みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
56.伊丹監督作品の中でこの作品が私にとって最高です。知恵と度胸の板倉亮子への憧れと、査察部の面々の一丸となっての仕事振りを観た時の羨ましさは、当時も今も変わりありません。受けて立つ権藤との攻防は手に汗握りました。この作品を作り上げた方々の一丸となっての仕事振りにも敬意を表します。 【The Grey Heron】さん [映画館(邦画)] 10点(2004-09-13 00:58:02)(良:1票) 55.画にならないような職業に一点集中して描く作品も、伊丹風の独特な演出が見事に活かされた…言わずと知れた“女シリーズ”の傑作。のちに製作される飽きのくる女シリーズに比べ、構成・テンポともバツグンの作品で何度観ても面白く、センスが光ってます。俳優の演技だけ見ても、この作品に懸ける意気込みのようなものが伝わって来て、作品の初めから終わりまで実に見応えは有る。当時でも横行していた脱税事件の背景も、ドキュメントを視るかのような展開をもってする描き方は本当に素晴らしい。 【_】さん 8点(2004-08-27 03:08:57) 54.楽しく、分かりやすくがモットーと思えるほどスッキリ起承転結を実践した邦画の傑作。脱税者の様々な手口と、それを追う税務署・国税局の執念の対比が明確に提示されて、観る上で無駄に疲れずにすむ。そしてメインキャラ3人(宮本・津川・山崎)の個性的で魅力的なこと。山崎の、津川へ財産を残す方法を指南するシーンは圧巻だ。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 9点(2004-07-04 12:35:37) 53.これはオモシロイ!ワクワクする音楽も良かったです。 【Piece】さん 7点(2004-06-12 00:45:34) 52.邦画にありがちな名作ぶった”間”が無い。日本のテレビドラマと映画の違いのひとつにこの”間”があると思うんですが、この作品ではソレを極力排除しているにもかかわらずちゃんと映画している。キャラ設定がしっかりしている為、心理描写に”間”を使ったりしなくてもちょっとした会話や行動で観客に伝わる。コミカルすぎるキャラもシリアスな題材とのバランスがうまくとれている。マンガチックでもしっかり人間ドラマも描かれる。伊丹十三監督は、一見娯楽には不向きな日本的題材を独特なテンポで面白おかしく仕上げるのが非常にうまい。中でもこの作品はホントに面白い。アイディアだけでは終わっていない。 【R&A】さん 7点(2004-04-28 11:44:09) 51.伊丹監督の作品が観れないのが残念。 【ボバン】さん 8点(2004-03-30 02:51:07) 50.普通に面白い娯楽映画。好きなので点数は甘いが、見た後に何か残るかというとそうでもない。一般に余り知られていない組織の内部暴露的な手法というのは、この作品が始まりだろうか???伊丹十三が生きてたら、最近の官僚腐敗に鉄槌を下すような作品を撮ってくれそうだけど、江角マキコを主演に社会保険庁を描いた作品なんてどうでしょう。 【もとや】さん 8点(2004-03-29 00:15:36)(笑:1票) 49.伊丹十三監督作品の中でも一番好きな作品です! 「お葬式」「タンポポ」のようなマニアックな映画とは違い、本作は誰でも楽しめる娯楽映画テイスト..脚本、演出の出来がすごくイイですね~ 当時としてはとても斬新なストーリーでした..今でも十分堪能できるレベルの高い作品、映画ファンなら、必見! オススメ!! 【コナンが一番】さん [映画館(邦画)] 9点(2004-01-14 12:43:05) 48.普通に生活している人にとっては馴染みのないマルサをテーマにして映画を撮ろうと思いつくことがすごい。伊丹監督ならではの分かりやすさ・テンポの良さを生かして、エンターテインメントにすることに成功していると思う。 【北海道日本ハム優勝】さん 6点(2004-01-13 12:57:36) 47.非常に人間のエゴや心理戦にワクワクしてみれた映画。個性が強くそしてそしてすこし子供は受け付けない世界が大好きです。 【とま】さん 8点(2004-01-05 14:48:38) 46.これだけ多くのクセのある役者を使いながら、その全てが見事にベストポジションに配置されているところがまずは凄い。 ワンシーンワンシーンどこを取っても映像に対する独特の強いこだわりを持って撮られていて、神経の行き届いた画面はとても個性的で、木漏れ日の描写などは情緒的でもあり、全体的に良く締まっていた。 マルサと山崎の心理的な駆け引きもスリルがあり見応えがあった。 金の為なら何でもする海千山千の輩も尻尾を捕まれまいと、なりふり構わず必死になる姿は芯を突いていてかなり滑稽だ。 人間の欲に対するえげつなさは大なり小なり誰しも一緒だろう。 その辺をマルサという誰も扱ったことの無い包丁で鋭く斜めに切って、エンターテイメントの皿に乗せて見せた伊丹監督の手腕が光っている。 エンドロールで映る都会の空は余韻を残すいい終わり方だった。 和製娯楽映画としては出色の出来だろう。 【Beretta】さん 9点(2004-01-04 20:23:56) 45.「女はココに隠すんじゃー。ココを見ろ~!」この映画で一番思い出すのはこのシーンです。 【あずき】さん 8点(2004-01-01 10:19:00)(笑:1票) 44.高校の頃見た。悪役贔屓の私は山崎務に肩入れしてしまった。マルサ達の「俺らは安月給でマジメにがんばってるんだー」みたいなシーンでは「ああはなりたくないなー」と思った。 【東京50km圏道路地図】さん 8点(2004-01-01 04:17:52) ★43.とにかく山崎努の演技力に圧倒された。宮本信子も負けじと対抗しており、決して見劣りしない。この2人は、まさに迫真の演技だった。テンポも良く、最後まで飽きさせない作りは見事。俳優としての伊丹さんをあまり知らないが、俳優より監督のほうが絶対才能あると思う(NHK大河ドラマで、やたらほっぺの赤いクリクリ坊や風の吉良上野介の印象しかない)。当時「マルサ」という流行語まで作っちゃうんだからスゴイ。 【やすたろ】さん 8点(2003-12-24 01:56:00) 42.《ネタバレ》 伊丹十三監督が自らの趣味の悪さをぐーっとおさえて、硬派なハードボイルド調に仕上げているところが成功につながったと思う。題材が興味を引くだけではなく、シナリオもシンプルでテンポよく、オープニングの観客をギョッとさせる掴み(そういえば、前作「タンポポ」では、ラストで赤ちゃんがオッパイを飲むシーンがあり、この映画ではおじいちゃんがオッパイを飲むシーンで始まる(笑))、ワクワクする本多俊之の音楽もあいまって、とてもスリリングな映画だった。色使いも原色ツートンにこだわっていてワンシーンワンシーンが印象的。人物の対比も見事で、宮本信子、津川雅彦、山崎努がソファーに座っている場面は、枯山水の庭石を見ているようだった。後半子供がグレてしまう描写にリアリティがなかったのがちょっと残念。 【神谷玄次郎】さん 9点(2003-12-16 19:10:00) 41.私もこの映画好きなんです。。エンターテイメントに徹してます。投げかけた問題提起、いいところを突いています。いい映画です。 【たかちゃん】さん 7点(2003-12-12 23:52:52) 40. 題材が斬新ですよね。エンターテイメントに徹していて、テンポもいい。邦画って監督の思い入ればっかり先走ってだらだらしたものが多いんですけど、これはわきまえてるというか、さすがです。そして何よりも音楽が素晴らしい。 【ロイ・ニアリー】さん 9点(2003-12-12 16:07:58) 39.伊丹監督の中では一番良かった。脚本は面白いし、出演者も全員名演技。特に山崎努がスゴい。でもあのラストがなぁ~ 【こわだりのインテリア】さん 7点(2003-12-07 01:09:51) 38.バブル期の日本の奇怪さを娯楽作品を通して描こうとした新しさは間違いなくあった作品。私はバブルと言うと、続編とともに、この作品を真っ先に思い出す。 【ノーコメント】さん 9点(2003-11-29 15:54:07) 37.伊丹十三の作品ではこれがいちばん好きかなあ。脱税の手口がいろいろあって面白かったですね。伊東四郎の役がけっこうお気に入りです。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-25 17:28:10)
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