていましたが自粛します。

ひとつだけ気になるのはラストシーン。主人公が例の部屋で平然と過ごしているように見えるのは、どんなに自らの行いを悔い改めようとも、自ら命を絶ったことは決して拭い去ることの出来ない罪であり、彼がそれを認め受け入れているからなのでしょうか?

それとも、自らの死をもってループを止めることで愛する妻の命を救ったことに満足し、そもそもの反省の意識は忘却の彼方へと飛んで行ってしまい、結局コイツはダメ!とばかりに地獄送りになったのでしょうか?

いずれにしても、妻の命は救えても自らの罪は決して消し去ることは出来ないということなのでしょうね。 タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-06-18 14:32:39)(良:1票)

7.《ネタバレ》 結果、彼の奮闘によって、二人の命が救われた。
人生諦めてはイカン《生きろ!》 
いや、違う 生きてはイカン じゃないと、またややこしい事になってしまうじゃないか
《生きるな!》これがネタバレ的には正解なんですよね
なかなか優れたシナリオであったと思います。 3737さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-05-30 22:28:02)(良:1票)

6.《ネタバレ》 入り口は重く、出口は切なくも甘い作品でした。
内容的に何度も見たくなる代物ではありませんでしたが、
他にあまり類を見ない、オリジナリティ溢れる作品。
やり直しが効く地獄という設定そのものに疑問を抱きつつも、
悔い改めることが人の最大の成長であり、愛することが人生の目的と捉えるなら、
地獄はそうしていくための舞台装置なのかなと。 あろえりーなさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-17 16:41:29)

5.《ネタバレ》 タイトルやパッケージのイメージと大違いの内容。
残酷という文字が気になって敬遠する人もいそうだが、グロテスクな表現は一切ない。
ジャンルはホラーではなく、サスペンス、そしてヒューマンドラマであろう。

序盤で、色々と不可思議な事が起こり、「これはいったい何?」と興味を惹きつけておいて、そこから更に生まれる謎、徐々に明かされる真実、意外な展開・・・と見るものをがっつり物語に引き込む構成は見事の一言。

しかし、こんな醜いのが主人公の映画も久しぶりだ(笑)
デブでメガネでダサい。いかにもモテなそう。モテないからアジア系の貧しい女性を金で釣って結婚し、モテないからひたすら彼女を独占しようとした、という解釈でよいのだろうか?うーん、中身もクズである。
死んでからやっと、イケメンになったけれども。

地獄なのに、けっこう簡単にそこから脱出する方法があったり、また、そのやり方さえ分かれば他の人間にもできそうなのになぜかやらない、あたりが少々引っかかるところか。


地獄の表現もいい。あのブラウン管にいるババアの恐ろしさは秀逸。 椎名みかんさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-10 08:00:12)

4.《ネタバレ》 ループものですが、スリラーとしては描写にはショッキングさというのはあまり無くて、純粋にストーリー部分のアイデアで勝負している、という感じです。何が起こったのか、に引き続き、それはどうしてそうなってしまったのか、を明らかにしていくシークエンスはコンパクトながら中々巧みな運び方(+トリッキーな映像表現)で、思った以上に面白く観れました。そこからのクライマックスはある種のヒューマニズム万歳!的な終わらせ方で、こちらもまずまず気持ち好く観終われます。大筋の部分とそこのアイデアについては文句無しに合格点以上かと。個人的に欲を言えば、もう少しあちらの「世界」の設定に深みがあればというトコロ、でしょうかね。 Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-03-25 20:58:48)


3.《ネタバレ》 最近特に増えた感のある「死んでループ」系映画の一つなわけですが、この映画が斬新なのは「死んですぐループ」ではなく、そこに一つ「謎のグループセラピー」みたいな要素が挟まってるとこです。
そしてこの一見グループセラピーに見える物、実は全然セラピーじゃなく、その実態は「酷い事をした人がそのシーンを永遠にループ」させられるという、一種の「追体験型ループ地獄」である事です。
死んでループではなく、地獄での追体験なので基本的に参加者はループから脱出できません。まさに地獄。

そういう意味では「一見「死んでループ系」なんだけど実はその構造は全然違う」映画なわけですが、そこは地獄の超パワー。
なんと死んだ後に過去の出来事を変更できたり、関係ない人も送り込めたりするわけです。
すげーな地獄!
目隠シストさんはこの地獄システムを「バグ」と解釈してますが、あれはバグじゃなく「反省をしっかりして他人に助けてもらえると褒美でやり直しさせてもらえる」系のシステムじゃないか、と。
つまり自殺して戻った彼も、新しくきた新人に助けてもらって真のやり直しさせてもらえる、っていう意味を含んだラストなんじゃないかと思ったり。

序盤で最終的に自殺する木の事にふれていて、明らかなご近所さん伏線なわけですが、となるとあそこにいる人、実は全員わりとご近所さんでうまくすると関われる人単位で部屋にまとめられてんのかな、とか思うのです。
地獄にくる犯罪者の数としては圧倒的に少ないので、多分細かく地域単位でまとめられてるのかなぁ、と。
だからうまくかかわると脱出のチャンスがある、的なものかな、と個人的には思います。

なかなか上手にまとめてるとは思います…が、芥川の蜘蛛の糸じゃないですが、地獄脱出物はどうしても説教臭くなるのが玉に瑕ですな。
あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-11-18 13:41:50)(良:2票)

2.《ネタバレ》 ありそうで無かった気がする××の描き方。『後悔先に立たず』されど『反省はできる』がテーマかと思いきや、『どんな完璧なシステムにもエラーは付きもの』という意外な着地点でした。キアヌ・リーブス主演の某オカルト映画のルールに従うなら、主人公は××から〇〇行きへ変更になっても良さそうな気がしますが、婆ちゃんの面目を潰したからダメなんですかね。もっとも彼は覚悟の上ですから、何度同じ体験を強いたところで、満足こそすれ反省などしないでしょう。表情をみれば一目瞭然。こういう人には、諦めて〇〇に行ってもらうか、もう一度『苦行』を課した方がいいと思いますが如何ですか、お婆ちゃん。集会で美魔女が椅子を2つ占拠していたり(一つは踏み台)、急に老化したように感じたり(時間軸が異なる)、芸が細かくて感心します。婆ちゃんやピッカリ君をブラウン管に閉じ込めたセンスもなかなか。唯一邦題だけは頂けないなあと思ったら、原題直訳ですか。なら仕方ないです。 目隠シストさん [インターネット(字幕)] 8点(2020-11-15 01:56:49)(良:2票) (笑:1票)

1.《ネタバレ》 これは、かなしいおっさんの「バタフライ・エフェクト」。 なたねさん [インターネット(字幕)] 9点(2020-11-14 19:05:33)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.91点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
519.09% line
6327.27% line
7436.36% line
8218.18% line
919.09% line
1000.00% line

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