みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
116.凄いよリンチ 【hayakawadotcom】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-02-06 08:14:06) 115.涙・涙・涙の感動作!ではなく、『ジン』と心に響く作品。老人の言葉や表情などにイチイチ感動している自分に可笑しくなってしまった。心労の多い方、最近忙しい方、是非オススメです。 D・リンチ監督作品-と云う観方ではなく、ただ観て下さい。それだけです。 【MAZE】さん 10点(2004-02-01 14:57:01)(良:2票) 114. なんでいいのか、どこがいいのか、口ではうまく言えないけれど、 無性に好きな映画。いや、映画というより、この世界。一片の 欠けも過剰もない、完ぺきな世界。時間。空気。 ● ・・・多くを語るべきではない。 【NOW】さん 8点(2004-02-01 01:58:26) 113.《ネタバレ》 きっと色々と過去に苦労したんだろうという背景を少しの台詞で観客に感じさせる演技は秀逸!畑の色が晩秋にかけて段々と変わっていく所も美しい。毎年同じ季節に何度でも観たいそんな作品。 【わーる】さん 8点(2004-01-20 23:14:14) 112.いわゆるいい映画。大きな感動や驚きなどはないが、ひとの良さそうな老人の旅を少し感傷的な気持ちで観る事ができる。ただしリンチ作品として見た場合、今回のリンチは映像作家というより、単に監督という仕事をこなしただけという気がしてしまう。 【マーメイド】さん 6点(2004-01-17 04:40:25) 111.普通の映画とは、一味違うな..というのは分かったが.. 映画として、盛り上がりに欠けていた... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-01-16 11:23:50) 110.いい映画を観たな~…ってただそう思った。とてもほのぼのしていてポカ~ンとしながら観ていた。じいさんの一つ一つの出会いや言葉が心に残った。特に戦争の話は経験していないのに重みがあってジ~ンときました。田舎の広い景色も「あんな場所に行って癒されたい」なんて思った。最後は一番好きです。しつこくなくスッキリした感じでとてもよかったです。 【Syuhei】さん 9点(2004-01-15 13:21:44) 109.北野映画を観ているようだ、と思った。ゆっくりと流れる、穏やかな時間。しかしその全編に漂う、ピリピリと乾いた空気。デビットリンチの作風を知って、なるほど納得。どちらも凶気と暴力を描いてきた人だったのですね。どんなに優しい顔をしていてもどこか恐ろしい、変装した殺人犯みたいな映画。 【ぽめ】さん 10点(2004-01-09 21:53:03) 108.日々忙しい日本人にゆっくり進むことを教えてくれます。癒し系。 【ヒロヒロ】さん 6点(2003-12-28 17:44:32) ★107.娘役のシシー・スペイセクの存在がこの作品に深みを与えていたように感じました。爺さんが旅先から娘に電話をするのですが、お互いのいたわりの気持ちがよく表れていて好きなシーンです。リンチの作品としては異質(世間的には普通?)ですが、難解な作品だけがリンチの魅力では無いということです。 【もばぎつかい】さん 8点(2003-12-28 16:39:23) 106.きっと、穏やかなのは表層だけだ。長きを生き、色々なものを見て来た1人の人間の抱えるものは、きっととても壮絶なものだから。老い、摂理を達観したからこそ、それをオブラートに包み、他人の目に穏やかに映すことが出来る。この映画を観て、死んだ祖父や祖母を思い出した。自分の歴史も背景も何も語らず、ただひたすら働き続け、逝ってしまった。ファーンズワースじいさんは、この映画の後、病気を苦に自殺した。1人の老人が亡くなるのは、1つの図書館が無くなるのと同じ。この言葉はアメリカのことわざだったっけ。 【ひのと】さん 10点(2003-12-11 19:17:17)(良:2票) 105.映画を見て「若いっていいな」と思ったことは山ほどあったが、「こんな爺様になりたい」なんて思ったのはこの作品が初めて。ラストは涙が止まらなかった。生粋のリンチ・ファンには申し訳ないが、私はこの作品を心から愛する。 【nizam】さん 9点(2003-12-11 18:56:48) 104.このゆっくりと進むストーリーは、彼の人生を物語っているようだ。 【c r a z yガール★】さん 7点(2003-12-08 23:43:11) 103.画面を流れるセンターライン、自動車事故!燃える家!リンチワールドっ!! でもダークな事は、なんにも起きません。のどかです。ゆったり、静かに流れてゆきます。人生の終盤にさしかかったおじいちゃんが旅に出て、その道程で人に親切にしたりされたり。おじいちゃんが辿った道は、おじいちゃんが生きてきた道。ドラマティックに駆け抜ける人生もあるけれど、ゆっくりのんびり進む人生もある、そんなおじいちゃんの姿が、じんわりと胸に染みてきます。心穏やかな、ほんわりとする映画でした。 【あにやん🌈】さん [試写会(字幕)] 9点(2003-12-08 14:52:54)(良:1票) 102.いい映画ですよ、派手さはないけど。こういう映画にじっくりと浸れる時間を持つことが大切ですね。人生半分過ぎると人間いろいろやり残したことを考えてしまいます。傑作というより佳作といった感じの映画でした。リンチは分かりやすい映画も撮れるんじゃないかという驚きの一本でもあります。 【くぼごん】さん 8点(2003-12-07 11:01:40) 101.実話であることが必要以上に話題を呼んだが、「老い」をテーマとした作品の中では極めて異質なロードムービー。73歳のアルヴィン・ストレイトがはっきりと自分の余生の短さを自覚した時、彼は人生でやり残した最後の仕事を成し遂げることを決意する。それは10年前、仲違いしたままの兄を、誰の力も借りずに自分自身で訪ねること。バスに乗るのでなく、知人に送り届けてもらうのでなく、時速5マイルのトラクターで行くことは、それが他でもない自分自身に残された力で出来る最後の仕事だったからだ。行く先々で出会う人々に、彼は気持ち良くハローと言うが、それ以上のつながりを求めない。それはまぎれもなく、新しい出会いから始まる交流が、おそらく時間切れに終わるであろうことを老人である彼が悟っているからだ。彼はたった一つの目標のために、ひたすら350マイルの道を行く。自閉症の娘は、不自由ではあるが何とか身の回りの世話が出来、一人で生きて行くことができるだろう。兄に謝罪するわけではなく、ただ「会いに来たよ」と言うために、老人は最後の旅をする。それが人生で最後に残された、たった一つの借りだとしたら、自分の力で返すことでその人生に決着をつけたい。私たちは皆、少しずつ周りに借りを作りながら生きている。借金で首が回らなくなる人もあれば、自分の人生に納得し、貸し借りナシで去って行ける人もあるだろう。その時、自分は何を思い、誰に謝りたいと願うのか。この映画を観ながら、私はガラにもなくそんなことを考えていた。 【anemone】さん 8点(2003-12-03 23:24:55)(良:3票) 100.D・リンチの撮る映画ってめちゃめちゃひねくれてるか、めちゃめちゃストレートか、両極端ですね。こういう旅って良いな~と思いました。 【もっち~(←にょろ)】さん 7点(2003-12-03 22:51:53) 99.「マルホ」の次に好き。一見、彼らしくない映像やストーリーなのに随所に現れるリンチ節。特にラストの星空。好きなバランス感です。 【グルグル】さん 8点(2003-12-03 02:30:21) 98.言葉が明示的・説明的すぎるきらいはあるが、 ゆったりとしたいい話。家を出るまでが多少長い気もするが、娘との関係を描くためにしようがないかな。 2:30ぐらいにしたかったかも知れないが、このテンポでは見るのが厳しいしね。 後半は聞いてもいないのに兄の話ばかりしてしまう爺様に涙。 【笹】さん 7点(2003-12-01 02:14:38) 97.数多くの映画を観てくると、何十本かに一本自分の中で何かが目覚めるほどの感慨深さが生まれる作品にめぐり合う。今作はまさにその類の一本で、見終わったあとのとてつもない味わい深さに大きな幸福感を覚えた。今作が遺作となったリチャード・ファーンズワースの演技が何よりも素晴らしい。これはもはや演技ではなく、彼自身の生き様に違いないと錯覚したほどである。彼のたどった道筋、言葉、物腰を私はこれからも何度となく観ることであろう。 【鉄腕麗人】さん 10点(2003-11-30 13:05:59)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS