みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
60.レビューの平均点が結構高いので期待しましたが、どこが面白いのかさっぱり分かりませんでした。ジーナは、ただのくたびれたおばちゃんにしか見えないし、あのガキ(笑)も生意気でちっとも可愛くない。つまり誰にも感情移入出来なかったです。 【selene】さん [地上波(吹替)] 3点(2007-07-24 09:05:48) 59.格好はおばはんやけどジーナ・ローランズかっこいいなぁ。銃の撃ち方が腰を構えて理想的(?)な打ち方がなんかすごいカッコイイ。スリルだとかアクションだとかはほとんどないように感じるんだけど、オールロケのせいか、なんか新鮮な映像に感じた。まぁリメイク版もオールロケしてるけどは話にならんけどね。 【M・R・サイケデリコン】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-07-20 23:05:59) 58.ジーナ・ローランズの主演作は全部そう。良くも悪くも、観終ったあとに残るのは、年がら年中更年期障害みたいなジーナ・ローランズのしかめっ面だけ。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-06-28 19:56:36) 57.《ネタバレ》 ジャックに母性を感じるまでの過程の描き方が物足りなく感じた為に、主人公にあまり感情移入できませんでした。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 3点(2007-06-23 22:24:43) 56.《ネタバレ》 若き日の自分なら多分この映画に「4」くらいしか付けなかったと思う。アクションは妙に中途半端だし(敵役もこれといった印象は残らない)助けられる子供もナタリー・ポートマンは何とかしたいがこのガキはドーデも良いやという感想しか起こらなかった。ところが不思議なもので年を重ねてこの映画を見るとその雰囲気、例えば冒頭の朝のニューヨークの場景や子供を連れて逃げたホテルの部屋で夜一人佇むグロリアを映すショットといったその「空気」にやられてしまっている自分がいる。カサベテスのベストではない気もするし、元々自作撮影用の資金集めの為に他者に提供する目的で書いた脚本で彼自身本当に撮りたかったかどうかは?なのだがそれが彼の代表作になり、愛妻ローランズはアメリカインディー映画界のミューズ(女神)になったのだからわからないもんだ。マイナスはラストのあの音楽。「ロッキー」のビル・コンティは無いんじゃないの? 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-05-20 20:43:32)(良:3票) 55.《ネタバレ》 格好いい女・格好いい映像・乾いた雰囲気でありながら暖かいお話。私の好きな要素がすべて詰まった映画!!いやあ、ホント、かっこいい夫婦だ!カサヴェデス&ジーナは。いい女を描くねえ、、。「レオン」と同じレベルで語られることには個人的に非常に憤慨してます。確かにパクられたけど、あんなベタついたロリコン映画と一緒にしないで欲しい。グロリアの本質的テーマは「母性」であり、ショタコン的要素は皆無に近い。あの少年があんまり美少年でもないし、悪ガキなのが、かえってグロリアの「母性の目覚め」を引き立たせてると思う。小悪魔的美少女との恋愛的要素の強いレオンには生理的な拒否を感じた私ですが、「おかん」はみんないる(いた)でしょ?母性愛は永遠の共通テーマで、その点でもこの作品は本当に良質。グロリアが大阪のおばちゃん的、厚化粧&怖いルックスなのが、またイカシテる。決して最初から「いい人」じゃないのに、「ナにやってんの?あたし・・」と自嘲しながら、必死になって男の子を助けちゃう。そこが「母性」でベタベタしてないし、たくましくてカッコいい。 【やわらか戦車】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-05-03 09:04:55) 54.《ネタバレ》 男の子って精神年齢低いよねぇ、ほんとひっぱたいてやろうかと思ったけど、ジーナ姉さんは優しいわ。展開も非常にかっこいいのだけれど、フィルをどうしようかと自問自答しながら、それでも結局フィルの為にがんばろうとするあの流れが非常に人間味があって良かった。だからこそあのラストが活きたのではと思う。にしてもラストは違和感の連続だったが、あのナンバーから察するに二人とも死んでしまったと考えるのが妥当だろうか、まぁそういうことを考えるのは野暮ってもんかな、それぞれの受け止め方次第だろう。フィルは生きてた、そう思うことにしよう。にしてもあの子役の演技力はちょっとひどかったな、まぁあのラストの笑顔は印象深いが。グロリア、あんたはすごい。タフでクールで優しいよ。こんな素敵な映画を撮ってくれるなんて、何て素敵な旦那なんだ。 【きいろのくじら】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-11 03:16:28) ★53.《ネタバレ》 オープニングから目が離せず楽しめました。子供嫌いな大人が、どんどんその子を誰よりも愛してしまう展開は、いろいろ他の映画にあるけど、やっぱ泣けますね。 途中「レオン」のモデルと気付いたり、タランティーノとかも影響受けてそうですね。 グロリア役50歳近い?にして、あのスタイル、肌、たるみのない顔、目ヂカラ、素敵です。惚れ惚れしますね。 女は30代からって40代が華?なんて思ってたけど、最近は50代でもモテモテの女優さんとかみると、まだまだ修行が足りない!って反省and人生に希望。 あの年頃の子供をどうやって受け入れていくのか、ワクワクしながらみてましたが、最後はオバアチャンになりきりましたね。(笑) ナタリーポートマンの子役は優等生過ぎて感情移入ゼロでしたが、この男の子のガキらしい行動につい私もきっとグロリアみたくなっちゃうだろうなと、感情移入95%でした。 【さくら】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-12 08:15:22) 52.ジーナ・ローランズがひたすらカッコイイ。煙草を吹かし、グラスをあおり、高いヒールのサンダルでいかつく闊歩する姿は、ステキであった。子供との距離が微妙に縮まって行く感じが良かったけど、イマイチ子役をカワイイと思えなかったのは私だけ? 【すねこすり】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-03 17:33:29) 51.リメイク版よりオリジナル版の方が断然面白いと聞いて観てみたが、こんなもんかなという感じ。ストーリー的にはどうということは無いので、おばちゃんの格好良さを楽しむ映画だけど、やっぱり子役がなぁ…。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-11 08:58:16) 50.ギャングの裏金を横領した父。組織の制裁を恐れた母は親友のグロリアに息子ジャックを託します。殺される家族。ジャックの手には裏金の証拠となる手帳。2人の逃亡が始まります。グロリアにしてみれば、ジャックはただの厄介者。助けても何の得にもなりません。何故彼女は自分の命を危険に晒してまで子供を助けたのでしょうか。背負うものが無い人生。それはとても気が楽です。しかし同時に孤独と物足りなさがあります。彼女の中に、人を愛し、愛されたい、誰かの支えになりたいという気持ちが潜んでいたのではないでしょうか。それを「母性」と呼ぶのかもしれません。最初はお互いに接し方がわからず、喧嘩したり、別れたり、上手くいきません。しかし次第に芽生える絆。それが「家族」の始まりなのです。厚化粧のおばちゃんが素晴らしく格好よく、派手なシャツの子供が小生意気だが愛らしく感じます。派手なシーンはありませんが、全編見事にハードボイルド。エンディングと共に流れる音楽に言い表せない気持ちになる心に刻まれる作品です。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-09 17:52:29) 49.オープニングといい音楽といい、かっこいい。とくにニューヨークの描き方は印象的だった。ドライで冷たく、どことなく寂しい。大都市が叙情に満ちている。渋い。ただ、渋さの度が過ぎて、地味になってしまったように感じた。このシンプルな話にたっぷり時間をかけているので話がだれた部分もあったと思う。 『レオン』や『セントラル・ステーション』の原型と聞いていたので、期待しすぎていたのか。いい要素はいっぱいあるのに、いまいち入り込めなかった。あんまり時間がないときに観たのが悪かったのだろうか? もっと腰をすえてじっくり観るべき映画だったかもしれない。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-05 12:01:06) 48.空撮で街を撮りそこから移動するカメラが走るバスを捉える。そしてバスの中。オープニングからワクワクさせてくれる。しかしカサヴェテスがこれまで撮って来た映画と比べるとなんてハリウッド的なんだろう、というのが正直な感想。題材からしてハリウッドが好みそうなもの。ハリウッド的大衆娯楽映画を芸術作品へと昇華させようとしたのか、はたまた女優ジーナ・ローランズの芸術的な演技を世に知らしめたかったのか、、。どちらにしても(どちらでもなくても)商業主義に走った陳腐な作品とはあきらかに一線を引いている。その最大の功労者は圧倒的な存在感を見せるジーナ・ローランズであり、その存在感を余すところなくカメラに収めたジョン・カサヴェテスであることは言うまでもない。役者に自由に演技をさせるカサヴェテスであるが、子役の演技指導はしたほうがよかったかな。 【R&A】さん 7点(2005-03-18 17:23:45) 47.地下鉄の中で、ホテルの部屋で、タクシーからガキを捜しながら、グロリアさんは、きっと、あたしは何で、こんなバカなことしているんだろう、ってずっと苦笑いしているんでしょうね。、、、、、、、一番好きなのは、ギャングのボス達のいるホテルに乗り込んで、白いテーブルで煙草を吹かしながら、一対一で話すシーンです。この時、グロリアさんは、自分はバカなことをしているとは、もう、きっと、思っていません。自分の命と引き替えにあの子を救う、という決意と緊張感に満ちています。私は、拳銃を撃ちまくるグロリアさんよりも、この時のグロリアさんの方が数段かっこいいと思いました。、、、そしてぐっと赤ワインを飲み干す。ああ、これがグロリア流の最後の晩餐なのかと思ったのですが、、、、、。ところで、お前には母性本能は似合わない、ほにゃらら、とギャングに語らせています。誰が見ても、母性の目覚めと見えるのに、わざわざそう語らせているということは、グロリアさんは、決して母性の目覚めから子どもを助けようとしているのではないという、作り手からのメッセージに受け取れました。、、、、、ともに一人ぼっちになってしまった孤独な魂のふれあいということなのでしょうか。、、、、確かに、そんなのが時代の空気だったのかもしれません。木枯らし紋次郎とか、中村雅俊の「ふれあい」って、この頃でしたっけ??(何、関係ない?、お後がよろしいようで) 【王の七つの森】さん 8点(2005-02-20 23:23:45) 46.《ネタバレ》 「レオン」の産みの母でもある本作のテーマが母性愛とはこれいかに。『Every woman is a mother.』このセリフの通り、タクシーの止め方や店員への言葉使いが変わってくるとこが好き。髪型と服と顔がバラバラなごっついおばちゃんなんて関西にいっぱいいてそう(誰?笑)。グロリア・スウェンソンっていう名前のこじつけ方まで関西くさい。当時ウンガロの服(ピンク地のと黒に赤・黄のプリント)もすごく流行。頼まれたことは体張ってでも守り抜くというグロリアの心意気に自分を重ねて同じブラウス着てたのやと思います(わかるわかる)。それにしても映画と夫に(&息子にも)恵まれたジーナ・ローランズ=グロリアおばちゃん、はほんとに幸せな女性ですね。 【かーすけ】さん 8点(2005-02-14 01:54:10)(良:1票) 45.《ネタバレ》 内容よりも、オープニングの映像と音楽が良かった。 【海夫の夏】さん 3点(2004-12-22 17:21:09) 44.最後に生き残れるわけなどないのだけれど、おばちゃんのかっこよさに尽きる映画なのでしょう。子供に対する気持ちや思い入れはレオンのほうがわかりやすかったですが。 【かじちゃんパパ】さん 6点(2004-12-20 12:53:31) 43.《ネタバレ》 私は最近になって知りましたが、レオンの元ネタというのは有名な話。。レオンも大好きな私にとってこの映画は・・・「レオンより最高!」です。ハッピーエンドという点が評価アップの大きな要因です。もうね、ジーナ・ローランズのグロリアがかっこよすぎ!あんな強面のお顔で尚且つ厚化粧。関西のおばちゃんのようなファッション。口も悪いし、子供嫌い。こんなはたから見れば「クソババア」そのもののグロリアがめちゃくちゃかっこいいんだな、これが。渋いんだな、これが。 あの男の子も可愛かった。生意気で、自分じゃ何もできないくせに「僕はもう子供じゃない」やら「クソババア!バカ!」など罵倒飛ばしまくり。でもそれが嫌味ではないんです(子役の演技力は乏しいですが・・・)。それは彼の性悪さが「強がり」から出てるんだなって気づくから。絶対泣かないし、弱音もはかない。でもそこは8歳。母親に甘えたい年頃。だからどんなにグロリアにどなっても、結局はドレスのすそを掴んでる(文字のとおり)。グロリアの後ろに隠れながら、歩調を合わす気などない彼女に必死についていく。でもそれがギャングに追われる「恐怖」からじゃなく、純粋な少年の「孤独」からだって伝わってくるんです。グロリアが徐々に少年と心を通わせていく姿も美しい。すごく不器用でぎこちない。わざと相手のかんに触れるような言葉を吐いたりする。でもそれってお互いのことを想いあってるからこそ許されるものだと思うのです。 ラストの墓場をかけぬけるスローモーションシーンには何度涙したことか。墓場というものは汚い言い方ですが「悲しみの溜り場」そのもの。そこを少年は「希望」への「道」としてつっぱしっていくんですよ。その先には少年の待っていたものが待っているんです。この墓場とのミスマッチさが本当に感動させてくれます。音楽も最高に良いし、そのときのグロリアの表情といったら!実に美しかったです。本当に心のそこから笑ってるって感じでした。幸せになってね二人とも。 【ショップガールinNY】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2004-11-23 22:45:10)(良:1票) 42.《ネタバレ》 ハッとさせられる印象的な画面があった(ジーナ・ローランズがいきなり路上で発砲する姿とか)、…あったものの、映画全体は冗長で弛れてしまった。特に、ベタベタに感傷的な音楽は余計だったのでは?せっかくのタフな主人公の葛藤が、全編冗舌な音楽のせいで、だいぶ安っぽく見えてしまったのは残念無念。子役は表情も演技も一本調子なうえ、展開上も気紛れに離れたりくっついてきたりの繰り返しで主人公を無駄に振り回し続けるばかり。ラストで命を捨てて守ろうとする主人公に今一つ感情移入出来なかった(「母性本能」という言葉は説得力に欠けたと思う)。ラストで銃撃戦を見せないのは、映画のテイストには合っていると思うけど、あっさり帰ってきて再開するシーンがあるだけ、というのは拍子抜け。ジーナ・ローランズの終始疲れた佇まいと、裏腹にドスの利いた行動は、キャラクターとして魅力的だったのに。ああ残念。 【i-loop】さん 4点(2004-09-18 00:55:59) 41.裏道の一本一本、壁のシミ、路上のゴミ、鳩、ネオン。もう一つの主役はニューヨークの雑多な街並み。冷たいアスファルトに響く銃撃音。あぁ、明け方の、あの街角の匂いが画面から伝わってくる。・・・、って行ったこと無ぇけど。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-09-08 04:25:02)
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