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ラスト サムライ

The Last Samurai
2003年【米・ニュージーランド・日】 上映時間:154分
アクションドラマ戦争もの時代劇歴史もの
[ラストサムライ]
新規登録(2003-08-24)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-11-20)【イニシャルK】さん
公開開始日(2003-12-06)


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監督エドワード・ズウィック
助監督ゲイリー・カポ(第二班監督)
演出原田眞人(日本語吹き替え版【ソフト】)
伊達康将(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストトム・クルーズ(男優)ネイサン・オールグレン大尉
渡辺謙(男優)勝元盛次
トニー・ゴールドウィン(男優)ベンジャミン・バグリー大佐
ティモシー・スポール(男優)サイモン・グレアム
真田広之(男優)氏尾
小雪(女優)たか
原田眞人(男優)大村
福本清三(男優)寡黙なサムライ
小山田シン(男優)信忠
中村七之助(二代目)(男優)明治天皇
池松壮亮(男優)飛源
菅田俊(男優)中尾
ビリー・コノリー(男優)ゼブロン・ガント軍曹
ウィリアム・アザートン(男優)ウインチェスター銃の商人
スコット・ウィルソン(男優)スワンベック大使
ジョン・コヤマ(男優)大村のボディガード
虎牙光揮(男優)官軍兵士
松崎悠希(男優)兵卒
舟山弘一(男優)
森川智之ネイサン・オールグレン大尉(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日】)
渡辺謙勝元盛次(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日】)
原田眞人大村(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日】)
中村七之助(二代目)明治天皇(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日】)
山路和弘ベンジャミン・バグリー大佐(日本語吹き替え版【ソフト】)
中村育二サイモン・グレアム(日本語吹き替え版【ソフト】)
吉田鋼太郎ゼブロン・ガント軍曹(日本語吹き替え版【ソフト】)
蛍雪次朗スワンベック大使(日本語吹き替え版【ソフト】)
金尾哲夫ベンジャミン・バグリー大佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富田耕生サイモン・グレアム(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木敏ゼブロン・ガント軍曹(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂詰貴之信忠(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内田直哉ウインチェスター銃の商人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
稲垣隆史スワンベック大使(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ジョン・ローガン(原案)
脚本エドワード・ズウィック
マーシャル・ハースコヴィッツ
ジョン・ローガン
音楽ハンス・ジマー
ブレイク・ニーリー(追加音楽)
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕
撮影ジョン・トール
ゲイリー・カポ(第二班撮影監督)
製作エドワード・ズウィック
スコット・クルーフ
トム・クルーズ
マーシャル・ハースコヴィッツ
トム・エンゲルマン
ポーラ・ワグナー
マイケル・ドーヴェン(製作補)
奈良橋陽子(製作補)
ワーナー・ブラザース
製作総指揮テッド・フィールド
リチャード・ソロモン
ヴィンセント・ウォード
チャールズ・マルヴェヒル
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクマシュー・スミス
ウォルド・メイソン
マリア・パラゾン
コナー・オサリヴァン(補綴スーパーバイザー)
特撮ウィリアム・メサ(視覚効果スーパーバイザー)
ポール・J・ロンバルディ(特殊効果コーディネーター)
ピクセル・マジック社(視覚効果)
美術リリー・キルヴァート(プロダクション・デザイン)
グレッチェン・ラウ(セット装飾)
ジェス・ゴンコール
クリーチャー・エフェクツ社(馬の造形)
衣装ナイラ・ディクソン
編集スティーヴン・ローゼンブラム
録音アンディ・ネルソン[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳佐藤恵子(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日】)
スタントケイシー・オニール
ツヨシ・アベ[スタント]
ジョエル・クレイマー
中村浩二
その他ケビン・デ・ラ・ノイ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ブレイク・ニーリー(指揮)
奈良橋陽子(キャスティング)
あらすじ
咲く姿は誇り高く、散る姿は潔し。「侍」の生き様にあるべき自分を見出した男。「時代のための死」を拒み、「忠義のための死」を貫こうとする、「侍」であることを否定された男。交錯した二人の男の人生は、やがて同じ一つの目的に向かって動き出す。侍たちの生き様を、迫力の戦闘シーンと人間ドラマで伝える、ハリウッド超大作。鑑賞時はハンカチと侍魂をお忘れなく。

池田屋DIY】さん(2004-01-21)
全てのをあらすじ参照する

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114.《ネタバレ》 トムクルーズの自己満映画じゃないのかなぁ。なんて予告見て思ったけどそんなことなかった!!
サムライ達の静かな雰囲気や殺陣がかっこよく見ててハラハラしたり、ゾクゾクした。侍のかっこよさ、勇ましさ、迫力がよく表現されてて見てて気分よかった。一番泣けたのはやっぱり息子が死ぬトコですね。。。最期の力を振り絞って、敵に立ち向かう姿見てただ涙。
ただし、ラストがちょっと。。トムは元気そうなのは何で??真田さんもかっこいいのになんか中途半端な印象が残った。それと、敬意を示すって言っても全員で頭を下げるのはやりすぎ感が・・。それでも7点なのはやはり侍のかっこよさにやられた私がいるからでしょう。 うらわっこさん 7点(2003-12-24 23:24:55)

113.まずはトムクルーズがかっこよかった。日本語話すとき、下に英語の字幕出るの楽しかった。日本人の英語はわかりやすかった。最後は渡辺謙が主役みたいになってていい役だと思った。トムクルーズが日本語話してるのは嫌だった。憎しみあって、戦うことの恐さを身にしみて感じる映画でした。平和が一番です。 スマイルさん 7点(2003-12-24 20:41:13)

112.《ネタバレ》 「誇り」というテーマを,重厚な美しい映像と迫力のあるアクションを対比させて仕上げるのがE・ズウィックらしいところ。なかでも重量感あふれる戦闘シーンはド迫力で,霧の中から騎馬武者達が現れるシーンは鳥肌が立つほどだ。さらに,冒頭とラスト,アメリカと日本それぞれの文化を象徴するウインチェスター銃と日本刀をオルドレンに持たせた演出には「なるほど」と思わせられた。歴史考証のデフォルメについては私は気にならなかった。日本史の知識が全くない観客をターゲットにする以上,この程度はやむをえないのではないか。むしろ,あの時間で明治の元勲を連想させるキャラクターを作り上げたことと,ここまで日本をマジメに描いたことのほうを積極的に評価すべきと私は思う。渡辺&トム・クルーズについては皆さんと同意見。ただ,真田広之は悪い意味で気になった。彼は存在感がありすぎるので,あの役ではどうにも中途半端。印象に残るわりには「結局あの人は何なの?」という感。彼は主役をやるか自分を殺すかどちらかだと思う。また,小雪は大柄すぎて小柄なトム・クルーズに合わせるのは辛そう。とはいっても全体的にはよく出来た映画であり,見て損はない。ただし,傑作か?と言われるとそれは疑問。 veryautumnさん 8点(2003-12-24 11:12:37)(良:1票)

111.トムよりケンが良かったよ~というのは良くわかった。でも、こっれって、日本人が見てどうなんだろ?アメリカ人が作った日本趣味の映画でしょ?キルビルとたいして変わんないじゃん。なんかアラが目についてしまった私。花は桜、桜と言えばソメイヨシノ。でも、あの桜?は何の花?桜のシーンの前に田植えのシーンがあったり、春の夕暮れのシーンでやたら虫の声が響いていたりと、違和感があったなあ。日本人が作ったんじゃないからそんなあら捜ししちゃいけないかなあ。 Maryさん 6点(2003-12-24 10:53:40)

110.今までこれほどまでに、風俗、習慣というものが、ちゃんと描かれた映画はなかったのではないでしょうか。ロケーションその他で、ん?と思うところもありますが、まずはそういうものは取っ払って見てほしいと思います。ここまで作り上げたことを評価したいです。外国人が見ても、理解しやすく、共感してもらえることでしょう。今までの間違ったイメージを吹き飛ばすくらいのインパクトを持った映画です。とにかく渡辺謙さん最高です。興味のある方はぜひスクリーンで見ていただきたい作品です。 城太郎さん 9点(2003-12-24 08:51:03)

109.《ネタバレ》 米国でのそこそこヒットぶりに比べ、日本での異様なヒットぶりにちょっと辟易。採点を減点に変更。渡辺謙さんがアカデミー賞を逃したのは残念。堂々たる演技にはノミネートも納得でした。殺陣のスピード感、大規模な合戦の圧倒的迫力、なかなかにスケールの大きな作品です。ただし…。ハリウッド関係者が「そうか。日本人は自分のプライドをくすぐる作品には弱いのか。これからは日本市場をターゲットに稼ぐぞ」なんて安直に思わなければいいけども…。いまやイラクの自衛隊員までが言葉にする「武士道」ですけども、武士の世の中とは、簡単に言えば暴力で民衆を支配し、身分差別と排外主義で社会を安定させていた時代でしょう? 少なくとも家系図なんてものはない私の祖先は武士道とはまったく無縁の、貧しい一般庶民の暮らしだったはず。ほか大多数の日本人もそうであるはずなのに、アメリカが描いた画餅(?)の武士道精神をありがたがって日本でのみローカルヒットさせている様は、意外にアメリカ人には滑稽に映ってるかもしれません。ほんとなら4点だけど、斬られ役一筋でついにハリウッドデビューした大部屋俳優の福本清三さん。彼の「ラストサムライ」の演技にプラス2点。よって6点です。 しまうまさん 6点(2003-12-24 02:56:12)

108.《ネタバレ》 感想は残念ながら期待はずれ。映画は最後まで見せてしまう仕上がりでさすがハリウッドと言うところですが時間が経つに従い欠点が目について仕方が無くなる。
明治新政府の雇われ教官ネイザン(トム・クルーズ)が勝元(渡辺)にとらわれるまでのシーンはちょっと感動物でした。霧の中から現れる騎馬軍団は勇ましく美しい。でも、時代は明治の初期であり戦国時代じゃない。日本だって300年も前から戦争は鉄砲を使った物になっていたのに今更、騎馬軍団は無いだろう!
甲冑に身を固め、刀と弓矢しか使わない騎馬軍団の首領勝元が英語を話せるというご都合主義は我慢するとして、雪深い山里の集落で平和に「狂言」の舞台を楽しんでいるときに忍者集団に襲われるのには唖然とさせられた。大砲や機関銃を導入し平民からなる近代的軍隊を作ろうとしている明治政府が一方で忍者を操って暗殺集団を送り込んでくるというのだからデタラメ(?)な話だ。
いろいろと問題が目に付いてくるのですが、何よりも勝元達が「何のために闘っているのか」がさっぱり伝わってこない。明治政府に楯突いて命懸けで闘っているのだからさぞ深奥な理由があるとは思うのだがちっとも描かれていない(と思う)。第一、勝元は明治政府の参議であり天皇の信頼も厚い。徳川に味方した方ではなく天皇の側近なのだから政府に逆らうのはなおさら話がわからない。
ネイザンはインディアンを攻撃して滅ぼしていったことに悩んでいるようで、ケビン・コスナーの「ダンス ウイズ ウルブス」に似た感じを受けたが、理不尽にも白人に攻撃され「滅びゆく」インディアンへの共感と白人への怒りが「ダンス ウイズ ウルブス」には明確にあったと思うが、この映画には「滅びゆく武士階級」への共感を呼び覚ますようなところが全然無い。武士は特権階級だったので政府に反抗する怒りのところを描かないと「天下り」先を塞がれて怒り狂っている役人みたいなもので同情の念は湧きようがない。
勝元達は最後に華々しく豪華な戦闘をやって滅びるのだが、その時に政府軍の兵士達が土下座するのはとっても頂けない。敵同士とはいえ全力を尽くして闘うならば尊敬の念も湧こうというもので、もっとも感動的な場面だと思うが、いくら何でも土下座は無いだろう。軍帽をとって胸に当てるくらいで十分その気持ちは伝わってくる。土下座では尊敬とは別の感情になってしまう。  ヒデさん 6点(2003-12-23 11:12:01)(良:1票)

107.《ネタバレ》 最初に霧の中から騎馬武者が登場するシーンはめちゃくちゃカッコよかったです。ガトリングガン?の掃射中、大村の部下の指揮官が涙ぐんでいるシーンも感動します。あとから考えると最後は大村だけでも倒すとかトム・クルーズが介錯するとかいくつか別エンディングもみたい感じがしましたがそんなことは忘れて見終わったあとはもっとなんでもがんばろうと思わせてくれました。 leoさん 9点(2003-12-23 08:10:04)


106.どうせ米がつくるサムライ映画なんて面白くないんだろ?と思って見にいったが、見事に裏切られた。信念、潔さ、時代、利権等、いろいろと考えさせられた。勝元の英語のうまさや氏尾(真田広之)の不死身さ等、不可思議な点は多々あるが、んなことは忘れてしまうくらいの内容の濃さだった。ただ、ストーリー的に小雪とトムクルーズとの色恋は蛇足。個人的に菅田俊が銀幕で見られたことが何よりもうれしかったりして。 銀次郎さん 8点(2003-12-23 08:07:53)

105.《ネタバレ》 2回見ました~。2回見ると
富士山、芸者、忍者、腹切りの場面が
とてもはっきり見えて、本当にアメリカ人
ってこの流れが好きなんだな~と思いました。
道にある地蔵のつもりだろう仏像とか、
乱れ飛ぶ銃の玉に絶対に当たらない
トム・クルーズとか2回目は笑えました。
今までのアメリカ映画としては日本を
好意的に扱ってくれていると思うし
演技とか、迫力とかは満点でしたが
やっぱりこんなに人が死ぬ意味がわからなかったです
どうせなら勝元には刀を捨て、大村を凹まし
生きて、天皇をまもり民をまもってほしかったです。 rikaさん 7点(2003-12-23 04:30:42)(良:1票)

104.どうせ毛唐が作った侍映画など、変に決まってる。
うわべだけをなぞっただけかも・・・と思っていたら絶句。
これはもう、水戸黄門やNHKの時代劇で満足してしまってる日本では絶対作れない。
日本人こそ侍の遺伝子が喪失してしまったのだと実感。
たぶん、これも考証がどうのとかいう知ったかぶりの輩が
出てくるはずだが、もはや、あずみや赤影や水戸黄門や忠臣蔵やふぬけた大河ドラマなどしか作れない日本人が、文句たれてる姿など、私は恥ずかしいだけだ。
最近作でこれに勝る日本の時代劇を私は知らない。
小雪とのラブシーンの深さ。(妻はこのシーンに号泣)
天皇とトムの最後のセリフ。
なにもかも深い。深すぎる。
逆に今の日本人こそ、この深みがわかるだろうかと
思ってしまった。
殺陣もすごい。もはや踊りか体操と化した昨今の日本の時代劇の殺陣とは全く違うスピード感。カメラアングル。
真田とトムの練習試合すら凄まじい。
本年度ベスト1。たぶんトムクルーズの最高傑作。必見。
うさぎさん 9点(2003-12-22 22:54:15)

103.これをハリウッドが作ったということが信じられません。日本はかなり独自な文化と考え方だっただろうと思うのに、それをかなり私が思う限り忠実に再現してます。
正直自分が侍について知ってる以上のことがこの映画ではありました。
小雪さんもとても綺麗でした。
それにしても一番初めの侍の登場シーンは格好よすぎ。
キスシーンはアメリカ的でしたね。 JACKさん 7点(2003-12-22 21:29:49)

102.アクションシーンがもの凄い迫力です。本当に皆が腕の立つ剣士に見えてきます。私に一番印象を与えたのは、渡辺謙もでしたが、真田広之の存在でした。彼の、保守的な侍という存在がこの映画に良いスパイスを入れていると思います。合戦の鬼気迫る演技は渡辺謙をも凌いでいました!アカデミー助演男優賞の声が高い渡辺謙を見に行ったつもりでしたが、私の目には真田氏が入ってきてなりませんでした。トムはなんと言うか、与えられた役相応はきちんとこなしてたと思います。彼への感想はそれだけですね。良い映画だと思います。アクションシーンだけを観るも有り、侍達の魂が吼え唸るのを観るも有り。どちらにせよ充分に楽しめる、素晴らしい、大きい映画だと思います。 小三馬さんに化粧をしてもらいたいHAWAIIAN610さん 8点(2003-12-22 18:48:53)

101.みなさんが仰られるとおり、完成度がとても高かったように思えます!
1.ストーリー展開がすごく分かりやすかった。日本のドラマ的に作っていたかどうかは知りませんが、最近の洋画のわけわからん展開とは大違いでした。
2.映像が期待よりもキレイだった。ここは日本か!と思わせるほど映像がキレいだった。雪や桜など、情感的でものみごとだった。
3.俳優がよかった!全てがピシャリとくるような・・。日本人もまけちゃいねぇ!
 何しろ伝わってくるものが大きかったし戦闘シーンもかっこよかったし・・。よくまとまったいい作品だと思います。 武しゃんさん 9点(2003-12-22 16:46:45)

100.時代劇は大好きだし「滅びの美学」は積極的に好きなのだが感傷ばかりが先にたち、勝元達が何の為に戦っているのかその大儀がよく見えない。頭では分かっているのだが心情的に納得できないため合戦のシーンではイヤなもの感じてしまい、むしろ官軍兵に同情してしまった。それと、渡辺謙が好きなので見に行ったのだが確かに戦闘シーンでの彼は迫力あるけど静と動のメリハリがない(と私は感じた)。むしろ真田の方が雰囲気があり、この二人の上下関係に違和感があった。とは言え確かにハリウッドが「見えないもの」にこれだけ敬意を払った静かな映画を作ったことは驚きだし、作品に対する真摯な気持ちも伝わってくる。西南戦争を元にしているらしいが風景はどう見ても「ロード・オブ・ザ・リング」だし、まぁファンタジーとして見れば良い映画だ。アカデミー賞をとっても不思議じゃないと思う。生まれて初めてトム・クルーズがかっこいいと思えたし。それにしてもアメリカ人から「日本の伝統を大事に」などと言われるような映画を我々日本人がありがたがって見なくちゃならないとは、まったく嘆かわしいことだ。 黒猫クロマティさん 7点(2003-12-22 12:34:13)(良:1票)

99.結構よかったです。内容は「ダンス・ウィズ・ウルブス」によく似ていましたけど。観ているときは感情移入しているので何が起きても疑問を感じませんでしたが、あとあと考えると変なところが結構あります。でもそこら辺を差し引いてもハリウッドの力量を感じる力作だと思います。 ぽじっこさん 7点(2003-12-19 21:18:51)

98.ちょっとズレた時代考証と「そりゃ日本じゃねぇだろ!」と思わせたロケーション以外を除けば完璧な時代劇。日本の時代劇は時代考証だけ日本人が参画してあとは全部ハリウッドに丸投げでいいんでないですか?そう思わせないジャパン・オリジナルの時代劇を是非作ってもらいたいもんです。頑張ろうよ、ニッポンの時代劇。 しゃららさん 8点(2003-12-19 09:58:04)

97.映画館で観てから2年目です。一時の興奮から冷め、この間、黒澤映画やミフネ映画を観てかなり評価を下げた作品になってしまいました。岡本喜八の作品に「日本のいちばん長い日」があります。この中の三船敏郎演じる阿南惟幾陸軍大臣と「ラストサムライ」の渡辺謙演じる勝元盛次参議がオーバーラップします。共に多くの部下を統率しているリーダー・責任者であり、天皇の信任厚く、国体護持に苦悩します。切腹シーンもあります。(是非、両者を見比べてください)サムライ時代は、遠い昔のことではなく60年前まで続いていたことが理解できます。渡辺の方は、帝国軍でしたが、三船の方は、連合軍の日本本土進攻です。大きく異なるのは、前者が自決をトム(ある意味部下?)に止められ運を天にまかせて来襲する敵と絶望的な戦いをしリーダー切腹・部下玉砕してしまうのに対し、後者は、リーダーの三船が一人切腹することで徹底抗戦を叫ぶ部下をなだめ多くの日本人の命を救います。しかし、玉砕した「ラストサムライ」では国体護持された?のに対し、徹底抗戦しなかった「日本のいちばん長い日」の戦後日本は、国体護持はされていない?ということです。「ラスサム」の監督は日本人が連合軍と本土決戦をやっていれば、天皇は人間宣言させられずに済んだと言いたかったのでしょうか?映画の後半の方で飛源がトムに「おまえも白人と戦うのか」と問いますが、勝元軍の玉砕戦は実現しなかった1945年夏の昭和陸軍の本土決戦なのか?なら敵は大村が雇った合衆国騎兵隊にしたほうがテーマがわかりやすかったと思う Waffeさん [映画館(字幕)] 6点(2003-12-19 04:40:06)

96.泣くのはその日の体調もあるのかもしれんけど、めちゃめちゃ泣きました。やっぱりあたしトムが好きです。敵陣に攻め込むシーンの顔とかほんまにええ顔してる。それとみなさんが絶賛してる渡辺謙もほんまによかった。役所広司もオーディションを受けたとかテレビでやってたけど絶対渡辺謙で正解やと思う。英語も何ヶ月も訓練してたんですってねー。ほんとに上手でした。書ききれませんがみなさんすばらしい演技でした。それとその頃の日本がうまく描けてたとも思う。サムライ魂がほんとに美しく、何のために生きるのか何のために死ぬのか。誇り、名誉、尊敬、愛情・・・ああ美しや。トムの日本語も全然変じゃなかったし、片言の日本語でむしろいい雰囲気だったと思う。そして着物や甲冑も見事に着こなすトム。惚れ直すぜ。日本では同じ題材でもここまで作れないと思うし、ハリウッドで作ったからこそすばらしいのではないだろうか。そして音楽もすばらしい。ただ気になるのはたくさんのお馬さんたち、怪我とかしてないか心配。京都や姫路ロケの頃からワイワイ言ってたので、あーこれは京都やなとかこれは姫路、そしてこれはニュージーランド?とか考えたりするのも楽しかった。もう一回みたい。すばらしい!!ワンダフォー! mamikさん 10点(2003-12-18 21:06:04)(笑:1票)

95.アメリカが本気で日本映画を作ったんだと、間違いなく胸を張って言えるおそらく初めての映画ではないだろうか。それは単に日本を舞台にしているというだけではなく、E・ズウィックが“滅びゆく者の美学”をテーマとして永年培ってきた精神と、日本映画に深く心酔し探究を重ねてきた成果とが見事に融合・結実したものであり、決して付け焼刃などではない、どっしりとしたものを感じさせる。そしてそれは、途中から日本人の監督とメガホンを交代したのではないかとさえ思われる程、日本映画たり得ている。ここで描かれる“侍”たちは、アメリカで言えばいわゆる“西部の男”たちでもあり、“時代に翻弄されていく者”という共通項を通して、紛れもなく彼らへの崇高なる鎮魂歌として成立している。そして、如何に死んでいったかなどではなく、武士として男としてそして人間として如何に生きてきたかという、彼等の生きざまをこそが本作のテーマなのであり、だからこそ、男が男に惚れまたその友として、オールグレン大尉が天皇に沈痛な思いで言うセリフが泣かせるのである。ただ、ラストはいかにもスター、T・クルーズ作品らしい締めくくり方が少々残念で、欲を言えば、馬を走らせている彼の姿で終わらせて欲しかった。しかしそれでも、世評に違わぬ、いやそれ以上に確かな手応えを感じさせてくれるこの素晴らしい作品と出逢えた事に、幸福感を味わうとともに、本作に携わった方々に深く感謝を申し上げたい。 ドラえもんさん 10点(2003-12-18 15:23:39)(良:3票)

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【点数情報】

Review人数 674人
平均点数 6.85点
010.15% line
160.89% line
2121.78% line
3263.86% line
4294.30% line
5649.50% line
611016.32% line
716524.48% line
813419.88% line
98412.46% line
10436.38% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.75点 Review48人
2 ストーリー評価 6.02点 Review70人
3 鑑賞後の後味 6.70点 Review71人
4 音楽評価 7.01点 Review60人
5 感泣評価 5.66点 Review48人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
助演男優賞渡辺謙候補(ノミネート) 
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート) 
美術賞リリー・キルヴァート候補(ノミネート) 
美術賞グレッチェン・ラウ候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ナイラ・ディクソン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
主演男優賞(ドラマ部門)トム・クルーズ候補(ノミネート) 
助演男優賞渡辺謙候補(ノミネート) 
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 

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