みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
38.《ネタバレ》 久々に自分の中では大ヒットした不思議系の作品。歴史上人類最高の知能を持ち、その存在自身が電解質という事実が、ストーリーが進むにつれて少しずつわかってくるという運びは王道ながら鉄板。また、彼の特異な才能を、食事中のスプーンや授業の実験、避雷針の数やロッカーに並べられた錠前で表現し続ける演出は完璧でしょう。 確かに、保護したパウダーをいきなり一人きりで食堂に放置するなんて、普通にありえないだろうとつっこまざるをえないような展開もあります。そういったストーリー上のディティールの粗さってのは存在します。でもそんな些細なことに目をつぶれば、これはもう年齢問わず多くの人に薦められる傑作だと思います。 そしてラスト。作中すべての存在は一つにつながっていると、彼だからこそ実感できる真実を実現するラスト。彼にとっては、あれは死ではなく、ただ形を変えたに過ぎないのですね。人の形をとっていても、雷の形をとっていても、彼にとってはすべては同じエネルギーであり、地球上のものはすべてつながっているわけですから。 ただ個人的には、そのような至高の存在になるラストでも構わないんですけど、もう少し俗っぽいラストで終わらせてくれるほうが好みなんです。彼がこの社会で、人の形のまま、その才能を如何なく発揮してみんなを幸せにしちゃう、もしくは見返しちゃうみたいなね。そんで続編もあるよー、みたいな終わり方。かなり俗っぽくなっちゃうし、娯楽色強くなっちゃうんですけど、好きなんですよねー、そういうの。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-24 02:17:02) 37.《ネタバレ》 常人とは違う白い肌を持って生まれたジェレミー、通称パウダーが祖父の死をきっかけに人前に出ることになり、周囲の人と関わり合っていくという物語ですが、個人的にはヒューマンドラマ一本に絞ったストーリーを作って欲しかった。雷や電気の要素は本当にこの物語に必要だったのかなと・・・。言葉をしゃべれない人や動物とのコミュニケーションに使うというアイデアは興味深かったけど、それ以外のシーンには蛇足を感じました。 ジェシーのジェレミーに対する関わりも打算的なものを感じたので、最後にジェレミーに対して異様に親身になってる彼女に違和感を覚えたり、そんなに周囲の人がジェレミーを阻害する理由が分からなかったり。 はっきり言ってもし自分の周りにジェレミーみたいな人がいても、阻害するどころかとりあえず会ってみたいですけどね。。。ジェレミーと良い感じになってた女の子の親父みたいに理由も無しに遠ざけるようなことは絶対しません。一度会ってみて、その後嫌なやつなら距離おきますし、良いやつなら友人になりたいし。別に対応変わりませんよね。この話の中でそういう行動を取っていたのはリプリー教授だけだったので、彼には共感できました。 ストーリー自体は・・・どうでしょうね。パウダーを中心に作ってはあるんだけど、どこかパウダー視点じゃないみたいな。パウダー自身も、ほとんど外界との接触がなかったというわりには、いくら本から知識を得ていたと言っても、不自然にナチュラルに外界に対応しているようなシーンがあり、違和感でした。 結論として、2倍ほどじっくりとストーリーや周囲の人間の演技などを煮詰めれば、8倍くらい良い映画になったのではと思うような作品でした。素材は良かったのに、気がはやったかなという印象です。変に雷で消えるとか、そんな荒唐無稽なことをしたのもマイナス。鑑賞者を「?」にさせるだけで、良い効果は得られないと思います。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-12 01:07:25) 36.《ネタバレ》 可もなく不可もなく. 何もわからないうちに終わっちゃった感もありますが. 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-14 14:27:37) 35.本編より、終盤のBGMが大のお気に入り。内容は、それなりに楽しめました^^ 【南の二等星】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-11-01 15:23:25) 34.《ネタバレ》 グリーンマイルと似た映画でした。しかし、グリーンマイルの方が個性的な脇役でサイドをしっかり固めていたので見ごたえがありました。 批判的な意見が多いラストシーンですが、雷とともに空に消え、万物に還る。これは彼が望んでいたことなのではないでしょうか。居場所がない人間社会を離れ、万物の世界に帰属する。これこそ彼の幸せだと感じました。それをわかっていたからこそ4人の目撃者は笑っていたんじゃないでしょうか。 しかしながら作中は雑多な部分が多く、ラストシーンも含め、物語に引き込まれるということは最後までありませんでした。 【黒めがね】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-29 17:45:40) 33.あのランス・ヘンリクセン、B級映画に出てきちゃ死に役ばっかのランス・ヘンリクセンが出ているお陰で涙すら出ませんでした。そんな力入れられても困るんだけど(笑)「フェノミナン」の元ネタっぽいし「グリーンマイル」の1シーンはここからパクってるやろとか思ったけど、まだ「フェノ~」や「グリ~」の方が僕は好きです。死んで笑顔ってどないやねん。 【M・R・サイケデリコン】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2006-07-24 18:34:38) 32.惜しい・・・。もう少し捻りがほしい。 【miso】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2006-01-17 20:57:52) 31.《ネタバレ》 完全に不完全燃焼だ~でもねどーして人は異形なものを必要以上に除外しようとするんだろう?絶対数=正義ではないのに!あ~あの学生どもに腹が立つ!雷落としちゃえ! 【レッドホーク】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-16 00:02:07) ★30.全体としてはどんなに悪くないんだけど、いかにも涙誘ってます系な感じがしてちょっと嫌だった。最後があっけなく、え?って。ショーンは難しい役柄を見事に演じていると思いました。後、ビデオパッケージにディズニーのデザインみたいなのが描いてあったけど、これはディズニー映画なの?? 【アンナ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-18 20:19:14) 29.最後はいいけれど、中間がほんと疲れた。下の方たちのおっしゃるとおり、いろいろ詰め込みすぎて、消化し切れてないです。何が言いたいかも分からないし。 【トナカイ】さん 4点(2005-01-21 23:07:56) 28.どこかとんでもなく壮大な思想を表現していそうな雰囲気を漂わしながらも、もしかすると、フリの巧みな偽物かも知れないぞと勘ぐらせてしまう作品。残念です。決してこの世には存在しない神の子のような視線をせっかく獲得するに成功しているのだから、彼がこの残酷な世界にどう関わり、どう働きかけていくのかを描いて欲しかった。 【ヒロポン】さん 6点(2005-01-12 13:10:13)(良:1票) 27.意外と評価が低いですね(驚)。私は好きですこの映画。妙なハッピーエンドになるよりこのラストで良かったと思います。。グリーンマイルの大きい囚人(コーフィだっけ?)と少しかぶる感じですね。。「悪」に免疫がない白い彼、時々とても美しく見えました。。 【junneisan】さん 7点(2004-11-09 22:10:18) 26.私はむしろ、あのラストで良かったと思う。テーマに適っていたから。パウダーの、「人は全て繋がっている」的な台詞。それを聞いて私は、この作品は、“そこにある全ての要素を含め、地球というものは1個の生命体である”という「ガイア説」的な思想を下敷きにしたものなのだな、と解釈した。パウダーによる、「万物は同じ」という提示。それは、何かが死んでも、それは別の何かの糧となり、姿を変え、形を変え、未来永劫万物の中に生き続けるということ。万物は流転するというけれど、その包括的なエネルギー質量は変化しない。地球の抱える内的エネルギー質量はとどのつまり、変化しない。彼の提示したものはそういうあまりにも壮大なことで、俗的な存在である人間には到底通じない。彼が他人に拒絶され排斥される姿は、地球という生命体の40数億年の孤独をどこか思わせた。テーマとしては、それこそとても壮大だと思う。点が低いのは、提示したテーマを消化出来ていたとはとても思えなかったことと、毛が生えないはずのパウダーに睫毛がびっしり生えていたことと、彼が水溜りに落とされた時、うっすらと肌色っぽくなっていたことが許せなかったからです。 【ひのと】さん 4点(2004-09-23 19:48:45)(笑:1票) 25.思い描いていたのとちょっと違った。アレレ、そういう終わり方なのって感じで感動しようにも、出来ませんでした。 【カーマインTypeⅡ】さん 6点(2004-06-20 07:13:48) 24.予告編を見て映画のイメージを勝手に頭の中で創り上げてしまったのが敗因。きっとパウダーもみんなに受け入れられていくんだろうなあと思ったら、結末は・・・(T-T)←予告編を信じてしまった自分に涙が出た(苦笑)それと、あの「ビショップ」が保安官っていうのは、やっぱり変だと思う。英語の発音堅いし(笑) 【合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)】さん 4点(2004-06-11 18:08:40) 23.最後がどーもな~。 【ゲソ】さん 6点(2004-06-10 02:18:13) 22.確かにこの作品には『愛』がないかも知れない。だが、『愛』そのものを直接的にせよ間接的にせよ描いている訳でないとすればどうだろう。 パウダーは生まれ落ちたその日から、『愛』を受けられない。そこに『愛』自体を否定する要素を創り出している。 生長して、ある悲しい事件によって彼の存在が明るみに出る。そこから、外界との接点が強制的に持たれる。ここからが他作(『感動作』と称される作品)との相違。イジメや迫害を受けながらも、心の通う『友達』が出来、そこから麗しい感動劇が繰り広げられる…と言う件を想定している人の眼には、なんとも救いのない作品に映ってしまうだろう。唯一、彼の能力に惹かれ、理解を示そうとする人物はいるも、彼を救う手立てとはならない。これはある意味、人の感情や現実に忠実且つ、素直な作りだと思う。同時に感動を、涙を目的とする作品ではなく、物語を通して観る側が“考える”事を目的としている様にも思える。愛は作品そのものの形とならず、そこから『愛』とはどういうものかを考え、そして自分のものにする。或いは、自分の持つ『愛』を再確認できる―その過程に存在するだけの作品。 ラストの破綻ぶりは自分もガックリ来たが、そこに至るまでに得られたものがある事を評価とします。 【MAZE】さん 7点(2004-05-23 20:56:44)(良:2票) 21.パウダー以外の白人が黒く見えた!パウダーは(白すぎて)醜いといわれてたけど、私は雪のような美しい白さだと思った。いじめっ子たちに水たまりに落とされても白いままってことは主人公は本物のアルビノなのかな?ただの感動のストーリーと思いきや超能力を持っていたり電気を引きつける体質だったりといろんな要素を詰め込みすぎて途中から話が変な方向へ行ってしまったように思える。なんといってもオチがいただけません。 【およこ】さん 4点(2004-04-14 10:45:55) 20. 【ぐれーん】さん 4点(2003-12-03 22:34:44) 19.きれいなラストです。少し泣けた。 【やっぱトラボルタでしょう】さん 7点(2003-11-17 03:23:56)
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