みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 2001年をクリストファー・ノーランが再構築!!!楽しみ!と思って劇場へ封切り初日に見ました。残念ながら自分には興味が持てず、失敗作に感じました。3時間の中で一睡もしなかったのは驚きだったけどすごーく疲れた。一つ一つの話の整合性が乱暴的にしか感じられない、謎が解けたらいきなり病床なのも時間の次元がコントロールできたから?にしてもなんかズッコケた。ズッコケが多い。火事から戻った兄を妹が抱きしめたら納得?みたいなのも合点がいかないし。そういうのが多すぎる。2001年は意味不明な箇所が詩的にロマンチックに受け取れたのは奇跡だったのかなぁと思ったりした。何より不満なのは2001にあった土星へ入って行く超越的な描写の現代版がほぼ皆無だったこと。これは本当に残念だった。ゼログラビティの志しの高さを逆に感じた。本作は残念な作品だった。あとタイトルも検索時にダフト・パンクの「インターステラ」が出ることを考慮して 「インターステラー」にしたのだろうか?と邪推してしまう。伸ばす必要感じない。劇中でも伸ばしてないし。ハンスジマーの音楽はワリとよかった。それくらいが救い。ギリしょぼ映画じゃないので4点。 【reitengo】さん [映画館(字幕)] 4点(2014-11-24 02:13:14)(良:1票) 7.《ネタバレ》 個人的にはどストライクで非常に面白かったが、万人受けするものでは無いなーという印象。 相対性理論、ウラシマ効果、事象の地平面、5次元などが大して説明も無く、ポンポン飛び出してくるので、 科学好きでそれら意味をある程度把握してないと付いていけないかもしれない。 また逆に、突っ込みどころも多いので、科学的な整合性を気にせず、 フィクションだからとご都合主義も素直に楽しめる人間じゃないとこの作品は所々で不満を持ってしまうだろう。 個人的に良かったところと言えば、割りとフィクションでは科学だったり人類の進歩というのは否定されがちなんだけれども、 今作では科学万歳、人類はこのまま進化し続ける!という前向きな内容なところが良かった。 ただ、最後のエピローグだとか全体的に説明しすぎかなとも思った。 SFって下手に説明せず、ある程度は突き放した方が良い。(まあ、それだとより万人受けしなくなるけど…) しかし、最近の映画ではロボット・AIの裏切りが少なくなって、脇役として素直にサポートをすることが増えてきたのは、 昔と違ってSiriだとか身近に人工知能が存在するようになってきて、 AIがよく分からない未知の存在から、人間の良きパートナーという印象に移ってきたのかなとも思ったり。 【ポトフ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-23 21:22:36) 6.《ネタバレ》 どれだけ未来の設定なのかわからないが粉塵をシャットアウトするくらいの窓枠サッシは付けようよ、地球規模の危機というところが最初から伝わらなかったせいか、ワームホールが出てきたりブラックホールを通り抜けるところも理解するための努力ができなかった。それでも8点を付けるのは、私の中の「正直55%」「ユーモア65%」「思いやり95%」の設定になっているからです。 【かのっさ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-23 02:16:45)(良:1票) (笑:2票) 5.《ネタバレ》 ”2001年宇宙の旅に刺激を受けた作品”との監督インタビューをどこかで聞き、同作ファンとしては捨て置けず封切り初日に鑑賞。HALに似た声質を持つ人工知能ロボット(モノリスの変形バージョン?)や宇宙船内の描写の精緻さなど、確かに同作へのリスペクトが随所に感じられた。3時間近くの尺にもかかわらず登場人物の数が少ないのも同じテイストか。映像も綺麗で申し分無し。一方で物語としては、最後に地球はどうなったのか、食料問題がどのように解決されたのかなど、説明が少なくてフラストレーションが残る。黒板にデタラメな数式を並べられてもバイオロジストの私はちっとも解らないしね。主人公が目覚めるとそこは病室だった、というのは蛇足。次元を超えた親から子への量子シグナル(オーロラの彼方へ:宇宙ver.)で十分物語は成り立ったと思います。生きて帰らせる必要はなかったと思うし、そこで話が一気に薄っぺらくなったように感じ残念だった。 【アステカ】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-11-23 01:46:13) 4.《ネタバレ》 映画館で見て正解。映像美のノーランの宇宙モノなら絶対大画面だろうと思いまして。思ったよりがっつりSFでなかなか面白かったです。ゼロ・グラビティの様な死体バーン!で驚かすシーンがないのもよかったです。見所は色々ありましたが、あの水の星での「数時間前に死んだんだ」「27年ほど無駄になった」というあの絶望感、ブラックホールの中でのスターゲイト(?)から4次元世界、秒針の伏線、ここらは鳥肌ものでした。あの空間のゆがんだところとか、絶対にキューブリックが引き合いに出されるに違いないのに勇気をもって踏み込んだノーランには拍手を送りたいです。あとTARSの愛らしさ。マンの非人間的な印象が強くなるほど可愛いAI。あのクルクル走るシーンはおおって感動しました。不満点としては女性キャラクターの描写が浅くて全然感情移入できなかったこと、脚本にメリハリがないこと、重要な状況説明がセリフだけでサラッと流されて展開がわかりにくいところ、あまり意味のない戦いの場面(インセプションの雪山バトルを思い出しました)が長いこと、でした。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-11-23 00:51:52)(良:1票) ★3.《ネタバレ》 相変わらずなげーよ、ノーラン。 相対性理論とか遠心力による疑似重力とかブラックホールとかワームホールとかシリンダー型コロニーとかの最低限の知識はあるという事を前提とした作り。細かい説明無し。なのに、そういうのを知っている人間に新たな何かを与えてくれる感じがしないんですよねぇ。 色々な過去作リンクが次々と浮かんでゆくけれど、それらの寄せ集め以上のものは果たして何があったかなぁ?って。そういう意味では『アバター』と似たような感覚。既視感たっぷり。 映画見てる最中に「これは『エイリアン2』のカットされたエピソードと『コンタクト』と『トップをねらえ!』な話か?」って思いましたが、結局その通りで。 で、他にも『宇宙戦艦ヤマト』『2001年宇宙の旅』『アビス』『ゼロ・グラビティ』等々の色々な既存のものを思い出し、そしてそこから更に新たなるモノは、となると、んー・・・。 それら全部削ぎ落として考えてゆくと「愛の物語」っていう事になるのですが、中盤のアン・ハサウェイのご高説に「お前、何言ってんのよ?」って思ってしまいましてねぇ。で、そのセリフを発展させる形で物語をねじ伏せていくんじゃない?と思っているとやっぱりそうで、あー・・・って。 マット・デイモンもそこに行きつくための極端なネガとして配されているのだなあ、と考えればその雑で無茶な存在っぷりも納得できるってモンで。 タイムスリップものにつきまとう起源の喪失というパラドックスが物語の大前提に存在している時点でこれはある種のおとぎ話なのでしょうね。「重力」をモチーフに不可逆である時間を次元的に超越する愛の物語。 ダラダラと長いエピローグ部分で色々と説明し過ぎちゃっていて、なんとも不粋な印象になっていたのが残念、と言いたいところですが、残念と思えるほどには元からノーランに何かを期待している人間ではないのでした、すいません。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-11-23 00:29:10) 2.五次元からの件がやっぱりよく分からなかったけれど、それを差し引いても映像、音楽、内容ともに素晴らしい作品だと思いました。未踏の地に降り立った人類の未来、狂気、そして愛と科学の融合。モノリスやHALに説教されるのではなく、ともに生きる事を選んだ主人公の選択が何だか爽やか。スペースコロニーに吹き抜ける風と相まって気持ちがよかったです。ノーランを超える監督は暫く表れないと思います。この人の頭の中は一体どうなっているのでしょうか? 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-22 20:21:54) 1.《ネタバレ》 クリストファー・ノーラン渾身のハードSF。例によって一度の鑑賞で全てを理解するのは難しいし、肝心のプランAがよく理解できなかったと言う難点もあるが、それを消し去るほどの圧倒的なストーリーでした。3時間でも描ききれない世界ですが、詳細な説明を排してでも正面から描き切った点を私は評価します。得点は満点以外考えられないです。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 10点(2014-11-22 15:43:32)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS