みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★4.《ネタバレ》 巨大化して獣と戦い地球を守る家系に生まれた6代目が主人公 正義の味方だか世間には指示されず、結構いいかげんなとこの ある普通の弱さのある主人公の毎日が笑いになっている映画。 正義の味方のくせに、女房にも逃げられ、自分より強い奴からは逃げ 金の為にスポンサー広告を体に貼り理想と現実のギャップを埋めようとは しない愛すべきヒーローを冷めた笑いで描いている。 普通に面白い映画だった。賛否はあるだろうがほとんどがあえて難しい見方を してみたり、松本が嫌いだからと言うところに原因があるのは残念 【東京ロッキー】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-06-03 00:42:41)(良:1票) 3.僕はただ単に笑おうと思って行ったので、それなりに楽しんだのだが、映画として見れば、まとまりはないし、ラストもひどかったとは思う。笑いの側面が強い作品と思っていただけに、このラストは肩透かしを食らった。そういう意味で一度レビューを書いたが、賛否両論なレビューや掲示板を見ているうちにあることを思いついた。これはひょっとして根本的な撮り方を間違っていたのではないかと。本作は基本的にインタビュワー目線で大佐藤を映し出していくんだけど、もし、これが逆だとすればどうだろうか。大佐藤の目線がカメラで声だけまっちゃんだととしたら・・。そう考えればダイソンなどの小物や実写前の光に包まれるシーンが重要なシーンとして生かせたりなんかはしないでしょうか。あくまでも適当で勝手な僕の妄想だが悪くはないと思う・・(でも、さんざん既出だったらごめんなさい)。まあ何にせよ次に期待したいところです。 【カリプソ】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-06-02 16:45:53) 2.《ネタバレ》 ジャーナリストの森達也さんが書いた、プロレスラーについての本を読んだときと同じような感覚がありました。体を酷使し、怪我をしたときの補償もなく、視聴率とお金にからめられて・・・。大佐藤は自分の仕事を伝統・文化だと思っているし、フェアプレー精神で戦っているけれど(目玉投げる獣が目を洗っているときはチャンスなのに攻撃しない)世間からしてみたら「ショー」みたいな感覚。それでも戦い続ける。最後は自分の仕事の関係者たちからも裏切られて死んでしまって死後の世界でも戦い続ける。(という私の見方です。)死んでまで戦うのが彼の運命なんですね。切ない映画でした。出てくる獣はみんなデザインがすばらしく個性的でした。あと、昨今のテレビへのクレームについて恐らくまっちゃんが抱いているであろう不満も、笑いに昇華されていました。 【キュウリと蜂蜜】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-06-02 16:06:48) 1.《ネタバレ》 松本人志・作としての正解。 基本的に筋のある物語ではなく、松本人志演じる大佐藤が巨大化して、大日本人と呼ばれる姿に変身し、襲来する怪獣と戦う、というシチュエーションを与えられた長編コント。 物語を期待して出向くと確実に裏切られます。 しかし、自分は元より堅実な物語を作るノウハウを今のところは持っていない人だろうと思っていたし、お笑い芸人・松本人志のファンなので大満足の逸品。テレビで彼や彼らの作るコントを楽しんでいた人なら満足のいく内容であることは請け合いです。 ただ、終盤大胆な表現の変化をなすのですが、それがメタフィクションを意識したものなのか、生真面目に作品然としたものを仕上げてしまう照れなのか、やはりそれ自体もネタなのか、どうにも判然としない。 笑いを狙ったにしては、その変化自体の方に意識がいっちゃうと思うんですけど。 【カラバ侯爵】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-06-02 10:04:15)(良:2票)
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