みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 倒産寸前だった20世紀フォックスがやけくそになってラス・メイヤーを招聘した、フォックスの歴史に残る怪作です。同じころ日本でも倒産間際の大映が渥美マリで軟体動物シリーズを年間6本製作したのと同じようなもので、貧すれば洋の東西を問わず考えることは一緒ってわけです。考えてみると、これは東宝がピンク映画の監督を引っ張って来てお色気映画を撮らせたとゆうようなお話しですから、その衝撃はいかほどだったんでしょうか。また脚本を書いたのが若き日のロジャー・エバート、そうです、後にピュリッツァー賞を受賞したアメリカでもっとも有名な映画批評家ですよ。 フォックス自体は『哀愁の花びら』(アメリカ映画史上もっとも陳腐なメロドラマという称号が与えられています)の続編を撮れと命じたそうですが、出来上がってみると何の関係もないお話しになってしまって原作者のジャクリーン・スザンから大クレームが来て、冒頭の珍妙なテロップが流れる羽目になったそうです。監督がラス・メイヤーですから10分ごとに巨乳か巨尻が画面に登場し、さすが巨乳映画の巨匠と称えられただけのことはあります。おまけにホモ・レズ・SM・ドラッグとなんでもござれ、出てこないのは近親相姦ぐらいのものです。でも音楽とシーンのつなぎだけはセンスが抜群で、メイヤーはただのエロ監督ではなかったみたいです。たしかに『哀愁の花びら』とリンクしているなと感じさせてくれるのは三人のヒロインとその恋人たちに次々と襲いかかる不幸の連続で、これにはもう笑うしかありません。ところがラスト20分になると突然の流血の大惨劇が始まり、正直わけが判らなくなります。長剣で男の首をギロチン・カットする場面まであり、そこに20世紀フォックスのファンファーレを被せる荒業、フォックスがよく許したものです。 ラストに流れるあたかも「こんな不道徳極まりない映画をお見せして申し訳ない」と言っているようなわざとらしいナレーションと強引なハッピーエンド、バカバカしすぎてかえって爆笑です。ここまで来ると、単なるおバカ映画と切り捨てるには忍びないテイストさえ感じてしまう自分でした。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-07-06 22:04:40) 5.《ネタバレ》 だめだこりゃってほどではないけど なんじゃこりゃ。ゲイのもつれや恐ろしや。とりあえず変なチクビ見せんでくれ。胸元はだけて走り回るのはやめとくれ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-12-02 21:10:53) 4.《ネタバレ》 実に無駄な時間をすごしてしまった…。 パーティーを舞台に、遺産相続の攻防、恋愛のもつれなど、よくある人間ドラマが進行する。 その間、男と女があちらこちらで好き勝手にヤリ放題。 かと思えば、終盤、唐突に館の主が殺人鬼となり、スプラッター映画に早変わりするハチャメチャぶり。 そのハチャメチャさを、ラストの長々としたナレーションでまとめようとする、とてつもない強引さ。 果ては、3組のウエディングで無理やりハッピーエンドにもっていく、掟破りの荒業。 ワイルドだ。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 1点(2012-12-13 20:23:07)(笑:1票) 3.ものすごい映画だった。意外なほど巧みな構成と意外なほどしょうもない最後のまとめは何なのだろう。ヒッピー全盛の時代とドラッグ、セックスといったロックンロールの栄光を背景にした映画は計り知れないエネルギーを持っている。個人的にこの時代が大好きなので、9点献上だが、人には決して勧めない。 昨日を過去だと思わなかったため、明日のことが見えなかった。とは何と素晴らしい箴言だろう。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-07-31 17:25:11) 2.わけわかんないけど、人生が凝縮されたような一夜でした。ストロベリーアラームクロック等の音楽がとにかく良い。サイケデリックな映画がとりたかったんだろうなー。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-26 18:20:33) ★1.誰も書いてないのね…リクエストして忘れちゃったのかしら。えっと。内容は…なんじゃこりゃ?な映画でした。夜遅くに試写会(単館上映の宣伝の、かな。封切りのじゃなくて<当たり前)やるから変だと思ったんだ…最後に近づくにつれてめちゃくちゃになっていって。ちょっと面白いかなと思える部分はあったけど、トータルでこれ。 【あかりん☆】さん 3点(2004-01-20 00:02:31)
【点数情報】
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