みんなのシネマレビュー

サンセット大通り

Sunset Blvd.
(Sunset Boulevard)
1950年【米】 上映時間:110分
ドラマモノクロ映画
[サンセットオオドオリ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-04-20)【イニシャルK】さん
公開開始日(1951-10-05)


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監督ビリー・ワイルダー
助監督チャールズ・C・コールマン
キャストグロリア・スワンソン(女優)ノーマ・デズモンド
ウィリアム・ホールデン(男優)ジョー・ギリス
エリッヒ・フォン・シュトロハイム(男優)マックス・フォン・マイエルリンク
ナンシー・オルソン(女優)ベティ・シェーファー
ジャック・ウェッブ(男優)アーティー・グリーン
セシル・B・デミル(男優)本人役
バスター・キートン(男優)本人役
アンナ・Q・ニルソン(女優)本人役
H・B・ワーナー(男優)本人役
フレッド・クラーク(男優)シェルドレイク
柴田秀勝セシル・B・デミル(日本語吹き替え版【PDDVD】)
七尾伶子ノーマ・デズモンド(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
臼井正明【俳優】ジョー・ギリス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
沢田敏子ベティ・シェーファー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
飯塚昭三アーティ・グリーン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
八奈見乗児(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
渡辺典子【声優】(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田村錦人(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
磯部勉ジョー・ギリス(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
坂口芳貞マックス・フォン・マイエルリンク(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
土井美加ベティ・シェーファー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
牛山茂アーティ・グリーン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
村越伊知郎セシル・B・デミル(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
北村弘一(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
池田勝(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
峰恵研(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
千田光男(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
高宮俊介(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
脚本チャールズ・ブラケット
D・M・マーシュマン・Jr
ビリー・ワイルダー
音楽フランツ・ワックスマン
撮影ジョン・F・サイツ
製作チャールズ・ブラケット
パラマウント・ピクチャーズ
配給セントラル
特撮ゴードン・ジェニングス(特殊撮影効果)
美術ハンス・ドライヤー(美術監督)
ジョン・ミーハン〔美術・1902年生〕(美術監督)
レイ・モイヤー〔美術〕
サム・カマー
衣装イーディス・ヘッド
ヘアメイクウォーリー・ウェストモア
編集アーサー・P・シュミット〔編集・1912年生〕
ドーン・ヘリソン(編集スーパーバイザー)
あらすじ
ハリウッド、サンセット大通りのある大邸宅のプールに若い男の死体が浮かんだ。半年前、B級映画の脚本家ジョー・ギリスは仕事もなく、借金取りに追われて逃げるうちに、無声映画時代の大スター、ノーマ・デズモンドが執事のマックスと2人だけで暮らす、不気味で過剰に豪華な屋敷に迷い込んだ。ノーマは20年前の栄光にしがみつき、主演女優としての銀幕復帰を期して、自ら「サロメ」の脚本を書いていた。ジョーは金で脚本の手直しを命じられ、親子ほども年の違う元大女優のお抱え作家兼愛人として屋敷に囲われることになる。

くなくな】さん(2004-07-24)
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【クチコミ・感想】

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101.「忘れられたスター」をはじめ、後世にさまざまなプロットを使い尽くされていながら、擦り切れていない部分が残っていることが、すごい。 みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-17 14:26:31)(良:1票)

100.実在の撮影所を舞台に多くの映画人を本人役で出演させたうえ、かつての大女優と大監督を完全に「遺物」として登場させるとは…。これはもはやフィクションではなくセミ・ドキュメンタリーといっても過言ではないかもしれません。余談ですが、本作と『雨に唄えば』をセットで観ると、過去の栄光にこだわるノーマ・デズモンドの気持ちが少しは理解できるかも。 とかげ12号さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-22 13:22:14)

99.全盛期を過ぎた大女優の執念というものが感じられた。 Yoshiさん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-15 19:45:18)

98.昔の映画だけに軽快な感じはなく、ひたすらに重々しい。冒頭に結末を持ってくる手法はなかなか良かった。何と言ってもノーマの眼の恐ろしいこと!あのメデューサのような眼だけで10人は殺せそうだ。でも、一方で人殺しまでやっちゃうにしては、いかれ方が足りない気がする。1950年ではしようが無いが、ヒッチコックくらいの時代になると、もっと赤裸々な感じになってきて僕好みなのになあと思った。
やっぱり、印象が強烈なのはラストシーン。マックスのことをデミルと呼ぶラストは恐ろしいと同時に悲しい。一つの時代の終焉。先日鑑賞した「大いなる幻影」と共通する部分が多く、興味深い。シュトロハイムは両方で輝いている。 枕流さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-02 00:23:50)

97.こういう勘違い野郎ってのはどこの世界にもいるよなー。グロリア・スワンソンが好演です。 すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-28 11:10:03)

96.内容はよくあるのドロドロの恋愛もののだけれど、主演者の演技力と舞台のセットがいい。 ホットチョコレートさん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-06 13:48:43)

95.過去にしがみつく往年の大女優を往年の大女優に演じさせ、その女優の執事をする往年の大監督を往年の大監督に演じさせるというキャスティングの惨さ!!たしかにこの二人だからこその真に迫った演技ということになるのだろうが。スワンソンの圧倒的な存在感が目を見張るが(正直、圧倒的にすぎて疲れる)、この作品をより深く濃密なものにしているのはシュトロハイムの存在だ。かつての偉大な巨匠は一人の女を大女優に仕立て上げ何もかもが自由に手に入るセレブへと変貌させる。サイレントからトーキーへと変わったとき女優に求められる演技もまた変わる。よってたかって持ち上げておいてサッとひく。しかし過去のあまりの優遇ぶりに威厳を捨て去れない女優と威厳を持つ女優の崇高さを愛してしまった男の心理が合致してしまう。男は愛情とともに責任を感じていたのかもしれない。そんな男と女の悲しいドラマが、一見本筋のように描かれる三流脚本家との色恋話を凌駕する。シュトロハイムの存在はハリウッドを皮肉った作品に変質的なメロドラマとさらなる皮肉をもたらしている。 R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-18 15:07:45)(良:2票)

94.《ネタバレ》 サイレント映画からトーキー映画への変遷で人々が経験した明暗を、ワイルダー的に表現していたのだと思います。ただ、ワイルダーの他の作品と違って、純粋にワクワクしながら観ることができるような内容ではなかったのは、若干残念でした。 まいったさん [DVD(字幕)] 4点(2007-10-14 00:58:54)

93.《ネタバレ》 サイレント映画の終焉に捧げられた壮絶な鎮魂歌(タイトルからして皮肉がこもっている)。作中でノーマの口を借りて、来るべきトーキー時代への考え方が示されているが、全体的に発狂しているノーマがここだけほとんど唯一正常な状態での発言をしているのが怖い。なんだけど、キャスティングなども含めたその辺の本来は「裏のテーマ」の部分が存在として勝ちすぎていて、肝心の本体のストーリーは単純に過ぎており、映画として極端に高い評価をすることはできない。 Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-09 02:45:25)

92.《ネタバレ》 大女優の老醜を単なる見せ物とせず、常にいとおしむ視線を逸らしていない。映画界の内幕を描きながらも品位を感じさせる所以は、ひとえにその点にあると思う。ラストは見事な狂気で締めくくるが、涙を滲ませながら見つめるシュトロハイムもまたグッと心を捉えるのだった。 丹羽飄逸さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-06-10 19:19:09)

91.《ネタバレ》 ビリー・ワイルダーとして見たら…あれ?という感じを受けました。意外と平易なストーリー展開や,ラストの銃殺される直前,プールの照明を点けたあたりは若干流れが不自然な気がしたのも残念でした。ただグロリア・スワンソンの真に迫る演技や,随所に現れる小洒落た台詞など,一見の価値はあるかと思います。 Thankyouさん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-15 13:47:31)

90.《ネタバレ》 グロリア・スワンソンの鬼気迫る演技がすばらしいです。まさに名作と呼ぶに相応しい映画ですね。
 しかし、観終わった後、いろいろインターネットでこの作品について調べてみると本当に興味深い話が出てきますね・・・・・。そういった背景も含めて楽しめる作品です。 TMさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-01 17:17:31)

89.とても良くできた映画です。見ていると質の高さがハッキリとわかります。けれど、好みではないのです。恋の話などなくして、過去の栄光を忘れられない元大女優をクローズアップしてくれたら、もっと楽しめたのかも。 shoukanさん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-24 18:15:39)

88.《ネタバレ》 リアルタイムでサイレント時代からトーキーを経て映画を愛し続けた方々にとっての、この作品に対する感慨は、おそらく想像以上に凄いものがあったんでしょうね!しかし現代のようにサイレント映画も手軽に楽しめるようになると、自分のような後々のファンにとっても、その感慨の断片くらいは充分に感じることが出来る、いや出来るどころか震えてしまいます。もう映画に対する究極のリスペクト、精神を病んでしまった過去の大女優、その残酷さ。大なり小なり今後、僕自身も今以上に良かった頃の思い出に幻影として取り付かれていくことがあるのだろう。徹底している、この作品の全てが徹底しまくっている。ラストシーンのスワンソン、そして元夫の執事、シュトロハイムの愛のかたち。優しさとは何か?息をのむしかない驚愕のラスト。
よし坊さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-05 07:50:01)(良:3票)

87.《ネタバレ》 かつての大女優が今では過去の栄光にすがりつき、半分狂信状態で暮らしている有様。こんな映画を作るなんて、、、製作者たちは勇気があるなと思います。華やかなイメージのハリウッドの”闇”を描いているわけですから、、、それにしてもラストのサロメのシーンは不気味で印象的でした。それ以外にも随所に見られた皮肉、ユーモアのセンス!コメディーではなくても、ワイルダー監督の味が感じ取れたのは楽しかったです。 maemaeさん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-28 17:53:16)

86.欲望という名の電車を見た直後こちらを見ました。なるほど、世界観はよく似ています。決して感動する類の話ではない。でも仕事に対する熱意の行き過ぎた人間のなれの果ての姿には、現実味がありぞっとする。ラストのノーマの狂気に満ちた表情が忘れられない。 トナカイさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-26 23:07:20)

85.今更言うのもなんだけど悲しい位に恐ろしいグロリア・スワンソンの演技がやっぱすごい。 たいがーさん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-11 15:24:28)

84.《ネタバレ》 グロリア・スワンソンの迫力に圧倒されました。自分的なクライマックスは撮影所でのセシル・B・デミル監督との再会シーン。一世を風靡した大女優を一目みたいという人々が彼女の周りに群がるシーンと感極まる彼女の姿にかつての大女優の心中を思い少しもらい泣きしてしまいました。 MELさん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-29 14:22:21)


83.《ネタバレ》 これは何とも言えずとても残酷な…。この映画の表皮1枚下にある意図に気付いた時、その相が一変する。男女の愛憎話、痴話話、“よくある話”。その一枚下に何と残酷な暗喩を置いたのか(いやむしろここまで露骨だと直喩なのだが)。これは、映画史の中の一時代への一種の葬送。サイレントの大女優スワンソンを主人公役に、サイレントの大巨匠シュトロハイムをその執事役に据える残酷さ。新時代の巨匠デミル監督は本人役で登場。サイレントからトーキーへ。シュトロハイムからデミルへ。遺物としてのチャップリンへの回顧。豪奢で薄暗い屋敷はサイレントという過去の栄華の暗喩(直喩)。陽の当たらなくなった過去の遺跡の中に生きるスワンソンとシュトロハイムの一方で、華やかな撮影所のライトの下、隆盛を謳歌するデミル監督。これはビリー・ワイルダーの一級のグロテスクで残酷なユーモアなのですね。ラストの凄絶な花道。魔都ハリウッドを貫く大通り。だけれどその名はサンセット。衰退。 ひのとさん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-15 22:38:47)(良:2票)

82.「出会ってから殺されるまで」・・・とにかく単純に目が離せなかった。 kさん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-29 22:22:15)

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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 141人
平均点数 7.64点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
332.13% line
442.84% line
521.42% line
62417.02% line
72719.15% line
83524.82% line
93121.99% line
101510.64% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.37点 Review8人
2 ストーリー評価 6.92点 Review14人
3 鑑賞後の後味 6.16点 Review12人
4 音楽評価 5.50点 Review6人
5 感泣評価 3.83点 Review6人

【アカデミー賞 情報】

1950年 23回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ウィリアム・ホールデン候補(ノミネート) 
主演女優賞グロリア・スワンソン候補(ノミネート) 
助演男優賞エリッヒ・フォン・シュトロハイム候補(ノミネート) 
助演女優賞ナンシー・オルソン候補(ノミネート) 
監督賞ビリー・ワイルダー候補(ノミネート) 
脚本賞チャールズ・ブラケット受賞 
脚本賞ビリー・ワイルダー受賞 
脚本賞D・M・マーシュマン・Jr受賞 
撮影賞ジョン・F・サイツ候補(ノミネート)白黒
作曲賞(ドラマ)フランツ・ワックスマン受賞 
美術賞(白黒)レイ・モイヤー〔美術〕受賞装置
美術賞(白黒)サム・カマー受賞装置
美術賞(白黒)ハンス・ドライヤー受賞 
美術賞(白黒)ジョン・ミーハン〔美術・1902年生〕受賞 
編集賞アーサー・P・シュミット〔編集・1912年生〕候補(ノミネート) 
編集賞ドーン・ヘリソン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1950年 8回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演女優賞(ドラマ部門)グロリア・スワンソン受賞 
助演男優賞エリッヒ・フォン・シュトロハイム候補(ノミネート) 
監督賞ビリー・ワイルダー受賞 
脚本賞ビリー・ワイルダー候補(ノミネート) 
脚本賞チャールズ・ブラケット候補(ノミネート) 
脚本賞D・M・マーシュマン・Jr候補(ノミネート) 
作曲賞フランツ・ワックスマン受賞 

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