みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
16.《ネタバレ》 ストーリーは至極単純なものです。一人のボクサーの挫折と復活でしかないのですから、これはそこら辺にありふれた型でしょう。しかしこの映画が只のボクシング映画に終始していない理由は、ボクサーの家族、もっと言えば兄との関係にグッとピントを絞っているからでしょう。ミッキーの兄であるディッキーは誰がどう見ても過去の栄光にすがっているだけのクズ野郎。マネージャーをしている母・アリスもとても良い母親とは言えないでしょう。周りの姉妹に関しても同様。ミッキーの立場からすると、家族を切り、彼女と新しいセコンドを選択することは当たり前に思えるでしょう。でもそう簡単に割り切れないのが家族の絆というもの。だからミッキーは極限まで悩み続けなければいけない。今までの家族の関係を切り、新しい居心地の良い家族を迎えることの難しさ、は一般的な問題であるので、観客の私も一緒に悩んでしまいました。 役者陣の素晴らしい演技は言うまでもありません。全員が良くあれだけ下町訛りの英語を自由自在に操れるのか本当に不思議ですね。特筆すべきなのはクリスチャン・ベールでしょう。前作のバットマンを撮る前にも、マシニストでとんでもない肉体改造をしていましたが、今回もバットマンの撮影を控えている身で、あの肉体造り。彼の体がやや心配になってしまいました。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-05-07 22:14:36) 15.《ネタバレ》 「ザ・ファイター」というタイトルはあまり相応しくないかもしれない。これは「家族のかたち」を描いた映画だ。典型的なステージママであり、早くにボクサーとしての才能を開花させたディッキーをえこひいきする母アリス、かつてシュガー・レイからダウンを奪ったという過去の栄光にしがみつく兄ディッキー、そして主人公ミッキーの収入を当てにする膨大(笑)な数のニート姉妹達。主人公のミッキーはその負わされた責任を時として受け入れ、時として反発し、どちらにしても葛藤する。 バーの女のシャーリーンと出会い、つかの間の慰安を得る彼だが、彼女と家族との関係は悪く、新たな心労の種にもなってしまう。このシャーリーンを絶対善として描かず、やや突き放した描写を行っているところがこの映画のうまいところだ。人間は他者を100%理解することはできない。誰かを愛することはできても、その誰かをいつも助けることはできない。彼の心の拠り所となりながらも、彼の家族との対決姿勢を強め、結果的にミッキーにストレスを与えるシャーリーンというキャラクターがこの映画の肝だ。少し体形を崩したエイミー・アダムズは良い演技をしている。 また、ディッキーを演じるクリスチャン・ベールの並外れた演技力も恐ろしい。アリス役のメリッサ・レオと共にアカデミー賞を受賞したが、それもうなずける。エンドクレジットで実際のディッキーが映るが、ベールはまさに彼になりきっていた。 最後に、この映画の中で、主人公のミッキーはボクサーであるとともに家族とも闘い、自分で運命を切り開くという宿命を一貫して背負っている。そういう意味では「ザ・ファイター」というタイトルは相応しいのかもしれない。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-05-05 20:35:20)(良:1票) 14.《ネタバレ》 映画は最初の数分を観れば、その映画の善し悪しであったり、それがどんな映画なのか大体はわかるとはよく言ったもので、「ザ・ファイター」は冒頭の路地を物凄い勢いでトラック・バックした時点でこの映画の良さというのは一目瞭然伝わってくるのだ。 ディッキーの薬中ドキュメンタリーが放送された夜、シャーリーンがミッキーに会いに来た時の彼女の表情の説得力こそがこの映画の凄みであり、監督デヴィッド・O・ラッセルと女優エイミー・アダムスがこの映画で一番のシーンを生み出した瞬間であった。何故か。それはこの放送中の一連のシーンで、シャーリーンは一切登場しない。しかし、扉を開けた時のシャーリーンの表情が、スクリーン外で起こった彼女の物語を途轍もない説得力で表現しているからだ。彼女もテレビを見ていた。しかしそのあまりにも酷な内容を前に、あれだけ拒絶したミッキーにどうしても会わなければならないと決意し、今、扉の前に立っている、という物語があの表情にはあるのだ。デヴィッド・O・ラッセルはあえて彼女の登場をあそこまで引っ張った。そしてエイミー・アダムスはそれを理解しあの表情をあそこで出した。この映画はもうそれだけで充分ではないか。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-24 16:12:17)(良:1票) 13.《ネタバレ》 凄い面白かった。まだ4月だけど今のところ今年ベスト1!キャラもストーリーも音楽も全部よかった。ダメ人間たちの再起の物語。兄貴の出所後に、主人公が主人公として動き出す瞬間、そして最もダメ人間だったクリスチャン・ベール兄貴が「じゃあお前は何を成し遂げたんだ!」と叫ぶ場面でグッときた。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-04-24 01:00:26) 12.マーク・ウォルバーグがみせる、ブランク時とリングシーンの体格調整アプローチは『レイジング・ブル』のデ・ニーロを意識したか。 クリスチャン・ベールの演技も、擬斗シーンの打撃の効果音も過剰気味で今ひとつ面白くないが、母親(メリッサ・レオ)が父親(ジャック・マクギー)に投げつけるフライパンや、左拳を折る警棒のほうは痛々しくていい。 役者に対して主舞台となるホームタウンの印象も薄いが、それぞれ二階建ての家の造りなどは独特で面白い。この映画では玄関先がドラマの場だ。 マーク・ウォルバーグが再起を決意し歩き出す朝の玄関先、クリスチャン・ベールがエイミー・アダムスらを背に歩み去る玄関先の道。その無言のシーンが、饒舌な映画の中では活きている。 ミット打ちのリズミカルなコンビネーション、パンチングバッグの連打音、そして玄関先での呼び鈴の応酬なども、挿入曲と併せて音楽的でいいけれど。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-04-23 23:57:45) ★11.家族の絆がテーマの物語ですが、バラバラになったはずの家族が、ヤケに簡単に絆を取り戻してやしませんか?状況が一変するときというのは、何かキッカケとなる出来事があるものです。この映画では、そういった出来事があまりクローズアップされておらず、淡々として、平凡な物語に感じられてしまうのです。熱演は認められますが、映画の出来としては平均点でしょうか。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-04-21 18:47:23)(良:2票) 10.《ネタバレ》 クリスチャン・ベールの役作りにはびつくり。最後に映るご本人を見るとあらためて思いました。 母親とその娘達がミッキーとシャーリーンの所にのり込んでいくシーンには笑。 なんだかんだいって全員が家族の事を想っていて、家族の絆を感じる作品でした。 【北島こうすけの水着と同じ素材の布団】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-21 11:48:28) 9.《ネタバレ》 所謂、スポコン映画ではない。 トレーニングにせっせと励んだり、強力で憎たらしいライバルといがみあったりするようなシーンはほとんどないし、試合のシーンもあんまりない。 どちらかというと、家族の話が主題の人間ドラマの要素が主。 主人公のボクサーより、ベイルさん演じるやんちゃなバカ兄貴や、派手なガンコママや、強気な彼女がワチャワチャやっていて、本人不在の場外乱闘が楽しい。 映画の観客すらも、彼より周りの人々に興味を惹かれてしまい、全然目立たない主人公は叫ぶ。 「闘うのは僕なのに!!」 要するにそういう映画なのだ。そんな周りの人に振り回される主人公が、どうやって自分の主張を通すのか。独り立ちするのか、はたまた他の道を選ぶのか・・・っていう。 家族は、最大の味方ではあるんだけど、時として最大の足枷になるよね! っていう難しい問題をボクシングを通して、時にシリアスに時にコミカルに、魅力的に描ききっているのがこの映画の旨味。 音楽の使い方とかも好きだ。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-16 12:01:41) 8.私の感想は「あーきっと“アメリカ人にとっては”“癒し”になる映画なんだろうなあ・・」ってこと。未曾有の地震が起きた今、じゃあ日本人に癒しになるような映画ってどんなもの?って思わないではいられない。話がそれましたが、本作はクリスチャン・ベールが今までとは別人のような役作りでオスカー獲得もなるほどって感じでしたが、ちょっとカリカチュアがすぎるんじゃないの?感もあり、またお母さん役の人もしかりで、過去のボクシング映画を越えるほどのものには思えませんでした。 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-05 07:58:26) 7.身銭を切って映画館に足を運んだ甲斐がありました。素直に面白かったといえる作品です。最後にスカッとさせてくれます。挿入されているロックの選曲がまた素晴らしいです。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-03 22:43:19) 6.《ネタバレ》 ミッキー・ウォードというボクサーについての知識は全くない。 そもそもボクシングについてあまり興味もない。 全く知識もないという状態だからだろうか、逆に新鮮な気持ちで鑑賞することができた。 肝心のボクシングの試合はそれほど熱いものではなかったが、ボクシング以上に熱いファイトが見られたのは、試合以外のその他の部分である。 兄と弟、母と子、恋人と男、娘と父の関係を、リアルで生の感情をむき出しにして、熱く描かれている。 それだけリアルで生の感情が表に出てくるのは、“世界チャンピオン”という栄光が彼らにとっての“夢”であり、自己の存在価値を認めるものであり、負け犬ともいえるような人生を変えることができるからなのだろう。 どん底から這い上がりたいという願う者の気持ちが渦巻いて、一つの形として成就する姿はやはり感動的と言わざるを得ない。 もろい物であり、円滑に働く物でもないが、それぞれの絆の深さ、太さが感じられ、“家族”という存在の大きさが浮き彫りとなっている。 ボクシング映画でありながら、ボクシングの試合がイマイチ盛り上がっていなかった気がするが、「ロッキー」のような映画ではないので、ボクシングの試合がやや地味でも仕方がないだろう。 現実に存在した選手の試合であり、試合を盛り上げようと思って、変な演出をしない方が逆によかったかもしれない。 試合よりも人間ドラマに重きを置いた監督の戦略でもあるだろう。 クリスチャン・ベールはアカデミー賞受賞も納得の演技。 最後に本人が出てきたときは、ほとんど同じ人としか思えなかった。 ただ単に似ているだけではなくて、登場人物の全ての者に影響を与えるほど、本作において重みがあり、本作の影の主役と言っても過言ではないだろう。 マーク・ウォルバーグもアカデミー賞から無視されたことが納得できる。 実際にファイトするのは本人なのだが、主役でありながら、板ばさみ状態で一番感情を押し殺さなくてはいけない損な役回りを引き受けたともいえる。 プロデューサーでもあり、仕方がないか。 カメラワークもなかなか凝っており、この視点からも楽しめるだろう。 久々に聴いた「ホワイト・スネイク」の曲も熱くなった。 タイトルは「ザ・ファイター」とシンプルだが、ミッキー・ウォードという固有名詞を使うのではなくて、戦っているのはボクサー一人ではないということを込めているのかもしれない。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-02 23:04:17) 5.《ネタバレ》 過去の微妙な栄光にすがるヤク中のお兄ちゃんにしても、身勝手なステージママ状態のお母ちゃんにしても、ソファに並んで座ってるだけでなーんにもしてなさそうな姉妹達にしても、そして、一見マトモそうに見えるガールフレンドにしても、ダメさを漂わす街の人々にしても、実はみーんな同じ、「自分の現実はダメだけどミッキーなら」と夢を託しているのですね。そしてそれぞれに「自分にとっての理想のミッキー」像があるから、その差異から摩擦が生じてあちこちで諍いが起こっちゃう。当のミッキーにとってはたまったモンじゃありません。その摩擦に潰されそうになって、だけど段々と自発性を持ち、紆余曲折しながらもそれらの総てを受け止め、みんなの夢を叶えてゆく姿は映画を見ている側にも同様のシンパシーを与えてゆく感じです。なんか苦いドラマを見ていたつもりが、見終わってみれば妙にスッキリ感動!って映画で。ダメなみんなだって、それぞれに頑張って、本当にイヤな奴らにしか見えなかったハズが、なんだか清々しく。特にやっぱりお兄ちゃんのダメっぷりが際立っているがゆえに効いてくる感じで、クリスチャン・ベール好演。その佇まいだけでダメっぷりを漂わせてます。ますます『太陽の帝国』の少年とはまるでイメージが結びつかなくなりましたが。蛇足ですけど、エイミー姐さん、おっぱい透けてますが。一応ディズニー・プリンセスなのに・・・ 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-01 21:23:08)(良:2票) 4.《ネタバレ》 これは実在する元チャンピオンのボクサーを主人公としたボクシング映画ではあるのですが、同時に兄弟愛、家族愛のドラマとしても心に残る映画でした。 無口で真面目な主人公のミッキーに対し、ジャンキーの兄貴と試合のプロモートに口を出し、息子のボクシングに介入しまくる母が、前半はミッキーにとって邪魔な存在にしか見えない。その見事にアクが強い演技を披露したクリスチャン・ベールとメリッサ・レオの2人の助演賞コンビはやはり良かったです。特に途中からはボクサーの弟のサクセスストーリーよりも、このイカれた兄貴がどうなっていくのか、そちらの方が気になってしまうほどベールの本作における存在感が際立っていました。 一方ノミネート止まりでしたが、ミッキーの恋人を演じたエイミー・アダムスも良かった。本作のような気が強く逞しさが前面に出るこんな役の彼女は初めて見ましたが、今後もっと色んな役の彼女を見てみたいです。 兄と母だけでなく、いっぱいいたミッキーのお姉ちゃん達も弟の恋人にアバズレだ何だとイチャモンを付けまくる。しかし、それでもこの家族は互いを応援し合ってるんですね。ミッキーのことを応援するのは勿論なんですが、兄貴がムショから戻ってきた時にジムで家族総出で手作りのお帰り!のボードとケーキであたたかく歓迎する。存在感は薄かったですがお父さんもちゃんとその場に一緒にいる。その直後に兄貴は悪友の溜り場に別れを告げる。ミッキーも魅力的なベガスからの誘いを蹴って小さな町ローウェルに残り家族と共にチャンプを目指す決心をする。ミッキーのボクサー人生を通して描かれる兄弟、家族の絆の物語が心に残る作品でした。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-03-29 19:22:40) 3.《ネタバレ》 主人公は世界チャンピオンにまで登りつめたボクサーだけど、家内制手工業でボクシングをやっていることに驚いた。その家族仕立てが原因で一度は挫折し、やり直して成功する。簡単に形容するとそんなお話でした。ジャンキーの兄を始めとして、息子たちを溺愛する気丈な母親、見分けがつかない7人(だったかな?)の姉妹たちがボクシングのマネジメントに口を出す。「外野がうるさい」状態です。家族の繋がりは無条件の信用の証でもあるが、同時に甘えの構造でもある。ストーリーの前半はそれが悪い方向へ転がり、チーム体制は崩壊します。出所した兄を、周囲に反対をおして受け入れる主人公。不満を募らせても家族から離れない彼のスタンスは、実はプロとして甘っちょろく見えました。リングで殴り合うような商売をやりながらも、家族に寄り添う小市民という印象です。本作はその姿勢を肯定も否定もせずに追って行く。主人公の恋人が母親たちと喧嘩するシーンがあるが、言い争っていることの内容が幼稚園レベル。結局、家族まわりの心情的なもつれなんて、とても次元の低い話なんですね。この家族は全員がお互いを大切に思っていました。兄の出所祝いは感動的でした。それは家族にとって最も基本的な、そして最も大切なことです。そこさえ揺るがなければ、多少の問題は乗り越えて行ける。振り返ってみると、ボクシング映画というよりは、ひとつの家族像を描いた作品でした。エピローグに兄が弟を称えて涙ぐむ短いシーンが挿入されます。唯一、これが狙ったシーンだけど、狙い通りに泣かされる。兄役のクリスチャン・ベールのオスカーは頷けます。ボクシング映画は役者に肉体の試練を課す作品が多い。本作もそのひとつ。主演のマーク・ウォールバーグは正統に体を作ってましたが、クリスチャン・ベールは元ボクサーにジャンキーの要素を加えていて、大丈夫かと思えるほど病的に見えました。体を作る膨大な時間を役柄に込めるので、演技も自然と迫真の力を帯びるのだと思いました。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-03-29 01:02:00) 2.《ネタバレ》 物語はウォード本人というより、その家族全体に焦点が当たっている。ヤク中の兄や高圧的な母親、穏やかな父親に複数の姉妹(何人いたか最後まで分からなかった…)らが、家族期待の星である次男のボクサーにどう向き合うかが描かれている。対戦相手やボクシング界の裏の物語をできるだけ省いたことで、映画に感情移入しやすい。主人公のマーク・ウォールバーグは終盤に至るまであまり自己主張をしない人物として描かれている。対して、兄と母親、そして恋人は恐ろしく自己主張が強く、主人公の人生を振り回す。この3人を演じた俳優がそれぞれオスカーにノミネートされ、2人が受賞したのが十分に頷ける。この3人が映画をおもしろく、より質の高い作品にしている。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-27 21:31:08) 1.《ネタバレ》 ガッティVSウォードの試合を何度も見ている私としては公開前からものすごく楽しみにしていました。 一言で言えば「ボクシングちょっといい話」 ロッキーほどのカタルシスはないけどそれがまたリアルでいい。 母親の心境の変化をもうちょっと丁寧に描いてほしかった。 個人的には大満足だったのですが、ミッキーウォードに思い入れがないとそんなに響かないかなぁ・・・。 予備知識なしに純粋に映画だけ観た人の感想が気になります。 【CBパークビュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-26 23:30:58)
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