みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★4.僕的には吉永小百合が完全にミスキャストでした。 演技云々ではなく、彼女に30代の年齢を演じさせるのはさすがに無理だったのでは? 話自体は悪くないのに、そのせいでもうひとつ乗れなかったです。 脚本に対する突っ込みもちょこちょこありますが、まぁがんばっていました。 ただあの「ええじゃないか!」の演出は疑問。意味不明ですね。 【ふくちゃん】さん 6点(2005-02-05 01:02:17) 3.《ネタバレ》 確かに、スケールの大きさや吉永小百合らの演技は素晴らしいかもしれません。しかし、話の中に救いがなさすぎる。竜之介は死んでしまうし、竜之介の母親も夫を捨てて倉蔵と結婚してしまう。大事にしていた田畑はいなごに食われ、帰りを心待ちにしていた小松原も志乃を捨てていったことが分かる。志乃を悲劇のヒロインに仕立て、そのヒロインに同情を集めることで、感動を得ようとしているのが見え見えだ。しかし、さらに許せないのが、最後をハッピーエンドとしてしめくくっていること。結局は何の解決もしていないのに、音楽で感動をあおっているのには閉口する。ドラマという設定を見直し、もっと素直に製作すべき。 【トナカイ】さん 4点(2005-01-24 20:29:00)(良:1票) 2.《ネタバレ》 最初の船のシーンなど、端々に安っぽさがあるのは否めないが、物語は面白くスケールの大きい良い映画。それだけに、言葉や文化などはリアリズムが欲しかったのが惜しいところ。長く壮大な物語の中で、数々の魅せ場があるのだから、もっとドロくさく激しい演出がされていれば、更に感動できただろうと思う。年齢の部分はともかく、吉永小百合さんの役者っぷりはさすがベテラン。豊川悦司がとてもクールでカッコよかったし(どうせなら馬を逃がして華々しく散って欲しかった)、ラスト・サムライからダメサムライになってしまった渡辺謙こと小松原、どのツラ下げて帰ってきとんじゃ、腹かっさばいてお詫びせんかい!‥‥‥しかし当時の彼らからすれば、全て生きる為にしたことである。歴史の夜明けと共に激動の価値観や環境の中で、逞しく生きるしかなかった人、逃げるしかなかった人、子の為、生きる為に他の男に身を託すしかなかった人。各々の人生が肯定されており、未開の地北海道を舞台に実に大きなスケールで描かれた物語は素直に感情移入できた。薩摩長州を中心にドラマチックなイメージの強い幕末だが、その影には新しい価値観の中で苦しんだ彼らのような人々が沢山いたはずだ。まして環境も異なる北の地での苦労は、想像を絶するものがあっただろうと思う。人の手だけが頼りのあの時代、弱音を遺す事なく大自然との戦いに一生を捧げた人々には敬意を払いたい。 【six-coin】さん 6点(2005-01-23 14:26:32) 1.《ネタバレ》 明治維新に翻弄される淡路の武家の悲哀と数奇な運命、テーマはとても面白いのに今ひとつ乗れなかった。まず吉永小百合が渡辺謙の女房役というのは無理がありすぎる。彼女の役は娘の年齢から想像するに物語の最初はせいぜい30前後だろう。しかし彼女のプロフィールは程度の差こそあれ日本人には知れ渡っているわけで、実年齢とのギャップを感じずに観る事が出来る人もあまりいないのではないか。邦画界期待の新鋭監督ということなので、今までの時代劇に無い新しい演出を期待していたのだが、相変わらずの大河ドラマのような過剰な演技。もっと土臭い生々しいリアリティを期待していったのが悪かったのかもしれないけど。それから面白くも無い旋律をさあ感動してくださいといわんばかりにしつこく流す音楽のセンスもはなはだ疑問。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-01-15 20:45:28)
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