みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
24.映像が斬新過ぎて意味不明になりそうなんだけど、ベースとしてファウストがあるので理解は出来る。 序盤はまともな映画のフリしてるけど、中盤以降はやりたい放題。 ラストに何か壮大なオチが用意されてるのかと期待したけど、意外と普通のラストでした。 【もとや】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-07-20 12:19:35) 23.《ネタバレ》 先輩レビュワーさんも書いてますが「ピルケ!」「パドルケ!」のくだりでお腹いっぱいになりました。 しかも長いし。 棒でボコボコに殴られて退散する悪魔情けなくて可愛い。 この映画を見て悪魔のマネをしなかった人0人説をここに提唱します。 まさか昼しか稼働しない働き方改革を悪魔も導入してるとは思わんよなぁ。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-06-01 21:26:09) 22.《ネタバレ》 人間の顔をした"悪魔"に気を付けろ。 そこには奇跡も魔法もないんだよ。 怪しげなビラに記された地図に導かれ、満たされない日々を送る男が体験する悪夢。 欲しいものと引き換えに悪魔に魂を売り渡す契約をしたが最後、 台本通り動く操り人形の如く、地獄へと一直線。 現実と虚構が曖昧になっていく中、道化師の呪文に右往左往される悪魔が笑いのツボに入った。 どこか既視感があると思ったら、過去作の『ドン・ファン』の要素も多少入っているのだろう。 もう一度言うが、人間の顔をした"悪魔"に気を付けろ。 心の隙間に入り込み、魂を食い物にする。 序盤に主人公とすれ違って逃げた男、新聞紙に包めた身体の欠片を見るに、 奈落への入り口に我々は立っている。 【Cinecdocke】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-24 21:39:57) 21.《ネタバレ》 建付けとして『ファウスト』の構造を取り入れてはいるものの、基本的には監督のやりたい放題、という映画ですね(特に序盤は完全にそーですケド)。何しろメフィスト登場までにもエラい時間が掛かりますし、そこまでの描写にはシナリオ上の意味、というのも殆ど見い出せないのですから、こーいうのに馴れてない人にとってはかなり辛い映画だと思います。 やはり見ドコロはその独特な表現にあるかと思います。これはもう説明不要かと思いますが、ストップモーションアニメ・人形劇・シュールな演技、等々、その意味での面白さ・ユニークさはこれも十二分に備えている作品かと。個人的に注目していた「食事」のシーンは、今作時点ではさほど「悪趣味」でもなく、少しホッとしましたが(後続作品でのアレ、ワタシはかなり心を抉られるものですから)。 2018年の監督最新作『蟲』も、早く一般公開・DVD化されないかと期待しています。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-06 21:09:37) 20.コマ撮り、操り人形。さらには普通の人間の動作までも、細かいショットで切り取り、ひたすら非日常性を突き進む。短い映画なのに、奇妙なエンドレス感覚。1回観ただけでも何だか3回くらい繰り返し観た気になるよ。夢の中でうなされている気分。訳わからないまま、後半いや増すスピード感。そして、ちょっと「よくできたオチ」的なラストが、悪夢の連鎖を突如ぶった切り、ハッとさせられる。なんちゅう作品や。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-30 06:33:53) 19.《ネタバレ》 道化 「ピルケ!」 悪魔 「ウ~ブルルルルルルルゥ」 道化 「パドルケ!」 この連発には大爆笑です。自分はこれだけで満足してしまいました。 【ぺろぽねそす】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-11 20:42:07)(笑:1票) 18.初めて観たとき、この世界の誰もが気づいていてあえて語らない本当のことを語っているような気がして戦慄を覚えました。そういった意味ではリンチ的な人でもありますね。シュヴァンクマイエルの中では一番好きです。 【HAMEO】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-14 20:53:18) 17.微妙。クレイアニメを期待していたら人形劇が中心で、肩透かしを食らった。ところどころに独特の発想があるのは確かだけれど、全体としては退屈だった。短篇集ならまだしも、このシュールな展開で九十分以上もたせるのは無理がある。 とくに人形劇やアニメーションではない場面の映像は非常に安っぽく、よく言えば味わいがあるのかもしれないが、普通の古い海外ドラマの映像と変わらないレベル。男が鞭を振るって呪文を唱える場面には正直、失笑してしまった。 湿り気のある不気味さはシュヴァンクマイエル独自の持ち味だが、さして刺激的でもなく、完成度が高いわけでもない。感性に任せて作られた意味不明な作品もあってもいいと思うが、それなら相応のクオリティとテンションを保ってほしいと思う。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2009-01-14 13:29:17) 16.相変わらずの奇妙な世界観。現実世界と操り人形の世界の間での移り変わりは見事です。 【njld】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-13 02:59:24) ★15.この監督さんの作品、初めて観ました。主役のおっさんが、部屋からニワトリが飛び出しても、タマゴを割ると中身が空で、突然、嵐がまきおこってもノンリアクションなので、意味がわかんなくて、そのうち、何がしたいのか、地図にある場所にいったら、ファウスト劇の主役になちゃってて、主役の心情が全くわからないので、結局、最後まで意味不明でしたが、でも、その混沌具合が、まさに悪魔との契約を描くファウストの映画って感じです。それにファウストの劇が始まってからは、映像表現がかなり独特で、なんかひきつけられるものがありました。人間と同じ大きさの操り人形、しかも頭上には誰のかわかんない巨大な手、主役も途中、操り人形になったり、操り人形も、舞台飛び出して、普通に街中に出て行くし、多分、こんな風に説明しても、なんじゃそりゃ?なんでしょうけど、知りたきゃ観るしかないです。ってゆう変テコな世界観でした。思わず自分にも糸があって操られてるのか?って気分になります。でも、もっとも変テコで気味が悪かったのは、悪魔のウルルルルルルル~ってうなり声。この発想はなかったです。てゆーかクセになりそー。首が転がり悪魔と天使が登場、人形とエッチ、足を奪う老人、あー、言葉じゃ表現できない、やっぱ観るしかないです。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-08 17:16:18)(笑:1票) 14.《ネタバレ》 非常に難解な映画でした。 寓意的なものが多くて意味不明な点が多かったです。 ただヤンシュワンクマイエルのアニメーションの面白さは楽しめました。 基本的にシュワンクマイエルの作品はダークなのかもしれませんが、その中でも かなり暗い作品だったと思います。 悪魔や錬金術が題材だったのもあるかもしれません。 現実から幻想へ、あるいは現実から人形劇の世界へと迷い込みますがそれがとても深いです。 なぜか以前はレンタルのホラーコーナーにあったのですが、 一般のホラーとは異なりつつも、悪魔の表現は恐ろしく迫力があって、これはホラー以外の何物でもないとも思います。 シュワンクマイエルの作品は食べ物が印象的ですが、この作品も 奇妙な食べ物がおいしそうでありながらも半分はグロテスクでした。 天使と悪魔の描かれ方がユニークです。 木でできた顔がゴロゴロと転がってくるシーンは忘れがたいです。 美しい庭園はなにか不気味さを覚えました。 ストリートオブクロコダイルとも似たダークな美しいシーンがあります。 社会的に見てはいけないものをもろに見てしまった感じはどなたかが言っておられたようにデビッドリンチの映画のようでもあります。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-16 03:44:13) 13.《ネタバレ》 普通の映画に飽きてしまう頃にはちょうどいい。 TSUTAYAではホラーの棚にあるが、ホラーではないな。 人形といえど、口のどアップは気持ち悪い。人間以上に人間的。 【no_the_war】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-15 22:32:41) 12.たしかにあの操り人形は恐ろしい。滑稽さが余計に怖い。でもそれ以上に、人間の描写が怖い。特に顔のパーツや手足のアップはおぞましい。そう、食事中もおぞましい。この作品、もし子供の頃に見ていたら絶対、トラウマになってそうな気がする。でも表現力は凄いんだなぁ。 【カリプソ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-21 18:21:24) 11.演じてる人形(役者)と実際の人間とが、交錯しあって混沌とした空間を作り出し、漠然とした不安定感を見る側にもたらすこの手法は、さすがシュヴァンクマイエルといった感じ。 ただただ、素晴らしい作品としか言えません。 【としこふ】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-09-06 23:38:15) 10.《ネタバレ》 心地よい疲労感を残す映画。独特の世界の創造は評価に値するだろう。独自性の高い描写は、古いのか新しいのかどの時代の映画なのかもわからなくさせる。題材をファウストにし操り人形をからませた発想も見事、一段とシュールな雰囲気を作り出した。好みは分かれるだろうが、一度は見て欲しい映画。 【ぼぎー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-08 00:20:47) 9.《ネタバレ》 今回はパペットアニメというより人形劇ですね。これはこれで良いんだけど、意味不明な言葉を叫んで鞭を打ったり、パドルケだのピルケといった言葉を延々と連呼され続けるといい加減うんざりしてきます。個人的にはメフィストフェレスのクレイメーションよりも、天使対悪魔のバトル(というか悪魔側の虐殺)の方が壮絶で印象に残りました。それにしても撮影裏のエピソードは恐ろしいですねえ、ファウストの呪いにでもかかってしまったんでしょうか。相変わらずシュワンクマイエルの映画は出口の見えない迷路のようです。 【かんたーた】さん 6点(2004-11-20 21:00:53) 8.へぇー、そんなトラブルがあったんですか、、、、、。皆さんのコメント勉強になります。じゃあ、呪われてたんですねこの作品は(笑)。ファウストの話自体をよく知らないので、たぶん知っていた方がもっと楽しめただろうなぁ。確かに人形と、人間がやってるシーンと交互で、どっちがどっちだかわかんないあの映像の出来はすごいとは思う。でもやっぱり僕はコマ撮りが見たい! 【あろえりーな】さん 5点(2004-09-07 01:01:02) 7.すいません、自分の嗜好には全く合いませんでした、、。 【GRIN】さん 2点(2004-02-24 13:40:39) 6.怖い。あの操り人形の不気味さは凄すぎる。命を持っちゃってます。現実と非現実の境界が曖昧な、まさに白昼夢の世界に眩暈すら覚える。撮影中、色々と事故やトラブルがあったというのを聞いてさらにゾっとした。 【FSS】さん 8点(2003-08-28 10:27:59) 5.人形!あれはすごい、なんて言うか、とにかく観てもらわないと。シュール過ぎる!! 【さみー】さん 8点(2003-04-28 23:41:04)
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