みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.《ネタバレ》 基本はC級ホラー。 しかし独特のエロスが面白い。 ある人形作家が作った美しすぎる美女人形。 その美女人形を手にした男はやがて発狂し死す。 人形愛と人形エロスをモチーフにしたこの作品は 生身の女性よりもセクシー・フィギュアが好きな男性は必見。 ダッチワイフとかラブドールのファンの男性はマジ必見な作品である。 球体人形好きにも見てほしい。 ラブドールのエロスが男を魅了してゆく様をまるで「呪い」のように描く。 解釈が変かもしれないけど、この作品は「リング」の影響も感じる。 リングの「呪いのビデオ」はこの作品では「呪いのダッチワイフ」となり、 ダッチワイフの持ち主になった男性(ときに女性)を発狂死させる。 ちょっとアートな感覚と、ちょっとシュールな音楽が何とも言えない。 断片的に回想が入るので話の流れもちょっとだけシュールな感じ。 人形愛独特のエロスがけっこう的確かもしれない。 人形愛=ネクロフィリアという感じがする。 (子供のころ家族でよくファミリー映画とならんで怪談映画を見た。 そんなあるとき父親が家族全員で見るようにこのビデオ借りてきた。 パッケージが怪談ビデオみたいだったからだろうか? マジで引いた) 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-04-17 00:01:45) 9.《ネタバレ》 パッケージを見て、チープなC級エロティックホラーなのかなと思って観てみたのですが、いい意味で予想とは違いましたね。チープホラーというよりも、アートムービーみたいな感じなんですよ。妄想をはじめとする映像表現も独特だし、音楽もなかなか良いしね。ただ、ストーリー的にはもうちょっとなんとかならなかったのかなぁと。愛する女性を人形にしちゃって、その人形を手に入れた男が次から次へと死んでいくって話なんだけど、最初の男の挿入中に死んじゃうという以外後は死に方もそうインパクトなく、それが単に反復されるだけなんですよね。男による女への愛のむなしさみたいなものを描きたいんだと思うけど、その模様をひいき目にずっと撮っているというだけで。ダッチワイフがらみで言うと「空気人形」という邦画がありましたけど、あれなんかは人形側の視点で見ててそれで感情移入できた面があったけど、こっちはアートっぽく撮ってるだけで上滑りしてるような感じがする。この独創的なアイデアと、強い作家性を感じる作品だけに、惜しいなと思っちゃうんですよね。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-04-16 02:53:59) 8.時間が長く感じた。馬鹿の一つ覚えのストーリーと音楽。この監督は何を撮りたかったんだろ。 【真尋】さん [DVD(吹替)] 3点(2007-01-14 01:34:27) 7.TSUTAYA では毎回3本、7泊8日でレンタルしてます。そんで最近、ヒッチコックがマイブームでして、今日は『疑惑の影』をげっちゅ。メインディッシュの他には、栄養のバランスを取るために『0:34』と『ピンポン』ちゅう統一性のない付け合せ。結果、和独米の無国籍セットとなりました。帰宅して早速、「じゃあ今晩は『疑惑の影』上映会でっせ~」とレンタル青袋を開けたら、なぜかそこには『人間人形 デッドドヲル』が…。 しまった! パッケージからDVDを取って「やっぱりやめとこ」って戻した時、ヒッチコックの方を戻しちゃったよ! …彼女とはこういう出会いでしたので、当然第一印象はよくありませんでした。しかも一昨日ヒッチの『めまい』を観たばかり。 「何だよカットごとに照明バラバラじゃんよ!」(←当然ヒッチと比較する) 「そのスモークやりすぎ! 役に立ってねーだろ!」(←これは本当にひどかった) 「音楽ってオープニング曲のコレしかないのか~?」(←単調だが話には合ってる) 「『オテサーネク』の爪の垢でも煎じて飲みやがれっ!」(←自分的権威を引き合いに出して不毛になじる) 「ええい身も蓋もない描写しゃーがってそもそも人形浄瑠璃四百年の日本人観客に向かってだな」(←もはやイチャモン) などと激しく激しく突っ込んでおりました。まあ所詮アホヲドリ・コアなので、そんな事しても虚しさ満点なんですが…。 「あれ、ちょっと凄いナ」と思い始めたのは、カメラのファインダー越しに見た時、人形へ生気が吹き込まれる場面。映像はからっきしダメなのに、写真はかなりイケてます。おやおや…? と思ってるうちに、デッドドヲルのペースにはめられてました。バカのひとつおぼえみたいに無駄に魔術的なシナリオも、後半にかけては不思議と含蓄を得てきます。やがて、不毛な愛欲の連鎖の中から「運命の女」対「白馬の王子様」というテーマが浮かび上がってきて…。 エンディングにヤラレた。 こう来ますか。こんなに美しく終わらせますか。アホヲドリ・コアのクセに! このページで妙に点数が高かった理由も納得です。ショボ映画だからと言って切り捨てられない、何だかよくわからん不思議さが確かにありました。 そういえば借りようと思った『疑惑の影』、TSUTAYA の棚でこいつのジャケットの中に納まってるんだよなあ…誰かが運命的な出会いをしてなきゃいいけど…。 【エスねこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-18 01:55:13)(笑:1票) 6.アルバトロス・コア配給だからこそいいと思えるこの映画。内容はハッキリいって無いに近いです、でも女子高生シリーズを制覇したあとに観たのでなぜかいい作品に思えてしまった・・・。アルバトロス・コアの映像技術の低さに嫌気を感じた人はこの作品で感覚を取り戻してください(笑) 【愛しのエリザ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-22 19:07:24) 5.雰囲気がアメリっぽい感じがしましたね。紹介とか早送りシーンとか。あまりこういうタッチのホラーは見かけないんでその辺はいいと思いますが、現実・過去・妄想の切り替えしのテンポが早い&多いので、少しゴチャゴチャになってしまったのが残念。もひとつ邦題、「ドヲル」のヲが気になってダメですw まぁ人間でも人形でも、セクシーな女には気をつけましょうって事ですかね。 【akoako】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-03-06 10:02:12) 4.《ネタバレ》 ここのレビューを見て、観てみました。なるほどアルバトロスにしては中々ではないでしょうか。男を狂わす魔性のドヲルといったところですか。あ、女もか。ドヲル役のロミ・コッチは可愛く見えなかったのに段々可愛らしく見えてくるのは私もドヲルに魅了されてきているのでしょうか。マズイです。アルバトロスでハズレを引いている人はこれを観てみるのもいいかも。 【まに】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-29 13:45:38) 3.アルバトロスも良作を配給することがあるのか! と軽い驚きに打たれた。メインアイディアはチープと言ってもいいものなのに、人形をバトンタッチしていく構成、暗いタッチの映像感覚など、とても丁寧に作られているので普通に楽しめる。早回しやカットバックが登場人物たちの精神状態を表現するのに非常に効果的に使用されていた。あの人形はどのように映しているのかはわからないが、男たちが狂わされるのも無理がないというくらい綺麗で、物語に説得力を持たせている。がりがりの不気味な人形なのに、不思議と可愛くて色っぽい。アニメ声のロニ・コッチという女優さん、なかなかいい。エロティックな場面が多いが、たいていのホラーとは違って安手のポルノまがいとは一線を画す、味のある雰囲気が漂っていた。低予算ながら、作り手がホラーをバカにせずに真剣に取り組んでいるのが分かる。いいんじゃないでしょうか。今度はぜひ予算を手にしたシャーマン監督の作品を観てみたい。 【no one】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-10 22:16:23) 2.なんか、3737様(ども)の評価につられて観てしまいましたが、つられて正解でした。内容は目新しい感じがしませんでした。呪われたダッチワイフのお話です。ただ演出が何気にかっこいーです。特に登場人物が新しく登場するときの音楽、こーゆうの好きです。端折れる部分を解りやすく、テンポよく見せる部分もいい味でてます。そしてオチ。なんか、洒落たホラーの小話を一つって感じが気にいりました。怖くはないですが、不思議な雰囲気でドンドン物語にのめりこめました。もうちょっとヒネリが効いていたら、かなりおもしろい作品になってたと思いますが、こーゆうホラーもたまにはよいかも。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-04 17:44:44)(良:1票) ★1.うわあ なんかイイ! 男必見! なんか凄くムフフ♪な展開となっておるのです、ハイ。 例えば「キラーコンドーム」「フライパン殺人」「フランケンフッカー」そして少しだけ「ハンニバル」あたりをイメージしてもいいのかも。チクショー!アルバトロス配給のくせして生意気だぞ 出来栄え意外とキレイだ しかし、あまり大手を振って好きとはいえない微妙な作品 でもなんかイイ そんな意味ではほんとは満点なのだがハズカシイから地味に9点。ひゅ~どろろ 【3737】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-12 01:32:49)(良:1票)
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