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マン・オブ・スティール

Man of Steel
2013年【米】 上映時間:143分
アクションSFアドベンチャーシリーズもの漫画の映画化3D映画
[マンオブスティール]
新規登録(2013-07-23)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-06-13)【イニシャルK】さん
公開開始日(2013-08-30)


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監督ザック・スナイダー
キャストヘンリー・カヴィル(男優)クラーク・ケント/カル=エル/スーパーマン
エイミー・アダムス(女優)ロイス・レイン
マイケル・シャノン〔1974年生〕(男優)ゾッド将軍
ケヴィン・コスナー(男優)ジョナサン・ケント
ダイアン・レイン(女優)マーサ・ケント
ローレンス・フィッシュバーン(男優)ペリー・ホワイト
アイェレット・ゾラー(女優)ララ・ロー=ヴァン
ラッセル・クロウ(男優)ジョー=エル
ジュリアン・リッチングス(男優)ロー=エル
アンチュ・トラウェ(女優)ファオラ=ウル
デヴィッド・ルイス〔男優・1976年生〕(男優)ララモア大佐
マイケル・ケリー〔男優・1969年生〕(男優)スティーヴ・ロンバード
星野貴紀クラーク・ケント/カル=エル/スーパーマン(日本語吹き替え版)
中村千絵ロイス・レイン(日本語吹き替え版)
津嘉山正種ジョナサン・ケント(日本語吹き替え版)
塩田朋子マーサ・ケント(日本語吹き替え版)
石塚運昇ペリー・ホワイト(日本語吹き替え版)
井上和彦ジョー=エル(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕ファオラ=ウル(日本語吹き替え版)
石住昭彦スワンウィック将軍(日本語吹き替え版)
てらそままさきネイサン・ハーディ大佐(日本語吹き替え版)
中博史ハミルトン博士(日本語吹き替え版)
松山鷹志ロンバード(日本語吹き替え版)
木村雅史ヘラルドソン船長(日本語吹き替え版)
佐々木睦ロー・エム(日本語吹き替え版)
白石充ウッドバーン(日本語吹き替え版)
喜山茂雄ユーバンクス(日本語吹き替え版)
御沓優子クリッシー(日本語吹き替え版)
多田野曜平ジャクス=オー(日本語吹き替え版)
志田有彩キロア(日本語吹き替え版)
原作デヴィッド・S・ゴイヤー(原案)
クリストファー・ノーラン(原案)
ジェリー・シーゲル(キャラクター創造)
ジョー・シャスター(キャラクター創造)
脚本デヴィッド・S・ゴイヤー
音楽ハンス・ジマー
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕
リック・ジョヴィナッツォ
撮影アミール・モクリ
製作チャールズ・ローヴェン
クリストファー・ノーラン
エマ・トーマス
デボラ・スナイダー
製作総指揮トーマス・タル
ロイド・フィリップス
制作東北新社(日本語版制作)
配給ワーナー・ブラザース
特撮ウェタ・デジタル社(視覚効果)
ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
美術アレックス・マクドウェル(プロダクション・デザイン)
衣装ジェームズ・アシュソン
マイケル・ウィルキンソン
編集デヴィッド・ブレナー〔編集〕
録音ゲイリー・A・ヘッカー
日本語翻訳佐藤恵子
スタントジョン・コヤマ
その他ニック・グレニー・スミス(指揮)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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45.《ネタバレ》 ザック・スナイダーらしいグロいデザイン 派手なアクション 実写版ドラゴンボールとも言うべき超インフレバイオレンス ニューヨークを廃墟にするも軍からは「お前友達」みたいなインディアンのごときお言葉は笑える 普通糾弾されるだろう(笑) バイオレンスが超インフレなのに最後は簡単に首ボキで終わるのもおかしくないか? 音速を越えたときのドン!という衝撃波の表現はなかなかの迫力で印象的だ 凄まじいビル破壊シーンが延々と続くのは凄いが、似た様なイメージを「クロニクル」ですでに見た 街頭バトルはクロニクルぐらいがちょうどいいんじゃなかろうか 143分も延々バトルが続く ああ、お腹いっぱいだ にょろぞうさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-17 19:28:41)(良:1票)

44.うーん、普通です。 Kさん [DVD(字幕)] 5点(2014-02-09 13:50:12)

43.《ネタバレ》 前半はさすがのC・ノーラン! バッドマンとともにスーパーマンも再生させたか!と思ったが後半の戦闘シーンが長過ぎて萎えた。もったいない。。。こんな大仰なストーリーでは、電話ボックスで着替える往年のスーパーマンの「良さ」がちょっと半減するかなあ。ケントの父親が両方とも大物で存在感もあり良かった。 kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-18 21:38:46)

42.《ネタバレ》 スーパーマンがどのようにして誕生したのか、彼の故郷であるクリプトン星の風景、両親の思い、敵の思惑等、とてもわかりやすく説明されていて、見やすいアクション映画でした。生みの親のご両親もいい人っぽいのでその遺伝子もあるのかもしれませんが、やはりクラークを育てた、地球の育ての親が素晴らしくて、それで良心を育んだんだというのが大きい。父からは自己犠牲の精神を、母からはたっぷり愛情を感じて育った。だからこそ、地球のみんなを守りたいっていう気持ちが芽生えた。そういうのがきちんと描かれていて良かったです。アクションは、これまでのスーパーマンシリーズと比較するとその速度の速さが目を引きます。クリプトン星人は強大な力を持っている。だからこそ、凄まじい早さで飛び回ったり、闘ったりすることが出来る。地球人の目から見れば、まさに目にもとまらぬ早さ。そういう素早さの表現をこだわっていたように思います。 あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-27 19:52:08)(良:1票)

41.んー、過剰だ。あんまり過剰なんで、ギャラクティカ・マグナムのいいのを2・3発いただいたみたいだ。つまり、少年マンガのテンションなんです。オレもくたびれました。 なたねさん [DVD(字幕)] 5点(2013-12-24 21:34:25)

40.《ネタバレ》 映像は唖然とするくらい凄い。この地球上では、これ以上の破壊っぷりを映像化できるのは不可能ではないか?と思うほど・・。しかし、ちょっと疲れちゃったよ。 トントさん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-22 22:08:33)

39.《ネタバレ》 キャスト一新。少し翳のある、悩める「スーパーマン」新シリーズ開幕。明かされるスーパーマン誕生秘話。宇宙や地球市街地での戦闘シーンの映像・音響・迫力は圧巻、旧シリーズとは比較になりません。序盤でスーパーマンの正体を知ってしまうヒロイン、フィナーレでプラネット新聞記者クラーク・ケント誕生。 獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 7点(2013-12-14 02:26:26)

38.《ネタバレ》 K・コスナーやR・クロウを器用しての前半のドラマ部分はいいが、最後にこれだけ地球を破壊したらヒーローじゃないでしょ。いくら物を破壊しても映画を見ていてアドリナリンは上がらない。ここぞ、という危機一髪で地球を救ってこそ映画の醍醐味だと思うんですけどね。 カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 4点(2013-11-21 21:25:24)(良:2票)

37.飛行機の中で鑑賞。アクションシーンが、どうしてもドラゴンボールと重なりますね。痛そう。オリジナルのスーパーマンのアクションシーンが懐かしい。もっと、あんなふうでも良いのに。でも、そのわりには、オリジナルのスーパーマンのイメージが壊れてなかったので、そこは評価できますね。 よしふみさん [DVD(吹替)] 6点(2013-11-02 21:53:09)

36.話的には旧のら1と2をリメイクといった感じ。アクションはこれでもかというほどドラゴンボール。もうこれ以上すごいアクションは難しいのかな?これ以上すごくすると画面的にわからなくなるというか。これからどうするんだろう。 とまさん [映画館(字幕)] 7点(2013-10-19 18:54:31)

35.スーパーマンの出生や敵など一見原作をなぞってるけど、それは表面的なところで、これは「スーパーマン」じゃありません。
そりゃクリストファー・リーヴの時代とは今では違うから今の時代ならではの捉え方、描き方は必要でしょうし、そうしなければ今作る意味ないでしょう。
しかし、製作者は、スーパーマンとはそもそも何か、というのを忘れてます。
スーパーマンは、事故や事件から人々を、地球を救うスーパーヒーローなんです。もちろんそんな描写はありますが、この映画のテーマはそこじゃなくて、いかに超人的なパワーを持って生まれた男がそれを受け入れるか、そしてその力を持ったことによる迫害を跳ね返して地球人と友達になるか、というところです。
そういう部分は必要だし、旧作にも描かれています。でもそれ自体がテーマとなっている今作は、観客がスーパーマンの物語を見て得たかった気持ちとは全然違うモヤモヤしたものを残して終わります。
わたしはもうこれはなかったものとして、一生クリストファー・リーヴ版を唯一のスーパーマン映画として生きていきたいと思います。 ととさん [映画館(字幕)] 6点(2013-10-12 04:28:20)(良:4票)

34.《ネタバレ》 ストーリー的には「スーパーマン('78)」+「スーパーマン2('79)を足して2で割って、ブラッシュアップしてパッケージングしなおしたようなもの。味付け的には、ノーランのバットマン3部作より、ライミのスパイダーマン3部作に近い。 
▼'70年代末のスーパーマン・シリーズよりも、ファンタジー感やヒロイック感は薄まり、スーパーマンが宇宙人として描かれてるのが気に入りました。そう簡単に無敵の超生物なんか信じられなくて当たり前。謎の超生物が受け入れられる過程を、限られた時間の中で描こうと努力しています。 
▼私、スパイダーマン2('04)の地下鉄シーン好きなんですよ。死闘の果てに気絶したスパイダーマンを乗客たちが助けるシーン。アレと同じく、スーパーマン=クラーク・ケントがかってやってきた小さな親切の積み重ねは、けっして無駄になってないのがいいですね。 伊達邦彦さん [映画館(字幕)] 8点(2013-10-11 09:22:14)

33.《ネタバレ》  ヤクザ連中がいきなりなだれ込んできて勝手に抗争をおっ始めて流れ弾があちこち当たりまくりで人死にまくりの物壊しまくり、その上で片方が「私は味方です」って言ってきたところでそんなん納得できますか?っての。そんな映画。

 今回のスーパーマンは「地球のため人類のため」って看板だけはぶら下げてますが、実際にやらかした事と言えば生まれた星のいざこざに地球を巻き込んだだけ。見境なく大暴れして、あれでどんだけ人死に出したのやら。スーパーマンってのは人を救ってナンボじゃないんかいな、と。

 で、暴れてぶっ飛んで落ちた先にいちいち知り合いがいるの。落ちたその場でドラマ始まるの。もう宇宙空間までぶっ飛んでいっても落ちるとピンポイントで知り合いの前に落下。よくもこんなアホな脚本が書けるもので。

 後半になると物語が飛び飛びになってしまって、オッサンなんで気軽に宇宙船に辿り着いてるねん、そしてそのキーアイテムお気軽に使えてるねんとか、お前いきなりなにを見境なく勝手に特攻決め込んでるねんとか、唐突で繋がりの無い雑な運びで見ていてアホらしくなってしまい。

 地球あぶない、地球ピンチ!みたいな大ゴトスペクタクル状態ではありますが、それがスーパーマンとゾット将軍一味の中だけで繰り広げられているものだから、なんだかなぁ。

 カメラがバカみたいにブンブン振り回し系なので3Dには不向き。つーかそんな映像を3Dにしちゃダメ。頭痛くなるわ。

 にしても、出てくる役者さん達の多くがお馴染みの人々で、そしてみんな随分老け込んだねぇ、って思わせちゃう状態で(ケヴィンとかダイアンとかエイミーとかローレンスとか)、リブートだっていうのにフレッシュさ皆無!みたいな映画でした。スーパーマンもなんかオッサンでしたしね。

 どうせならもっともっと違ったスーパーマンで良かったのに。リチャード・ドナー版の方が色々盛り込まれてて楽しめたなぁ。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 4点(2013-09-26 20:55:47)(良:1票) (笑:1票)

32.へっ!!なにがマンオブだ!(最近のハリウッドのガキはどうしようもない)するとなんですか、これは、あのもっこりスーパーマンじゃないんですね!(オバハン口調で)
それに、俺の目には止まってみえたわ!!(By男川上哲治!)(もーう!クソったれ3Dシステムのシミったれめがねが、年寄りの私の目にとって、もう拷問以外の何者でもない!ので、非常に怒っている。)
作品の出来ですか??こんなもん、評価不能!こんなもの、どうせだったら”スーパーな男”(By男伊丹)、というすてきな邦題ででも公開したほうが2倍返しだ!くらいよい。 追加!それからそれから、何よりもかによりも、これは”S”じゃありません!!だってよ!!アホか!”S”だろうが!じゃあ、なんて読むんだよ!(意外と”さいたま”のSだったりして、、、、) 男ザンパノさん [映画館(字幕)] 4点(2013-09-23 00:26:55)(良:1票) (笑:2票)


31.《ネタバレ》 ダークナイトにてリアル路線を追求したごとく、ノーランがスーパーマンをどれだけリアルに描くのか?と云うのが私の注目点。スーパーマンのスピードに相当する重量感とか、地球側からも敵視されるシークエンスとか満足できた部分もある。しかしながら、クーデター犯を母星の爆発から(結果的に)守っただけだったり、クリプトン星人と地球人の共存という父の理想を“そんなこと知るか”って感じでつぶしてみたり、散々街の中で戦って(おそらく)数千人単位で死者を出しておきながら、最後4~5人殺されて“NO~!!”って・・・。これらアメコミ原作にありがちなてきとーさが散見されるのが気に入らない。それらをとことん無くすのがノーラン版のアメコミだろうと。期待値には届かなかったが、映像は素晴らしかったし、今後の展開に期待を込めて甘めの採点。 ふじもさん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-22 22:34:42)(良:2票)

30.《ネタバレ》 マーベル勢にDC勢、アメコミヒーローもだいぶ出揃ってきましたが真打ち再登場となりましたね。『リターンズ』の路線でも良かったと思いますが、今後どんな作品が見られるか楽しみです。が、あのテーマ曲が流れなかったのは賛否両論でしょう。『リターンズ』であの曲がかかった時は胸が高鳴りましたけどね。『バットマン』のようにリアル志向になって人間的苦悩を見せるには、あの曲は華やかすぎると思ったのかな。 『ダークナイト』の成功も新しいノーランが製作、『300』のザック・スナイダーが監督となれば期待しない方がおかしいと思いますが、生みの親にラッセル・クロウ、育ての親にケビン・コスナーを持ってきて人間ドラマの重みが増していると思います。ただ、スーパーマンになるまでの葛藤と苦悩が描かれていたかというと若干残念な出来かな。リアリティを求めるのもいいけど、スーパーマンは完全無欠で他を超越した正義の存在で良いと思うけどね。 おそらく過去最速じゃないかと思うくらいの飛行シーンと高速バトルは映像も凄く見応えがありましたわ。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2013-09-19 23:55:11)(良:1票)

29.《ネタバレ》 「空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!いやスーパーマンだ!」のフレーズでお馴染み、アメリカンコミックが原作のヒーロー、スーパーマン。その正体は新聞記者クラーク・ケント。電話ボックスで早着替え。母星クリプトンと地球の重力の差異で超人化(していた気がする)。あとヒロインの名前がロイス・レイン(だったかな)…これが私の予備知識。このようなスーパーマン初心者にとっては、胸のマークがSUPERのイニシャルではなかった事でさえ新鮮な驚きでした。というかコレ『スーパーマン』のリメイクでは無かったんですね。オリジナルを換骨奪胎して作られた全く新しい『スーパーマン』だと理解しました。悩み葛藤し答えを見つけ出すアメリカンヒーロー定番のドラマに、フルCGで描かれる格闘アクション。要するに『スパイダーマン』や『X-メン』『アイアンマン』なんかと同じフォーマットです。となると、あとはキャラクターの魅力で差異を出すしかないと考えますが、全身タイツの赤マント男がカッコイイとは思えなくて少々困りました。古典レベルの原作を現代に蘇らせるなら、もっと大胆なアレンジを加えても良かったと思いますし、正体を隠したいなら何故マスクをしないの?とか、そのマントって必要?みたいな“古き良き時代なら問題にならなかったであろう”無粋なツッコミ対策に対する理論武装も見たかった気がします。今回一日で『パシフィック・リム』『スタートレック・イントゥダークネス』そして本作と話題のSF大作を固めて劇場観賞したのですが、映像技術はどれも行き着くところまで行き着いた感があります。技術の進歩は本当に凄まじい。でも良い映画の条件はそれだけにあらず。映画って奥が深いです。 目隠シストさん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-18 19:13:02)(良:3票)

28.《ネタバレ》 プロローグ、“父親役”のアカデミー賞俳優が、ドラゴンにまたがり、過剰なまでのスペクタクルシーンを画面いっぱいに目の当たりにした時点で、“一抹の不安”は生じていた。
以降、「あれ?なんだかノリキレナイ?」という感覚が確実に蓄積し、結局そのままエンドロールを迎えてしまった。

ザック・スナイダーが描き出したビジュアルは流石に凝りに凝られている。
タイトルからもストーリーテリングからも“スーパーマン”という名詞を極力排した新しい世界観に対して、期待感と高揚感が溢れた。

“ノリキレナイ”この映画に足り得なかったことは単純。それはずばり「娯楽性」だと思う。

「ウォッチマン」の監督と「ダークナイト」の監督とが組んで生み出されたヒーロー映画において、分かりやすい娯楽性が強調されないであろうことは必然であり、観客としてもダークで新しい世界観を期待した部分は大いにある。

実際、映画は、主人公の「出自」と「能力」、そして「運命」を軸にして、「どう生きるべきか?」ということに延々と焦点を当て続ける。引き込まれる要素は多分にあったし、概ね製作者の意図通りの映画に仕上がっているのだろうとも思える。

しかし、圧倒的に物足りない。
結論として辿り着いたことは、他のヒーローならいざ知らず、「スーパーマン」にだけは突き抜けた「娯楽性」が必要不可欠だったのではないかということだ。

過去作に対して、まったく異なる設定やストーリー展開を見せるのであれば、センシティブでリアリティ重視な表現に対してもう少し納得が出来たかもしれない。
しかし、何だか込み入った描き方はしているが、根本的な描写は、1978年のオリジナルと結局のところ同じであり、それであれば過剰な現実主義は、ただまどろこしく感じるばかりである。


ヒロインをはじめとする市井の人々が絶体絶命のピンチに陥る。
そこに弾丸よりも速く強いスーパーヒーローが颯爽と現れて問答無用に彼らを助ける。
「スーパーマン」は、彼だけは、それでいいのだと思った。


最後にもう一つだけ。
冒頭から大立ち回りをするスーパーマンの実父役のラッセル・クロウだが、こんなに露出が多いのなら、むしろ、彼を悪役に配した方が良かったように思う。
久々に見たケビン・コスナーが育ての親役を好演していただけに、わざわざ新旧スター俳優同士で“父性対決”を見せる必要はなかったと思う。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 5点(2013-09-18 00:03:17)(良:5票)

27.《ネタバレ》 アメリカが世界に誇るスーパーヒーローをまたしても映画化。
技術の進歩に伴い「今の技術でこれ映像化したら凄くね?」と思う気持ちは良く判る。
半端な作品は世に出せない覚悟の表れなのか、製作陣&俳優陣は超豪華。
これで期待するなというのは無理な話で、敷居は自ずとかなり高くなる。
結論から言うと満点では無いが、本作は大画面の映画館で観賞して初めてその価値と面白さが理解出来る作品。
脚本は前半は二重丸。 お約束の赤ん坊を乗せた宇宙船が農場に墜落するシーンから幼少期~青年期の主人公の成長に移行する流れを変えたのは成功だったと思うが、後半の怒涛の如く展開する戦闘シーンは長すぎるし、破壊しすぎ。
他レビュアー諸氏も記載されている様に、「地球一強い男は、地球一迷惑な奴だった」と言われても仕方の無い話。
あれだけの破壊(殺戮)の発端だった男が、社会的にどの様にけじめを付けたのか、破壊の限りを尽くされたメトロポリスがどの様にして復興したのか全く描写されていないのも少々引っかかる。なので、能天気に「世界の情報が一番最初に集まる場所だから」と伊達メガネを新調して新聞社に就職している場合ではないだろう。 という余計な突っ込みを入れたくなる。
色々と書いたが、製作陣の気合は充分に感じられたし、出番は短いながらもケビン・コスナーの枯れた名演技(本作ではこれが一番の収穫かも)も堪能出来たので良しとする。 観賞するならIMAX3D字幕版がベスト。 たくわんさん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-17 13:35:30)(良:3票)

26.《ネタバレ》 初めてのスーパーマン、面白かった。戦闘シーンも迫力がすごい。でもあれだけ街壊したら迷惑だろ。グランド・セントラル駅もやっぱり壊される(笑)。最後は首折るって地味!ただちょっと長かったかな… ぷるとっぷさん [映画館(字幕)] 8点(2013-09-16 21:49:30)

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【点数情報】

Review人数 85人
平均点数 6.51点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
478.24% line
51011.76% line
62630.59% line
72630.59% line
81011.76% line
933.53% line
1033.53% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.28点 Review7人
2 ストーリー評価 7.00点 Review12人
3 鑑賞後の後味 7.83点 Review12人
4 音楽評価 6.77点 Review9人
5 感泣評価 6.11点 Review9人

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