みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.秘書ワレンチンの目を通して語られるトルストイ夫妻の愛憎劇。深い絆で結ばれているのに、互いの価値観を振りかざして折り合えない姿がもどかしい。激情の根底に愛情があるソフィアを演ずるヘレン・ミレンの名演に釘付けでした。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-07-30 22:07:02) 8.トルストイの妻は世界三大悪妻に数えられていますが、この映画ではどう見てもそこまでには見えませんでした。トルストイやソフィアの日記も残されているようなので色々と調べてみたくなりますが、どちらにしてもなかなか面白い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-28 17:52:32) 7.《ネタバレ》 ○あくまでジェームズ・マカヴォイ目線で、様々な芸達者な役者たちが見せる映画かな。○トルストイは読んだこともないので、読んでから見ればまた違った印象かもしれないが、話としての面白さがそこまで内容に感じた。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-16 23:13:18) 6.2014.06/05 鑑賞。トルストイの名は小学生の時から知っているが作品は何度も挑戦も挫折。映画と解説でしか知らない。まして晩年の私生活なんて・・。巧なり、名を挙げ、裕福に、しかも愛する妻と、でも凡人でない人には違った悩みが・・。なんとなく侘しく寂しい。最後の人生を、明るい、楽しい未来?を感じさせる作品は作れないのだろうか?昔は遥か先のことだったが身近になってきた。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-01 12:14:51) 5.ヘレン・ミレンとクリストファー・プラマーは安定した演技力なんだけど、制作側が逆にそれに寄りかかって、そこから何を引き出すかというところまで手が回ってないんだよなー。いろんなシーンを継ぎ接ぎのように最後までつないでいるだけで、この二人の何を表現したかったのかというところが見えていない。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-05-23 01:48:55) 4.《ネタバレ》 皆さんと同じくヘレン・ミレンさんが観たくてと言うのが観た理由です。 賢人と演じてもおっかしいオバサンを演じても本作のように悪妻を演じても、どれも皆素晴らしい! さすがですね~。 私は不勉強でトルストイは良く解りませんが、奥さんに手を焼くのは世界的現象のようです(苦笑) 脚本も面白いし、名優さんたちの持ち味が良く出た秀作。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-11-03 18:25:16) ★3.愛情の形や、政治的な思想の話題まで、思いもよらない映画の出来の良さに驚きました。出演者の演技がしっかりしていることと、ストーリーが簡潔で分かり易いことが、映画の良さに繋がっていると思いました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-10-04 16:34:57) 2.第一号の方と同じでわたしもヘレン・ミレンの演技を見たかったので見ました。何が言いたいのが、いまいちわからなかったです。ものの本によれば、トルストイはソフィーと結婚してからどんどん創作意欲がわいたとのことで、彼女との結婚がなければ後世に名を残す文豪にはならなかったようなことまで書いてありましたが、奥さんとしては許せないような不倫をして名作「クロイツェル・ソナタ」を書いたりとか、トルストイの奥さんが彼にどのように創作意欲をもたらしていたのかについては一言では言い尽くせないものがあるようです。その奥さんとトルストイを教祖様のように尊敬する一群の人々との間にトルストイ死後の著作権帰属に関して問題があったのも事実だそうですが、わたしとしてはヘレン・ミレンの名演技を見てでさえ、「それがどうした・・・。」と言った感想しかありませんでした。どうせやるなら「クロイツェル・ソナタ」執筆前後のどろどろした人間劇を脚色・映画化したほうが面白みがあるのでは・・・ただし、ヘレン・ミレンでは年取りすぎているかもしれません。 【かわまり】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-09-25 11:19:09) 1.《ネタバレ》 ラスト、走り去る汽車を見ながら思った。ソフィアはきっと、夫には自分だけの人でいてほしかったのだろうと。しかしロシアの宝となり、トルストイ主義の「教祖」に祭り上げられた今となっては、それもかなわないこと。であっても、自分ひとりの夫でいてほしい。これはたいへんなワガママなのでしょうが、考えてみると一人の人だけを愛するというのはワガママなことなのかもしれません。してみると、トルストイは「すべての宗教に共通するのは愛だ」と言っていましたから、宗教というのはたいへんワガママなものということになります。宗教の間で争いが絶えないはずです。 それはともかく、いまわの際にトルストイが求めたのはほかならぬ妻であり、彼もこの時ばかりは公人の立場から逃れて一人の人間に立ち戻れたようです。であれば、これはハッピーエンドの映画ということになるのでしょう。 もともとトルストイにあまり関心はなく(それでも『戦争と平和』と『復活』は読んだ)、ヘレン・ミレンが出ているということで見たのですが、期待に違わぬ芝居を堪能できました。トルストイ役のクリストファー・プラマーも枯れた演技で、臨終の場面など妙にリアルでギョッとします。ジェームズ・マカヴォイは前半の妙にオドオドしたところがはまっていました。チェルトコフをあからさまな悪役に描いていたのは適切かどうかわかりませんが、映画としてはなかなかよかったと思います。 【アングロファイル】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-09-19 17:20:11)
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