みんなのシネマレビュー

RED/レッド(2010)

RED
2010年【米】 上映時間:111分
アクションコメディシリーズもの犯罪もの漫画の映画化
[レッド]
新規登録(2010-10-26)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-04-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(2011-01-29)


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監督ロベルト・シュヴェンケ
助監督ゲイリー・カポ(第二班監督)
キャストブルース・ウィリス(男優)フランク・モーゼズ
モーガン・フリーマン(男優)ジョー・マシスン
ジョン・マルコヴィッチ(男優)マーヴィン・ボッグス
ヘレン・ミレン(女優)ヴィクトリア
メアリー=ルイーズ・パーカー(女優)サラ・ロス
カール・アーバン(男優)ウィリアム・クーパー
レベッカ・ピジョン(女優)シンシア・ウィルクス
アーネスト・ボーグナイン(男優)ヘンリー
ジェームズ・レマー(男優)ガブリエル・シンガー
ブライアン・コックス〔男優・1946年生〕(男優)イヴァン・シモノフ
トーマス・ミッチェル(男優・1892年生の方と違う人)(男優)
リチャード・ドレイファス(男優)アレクサンダー・ダニング
ジョナサン・ウォーカー(男優)
ジュリアン・マクマホン(男優)ロバート・スタントン
磯部勉(日本語吹き替え版)
坂口芳貞(日本語吹き替え版)
樋浦勉(日本語吹き替え版)
沢田敏子(日本語吹き替え版)
山像かおり(日本語吹き替え版)
川島得愛(日本語吹き替え版)
石田太郎(日本語吹き替え版)
勝生真沙子(日本語吹き替え版)
小島敏彦(日本語吹き替え版)
藤本譲(日本語吹き替え版)
秋元羊介(日本語吹き替え版)
志村知幸(日本語吹き替え版)
大滝寛(日本語吹き替え版)
音楽クリストフ・ベック
作詞スティーヴン・タイラー"Back in the Saddle"
挿入曲エアロスミス"Back in the Saddle"
撮影フロリアン・バルハウス
ゲイリー・カポ(第二班撮影監督)
製作マーク・ヴァーラディアン
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮ドリュー・ロングランド(特殊効果)
衣装スーザン・ライアル
編集トム・ノーブル
録音マイケル・ミンクラー
ゲイリー・A・ヘッカー
スタントアリソン・リード〔スタント〕
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【クチコミ・感想】

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20.国際線機内ビデオで鑑賞。高額ギャラでオファーが少なくなったベテラン俳優達と鮮度が過ぎた姉ちゃん女優が開き直って出演した悪ノリ映画。少し胸やけ。 mimiさん [ビデオ(吹替)] 6点(2011-02-15 09:52:36)


19.アクション・コメディをこんな豪華な顔ぶれで見られるとは、うれしい限りです。しかも、誰もが自分の持ち味を発揮しています。特にメアリー=ルイーズ・パーカーがあんなに芸達者だとは思いませんでした。今までこのようなタイプの映画に出たことがないと語っていましたが、もっと早く出ていれば、新たな可能性が広がっていたかも知れません。コメディ似合ってました。 shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-12 22:04:27)

18.《ネタバレ》 一番印象に残ったのは… マルコヴィッチ、きったねー! オイシすぎだろw ▼ KGBオヤヂ! アンタもオイしいなぁ! ▼ ってか、銀幕にてアーネスト・ボーグナインのご尊顔(ブルドッグ・フェイス)を拝めるだけでも有り難いw ▼ B級アクションが好きな御仁には、是非、観て欲しい。予告編であれだけ贅沢にアクションを見せておきながら、アレはほぼ前半までのものですから。つまり、中盤以降にもまだまだアクション・シーン満載! ▼ …と、ここまで褒めておきながら8点をあげられない理由はたったひとつ。最後の最後のアクションが、けっこう呆気ない。それまで血の滴る分厚いビフテキ何枚も食わせておいて、最後の最後はチンジャオロースー一切れかよ???って感じ。最後の最後に、もう5分だけでもいいからアクションを延長して見せてくれたならば、迷うことなく8点を献上できたんですがねえ… 伊達邦彦さん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-12 01:47:32)

17.暇つぶしにはもってこいの映画でした。 アフロさん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-09 16:10:37)

16.《ネタバレ》 最近スパイもの多いねえ…ちょっと食傷気味ですが、ヘレン・ミレンのマシンガンはちょっと笑った。ストーリーが甘っちょろいぶん、役者の軽妙な芸が楽しめる映画。役者5人とマシンガンに1点ずつ献上します。 ケルタさん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-07 16:26:21)

15.《ネタバレ》  一言で表現すれば『エクスペンタブル』のグレードアップ版『スーパーハリウッド大戦』。
 本サイトのキャスト欄で上から6番目くらいまでに好きな俳優がいて、尚且つその方と他の豪華俳優陣の共演を見てみたい(実を言うと約一名出番がチョイ少ないですが、十分活躍はします)。もしくは『ダイハード4』『ランボー4』『まだまだあぶない刑事』みたいな『オヤジやオバサン達がいぶし銀の活躍を見せるエンタメ作品』が見てみたいと思う方なら損はないと思います、
 ストーリーは・・・・まぁ・・・・小難しくするよりかは単純明快ご都合主義にして、俳優達の共演を堪能する事に集中できるようにしてくれたと考えれば及第点かな?少なくても『エクス・・・』よりは良かった。
 アクションに関しては主要キャストが『平均年齢約56歳』と言うのを考慮しなくても相当頑張ってます。『スピンしてる車からスマートに降車』『ロケット弾を拳銃で迎撃』『機関銃を撃ちまくるヘレン・ミレン』等オリジナリティもまぁまぁ。
 テンポもかなり良く、前述したようにアクションが派手なので所々ある突っ込み所も気にしてる暇ないのでそこは良く分かって作ってると感じました。
 ただヒロインが『退役諜報部員に惚れられた一般社員』の割には戦場に対する順応性が高すぎる気がした。個人的にこういったケースでの活躍具合は『トゥルーライズ』が丁度良いと思っているので、もうちょい『巻き込まれた一般市民』感を出して欲しかった。
 『アクション映画』として見れば良く言っても『佳作』レベルだが、子供の頃から見ている色んな映画に主演していた『ヒーロー』達が1つのスクリーンに集う様は感涙もの。掛け合いも多いし面白いので言うこと無し。 ムランさん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-06 02:37:16)(良:1票)

14.《ネタバレ》 続編公開のため2年半ぶり2度目観賞。年配の豪華キャスト共演、一線を退いて年金生活のジィさんたちが現役と激突するユーモアの効いたドタバタコメディ・アクション。エクスペンダブルスの“男女共学”版。ジョン・マルコヴィッチがいいキャラを演じてました。 獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-06 00:48:27)

13.《ネタバレ》 若者の青い葛藤を見せるのが「青春映画」なら、これは人生経験豊かなベテラン勢の老練な対応力を楽しむ「実年映画」。彼らは基本的には静かに暮らしたいと思っているが、難癖を付けられたら喧嘩(戦争?)もするし、生意気な若僧がいれば懲らしめるし、新しい恋も見つけます。そんな元気な初老世代の心意気を見せてくれる作品でした。変わり者で笑えるマルコビッチをはじめ、ベテラン勢はみんな加齢をポジティブに味付けしてあって面白い。まぁ、命を狙われるのはご勘弁だけど、世間と接触せずに暮らすよりは、たまには起伏のある出来事も良いんじゃない、ってノリのアクションコメディでした。CIAエージェントがラストでブルース・ウィリスを「おじいちゃん」と呼びますが、あれは反語表現で、十分に現役で通用するという賛辞だったと思います。 アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 5点(2011-02-05 00:35:38)(良:1票)

12.《ネタバレ》 良くも悪くも雑なところがあり、例えばCIAに侵入して暗号が分からず壁を蹴破るハチャメチャさだとか、殺されたと思われたモーガン・フリーマンが何の仕掛けもなく驚くほど単純な方法でピンチを切り抜けて復活するイイカゲンさだとか(二度目も復活すると思わせるのは問題)、誰もが引退の要素が皆無で弱点が見当たらないところであるとかが(この題材なら寄る年波を経験値で補ってほしい)、持続性を削いでいる感じがします。
・・・しかし面白いのも確かで、例えばブルース・ウィリスとCIAの若き新鋭とのファーストコンタクトなどはワクワクさせてくれます。当然のように走行中の車からサッと降り銃を撃ちまくるウィリスが格好良いですし、若者の方も不死身のウィリスを追い込めるギラギラした雰囲気を持っており面白そうな対決に胸が期待で膨らみます。さらに次に遭遇した時、彼らは殺し合いではなく取っ組み合いを始めますが、これは互いを認め合うためのケンカであり、後々手を結ぶことになると思わせるもので、こういうシーンがしっかり用意されていることが重要であり嬉しくなってしまいます。 それに加え、コスプレして縦横無尽に画面にインしてくるジョン・マルコビッチ、白いドレスでマシンガンをブッ放すヘレン・ミレン、お約束で彼女を救いに来る昔の恋人、あるいはCIAの地下で資料管理するジイ様にアーネスト・ボーグナイン…と、脇を固める人々が登場する度に面白くなります。 ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-04 18:27:29)(良:2票)

11.《ネタバレ》 余裕綽々な面子の中でマルコビッチのイっちゃっているようなキャラは良かったな。ブルース・ウィリスは慣れたキャラだろうけど、他のはほぼ演技派と呼ばれる方々だらけなのでギャップが面白かったです。 『ボーン・シリーズ』でも凄味の出ていたカール・アーバンが新進気鋭のエージェントとして出てきますが、このRED(引退した超危険人物)の前ではまだ貫目が足らなかったな。戦うわけではなく共謀して巨大な悪に立ち向かうという意味でスタローン率いる直球勝負のエクスペンダブルズvs策略のREDってのも面白そうだなと。保管庫の番人としてアーネスト・ボーグナインが出ていてビックリしました。まだまだお元気なようで頑張って欲しいですね。 まだ仕事ができるのに年齢で退職させられてしまう今の世の中。野村勝也監督も楽天は年齢を言い訳にして切ってましたっけね。オートマ化やコストカット、円高のせいでやっていけなくなった町工場の職人なんか中国にどんどん引き抜かれて日本の技術が流出してたりする。望むなら、望まれるなら定年はなくしても良い時代なのかもしれないなと思ったが手に職が無いと話にならないかもな。なんにせよ技術のある人は羨ましいわ。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-02 22:57:04)

10.《ネタバレ》 かなり面白く感じられた。アメコミ原作ということもあり、画面を使って上手く遊んでいる。コメディ的な要素をベースにして、シリアス的な要素も取り入れているので、他の監督作品とは違うような独特の“味”のある作品に仕上がった。
ただ、「フライトプラン」を撮っている様に、基本的にはマジメなタイプのようであり、完全に遊び切れていないイメージも受けるが、マジメに遊んでおり、これはこれでアリのような気もする。遊び一辺倒やシリアス一辺倒よりも、バランスはそれほど悪くはない。主要キャラクターが一人亡くなるだけではなくて、かなり追い込まれているにも関わらず、ギリギリしたような緊迫感には欠けているが、そこまで本格的に仕上げる必要もないだろう。ただ、テンポの悪さや冗長感もあるので高い評価はしにくいところもある。
ストーリーはどこかで見たような政府による陰謀的な展開ではあるが、一応はしっかりとしている。サプライズはなく、平凡な黒幕や落としどころといった難点もあるが、『この先どうなるのだろうか』と感じられることが重要だ。
それだけではなくて“恋愛”を中心に添えているので、他のアクション作品とは異なり、若干引き締まった。「ナイト&デイ」など、巻き込まれタイプのアクション作品は多いが、彼女の天然さや美人ともいえない容姿も本作にはプラスに働いた。
ブルース・ウィリスは相変わらずのブルース・ウィリスではあったが、クールな仕事人であり、無理をしてキャラクターを作る必要もない。彼の代わりに、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、ブライアン・コックスが良い演技をしており、非常に良い味を発揮してくれた。彼らの存在感も本作には大きなプラスをもたらしただろう。ジョン・マルコヴィッチはセリフを喋らない場面でも、きっちりと演技している。モーガン・フリーマンはスケジュールの都合だろうか、出番があまりなかったことは残念だったが、ブライアン・コックスの出番が想像外に大きかったのでカバーされている。ブルース・ウィリスとメアリー=ルイーズ・パーカーだけではなくて、ブライアン・コックスとヘレン・ミレンという熟年カップルを登場させており、歳を取っても活躍することはできる、恋愛することもできるというメッセージを送っているのだろうか。
遊びもかなりあるが、全体的に落ち着いた作品にも仕上がっており、大人向けに仕上げているのかもしれない。 六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-02 22:28:20)(良:1票)

9.《ネタバレ》 「意味あり気な表情をアップでナメてパン」みたいな、全編『凡作の撮り方』の教科書通りに撮ってみましたって風情がかなり残念な感じの映画ではあります。もっと面白くできるであろう素材に溢れていながら、それを十分に活かす事なくそこそこに仕上げたような。モーガン・フリーマンなんて、せっかく最初に不死身キャラ的ポジションを見せたのに、そのキャラクターを活かす事なく、あんな退場の仕方をさせるなんて肩透かしもいいところ。最後の最後まで、いつまた出てくるのかと期待したのに。でも、現役を退いた人々の物語という事で、無理した見せ場インフレ状態の騒がしいばかりなアクション映画にはならなかった点は良かったと思います。危機的状況下でも経験と熟練に裏打ちされた的確な対処をしてゆく面々、ゆえにキャラ的には表情の豊かさに欠ける嫌いがあるものの、そこは場数を踏んで達観した者ゆえの安定感であると好意的に解釈させて貰いましょう。ギリギリのスリルとサスペンスばかりってのは、逆に未熟者だからって事ですもんね。それにしても、70年代から映画を見てる身にとっては、ボーグナインこそ往年の名優ですが、ウィリスとかマルコビッチとかの80年代に出てきた人々を勇退したジジィ扱いするのには呆然。まだせいぜい中堅くらいじゃない?ってくらいで、でも、じゃあベテランは誰?って思い返した時に、もう多くのスターがこの世を去ってしまった現実に、自分のトシを思い知るのでした・・・。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-02 21:44:47)(良:2票)

8.《ネタバレ》 ブルース・ウィリスとモーガン・フリーマンが友達って言う設定だけでたまんないし、ジョン・マルコヴィッチのキャラがよすぎます。
その他も団塊の世代をくすぐるような台詞が目白押し、さらにもう50代のブルース・ウィリスが恋に落ちるって言うんだから!
しかし残念なのがストーリーそのものがそんなに面白くないこと。
アメリカじゅう飛び回って、その間も襲われつつも、本当の敵がわかって、襲撃するっていうものですが、悪役の描き方が圧倒的に足りません。副大統領なんてありえないくらい存在感がないので困る。
モーガン・フリーマンの「バンドの再結成だ、うれしいね」や
ヘレン・ミレンの「彼を悲しませたら、私があなたを森に埋めるわよ」あたりのセリフは大好きなんですが、なんとも消化不良な作品でした。 ヒナタカさん [映画館(字幕)] 5点(2011-02-02 20:24:42)

7.マルコビッチのキャラが良かったです。尾行のオバさんにはかなり笑いました。アーネスト・ボーグナインはずいぶん歳とってもギョロリとした目力は衰えませんね。エロじいさんなモーガン・フリーマンというのを見るのは初めてのような気がします。新鮮でした。ブルース・ウィリスの映画は最近はほとんど見てないですが、おなかが出てないのは偉いなと思いました。カール・アーバンて人は僕にとっては印象度が中途半端(外見もゲイリー・シニーズ+ジェラルド・バトラー+ブラッド・ピット+ブレンダン・フレイザー÷4??で結局なんか残念だねみたいな)な俳優さんのイメージしかなかったけど、この作品では良い役に恵まれたのではないでしょうか。印象に残りました。リチャード・ドレイファス、この人の出演作をそれほどたくさん観てないですが、自分にとっては「平均的善い人の部類」みたいな印象が強かったのに対し、ワルをやってくれたのが、ちょっと楽しかったです。情けない笑われキャラでしたが、最後ブルース・ウィリスに喉元突かれて倒れる前に、もう少しワルな演技を見たかったですね。パーカーは『依頼人』でのお母さんでしか覚えがないですが、シュワちゃん主演『トゥルー・ライズ』でのジェイミー・リー・カーティスぽい役はそれなりに面白かったです。せっかくのプロ集団の中のドシロウトなんだから、もっと笑いを乗せて欲しかったけど。作品全体として「オヤジでもまだまだ頑張れるぞ」的なものとしては『ロッキー・ザ・ファイナル』には負けるかなー。でも気楽に元気なノリでいいです。 だみおさん [映画館(字幕)] 5点(2011-02-02 17:09:34)

6.決して嫌いじゃない。が、もっと面白くする方法はいくらでもあったと思う。

老いても尚、こういう役どころのアクション映画で堂々と活路を見出すブルース・ウィリスは、相変わらず精力的だと思う。
その主演映画がまだまだ“面白そう”に思えるのは、彼自身の類い稀なスター性故だろう。

ただし、主演映画が多い分、良作と駄作の振れ幅も大きいことも、彼の映画の特徴と言える……。

引退した凄腕CIAエージェントたちが、老体に鞭を打って、急襲してくる現役エージェントたちを撃滅していく様は、非常にエンターテイメント性に溢れ、それを豪勢な名優たちが演じるのだから、映画としては尚更魅力的だった。

特に、ジョン・マルコビッチのキレっぷりと、まさかのヘレン・ミレンがマシンガンを問答無用にぶっ放すというコンテンツは、絶大なオリジナリティーだったと思う。

しかし、キャラクターに対するぶっ飛んだ設定が、残念ながら映画自体に反映しきれていない。
そもそもが“マンガ”なのだから、そこに現実的な整合性など必要もなく、ひたすらに荒唐無稽な世界観を突き通すべきだったと思う。というか、そういう映画世界を見たかった。

序盤の爆発的なテンションが、クライマックスに近づくにつれ、どんどん降下していくことも致命的だったと思う。

もしクエンティン・タランティーノやロバート・ロドリゲスが監督を務めていたら、こういう結果にはならなかっただろう。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 5点(2011-01-30 23:23:55)(良:2票)

5.家を襲撃してきたCIAの部隊を返り討ちに合わせたり、ロケットランチャーから放たれた砲弾をピストル一発で仕留めたりと前半はアメコミ原作ならではの勢いのある見せ場が楽しいのですが、後半になると普通のアクション映画になってしまいます。でも、これって逆じゃないといけないでしょ。クライマックスに近づくほど見せ場の派手さ、デタラメさが加速していくべきなのに、途中からマジメになってしまうだなんて。「フライトプラン」等を手掛けた監督さんが本作の演出を担当しているのですが、この人の生真面目さが映画の出来を邪魔してしまったようです。さらに、アクションコメディにしてはややこしすぎる物語も映画のブレーキとなっています。難解というわけではないのですが、なんでもありのアクションコメディの温度感には合っていません。もっと単純明快で、主人公達が暴れ回る様を楽しむだけの映画にすべきでした。役者は驚くほどの有名どころを揃えてきているのですが、主人公をやるブルース・ウィリスはいつものブルース・ウィリスです。「ダイ・ハード4」とほとんど区別がつきません。モーガン・フリーマンもいつも通りでそれほど見るべきものはないのですが、一方で凄いのがジョン・マルコビッチ。「コン・エアー」以来久々のヤケクソ演技を披露するのですが、これがかなり見応えがあります。そして意外と良かったのがヘレン・ミレン。MI6の殺し屋を引退したおばあちゃん役なのですが、この人が飄々とした表情で銃を構える様はかなり味があります。「ホットファズ」でも思ったのですが、おばあちゃんとマシンガンという組み合わせはなかなかいけます。 ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-30 21:20:44)(良:2票)

4.《ネタバレ》 これだけ濃いキャストを揃えて、無味無臭。
ジジイ達が大暴れするかと思いきや、アクションシーンはかなり控えめ。
笑えないぬるーいおちゃらけに終始退屈。ストーリーも、いつまでたっても面白くならなくて高揚感ゼロ。これみよがしな音楽の使い方で無理矢理盛り上げようとしている感じも嫌い。
さらわれるためだけにいるようなヒロインや、モーガン・フリーマンの役さえも、別に誰がやっても良かったんじゃないかと思うくらい魅力に乏しい。
『ロバート・ロドリゲスの作風を真似たものの、色々足りなかった』みたいな印象。
良いところは特に見当たらず、だからといって特別ヒドいわけでもない、味のしない地味な映画でした。 すべからさん [DVD(字幕)] 4点(2011-01-30 10:41:52)

3.うーん、期待しすぎてしまったせいかもしれませんが、凄く消化不良な作品です。アクションもコメディも単調すぎます。チーム全員がそろうまでがやたら長いですし。さらに個人的にはWeedの主役が普通のヒロインを演じるのには抵抗が・・・。もっと良い意味で馬鹿なアクション映画を作ってもらいたかったです。 ronronvideoさん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2011-01-09 12:04:14)

2.ブルース・ウィリスはもう55歳ですか。しかしこの様子だと還暦超えてもまだまだアクションやってるだろうね。日本で55ならアクションの主役などとっくにリタイアしてる年齢なのに。それにもましてアーネスト・ボーグナインが出てたのに驚いた。わしが見た1979年のThe Black Holeですでに爺ちゃんだったのに、まだシャンとした姿で演技している。調べたら93歳だとか。立派ですな。一応ヒロイン役になるんかな?メアリールイーズパーカーは微妙な配役だと思った。ブルースの相手役にするにはこれくらいの年齢になるのはしかたないとしてももうちょっと華のある相手役はいなかったのかと小一時間。 幸志さん [インターネット(字幕)] 7点(2011-01-03 04:57:09)

1.中高年パワー炸裂!淡々と演じるB・ウィリスが、はじける年増3人(M・フリーマン、J・マルコヴィッチ、H・ミレン)と互いに引き立て合っています。それにしても西洋の年寄りは元気だー。 gatto_grassoさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2010-11-11 10:15:27)

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【点数情報】

Review人数 80人
平均点数 6.14点
000.00% line
100.00% line
211.25% line
300.00% line
445.00% line
51822.50% line
62328.75% line
72835.00% line
856.25% line
911.25% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review6人
2 ストーリー評価 5.75点 Review12人
3 鑑賞後の後味 7.30点 Review10人
4 音楽評価 5.00点 Review8人
5 感泣評価 3.00点 Review6人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 

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