みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
186.《ネタバレ》 最初レンタルビデオ屋の棚で見つけた時、ビデオパッケージに『SFサスペンス』と書いてあったんで借りたんですよ。自分の中では『火曜サスペンス劇場』的な軽めの作品と期待してたんです。で、観始めて出だしはそうだったんですが、途中から「あれっ?事件については?」という 展開になり、で最後は号泣してました!これって『SFサスペンス』なのでしょうか?良い意味で裏切られたので構わないのですが。どんなに科学技術が進歩して人間が無機質のような存在(出てくる俳優さんが人造人間っぽい)になっても、人は人らしくいて欲しいと思わせる良作だと思います。 【中岩無洋】さん 10点(2004-01-26 13:38:53) 185.夢の実現には何も厭わない主人公の必死さには心を打たれる。 もうちょっと兄弟の絡みも観たかったかな 【ことり式】さん 7点(2004-01-24 21:39:41) 184.どうも未来の設定に穴が多いような気がして観てたんですがみなさんのレビュー見てわかりました。現代と未来がごっちゃになったようで未来を未来として描ききれてないところが腑に落ちてなかったんだと納得しました。遺伝子によって階級差別ができるという内容の小説も読んだことがあったからあんまり目新しさを感じなかったし。あと内容とは関係ないんですけどオープニングのキャストなどが出るときにA,C,G,Tが先に浮かび上がってましたよね。エンディングロールでもその四つの文字は色付きでしたよね。あ~なるほど、Gattacaの四つの文字をそうしたんだなって単に思ってたんです。が!観終わった後気づいたんですがその四つの文字ってDNAの塩基配列であるA(アデニン)、C(シトシン)、G(グアニン)、T(チミン)の四つではないですか!一人でぽんとこぶしを叩いて感心してしまいました。こんなところに遺伝子に絡ませた演出があるなんておもしろいですね。…みなさん気づかれましたか?? 【日向夏】さん 6点(2004-01-23 20:59:46)(良:1票) 183.《ネタバレ》 惜しい。他の方も仰っているように、ディテールの粗さが、この作品の最大の難点。土星まで比格的容易に有人ロケットを飛ばせたり、産まれる前の遺伝子操作で、肉体や精神性まで調整できるくらいに科学の進んだ時代の割に、殺人事件の科学捜査がやたら大雑把でヌケているし、本人認証システムも血や尿の検査くらいで、やけに杜撰でご都合主義的。作品の設定のために、科学技術のレベルがコロコロ変わるため、リアリティや説得力に欠ける。「人の価値や可能性」、「持つ者と持たざる者」など、テーマは深いものの、よくあるだけに新鮮味もイマひとつ。ラストでジェロームが自殺するというのも、「未来は決まっていない。夢を求め続ける気持ちが大事」という前向きな展開に反するような気がする。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-01-23 13:07:13) 182.テーマがすばらしく、特にこれを観たときに受験生だった私には心にくる物がありました。可能性を信じてみたくなりました。あと、主人公もよかったけど、本物のジェロームにも感情移入しっぱなしでした。ただ、前半がやや退屈だったし、後半も前半よりは盛り上がりはありましたが、欲を言えばもっとミステリー色を強く出して欲しかったです。 【しゃぼんだま】さん 7点(2004-01-21 21:00:07) 181.んんん~評判良かったので感動作と期待して見ました。 が・・感動はなかった。たぶん感動したくて求めてたものと 違ったからか。映画は良く出来てるし特にロングショットは、 2001年的で普遍的にSFの美しさだと思った。小道具の使い方が 特によく、コンタクトレンズをはずしぼやけるところや、 冷ややかな室内の感じも未来的で伝わる。演技も、イーサン・ホーク、ジュード・ロウ、ユマ・サーマンとけちのつけようがない。ん~何故かでも求めてたのは、海での兄弟の競泳の オーバーラップの果て。あれだけ競泳の回想シーンがあったのに、ぐっとこなかった。ラストの検査官にはちょっと感動。 ジュード・ロウの結末は無感動。考えることが多すぎて、感情を絞れなかった。静かに重い作品。ジュード・ロウが弟のほうがしっくり感情移入できたなぁ・・ 【アルメイダ】さん 5点(2004-01-20 04:02:56)(良:1票) 180.結構、面白いです.. 少しだけ何か物足りなかったかな.. 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-15 15:05:45) 179.SF映画というと一般に矛盾が多く大雑把、リアリティに欠けるものが多いが、本作はとても緻密で説得力がある。脚本の勝利。 【hrkzhr】さん 7点(2004-01-13 23:11:39) 178.綺麗な小品。 ジュード・ロウは今作のような廃退した高貴な人を演じるとすんごい映えます。「オスカー・ワイルド」とか。本人の資質はたぶん全く逆(陽性なワーキングクラス)だろうけど。 【nekopo】さん 7点(2004-01-11 10:37:30) 177.《ネタバレ》 まずは舞台設定が面白い。しかし遺伝子を操作されて生まれた優秀な者が適格なんて、さらに貧富差が広がって、遺伝子が法律を凌駕しちゃうんだから、秩序とかめちゃくちゃじゃない?不適格者が入り交じる世界で犯罪なんて起こったらどうなるんだろう。不適格者=社会的弱者ということになり、社会から排除されてしまうんだろうね。ビンセントは真に宇宙に行きたかったのもあるけど、自分の決められた運命による限界をどうにかして打ち破りたい、そういう野心のある挑戦者だった。本物のジェロームは自分の代わりというより、ビンセントの挑戦に心から自分をそっくり預け、見守るすごく頼もしい男。階段を這って歩くあの熱演、かっこよかった。この2人の演技が光ったので、あんまアイリーンとの恋話はいらなかったかなとは思うけど。ユマには少し癖がなさすぎな役どころだったかなぁ。 【ブッチ・ハーモン】さん 7点(2004-01-07 23:39:50) 176.ストーリーや作風は良かったのに,これまでのレビューにもある通り文明・科学の発達が,作品の都合にあわせて高レベルだったり,低レベルだったりする中途半端な世界が作品の質を低下させてしまっている。 【北狐】さん 6点(2004-01-06 10:07:55) 175.ストーリーは荒唐無稽です。なのに、主人公のあこがれがよく伝わってきます。 【駆けてゆく雲】さん 8点(2003-12-29 15:33:20) 174.前半はストーリー,キャスト,映像が見事に釣り合って「これは!?」と思わせるが,殺人事件が起こるあたりからいわゆる「普通の話」になってしまい残念。前半の勢いを保つか,あるいはあっと言わせるような斬新な展開であったなら,ブレードランナーと並ぶSFの傑作になったかも。スタイリッシュな映像と造形で,無機質な未来観を表現するA・ニコルのセンスとキャストには感心する。 【veryautumn】さん 6点(2003-12-24 13:26:47) 173.努力は報われるってメッセージがあって2回目見ても良かった。 ジュード・ロウが頑張る友達のため、階段を腕力だけて這い上がるシーン、ハラハラしたし男を感じる。なんかよかった。ユマも生活感なくてはまってた。 【さくら】さん 8点(2003-12-23 19:40:10) 172.《ネタバレ》 私にも弟がいるのですが、単なる遺伝子の差異だけでなく、兄のおかれる状況・立場・苦悩ってのが よく表現されていたと思います。また障害を持つ男が他人の肉体を借りて自己実現しようとするところなどは切ないです。誰しも肉体的コンプレックスがあるとは思いますが、それは定めとして受け入れて、各々解消していくしかないんだと思いました。 <2015/2再見>差別を乗り越えて宇宙に旅立つのはよいのですが、差別に負けて自殺してしまうという比較対象的オチは、やはりどうなのかなあと。ジュードロウにも希望が欲しかった。またよく考えると優秀な弟は2~3流の刑事になっているのがやや疑問。遠泳で負けた弟なりのコンプレックスのようなものの描き方がやや弱いか。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2003-12-22 18:13:48) 171.コンセプトが良い!けど、ストーリーや世界観に若干無理がある気が・・・。 しかし、映像の美しさはトップクラスですね。 マトリックスみたいな意味じゃなくて、美的センスが抜群と言うか。 【もえたん】さん 6点(2003-12-22 02:43:12) ★170.自信もって薦められる作品だと思います。 【khp】さん 10点(2003-12-21 13:52:01) 169.近未来映画の隠れた名作 【亜空間】さん 8点(2003-12-19 11:37:08) 168.ジュード・ロウは私にとりまだ評価しにくい、苦手な俳優の一人だが、本作はすばらしかった。イーサンは、これのカメラテスト?か何かで初めてジュードに会い、随分とショックやらプレッシャーやらを受けたらしいが、そんなエピソードも、納得だ。イーサンも主役として「負けてられない」と思ったのでしょうね、ナチュラルな演技でもって、この特異な世界に見る者を引き込む。またもちろん作品全体も素晴らしかった。まず第一に、すべてにおいて大変ユニーク。遺伝子操作がもたらす新たな問題、という、時代を先取りする着眼点もいい。そもそも97年制作、そのさらに前からの企画と考えると、進取の姿勢にも感服である。もう一つのポイントは、SFでありながら人間としての苦悩が描かれていて切ないこと。この両立がすごい。SFに詳しい人なら、そういう作品は案外ありますよ、と言われてしまうのかもしれないが、こんなにバリバリのSFで、サスペンスとしても一級で、しかも哀切に満ちた世界があったなんて、驚きだった。なおかつ映像がクールでスタイリッシュ。無機的な美しさに見事にマッチしているユマの美しさもまた絶品です。 この世界観がやや重たく感じられる人は、深く考えずに画面の美しさにひたるだけでもいいんじゃないか、と思うほど。しかし残念なことが1つある。そもそもこのサイトを知るまでこの秀作の名前の片鱗すら知らなかった。高得点やあらすじを知って興味を持ち、近所のビデオ屋でさんざん探したのに、SFの棚のむちゃくちゃすみっこの、これ以上目立たない場所はない!というところに置かれていたので、見つけるまでにかなり時間がかかってしまった。きっと世間でも本作を知らない人、未見の人は多いだろう。残念。これはまずSFは苦手だ、と思っている人こそ観たほうがよいシロモノです。 【おばちゃん】さん 9点(2003-12-18 10:37:31)(良:2票) 167.なにより映像の美しさが目に付いた。近未来(?)の清潔でどこかしら冷たい雰囲気にゾクゾクした。まるで重い空気が目に見えるようだ。しかしテーマが軽い。遺伝子の優劣なんて考えた事も無いな。単純に比較できるものじゃないと思う。 【ぷりんぐるしゅ】さん 5点(2003-12-18 08:21:09)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS