みんなのシネマレビュー

映画女優(1987)

1987年【日】 上映時間:130分
ドラマ伝記もの小説の映画化
[エイガジョユウ]
新規登録(2004-02-03)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2020-09-28)【イニシャルK】さん


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監督市川崑
助監督手塚昌明
吉田一夫
米田興弘
キャスト吉永小百合(女優)田中絹代
菅原文太(男優)溝内健二
森光子(女優)ヤエ(絹代の母)
横山道代(女優)玉代(絹代の姉)
常田富士男(男優)源太郎(絹代の伯父)
田中隆三(男優)祥三(絹代の兄)
渡辺徹(男優)清光宏
中井貴一(男優)五生平之助
石坂浩二(男優)城都四郎
平田満(男優)仲摩仙吉
井川比佐志(男優)五十屋時雄
佐藤正文(男優)駒井英生
三條美紀(女優)べんがら格子の中年女
沢口靖子(女優)川島聖子
岸田今日子(女優)釘貫屋の女将
小木茂光(男優)小津安二郎
浜村純(男優)守衛
佐古正人(男優)依戸義賢
高田浩吉(男優)高田浩吉(特別出演)
上原謙(男優)上原謙(特別出演)
佐々木勝彦(男優)企画課長
三国一朗ナレーター
原作新藤兼人「小説田中絹代」
脚本新藤兼人
日高真也
市川崑
音楽谷川賢作
撮影五十畑幸勇
関口芳則(撮影助手)
製作田中友幸
市川崑
東宝映画
企画馬場和夫
プロデューサー藤井浩明
配給東宝
美術村木忍
編集長田千鶴子
南とめ(ネガ編集)
録音大橋鉄矢
東宝録音センター(整音)
照明斉藤薫〔照明〕
その他川口松太郎(挿入作品「愛染かつら」原作)
川端康成(挿入作品「伊豆の踊子」原作)
依田義賢(挿入作品「西鶴一代女」/「浪花女」脚本)
野田高梧(挿入作品「愛染かつら」脚本)
伏見晁(挿入作品「伊豆の踊子」脚本)
松竹(協力)
朝日新聞社(資料協力)
毎日新聞社(資料協力)
大映(資料協力)
日活(資料協力)
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【クチコミ・感想】

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9.《ネタバレ》 邦画の歴史を語りたかったのか、映画としてのストーリーを語りたかったのか、ちょっとどっちつかずな印象でしたね。
さすが森光子は巧かったし、監督役の菅原文太も、あぁこんな役柄もやっていたんだなと興味深かったです。
渡辺徹は、若い頃からすでに太ってたんですね。 あろえりーなさん [地上波(邦画)] 5点(2016-12-20 19:49:12)

8.大女優・田中絹代の半生を描いた映画。氏について知ってることは多くないので、今回いろいろな発見があって良かったのだが、映画としての面白さからいえば微妙。1924年の松竹入りから1952年「西鶴一代女」までの約30年を描いているのだが、軸が定まらないまま、時代だけが進んでいくような感じ。あ、もう戦後なのかと。森光子や石坂浩二、中井貴一あたりの無駄遣い。唯一、溝口(役名:溝内)監督だけはそれなりに重きを置かれているが、戦後、スランプに陥ってることは本人の口から語られるだけだった。ラストシーンを生かすためにも新作「西鶴一代女」にかける両者の想いはもっと強調されて然るべきではないか。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-11-18 19:03:18)

7.タイトルでここまで直球ど真ん中を投げておきながら、田中絹代という人物の、シナリオの読み方も、役作りのし方も、演技の組み立て方も、一切何にもふれていないのは一体どういうことなのか。映画というフォーマットでものを作っている人たちが、肝心の「映画女優」の何たるかについて何一つ表現をしていないのだから、これは全体が壮大なギャグとしか思えない。全シーンに徹底されている説明台詞の大行進や、二重ナレーション(しかも主観視点と客観視点の両方!)という作品破壊行為には、もはや突っ込む気力も起こりません。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2014-04-27 01:45:06)

6.田中絹代については詳しくないのですが、吉永小百合はそれなりに熱演していたとは思います。半分は映画(というか松竹?)の歴史みたいになってしまって中途半端感はありますが。 東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 5点(2014-03-20 11:54:13)

5.冒頭の『不如帰』の、頭が上がってくるところは美しかった。ゾクゾクさせられた。過去のフィルムの骨董的美しさというよりも、モダンな現代美術として蘇ったような効果。しかし本筋に入ると、もひとつ乗り切れないところがある。いつもながら室内の暗さは美しいし、カットごとに人に移っていくそのリズムの心地よさは申し分ない。一番ドキドキしたのは、溝口の読み合わせのシーンでしたか、なんだなんだという絹代の戸惑い、消されていく黒板のセリフ、ステージ以外の周囲に広がる暗がり、「田中さん、…です」の繰り返し、こういう畳み込んでいく感じは素晴らしい。ただ吉永小百合、短いカットだと映えるんだけど、ちょいと太いとこを見せる場面になると、無理が目立っちゃう。うまいヘタの問題というより、質の問題なんだろう。そこらへんでどうも乗り切れない。この監督はポカーンとしたとこ撮るといいんだよね、セリフのあるドラマ部分よりも。よそ見をしながらビールを飲んでるとことか。上原謙はコントラストの強い場面で、ほんのちょっと出るだけ。清水宏役の渡辺徹は、体格で選ばれたキャスティングでしょう。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2010-08-15 09:42:21)

4.吉永小百合も自分にできると思って引き受けたのだろうか。 みんな嫌いさん [映画館(邦画)] 3点(2007-09-16 18:55:14)(良:1票)

3.正直、この作品と市川崑監督との相性がいいとは思われない。吉永小百合も序盤は亡羊とし過ぎていて田中絹代のイメージと合いません。まあ勝手なイメージではあるけれど、こんな人だったとはちょっと考えづらい。所々、映画史の解説のようなものが入るが、これもまた一長一短。その時代の映画作りの背景が判り易く理解出来るものの、ここまであからさまなドキュメンタリー色が入ると雰囲気や没入感は間違いなく壊れます。個人的には田中絹代の半生という興味深い内容同様楽しめはしましたが、映画としては微妙でしょうね。 MARK25さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-09-16 15:30:13)

2.これは新藤兼人原作の方が断然面白かったです。嘘か真実かはともかく、田中絹代という女優のおんなの部分をかなり生生しく描いていたのに、映画のほうはどうも微温的。吉永小百合主演という制約があって、そこまで描ききれなかったのか。映像は市川作品らしく美しかったんですけどね。結局、市川&吉永コンビで傑作だったのは「細雪」だけだったなあ。 放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(吹替)] 6点(2005-10-30 13:17:56)


1.日本映画の創世記を描きたいのか、田中絹代を描きたのか焦点がぼけてしまっているような感じがしました ドキュメンタリー風にとるかどうかもいまひとつ中途半端 当時の映画人の熱気も感じられず残念です
菅原文太のよっぱらいの演技がうまかったです そこだけ印象に残ってま
宵待草さん [映画館(邦画)] 4点(2004-03-12 07:00:45)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 4.56点
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2111.11% line
3111.11% line
4111.11% line
5444.44% line
6222.22% line
700.00% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

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