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阿部一族(1993)<TVM>

1993年【日】 上映時間:94分
アクションドラマ時代劇TV映画歴史もの小説の映画化
[アベイチゾク]
新規登録(2004-01-07)【】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【イニシャルK】さん


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監督深作欣二
助監督原田徹
キャスト山崎努(男優)阿部弥一右衛門
佐藤浩市(男優)阿部弥五兵衛
真田広之(男優)柄本又七郎
蟹江敬三(男優)阿部権兵衛
藤真利子(女優)おいち
杉本哲太(男優)竹内数馬
織本順吉(男優)長岡佐渡守
仲谷昇(男優)細川忠利
石橋蓮司(男優)林外記
谷口高史(男優)添島九兵衛
浜田晃(男優)高見権左衛門
六平直政(男優)畑十太夫
大木正司(男優)田尻次左右衛門
麻生祐未(女優)たえ
渡辺美佐子(女優)キヌ
北村英三(男優)有吉頼母佐
伴勇太郎(男優)島徳右衛門
中村吉右衛門(二代目)語り
原作森鴎外「阿部一族」
脚本古田求
撮影石原興
江原祥二(撮影助手)
製作フジテレビ
松竹
企画能村庸一
プロデューサー市古聖智
美術西岡善信
録音鈴木信一(整音)
照明中島利男
その他IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 森鴎外のしっかりした原作に、
アクションの部分は、深作さんが渾身の力で、
演出する。

すると、こんなに奥深い娯楽時代劇が出来てしまう。
テレビ映画と言うことだが、ちょっと高めに、この点数。 トントさん [DVD(邦画)] 8点(2022-10-23 14:29:03)

5.先代に忠実な家臣を煙たがる傾向は今でもある。能力がないものを大きな権力を持つ悲劇を良く描いている。 東京ロッキーさん [地上波(邦画)] 7点(2014-05-21 17:41:00)

4.《ネタバレ》 史実は少々異なるようだが、藩主の命に逆らってでも殉死するのが美学ってはどう転んでも理解し難い(跡目をサポートするのが忠義ってもんでしょうよ)のだが、殉死の同調圧力の凄まじさには呆れるばかり。が、当時の細川家はリストラの真っ最中であり、我がお家の存続の為に、(石高安泰狙いで)自死したという背景もあるらしい。なら美学ではなく打算になってしまうわけだが。その打算(長子の面子もあるだろうが)が狂った子孫たちが暴れだす。もう義もへったくれもなく、まさに「仁義なき戦い」の様相。ストーリー的には現代の価値観では不可解なちょっと異常な世界を見た気がした。が、作品そのものは概して心情表現も弱くて、東映時代劇アクションみたいなテイストになってしまったのは少々残念。一応、真田広之が情にも配慮しつつ、義を貫いたという「いいとこ取り」した格好にはなってるけど、後味は悪いね。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-12 18:31:16)

3.《ネタバレ》 殉死という古い儒教的因習の陰惨さを、深作欣二監督が「武士らしさ」とそれに対比す
るものとを明確に分けて、かつ暴力描写もTVゆえにか、やや控えめに描いてました。
一族が藩主に刃向かうという事件はあちこちであったようですが、藩の恥として、さら
に幕府から統制の無さの叱責を免れるために殆どが隠密裏に処理されていたみたいです。詰まるところは、意地の張り合いで、阿部一族は18名、藩方は34名も死亡者を出し
た騒動になってしまいました。結構、個性豊かな俳優さん達が熱演でした。▼「丸におもだか」の阿部家の家紋の入った衝立の前で女達に決起を促され(?)、最後はその衝立共々貫かれて死んでゆくところは、監督の美学と感じました。そういえば、双方のやり名人が、屋内の戦闘用に槍を短くして戦ったところなどは暴力描写に制限のかかった(?)TVでは、かなり実戦的なものだったと感心しました。久々に骨太の時代劇でし
た。

亜酒藍さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-19 01:01:04)


2.《ネタバレ》 殉死というのは今現代に考えるとちょっと異様さを感じる風習のように思うのだが、深作欣二監督はそういう武士の忠義と、それに対する社会勢力とを対比させながら重厚さと格調の高さをもって描いていて、2時間ドラマのテレビ時代劇とは思えない劇場公開映画のようなクオリティの高さがあり、とても見ごたえのある時代劇に仕上げている。後半は阿部一族が藩に抵抗していく様が描かれていて、小林正樹監督の「上意討ち 拝領妻始末」を思い出すが、実際にもこういう事件はあったのだろうと思わずにはいられない。この事件は双方に多数の死者を出す悲劇になるのだが、すべてが終わった後になにか空しさを感じさせるラストになっているのも良かった。深作監督らしい激しいシーンはテレビ作品ゆえかいつもより控えめなのだが、クライマックスの阿部一族と藩の討手の戦いのシーンはいかにも深作監督らしい激しいアクションが展開されていて、これも見どころ。中でも佐藤浩市と真田広之の決闘シーンはリアルで迫力があり、深作監督の演出もここは力が入っていて、見ごたえもじゅうぶんだ。しかし、このクライマックスはそれまでの重厚な雰囲気と違いすぎて全体としては少々バランスが悪くなってしまった感があるのはやはりちょっと残念だった。でも、深作監督は明らかに映画を意識して本作を手がけているのが見ていてよく分かる作品になっていて、テレビ作品だからと言って侮れるものでは決してない骨太な時代劇としてじゅうぶん傑作といえる作品だと思う。(2014年8月28日更新) イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2005-06-30 14:30:55)

1.原作は高校の教科書にもなるような森鴎外の中篇小説ですが、これは乃木の殉死が社会的に話題になった中での作品で、それに続く事件はあくまでエピソードなのです。深作がこれをヒントにして凄い作品にしていますね。使用人の足軽中間も揃って弓矢どころか鉄砲まで用いて藩に戦争を仕掛けるのですから穏やかでない。単なる武家の意地とかでなくて叛乱になっているし、もし本当なら細川家は存続の危機になっていたでしょう。もう原作も忘れたけれど、妻子は離縁してたのではなかったでしょうか。切腹前の仕舞とか見せ場を沢山演出していたけれど、海外への売り込みとかも考えてとのあざとさが目立ちすぎます。しかし佐藤と真田の勝負はかなりにリアルで、これを映像にしたいからと言う映画です。しかし、次があの殿様では殉死もしたくなるでしょう。
たいほうさん 7点(2004-03-24 01:30:50)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.00点
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300.00% line
400.00% line
5116.67% line
600.00% line
7350.00% line
8233.33% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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