みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.こりゃ駄目ですな。原作を読まずに原作のある映画を見た場合に、原作を読んでみようかなっていう気にさせる映画とそうでない映画がある。映画の出来が良いと原作も読んでみようかとなるのはもちろんだが、映画の出来が悪くても何か少しでも引っかかるところがあれば原作を読んでみようかとなることも多い。しかし、この映画は、原作は良いのかもしれないが、むしろ読む価値のない原作のように思わせてくれるできであった。その点では偉大だが、原作に失礼なような気がする。 【ダルコダヒルコ】さん [地上波(邦画)] 3点(2008-01-08 01:22:22) 10.うーん。見なくてもよかったと言う感じでした。 【☆Tiffany☆】さん [地上波(邦画)] 3点(2008-01-02 04:15:20) 9.良かったような悪かったような・・・ 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-12-22 21:08:01) 8.原作の良い思い出が消えていく。 【こんた】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-11-19 03:28:26) 7.蒼井優ちゃんに+1点.作り方が間違っているとは思いませんが,やはりチョットずつ乗っ取られていく過程が原作に比べ明らかに不十分といった感は否めません. 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-10 00:17:05) 6.原作の、というか純一の持ち味を生かせてない点が最大の失敗。 事件前の不遇ながら「気弱で優しい」地の彼をしっかり認識させる 場面があったなら、悪の京極との落差もより際立ったろうに残念。 あれじゃただのどこにでもいる青年ではないか、と思った。 あとも原作の上っ面をなでただけ、という印象で惜しすぎる。 ただ初めはミスキャストでは?と懸念していた蒼井優ちゃんの好演 は嬉しい誤算だったのでその5点です。(大和もそうだったけど) 彼女は泣きが入る演技がむっちゃいいなあ。 【ひろほりとも】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-02-28 06:24:00) 5.本当に、原作読んだ方が良いですね。でも映画もある程度我慢すれば観れない事はない。変な演出や2時間サスペンスの様なガラスに当たった時の映像と音楽などなどで一気に興醒めしてしまい取り残された感はあるけど。 【TRUST NO ONE】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-11-22 05:09:07) 4.原作を読む時間があるのなら原作を読んだほうがいいと思う。 【HK】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-09-27 18:33:20) 3.東野圭吾の原作を読んでいないので憶測の域を出ないが、どうも映画化にあたり原作の持つ物語自体の「意思」を取り違えてしまっているんじゃないかと思った。 人格が崩れ変化してゆく中で苦悩する主人公と、それを目の当たりにして苦しむヒロインそれぞれの葛藤を、表面的な感情のままに映し出しすぎていると思う。 工夫なくただ各々の感情が羅列してしまい、ストーリーの基礎となるテンションに一貫性を持つことが難しい。結果として、文字通り物凄く苦悩する登場人物たちにほとんど感情移入することができない。 おそらく原作は、ある部分においてもっと“客観的”に描き連ねることによって、一層に人物たちの苦悩を引き立たせているんじゃないだろうか。 物語自体の持つアイデアや主題の深みには、映画として仕上げるのに丁度いいバランスと、映像化することによって生まれる付加価値の可能性の高さを感じる。 配役も役者の力量も問題ない。が、結局一番大切な監督の力量が伴っていない。 この物語を映画化するには、今作がデビュー作となった新人監督にはあまりに荷が重過ぎている。 ふいに挿入される音楽がいやにわざとらしかったり、ちょっとした展開にいちいち違和感を感じさせたり、微妙な部分ではあるが、“人間の精神”という非常に繊細なものが主題な物語であるだけに、そういう細部に対するセンスの無さは致命的であったと思う。 実は先日、東野圭吾の直木賞受賞作品「容疑者Xの献身」を読み終えたばかりである。東野作品を読んだのはこれが初めてだったが、大胆なアイデアを礎にした緻密な構成には、流行作家らしい斬新さがある。 この映画の原作である「変身」も読んでみようと思うが、原作を読んだことによって、この映画の評価が尚更下がることは必至のようだ。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-11 03:14:53) ★2.《ネタバレ》 東野圭吾の原作はそら衝撃がすんごかった。時間を忘れるほど夢中で一挙に読んでしまった。そして泣いてもーた。主人公の一人称で話が進んでいくので、人格が変わっていく恐怖感が怖いほど伝わってきた。しかも緻密で巧みな描写なので、いったいどこで人格が変わったのかわからないほど自然にしかも不気味に展開してゆく。そして、それとともに壊れていく愛情がせつなく悲しい。昔、読んだ自分の中の最高小説「アルジャーノンに花束を」で味わった感覚がよみがえるほどだった。それほど小説を堪能したので、正直、映画を観る意味があんまりなかった。原作を楽しんだ人は、どーして映画を観る必要があるんだろう?この映画が始まってしばらくは、その事ばかり考てもーた。なんで、俺、この映画観てんの?やっぱ、小説の感覚をもう一回味わいたかったんかな~。でも、映画は正直なところ人格変化の恐怖感は全然なかった。変化が急激すぎるし、変化するほど感情移入できなかった。一人称の小説だからこそ出来た事なんやろうな~。あ~、この映画↓のなったん様が言われたとおり、俺には3点かな~。って思いつつ観続けたんやけど、ラストで印象が変わった。はっきりゆーと、悲しくて泣いてもーた。ラストの怒涛の展開はやっぱ泣ける。二人の演技もよかった。せつなさが伝わってきた。そこはどーやら表現できてたみたい。俺が単純なんもあるけど、だから、評価は当然あがります。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-30 02:07:16) 1.正直期待が大きかっただけに、作りが雑だった印象は否めない。途中で感じた「なぜ?」「どうして?」の疑問も解明されないまま終わった箇所があった。 東野圭吾の作品は原作があまりに緻密に練られているため、どうしても時間の制限がある映像では表現しきれない部分もあるのだろう。しかし、原作ではもっと丁重に描かれていたであろう各場面のキーワードや物語の軸が何の前触れもなく次々と出すぎてしまい、物語への興味を失わせたことは事実である。見る側のハードルが高いだけに製作スタッフにはもう少し頑張って欲しかった。 とはいえ、一般の邦画に入れば一応合格点なのだろう。単純なラブストーリーではなく、どうあれば人は「生きている」ことになるのだろう?命があることが生きることなのか?自分の存在意義ってなんだろう?どんな自分であろうともそれを必要とくれる相手にどう答えていくことが正しいのだろう?など様々な事を考えさせられ。そして、ラストの純一の決断にはある程度予想していたとはいえあまりに切なく思わずホロっと来てしまった。どこかの中心で愛を叫んだり、会いに行ってるのとは題材の奥深さ、レベルが違う。それだけにくどいようだがもっと物語の本質を忠実に捉えて欲しかったのだ。 自分はたまたま「変身」の原作をまだ読んでいない。多分、原作を読んでしまえばきっとこの点数は半分以下になってしまうだろう。それは映画を見終わった今、確信をもって言える。東野作品のファンの人ならばきっとこの感覚を理解してくれると思います。 【なったん】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-11-20 00:05:55)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS