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X-MEN:ファースト・ジェネレーション

X-Men: First Class
2011年【米】 上映時間:131分
アクションSFアドベンチャーシリーズもの漫画の映画化
[エックスメンファーストジェネレーション]
新規登録(2011-05-09)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-11-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2011-06-11)
公開終了日(2011-09-28)


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監督マシュー・ヴォーン
助監督リー・クリアリー(第二班助監督)
ジョシュ・マクラグレン(ロサンゼルス班助監督)
スピロ・ラザトス(第二班監督)
ブライアン・シュメルツ(第二班監督)
キム・H・ウィンサー(イギリス班助監督)
アレクサンダー・ウィット(第二班監督)
キャストジェームズ・マカヴォイ(男優)チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX
マイケル・ファスベンダー(男優)エリック・レーンシャー/マグニートー
ケヴィン・ベーコン(男優)セバスチャン・ショウ
ローズ・バーン(女優)モイラ・マクタガート
ジャニュアリー・ジョーンズ(女優)エマ・フロスト/ホワイト・クイーン
オリヴァー・プラット(男優)CIAエージェント
ジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕(女優)レイブン・ダークホルム/ミスティーク
ニコラス・ホルト(男優)ハンク・マッコイ/ビースト
ゾーイ・クラヴィッツ(女優)エンジェル・サルバドール
ルーカス・ティル(男優)アレックス・サマーズ/ハボック
ジェイソン・フレミング(男優)アザゼル
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(男優)ショーン・キャシディ/バンシー
エディ・ガテギ(男優)ダーウィン
マット・クレイヴン(男優)CIA長官
レイ・ワイズ(男優)国務長官
マイケル・アイアンサイド(男優)第七艦隊艦長
グレン・モーシャワー(男優)ヘンドリー大佐
ジェームズ・レマー(男優)海軍大将
ブレンダン・フェア(男優)コミュニケーション責任者
ラデ・シェルベッジア(男優)ロシアの将軍
ジェイソン・ベギー(男優)XO
トニー・カラン(男優)CIAエージェント
ジェームズ・フォークナー(男優)スイス銀行マネージャー
オレク・クルパ(男優)ソヴィエト軍隊長
ドン・クリーチ(男優)ストライカー(ノンクレジット)
ヒュー・ジャックマン(男優)ローガン/ウルヴァリン(ノンクレジット)
レベッカ・ローミン(女優)ミスティークが変身した姿のうちのひとつ(ノンクレジット)
内田夕夜チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX(日本語吹き替え版)
三木眞一郎エリック・レーンシャー/マグニートー(日本語吹き替え版)
安原義人セバスチャン・ショウ(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子エマ・フロスト/ホワイト・クイーン(日本語吹き替え版)
桑島法子モイラ・マクタガート(日本語吹き替え版)
鶴岡聡アレックス・サマーズ/ハボック(日本語吹き替え版)
志田有彩エンジェル・サルバドール(日本語吹き替え版)
佐々木敏ストライカー(日本語吹き替え版)
石住昭彦MIB(CIAエージェント)(日本語吹き替え版)
長克巳ヘンドリー大佐(日本語吹き替え版)
辻親八海軍大将(日本語吹き替え版)
行成とあチャールズの母(日本語吹き替え版)
森田順平ケネディ大統領(日本語吹き替え版)
山路和弘ローガン/ウルヴァリン(日本語吹き替え版)
間宮康弘(日本語吹き替え版)
原作ブライアン・シンガー(原案)
シェルドン・ターナー(原案)
脚本マシュー・ヴォーン
音楽ヘンリー・ジャックマン
編曲ジョン・アシュトン・トーマス
撮影ジョン・マシソン
ラリー・ブランフォード(第二班撮影監督)
ジャック・ヘイトキン(第二班撮影監督)
アレクサンダー・ウィット(第二班撮影監督)
製作サイモン・キンバーグ
ローレン・シュラー・ドナー
ブライアン・シンガー
20世紀フォックス
マーヴェル・エンタープライゼス
製作総指揮スタン・リー
ジョシュ・マクラグレン
制作ACクリエイト(日本語版制作)
配給20世紀フォックス
特撮リズム&ヒューズ・スタジオ(視覚効果)
シネサイト社(視覚効果)
デジタル・ドメイン社(視覚効果)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
ウェタ・デジタル社(視覚効果)
美術クリス・シーガーズ(プロダクション・デザイン)
トム・ウッドラフ・Jr(ビーストデザイン)
衣装サミー・シェルドン
編集リー・スミス〔編集〕
エディ・ハミルトン
日本語翻訳松崎広幸
スタントボビー・C・キング
ジョーイ・ボックス
ジョニー・マーティン
その他ニック・グレニー・スミス(指揮)
あらすじ
ナチスが欧州を席巻していた時代。ユダヤ人の少年エリック・レンシャーは、金属を操る自らの《能力》を収容所のナチ将校に発見され、痛ましい特訓の日々を開始する。同じ頃の平和な新大陸では、テレパス少年チャールズ・エグゼヴィアが奇妙な少女レイヴンを発見、妹として護っていくことを誓ったのだった。時は過ぎて十数年後、大陸をはさんだ二人の無関係な軌道が重なり合う時、彼らの元へ続々とミュータントたちが結集してくる。ミュータント集団「Xメン」「ブラザーフット」の誕生と発展を追う、新シリーズ第一弾。

エスねこ】さん(2012-03-18)
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【クチコミ・感想】

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23.これまでのシリーズを見てきた人たちには、とても面白く感じられる映画でした。主要キャラクターの生い立ちなどが見られて、シリーズ1作目のようでした。これから有名になるであろう若手俳優が多く出演しているのも、見所の一つであり、今回のメンバーでもう1本作られてもおかしくなさそうな感じです。やや残念だったのは、キャラクターが多すぎて、それぞれの活躍が十分でないことと、CGが今時の映画に珍しくひどいことです。そんなマイナスポイントを差し引いても楽しめます。 shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-01 18:47:12)

22.《ネタバレ》 対立構造が発生する多重の因果を分かりやすく見せるシナリオが素晴らしい。プロフェッサーXとマグニートーの違いは人の本質に希望持っているか絶望しているか。その起源を幼少まで遡り、出会いから共闘、そして袂を分かつまでを納得できるストーリーにまとめている。やがて二派に分かれるミュータントたちが単純な「善悪」でないことも良く分る。チャールズとエリックが別れる運命にあることは知っていても、それが確執と云うより友情を残した決別だったことが物語を奥深くし、「X-MEN」三部作のレベルまで引き上げたように感じられた。VFXだけが目立つ映画はたくさんあるが、中味のあるストーリーと上手く噛み合えば面白い映画が出来上がる。本作はその見本です。「キック・アス」を観てからマシュー・ヴォーン監督への期待値は高かったのですが、非現実的な設定を上手くまとめて面白く見せる勘どころが抜群なんだと思う。後の時代へ繋がる設定や小ネタを埋めて行く器用さにも感心します。初期タイプのセレブロに頭髪不安を織り込んだ茶目っ気がナイスです。 アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 8点(2011-06-27 21:30:13)(良:2票)

21.《ネタバレ》 前作までの人間関係や謎だった部分を今作で明かす、という狙いは概ね成功していると思うが、辻褄合せに無理があるなと感じる部分も多い。

個人的には○足が手になってるだけでコンプレックスを持つメガネがビーストになるくだり○ショウが若いミュータントを仲間にしようと攻めてきた時、なびかなかった者を皆殺しにせず大人しく帰ったくだり○即興で適当なあだなを付けちゃうくだり等は安易すぎる気がした。

エリックとショウの対決の部分は、チャールズが動きを止めるのをやめたら確実にこちらがやられるであろうから、ああせざるをえないと思うが、「やめろー」と連呼するだけのあの演出では伝わらない。

まあしかし、幹となる脚本・映像はしっかりしており面白かった。
多くの人間を殺そうとしているエリックが、流れ弾が当たったチャールズに動揺するシーンは色んな意味でよかった。

主役の二人がもう少し老けた年齢設定だったらしっくりきたような気がする。 banzさん [映画館(吹替)] 7点(2011-06-27 02:00:55)

20.《ネタバレ》 ミュータントの両極のカリスマがかつて友であった時代、その頃に付けた呼び名の由来(案外ざっくりとしている)、袂を分かつ事になった経緯など、絶対に見ておかなければならないエピソードで為になった。もしも本作を先に見るていれば、マグニートーに対する感情は全く違ったものになります。スターウォーズ同様、ストーリー上の悪者には悪者の言い分、ドラマがある。そしてそのサーガに、あのケビンベーコンが!! 何とキューバ危機に関わり、最終的に原子力エネルギーを吸収し!!! しかし死際で核兵器のごとくチュドーンと爆発するかと思ったりしたが…。そうでもなかったので、そこだけ残念減点。ですが、素晴らしい作品。裏切らない。
ちゃかさん [映画館(字幕)] 9点(2011-06-24 22:46:03)

19.ミュータントの能力・性格などのプロフィールに合わせた見せ場があり、アクションシーンも見応えがある。
チャールズ(若き日のプロフェッサーX)とエリック(若き日のマグニート)の友情と苦悩がよく描かれており、以降の展開にきちんとつながっており、「なるほど、こういうことだったんだ!」と納得できたところがよいね。
どうでもよいが、久しぶりにマイケル・アイアンサイド(アメリカ海軍の艦長役)を見たが、年取ったね。太ったし。冷静な(冷酷なかな?)感じは薄れてしまったね。 あきぴー@武蔵国さん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-22 13:17:09)

18.《ネタバレ》 ナンバリングされてるX-MENは回を増すごとにただただ登場キャラが多くなるだけで、キャラ一人一人をまったく生かせてなかった気がします。ウルヴァリンもそうですが、今作もキャラの数がとてもバランスがいい。
特に、敵側のヘルファイヤークラブのバランスが個人的にたまらんかったです。

ストーリーのテンポもよく過去作に負けないスケールで、久々に映画館で眠くならなかった映画でした。キューバ危機をつなげるところなんかも面白い。

過去作に登場する大御所ミュータントの若かりし頃の意外な繋がりなど率直に面白いと感じました。

ケビン・ベーコンの存在感やばいっす。


余談ですが、アザゼルってジェイソン・フレミングだったんですね!結構好きな俳優なんですが気付かなかったです。やっぱマシュー・ボーンだから出演したのかな?
マシュー・ボーンの今後が楽しみです。 MEMENT1127さん [試写会(字幕)] 8点(2011-06-21 01:48:53)(良:2票)

17.《ネタバレ》 漫画が原作の映画に莫大な資金を投じ、コアなファンだけでは無いその他大勢の観客にも水準以上の満足感を与える作品を世に送り出してしまうハリウッドという世界。その懐の深さには良い意味で只々呆れるばかりだ。
陳腐なイメージを与えない脚本、今更言うまでも無いVFXの水準の高さ、そしてそれらに負けない演技派の俳優陣 等々。 アメリカのエンターテイメントへの拘りは本当に凄い。
エリック役のマイケル・ファスペンダーが巨大なアンテナを動かすシーンでは不覚にもウルウルしてしまった。 過去の辛い思い出を受け入れ・乗り越え、それを新しい自分の力に変える それを親友がサポートする・・・ という一連の描写は、超能力云々では無くごく自然に感動出来るとても良いシーンだったと思う。
皆様も喰わず嫌いでは無く、ぜひ一度ご鑑賞の程。
たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2011-06-20 20:30:32)

16.シリーズ物なので過去作を見ていないと辛い所もありますが、このシリーズのファンなら見せ場が多くて楽しい映画です。などと抜かす私は日曜洋画劇場を昨日見ただけだったりする。鉄を動かす人、車椅子の人、青い人さえわかってれば十分楽しめるかと。 4吉さん [映画館(字幕)] 8点(2011-06-20 19:49:51)(笑:3票)

15.《ネタバレ》 おおっ、これは面白い。X-MEN最高傑作の名は伊達じゃない。
テンポも良いし、人間ドラマと超能力アクションがいいバランス。
オリジナルのX-MEN映画なんて、妙に説明的な物語で、有名なキャラクター使っているにもかかわらず、どうにも愛着持てなかったもん。
それに較べ、本作はそれぞれのキャラクターが超能力を見せる場が一定数設けられていて、性格付けもちゃんとされていたのは良かった。
世界観もシッカリしていて、突拍子がなさすぎる訳でもない。
コミックの世界を、可能な限りリアルな形で映像化できていると思う。
コミックっぽいバカバカしさも、仄かに匂うのも良い(物語はシリアスだけど)。

最終的に、憎み合っているわけでもない(むしろ愛し合っている)のに互いの理想のために別れるなんて、切ないロマンスよね。
グっときてしまったじゃないか!
それなのにマグニーさん、お前はなぜ、その鉄仮面を塗りたくったのだ!
お前のそのコダワリはなんなんだ!?
と、色々心の中で突っ込みながら楽しめる、上質な娯楽作でした。 すべからさん [映画館(字幕)] 8点(2011-06-19 14:53:07)(笑:1票)

14.《ネタバレ》 X-MENシリーズはとりあえず全て観ていますが、ミュータントの描き方には魅力を感じられないし、全く感情移入が出来ないし「何かイマイチ」という感じでした。今回も監督が代わったとはいえ、正直期待していなかったのですが・・・凄く面白かった!!ミュータントのパワーを描くシーンでは何度も鳥肌が立ち、ストーリーは分かり易く且つ緻密。ミュータント視点での人間の恐ろしさや、細かな感情の動き等々、色々な要素がバランス良く盛り込まれています(レイブンが、チャールズ、ハンクではなくエリックに付いて行った経緯から見える各キャラクターの考え方等)。
全体的な構成も、見せ場の配分や、ラストに向かうベクトルの上げ方も見事で、久々に映画でアクワクしました。
色々思い返しましたが、減点ポイントが見付からなかったので、素直に10点満点にしました。このテイストでこれからのシリーズも作って欲しいな~。 夜光華さん [映画館(字幕)] 10点(2011-06-19 03:15:18)(良:2票)

13.若い頃のプロフェッサーXとマグニートーの友情と決別が、とても丁寧に描かれていて良かったです。アクションシーンも文句なしに楽しめたので、高品質な作品なのですが、次回作は旧シリーズ以降の世界を描いて欲しいです。できれば本キャストと旧キャストをうまく混合させて。なぜなら、正直なところエピソード0とかは、あまり興味がないし、好きでもありません。登場人物や物語の未来がわかっていては、純粋に楽しめないからです。(タイムマシンで自分の未来が知りたくない方の人間です)
たぶん新生シリーズなので、この路線で行きそうですが、莫大なストーリーがある原作ならいくらでもその先のストーリーがあると思ってしまいます。 バナナシェイクさん [映画館(字幕)] 8点(2011-06-17 02:02:24)

12.《ネタバレ》 非常に良かった。
ここから最初に繋がっていったのかというのが
スターウォーズのエピソード3を観終わった時の感じに似ていた。
一点だけ突っ込みたくなったのは
動けない状態にしたまま、エリックがコインをスローで飛ばして殺すくだり。
エリックが殺そうとしてる時に
チャールズが「ヤめろーー!!」って絶叫してるけど
動けなくしてるのは自分だよね?
あそこで殺さなかったら後でもっと大変なことにはなりそうだけど
殺すな、って言うならとりあえず金縛り解いてやればいいのに…。
2人がかりで殺しといて、殺すな、ってなんか変だな、と思った。
あとは敵の瞬間移動する赤鬼。あいつ強すぎでしょ。 虎王さん [映画館(字幕)] 9点(2011-06-16 18:06:12)(良:1票)

11.《ネタバレ》 X-Men3に比べてアクションよりもドラマに力を入れている感があったが、自分としてはどうせ大画面で見るならアクションガンガンの方がよかったかなと思います。ただ、そうは言っても今作は今作で見応えはあり楽しめました。ケビンベーコン演ずるミュータントの能力は、マグニートとかをはるかに凌駕する力を持っていそうでどんなバトルになるのか期待していたのですが、その死に様っぷりが「え?これでやられんの?」的な感じで少し残念でした! 珈琲時間さん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-16 12:38:28)

10.《ネタバレ》 とても面白かったです。ちょっと前半、話が飛び飛びになるので、どうなってるのか咀嚼しきれないところもあったのですが(恥ずかしい話、エリックとショウがごっちゃになってて、途中で「あれ?」って)、話の全体像が見えてくると、正義VS悪ってシンプルな構造ではない、元々は同じ立場の人々が、袂を分かってゆかねばならない悲劇が伝わってきて。『X-MEN』でさんざん説明されてはいても、元々は共に生きた、っていう物語をここまできっちりと見せてくれると、シリーズ自体の見方がこれまでと違ってくる気がします。ドラマ中心なこの映画を、ジェームズ・マカヴォイ(@タムナスさん)がいかにも人当りの良さそうな人物(ゆえに心が読めるクセにちょっと人の暗部に疎い)を好演して支えている感じ。ただ、ナチやソ連に「悪」を求めきれず、「悪の根源」としたケヴィン・ベーコンが結局はミュータント側の存在である事によって、『X-MEN』というのは、その起源からしてひたすらミュータント同士の内輪揉めの話であった、ってカタチになってしまうのがねぇ。旧人類こそが彼らを迫害・弾圧する悪しき存在である、っていうのを明確にしきれないあたりは、この物語の限界ですかねぇ。って、そこまでしちゃうと『デビルマン』になっちゃいますか。とにかくこの映画、見応えのあるドラマと能力を発揮する見せ場の面白さとで『X-MEN』の魅力の底上げをしてみせた作品だったと言えます。1作目と『ウルヴァリン』しか見てないんですが、早速シリーズ通して見てみよう、って気にさせましたもの。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-14 20:15:41)

9.《ネタバレ》 すごく面白かった!
大傑作「キックアス」を撮った、マシュー・ヴォーン監督のサービス精神は今回も健在、
今までの作品を観ていなくても楽しめる作品です。(以下超絶ネタバレ注意)
今作は「エリック」と「チャールズ」の友情を色濃く描いています。
チャールズはエリックを助け、「一番楽しかった思い出」をも思い出させてくれました。
しかし、エリックは憎しみを隠しきれない人間でした。
「エマ・フロスト」の首を絞めようとしたり、「平和には興味がない」と言ったり・・・そして、復讐相手の「ショウ」を殺してしまうエリック。
彼は、チャールズの意思を聞きませんでした。
終盤、ミサイルを止め、人間に跳ね返そうとするエリック。
また、彼を止めようとするチャールズ。
とことん、エリックは自分の復讐のために行動しようとした。
チャールズは、親友のことを「心を読んでわかった」上で止めようとしたのです。

エリックは、流れ弾をチャールズに当てた女性化学者を殺そうとします。
しかし、チャールズは「やったのは君だ」とエリックに言います。
殺すのをやめたエリックはチャールズが何回も、何回も行動を止めようとしたこと、責められたこと、それに思うことがあったのでしょう。
また、中盤には「ショウ」の資料を持って去ろうとするエリックに対して、チャールズは「自分の力だったら君を止めれるけど、止めない」と言うシーンがありました。
エリックを身を制してでも止めようとしたチャールズですが、本心では「エリック自身が道を決めてほしかった」のでしょう。
その性格は、最後にエリックについていく「レイブン(ミスティーク)」に、「決めるのは君自身だ」と言うシーンにも生きているのです。

そして心に残る「Mutant is pround.」
チャールズは左右の目が違う女性を「イカした突然変異」だとも言いました。
レイブンはそのことばを気に入り、「ハンク(ビースト)」にも、レイブンはそのことばを伝えました。
この「突然変異」は「障がい」や、人の悩みの種になる「コンプレックス」、「人種」などにも当てはまります。
それを肯定するこの作品は、たとえようもない優しさに満ちています。 ヒナタカさん [映画館(字幕)] 8点(2011-06-14 18:54:49)(良:2票)

8.《ネタバレ》 イヤー最高に面白かったです。時間も2時間20分かな、あまり、長さも感じませんでした。出演者も役柄も、皆さんすばらしく、ただ、あの青い女の子が、もうすこし、可愛い子だったら、いいのに、とおもいました。また、ダイヤモンドに変身できる、相手方の女性、うつくしいというか、胸が、こぼれそうでドキドキしちゃいました。悪役が、ケビンベーコンだっけ、渋い役で、悪さが似合っていました。映画って、本当に素晴らしくたのしめました。あの、主役の2人も、頭がよさそうで、感動できました。 yasutoさん [試写会(吹替)] 10点(2011-06-13 17:00:18)

7.《ネタバレ》 前半、驚いたのは
小学生~中学生くらいの女の子が何も隠さず、スッポンポンで出てくる。
もちろんぼかしもなにもない。
この英断は素晴らしい。
この全裸シーンはのちのち重要な意味を持つのだ。

シリーズに共通する素晴らしいところは
例えばドラゴンボールのように、強敵には超サイヤ人1.2.3.4・・と無節操に
パワーアップして勝つなどという単純な図式ではないところだ。

様々な能力があるが、必ず長所短所がある。万能な能力者などいない。
つまり、寝首をかけば、クリリンでさえ、フリーザや
魔神ブウに勝てちゃうというところが
リアルでいい。

今回も様々な能力を持つ者が出てくる。
特に、今回の敵ボスは銃でも爆弾でも
カメハメ波でもなんでも相手の攻撃を全て吸収し、
それをエネルギー変換して溜められ、相手に一気に返せるというとんでもない敵。
こんなんどうやってやつけるの?

そのすげえ奴がまず、すさまじい環境適応能力をもつ能力者と対戦。
つまり溶岩に落とされれば、瞬時に溶岩に耐えられるように、
放射能には耐放射能、
カメハメ波には耐カメハメ波の体になってしまうという能力者
とぶつかりあう。
盾と矛みたいな感じだが、このようにおもしろい対戦がいっぱいです。

監督はあの名作キックアス(レンタルはツタヤのみ)の人。 よって戦闘シーンは安心して見てられるが、
問題は、それ以外の物語シーン。
ちょっと、もたついてる感じもあります。
「スタートレック」などのような手際の良さとワクワクドキドキ感に ちょっと乏しい。
またキックアスの過激さ、毒はないです。
大作シリーズをけがさないよう、きわめてお偉いさんからの文句がないように作りましたという感じ。

つまらなくはないが、いまいち、すんげええええええ!みんな見に行け~~!という感じにはなりません。
1は導入部で、2.3で爆裂させようという魂胆かもしれない。

あ。そうそう。若き日のチャールズ=プロフェッサーXが
さかんに頭を気にするのがウケました(笑) うさぎさん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-13 10:29:50)

6.X-MENいいわ。面白い!アクションや特殊能力など、キャラクターの活躍も好きだけど、近作はドラマ部分もしっかり描かれている感じ。マグニートかっこ良かった・・・ ぬーとんさん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-13 02:30:58)

5.《ネタバレ》 本作はこれまでよりも、ドラマに重点が置かれているように感じた。アクションシーンも当然あるのだが、ミュータントとしてのドラマがよく描かれていたと思う。それぞれの苦悩、そして、人間からの差別の目。こういうものに対してどのように対応していくかで、最後には分かれていく。マグニートーのように対決姿勢に入るか、プロフェッサーXのように共存を目指すかと。この作品を見ていると、どちらの考えにも共感できるものがある。マグニートーが悪人に見えないのがその主因だろう。(最後にヘルメットを被って、なんだかダークサイドに落ちたって連想してしまいそうだが、別にそうではないし。)また、人間側が絶対的に悪いかと言われれば、悪いわけでもないと思う。未知なる能力を目の当たりにすれば、敵対視してしまうのは当然の行動だと思うからなのだ。この辺が人の心理の難しいところだろう。後のX-MENに繋がる作品としては、興味深くもあり、面白い作品になっていたと思う。ちなみに、主要キャスト陣が好演していて、そう言う点でも良かったと思う。 スワローマンさん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-12 19:43:27)(良:5票)

4.《ネタバレ》 非常に面白かった。今までシリーズ全作品を見てきたが、中でも珠玉の名作となっていると思う。「人種差別問題への提言」というテーマは変わらず、ミュータントの起源とX-MEN設立までの秘話、そして初代X-MENの活躍を描いた内容は、キューバ危機という実際の国際問題とも適度に絡み合い、物語に現実感と深みを感じさせる。登場人物たちの背景描写も内面までかなり細かく描いており、単なる人物紹介に終わらず各キャラクターに感情移入し易い作りとなっている。また、明確に善悪を描かないX-MENシリーズには珍しく、今回はセバスチャン・ショウという能力も存在も強大な悪役を配している。これはラストでマグニートーがショウを否定した上で倒すことで、後の時代の彼が単なる悪ではないと印象付けるのに役立っている。結局プロフェッサーXとマグニートーは袂を分かつこととなったが、どちらが正解と思うかは、観客それぞれ異なるだろう。観終わった後に誰かと話し合いたくなること間違いなし。まさにX-MENシリーズの起源となり得る作品だと思う。 しぇんみんさん [映画館(字幕)] 9点(2011-06-12 11:51:12)(良:6票)

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【点数情報】

Review人数 83人
平均点数 7.67点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
322.41% line
400.00% line
511.20% line
678.43% line
72732.53% line
82530.12% line
91518.07% line
1067.23% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.14点 Review7人
2 ストーリー評価 8.10点 Review10人
3 鑑賞後の後味 8.75点 Review8人
4 音楽評価 7.66点 Review6人
5 感泣評価 6.80点 Review5人

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