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ハムレット(1996)

Hamlet
(William Shakespeare's Hamlet)
1996年【英・米】 上映時間:243分
ドラマ歴史もの戯曲(舞台劇)の映画化
[ハムレット]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-09-22)【S&S】さん
公開開始日(1998-01-24)


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監督ケネス・ブラナー
キャストケネス・ブラナー(男優)ハムレット
ケイト・ウィンスレット(女優)オフィーリア
リチャード・ブライアーズ(男優)ポローニアス
ジュリー・クリスティー(女優)ガートルード
デレク・ジャコビ(男優)クローディアス
ビリー・クリスタル(男優)墓掘りの男
サイモン・ラッセル・ビール(男優)墓掘りの男
ジャック・レモン(男優)マーセラス
チャールトン・ヘストン(男優)劇中劇の王
ロビン・ウィリアムズ(男優)オズリック
リチャード・アッテンボロー(男優)英国大使
ジェラール・ドパルデュー(男優)レイナルド
ジョン・ギールグッド(男優)プライアム王
ティモシー・スポール(男優)ローゼンクランツ
ルーファス・シーウェル(男優)フォーティンブラス
ジョン・ミルズ(男優)ノルウェー王
ジュディ・デンチ(女優)プライアム王の妻ヘカベ
ローズマリー・ハリス(女優)劇中劇の女王
マイケル・マロニー〔男優・1957年生〕(男優)レアティーズ
原作ウィリアム・シェイクスピア『ハムレット』
脚本ケネス・ブラナー
音楽パトリック・ドイル〔音楽〕
主題歌プラシド・ドミンゴ"In Pace"
撮影アレックス・トムソン
製作デヴィッド・バロン[製作]
配給東宝東和
美術ティム・ハーヴェイ〔美術〕(プロダクション・デザイン)
デズモンド・クロウ(美術監督)
衣装アレクサンドラ・バーン
編集ニール・ファレル〔編集〕
録音ピーター・グロソップ[録音]
ロビン・オドノヒュー
ドミニク・レスター[録音]
字幕翻訳清水馨(字幕翻訳)
あらすじ
19世紀のある王国。皇太子ハムレットは父王の訃報に接して急遽帰国するが、待ち受けていたのは自分をさし置いて王位についた叔父と叔父との再婚を決めた母だった。ハムレットは警護の兵士の手引きで父王の幽霊に出会い、現王に殺された模様や無念の心境を聞かされるが以後、鬱々として思索ばかりを膨らませ、恋人オフィーリアやその父で大臣のポロニウスに当たるなどして周囲を困惑させる。思い切った行動を取れないハムレットが母の心変わりを責め、ポロニウスを誤って殺した時から運命の歯車は王家の者全員を悲劇へ導くべく動き出す。

かわまり】さん(2009-02-14)
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【クチコミ・感想】

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25.《ネタバレ》 原典の台詞を全て使うなど原作に忠実な映画化なので超長時間になっている。演技も舞台さながらに大仰で全編通してかなりハイテンションが続くが、普通に演られると(長いから)確実に寝るので演出としてはしょーがない気がする。その上で、映画として成立するか否かはその大袈裟な演技を成立させる役者の質に有る所だが、豪華キャストもあって演技面はまずまずと言ってよい出来ではある。他にも良い点としてセットや衣装などがかなり豪華であり、結論、古典の映画化としてそれだけで十分に価値の有る作品であるのは間違い無い。

ただし、真に映画として成立しているかは微妙な所で、いくら演技が良いといってもワンパターンで矢鱈長いのばかりで大いに食傷するし、あとオフィリアがいつの間にか死んでるのも原作どおりなのだろうが映画としては工夫が無い(オペラでは演出されているのに)。更にそもそも、実は話の中身自体正直そんなに面白くない気がする(好みの問題だが)。観て良かったかと言われると微妙。 Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 6点(2019-11-27 21:59:01)

24.4時間超えでこの戯曲を再現しようとしたケネス・ブラナーの根性は大したものですが、根性だけではやはり中身は伴わないわけで。まず、自分で主演してしまったのは失敗でしょう、全部先回りして考えているように見えてしまい、迷っているようにも悩んでいるようにも見えません。豪華に並べられた役者陣も、形を整えるのに精一杯で、芝居の本領発揮にはおよそ至っていません。まあ、ケイト・ウィンスレットの舞台風芝居が見られるのは、今となっては貴重でしょうか。 Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-06-04 23:54:22)

23.《ネタバレ》 すみません。感想はとにかく長い・・・しかないんです。
あとはケイト・ウィンスレットは外見だけならまあミレイのオフィーリアとかみたいなかんじだけど、とにかく強そうで入水しそうにみえない。
ぺーこさん [DVD(字幕)] 5点(2014-01-04 14:36:28)

22.いろいろいちゃもんをつけたいところは多いですが、4時間近くを退屈させない素敵な映画です。 みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-03 13:40:51)

21.さまざまな解釈ができるシェークスピアの戯曲、その中でも最も長大なハムレットの物語をケネス・ブラナーは主役を演じるとともに、19世紀の世界に舞台を移しかえて作り上げた。超豪華なセットとキャスト(贅沢この上なし)は言うに及ばず、舞台劇全部を映画化する完全版。このような大がかりな映画は二度と制作できないだろうとまで言われた。これを単に映画と見れば、何と大仰なと思うだろうし、舞台劇を映像化したと見れば何と楽しめるハムレット(中身は悲劇だが)ということができよう。もちろん見る側の好みにもよるが・・・。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-06 15:12:28)(良:1票)


20.シェイクスピア作品なので、長台詞は分かっていましたが、その時のカメラ位置が妙に気になって仕方ありませんでした。それとは反対で、短い言葉で続く会話の時に、いちいち話してる人物を追い掛けて、画面がその都度変わっていくのも気になりました。せっかくいい役者を使って、日常会話ではあり得ない長い独り言をうまく語らせているのに、カメラが必要以上に近寄ったり離れたりしたんでは、台無しになってしまいます。それともう1つ気になったのは、絶望感が薄いことです。どちらかというと復讐を前面に押し出していると感じました。これだとつまらないアクション映画になってしまいます。悲哀に満ちたハムレットの方が、この物語には合っていると思います。それにしても豪華な出演者でした。 shoukanさん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-21 21:37:34)

19.19世紀に居を遷したHAMLET。 監督・主演ケネス・ブラナーの魂の入ったハムレットは、気合が入りすぎている感はなくもないが存在感あり、長ゼリフをしゃべり倒す気迫には圧倒される。 くるくると渦を巻く金髪を肩に垂らしたケイト・ウィンスレットの演技もオフィーリアに値するが、ミレーの絵のように儚げというわけではない。(この映画のように、秘かにハムレットと契っている彼女を主人公とした「オフィーリア」(01)のような小説もあり、その中ではガートルードも早くからクローディアスと通じている) デレク・ジャコビ(15才のブラナーが初めて目にしたハムレット)のクローディアスは、歌うかのごとき流麗な台詞まわしが悪役には惜しいほど、心弱き王妃ガートルードはジュリー・クリスティ。 エルシノア城の外観は壮麗なブレアム宮殿(最近ではジャック・ブラックの「ガリバー旅行記」の舞台)が使われるが、個性として印象づけられるのは内観の白黒の床、その上に集う華やかな宮廷人たち、その面前を歩む新王と王妃、彼らに降りかかる紙吹雪、そしてそれらを冷ややかに眺める喪服の王子の後姿であろうか。 物語の全貌を描くため、剣術試合の背後でノルウェー軍のデンマークへの侵攻も行われ、それを率いるフォーティンブラスは若きルーファス・シーウェル。 命を落さずともハムレットの道は閉ざされていたかのような重層の悲劇性が浮かびあがる。 綺羅星のごとくのゲスト・スターたち(米英仏問わず)がこぞって小さな役で出演しているのも、原典の大きさを感じさせる4時間。 レインさん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-21 03:52:38)

18.《ネタバレ》 古典中の古典で今まで何回も映画化されてるシェクスピアのハムレットとなれば他の作品と比べての出演者の演技と演出だけで点数をつけざるを得ないので点数は辛めです。冒頭の王宮シーンから「これはバッキンバムかベルサイユか?」といった感じで原作が想定していた中世デンマークではないのは明らかで衣装なんかが19世紀風なのにはすぐ慣れましたが、頻繁に挿入される回想シーン(王の殺人シーンからオフィーリアのベッドシーンまで!!)には辟易させられました。先王の幽霊が現れるシーンなんかはまるでホラーでした。ハムレットを初めて映画化したローレンス・オリビエが独白シーンをナレーションにして(今の私たちには斬新でさえありませんが)センセーションを巻き起こしましたが、これではちょっとやりすぎです。ブラナーの演技はまあまあでしたが、コメディーのほうがあっているかもしれません。貴公子のローレンス・オリビエと道化師に徹したメル・ギブソンの真ん中で中途半端という感じ。19世紀の上流社会の舞台設定にパッチワークのような手法が合わなくて変でした。王国の話ではなく現代ニューヨークのコーポレート・エリートの話に変えてしまったイーサン・ホーク主演のバ-ジョンほうが好きです。 かわまりさん [DVD(字幕)] 5点(2009-02-14 11:41:54)

17.ケネスブラナー本当にうまかった。見入っちゃった。オフィーリアはイメージが違うかなぁ。 ぷー太。さん 6点(2004-05-19 01:16:11)

16.長すぎ。でも俳優陣は良かったからいいかな。ケート・ウィンスレットナチュラルメイクいいんじゃない? 仮面の男さん 7点(2004-02-24 23:59:58)

15.正統派シェイクスピア、ケネス・ブラナーの本来の仕事。すんごく長かったが、私はOK!古典を知るお勉強になりました。長丁場飽きさせずに観せた力量に拍手です。美術がきらびやかで美しく、それだけでエンターテイメント性があります。ケネスはさすがに凛々しくステキ。ケイト・ウィンスレットは美しかったし芝居も悪くないですが、悲劇の人オフィーリアのイメージと違ったかも・・・。古典に食いつけない方、長いの覚悟で試しに御覧になってみては。本を読むよりは早いでしょう。そういう意味でも価値がありますね。 のはらさん [映画館(字幕)] 8点(2004-01-02 12:23:59)

14.まずは原作が大好き。そして原作のせりふを全部やってしまうこの映画が大好き。他の映画ではカットされてしまう大好きなせりふたちが全部生きているのがうれしい。しかも芸達者なケネス・ブラナーの独特のせりふ回しで。亡霊のシーンや、劇中劇の取り回しはしびれるものがある。この調子で最後まで走ってくれていたら10点だったのに。 tigaratoさん 9点(2003-12-13 13:48:02)

13.このころちょうどシェイクスピアに興味があったときでそのノリでこれを見てみたところ面白かったです。
借りるとき二枚組と気づいてちょっとためらったんですが見てよかったと思いました。
英語はいわゆる英語の古典みたいな感じでyouがthouと発音されてたりするので聞き取るのはすぐ諦めました。でも中身は素晴らしかった!
DVDで出ないかなあ・・。 TANTOさん 8点(2003-11-07 15:55:51)

12.衣装も映像も演技も文句無しです。 アオイさん 8点(2003-10-01 00:16:03)

11.体調がいい時に文化村でみたのですがウトウトしてしまいました。ごめんなさい。 omutさん 4点(2003-07-15 04:28:30)

10.もうすぐ萬斎さんの「ハムレット」を観劇するので、予習がてらひさびさにビデオ鑑賞。。公開時も思ったけれど、やっぱり面白いですね~!芝居好きの私には、あの演劇臭さが最高です^^ケネスのやりたい放題し放題!って感じで笑ってしまいますけど、彼のシェークスピアはやはり天下一品です! 演劇依存症さん 10点(2003-06-23 18:57:49)

9.俳優の技量を確かめるのにはシェークスピアをやらせるのが一番。そういう点で見ると、ケネス・ブラナーは文句なしに満点。ケイト・ウィンスレットはルックスも演技もダメダメ。何でこの程度の女優がメジャーなのだろう。 カテキン・スカイウォーカーさん 6点(2003-02-28 22:36:09)

8.シェイクスピア劇の映画としては、よく出来た作品。衣装もセットも風景も豪華で壮大。ただ、台詞回しは、どうしても演劇的に冗長的になるのは避けられないのか。あるいは、意識して、そう作ったのか。市川崑の「鹿鳴館」を思い出した。華やかだし、流れは原作に忠実ではあるんだけれど、忠実であるだけにインパクトとしては、ローレンス・オリビエの「ハムレット」の方が強い。舞台やシェイクスピアに興味のある人なら、見ておいて損はない。 由布さん 7点(2003-01-05 23:28:22)

7.読んだものがそのまま映像になっててびっくり。原作にとても忠実に創られています。でもひとつだけ文句があります、オフィーリィアにケイト・ウィンスレットはあんまり合わない・・・ きのこさん 5点(2003-01-04 17:14:12)

6.やるべき人がやるべきことをやるべきようにやれば、当然このようなモノができるのです。文句なし。ブラナー万歳。 愚物さん 10点(2002-11-06 06:12:52)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.88点
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428.00% line
5520.00% line
6624.00% line
728.00% line
8520.00% line
914.00% line
10416.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1996年 69回
作曲賞(ドラマ)パトリック・ドイル〔音楽〕候補(ノミネート) 
美術賞ティム・ハーヴェイ〔美術〕候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞アレクサンドラ・バーン候補(ノミネート) 
脚色賞ケネス・ブラナー候補(ノミネート) 

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