みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★6.とても丁寧に作られている恋愛映画。 まぁベタな展開や恥ずかしい演出も多々あるのは問題だが、それなりに楽しめた。 正直な話、一度しか会ったことがない人をそんだけ想えるってのが俺にはわからんのだが…。 あと、こういう日韓絡みの映画はどちらかの国の主張なり歴史が押し付ける物が多いのだが、 この比較的、公平な視点で描かれていたと思う。 (日本の歌を唄ってはいけないって…すげぇ話だわな) ま、韓国って国について詳しいか詳しくないかで人によっては±1点くらいはあると思う。 主演の水谷妃里さんは…なんか暗いというか、ジメッとしてて好きではない(笑) この人よりも上野樹里さんの方が印象に残った。元気でよろしい。 (素朴な疑問)なんで日韓絡みの恋愛映画とかドラマっていつも韓国人の男と日本人の女って組み合わせなんだろうねぇ…。 【ふくちゃん】さん 6点(2004-10-14 17:07:40)(良:1票) 5.《ネタバレ》 「今、韓国は戒厳令だから、夜は外出が禁止されている」はずなのに、一目惚れした日本人に会いに来る韓国男子。説明セリフが全編にわたるシナリオ技術の稚拙を如実に示していることはともかく、このシーンが酷いのは、韓国の時代状況といった大きな問題を「恋愛の障害」レベルに陳腐化、矮小化していること。■あるいは、主人公の少女とその父親が和解するシーン。両者の和解を見守る母親の演技が、全編にわたる演出技術の稚拙を如実に示していることはともかく、問題なのは、父親世代が抱く韓国への偏見と差別が、父親の唄によって、すべてチャラになってしまうこと。日本にありがちな偏見を通り一遍に描き、「唄」という叙情で解決を与える、それで事足りるとする姿勢。■つまり、日韓が抱える様々な問題を「恋愛」劇の中に矮小化すること。あるいは、陳腐な恋愛劇に型どおりの「問題意識」を与えること。その根底にあるのは、例えば戒厳令下の街を肌もあらわな敵性国家の女子高生が駆け回る、この設定に代表される無神経と知性の欠如、「こんなもんでいいんじゃん」という映画へのなめきった態度。■そのあげくの結論が、今時の中学生でも言わないであろう「戦争を知らない我々の世代は仲良くしようね」、そして「なごり雪」がすべての問題を甘く甘くオブラートに包みこむ。■ようするにとことん頭が悪いのだ。だから、こんなになめた映画を作れるのだろう。もしかしたら「俺たちいい映画を創ったよね」くらいのことを思ってるのかもしれない。その夜郎自大ぶり、その頭の悪さに反吐が出る。 【まぶぜたろう】さん 0点(2004-08-22 10:12:11) 4.学校で映画鑑賞があって、最初はこんな映画知らなかったしわざわざ見たいとも思っていませんでした。だけど、実際見てみたらとても面白くて良かったデス☆でも、映画館で見るよりビデオで見た方がイイかなと思いました(^^) 【ロシナンテ】さん 6点(2004-06-11 20:07:14) 3.《ネタバレ》 冒頭の現代の4人による会話は多少説明的なきらいがあって、少しだけ引いた。でも!1977年の彼女たちのみずみずしさと言ったら!彼女たちは「まず陸上ができること」を条件にオーディションされており、フォームがとてもきれいで、説得力がある。主演の水谷の高飛びなどは美しすぎる。ジョゼ虎で、輝きを放っていた上野も元気があっていい!陸上を通して、また、韓国人高校生との恋や交流を通して、より強くなっていく4人の絆が、正直うらやましい。クライマックスのなごり雪を抱き合い、泣きながら4人で歌うシーンなどは、女性ならとても共感できるのではないだろうか。僕は男性だから、こういう経験はないんだけど、きっと女性ならこうなんだろうなぁ、って思いながら、楽しく見ることができた。とても切ない、だけと爽やかで前向きな、ちょっと元気になるラブストーリーだ。 【こじ老】さん 9点(2004-05-01 14:14:05)(良:1票) 2.これはいい!満点でもよいのだが、どうしても、女性が主人公のラブ・ストーリーは、男としては満点をつけるのをためらってしまう。話は、1977年に高校二年生(私の少し先輩だ)の、山口県は下関と韓国釜山の高校生が、年に一回の陸上競技大会で交流することから起こる恋を中心とした物語。国境を越えたロミオとジュリエットのような身分違いの恋物語を連想させつつ、そうではなく、非常にアジア的とでもいうか、お互いに「好きです」「愛してる」などという西洋的な言葉をかわさないんだけれども、でも、しっかりしっとりした恋愛映画になっているという、非常に貴重な映画。日本語、ハングル、に加え、英語も交えて意思疎通を図るのがとても現実感がある。いまの日本映画界でこんな作品が出現したのは、もしかすると奇跡なのかもしれない。下関というと、私はふぐしか思い出すものがなかったのだが、この映画で、下関は、一生のうちに一度は旅行に行ってみたい場所のひとつに格上げされた。監督はじめスタッフのロケ地の選定センスは抜群。それだけでも見る価値はあると考える。 【南浦和で笑う三波】さん 9点(2004-04-30 22:53:24)(良:2票) 1.女子高生の恋とその友達との友情を描いた作品。見終わった後、前の中高生らしき女の子が、良かった~(´ー`)と感慨深げにもらしているのを聞き、同世代もしくは同じ女ならすごく共感できる映画なのだろうと感じた。残念ながら私は三十路前の男のため共感できなかった。よってこの点数。 【るう@】さん 6点(2004-02-22 08:47:22)
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